【武器解説】1930年代、アメリカで開発されたブローニングM2重機関銃 その完成度や信頼度の高さで、開発から一世紀が経つ今も現役で使用されている非常に息の長い傑作重機関銃です【ウェポン堂軍事解説】
Vložit
- čas přidán 9. 07. 2024
- 1920年代から30年代にかけて、アメリカで開発されたブローニングm2重機関銃。
天才銃器設計者、ジョン・ブローニングによって生み出されたM2は、開発から一世紀近くが経つ現在も驚くべきことに、現役で使用され続けています。
その完成度や信頼度の高さは時代を超えた普遍性を持ち、過去には世代交代も試みられたものの、抜群の安定感は年代の壁を超えたものとなっています。
21世紀の現在も、世界各国で生産と配備が継続されているこの傑作重機関銃は、当面、退役の予定はなく、この先も運用が続くと見込まれています。
そんなM2重機関銃のスペックや、誕生から終戦に至るまでを時系列に沿って解説した動画です。ぜひ最後までご覧ください。
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素晴らしい解説動画ですね。どこからこのような知識を得られたのでしょうか?もしや自衛官?
「ホー103」「ホー5」まで解説されているところに深い知識をお持ちの方と推察致します。
ちょっと動画解説が長くなってしまうかもしれませんが、QCBバージョン(Quick Change Barrel)について解説して頂けたら更に完成された動画になっていたと思います。
陸自現役生活40年超、火器整備員勤務一筋、その中で某学校の火器整備教官を30年ほど勤めました。当然この銃の整備、射撃は散々やりましたね、撃った弾数も空包も含めたら何千発でしょうか?まあ7.62mmクラスは更に一桁多いですが・・・。
整備も、口径30のM1917、M1919、A4及びA6から、口径50水冷式、航空機搭載型、重銃身地上型すべて触りました。また学校教官という立場でしたので、各地で発掘された旧陸軍の「ホー103」「ホー5」の復元作業まで手を出しましたが。
水冷式触ってる?・・・じいさん、どんだけ昔の軍に居たんだ?・・・と言われそうですが。
この銃に関してのエピソードを語り出すと、恐らく本の1~2冊くらい簡単に発刊できますね。いつか私も実銃で散々射撃したり、整備での経験を織り交ぜた書籍を発刊するか、ユーチューバーとして動画投稿したいと思っています。
戦闘機も爆撃機も戦車も軍艦も同じ機銃を使うのは合理的なアメリカらしいですね。
一枚のひん曲がった板(加速器)でジョン•ブローニングの芸の高さを伺える件:
信頼性のあるショート•リコイル機構の基盤は 多少の汚れや介入した異物に対処出来る程十分な勢いでボルトを後退させる事にあります。この作動方式は チェンバーをオープンした時点の余エネルギーで可動する為、使い物になるプレッシャーが残っている内にロックを解除するのがミソですが、高圧時の乱暴な扱いを受ける事になれば、ボルトとその行き先を強化する羽目になり、重量も増してしまいます。
ブローニングのアクセレレイター(加速器)は バレル延長部と繋がっていて、又先端がボルトに掛かっています。
チェンバー•オープン時にバレルを引きずる形で加速器は ボルト後退の遅延を行い、さらなる運動エネルギーをバレルに蓄えます。
極短行程後、今度はバレル延長部が加速器に接触し、持ち合わせの運動エネルギーで加速器を使って優しく且つ十分にボルトを後退させます。
別問題として、この銃の上昇ブロック式ロック機構は バレル延長部の動きのみにより稼働するので、ボルトを置き去りにしてバレル延長部が身勝手に前進しないように留める仕組みが必要です。 加速器は ボルトの下敷きになり、ボルトがサイクルして戻って来るまで御帰り出来ず、繋がっているバレルもそれまで前進御預けになります。
1部品で3役の優れものですね。
その加速器が分解結合の際、遊底を尾筒内に挿入する時にネックになりましたね。かなりきついバネ圧がかかる遊底掛け金を押し上げつつ、遊底を加速器に引っかけない様に、遊底先端を押し上げながら入れないと結合できません。馴れない隊員は、横から覗き込みながら何回やっても失敗する場面です。技術検査等で使用部隊に赴き、そこの隊員が見ている前でモタモタしてたら武器科の火器整備員として恥ずかしいので、ひたすら分解結合の練習をした記憶があります。通常の分解結合であれば手の感覚だけで3分もかからずに完了、技を見せ付けていましたね・・・昔話ですが。
追伸、ちなみに槓桿を引いて遊底を引き下げるのですが、これが復座バネが半端なく強力なためかなりの力を必用とします。私は右手人差し指と中指の2本指だけで引き下げて見せ、周りから「こいつヒトか?」と言われ得意になっていました。
本当に優秀な銃です。7.62のキャリバー30も大変ゆうしゅうでした。弾詰まりは、ほとんどなかったかなぁ!ブローニングさん、すごい人です。
性能、信頼性もさることながら、第二次大戦の戦闘機の機銃、装甲車輛の対空機銃として大量配備された事も普及に一役買ったかもしれません。
日本の戦闘機もこれだからね
元陸自、100発リンクを撃ちましたが、爆煙でどこ撃ってるかわからなかった。74式戦車の上からです。
結局この銃は全ての面でバランスが取れていて、もうしばらく、、、ってか当面の間は世界の何処かの軍で使われているのでしょうね🙄 この銃の事だけでは無いけど「簡素な物こそ勝利をもたらす」の格言思い出しました。
日本の九二式重機関銃は長距離狙撃を実施してたそうです。
どこの国でも同じ事をしてたんですね。
子供の頃からウイリスのジープと同様にメカメカした美しさが好きでした。
19世紀末に無煙火薬が開発されて黒色火薬の鉄砲は過去のモノに
M2が引退するのは無煙火薬を超える火薬が出た時だと思う。
普通にその後も中小国とかで生き残りそうな気もする
レールガンやレーザー的な新兵器が登場しても、ある程度は使われ続けそうなのが凄い。宇宙でも使えそう
激動の時代の中80年使われる設計、ブローニング・イズ・マジ・ゴッド。
直進性はまじでよかったけど連続射撃に向かないってのは確かにそうだなって感じた
銃身焼けてカゲロウなったりちょっとのブレでどっかとんでもないとこ撃ったりしちゃうから
火器の専門家として一言。
連続射撃にはこの銃は向いていませんね・・・というより機関銃としての構造機能に欠点があります。
一般的な機関銃は連続射撃による銃身過熱防止のため、引き金を戻した時は銃身内に弾丸を送ることなく、遊底が開放された状態で射撃が停止します。これは「開放遊底発火式」と分類される作動方式です。銃身の前後が開放されているため、銃身内を空気が流れることで少しでも銃身を冷却しようとする工夫です。ブローニングの口径30、50機関銃は、共に弾薬を装填した状態で射撃停止します。「閉鎖遊底発火式」と呼びますが。小銃・拳銃の様な連続射撃を極端に要求されない火器は、銃身の過熱もなくこちらが主流です。しかし、これが機関銃では大問題です。連続射撃により過熱した銃身、状況によっては赤く発光する様なこともあります。その銃身に装填された弾薬はどうなるでしょう。火薬が勝手に発火して射撃が止まらない状況が発生します。「クック・オフ」と呼ばれますが、弾丸の発射を制御できない非常に危険な状態となりますね。実際の戦場ではこのような時、兵士達が水筒の水や状況によっては小便ををかけて冷却していたようです。
最高の信頼性と言われていますが、単純にそうは言えないと私は思っています。
この銃の悪口と言われかねないコメではありますが、「閉鎖遊底発火式」の最大の利点は命中精度が極めて高いところです。引き金を引くと、遊底や揺底といった重量物が重の中を移動し、弾薬をリンクから押抜いて薬室に送り込みそこで発火させる機関銃は、弾丸を発射する前から銃自体がかなり動揺しており命中精度は期待できません。まあ弾幕を張るのが機関銃の役目ですからそれでいいのですが。
しかしこの銃は、引き金を引いた時に移動するパーツは僅か数グラムの撃針と撃針バネのみです。自重38Kg、三脚架にセットすれば合計重量56Kgもある銃で、発射前に銃に動揺を与える様な要素があるでしょうか?この銃を単発射撃で、高倍率のスコープを付けたら最高の狙撃銃になると思います。事実アルゼンチン軍も狙撃任務にこの銃を使用し、イギリス軍に多大な損害を強いたと聞いています。
まぁ実際に整備してたんであれですけど個体差はかなりあると思いますね
供与品と日本製だと日本製の方がリンク噛みやすかったりしましたし。
100発そこいらでは全然問題なかったですが。
キャリバー50は数箇所のメンテだけでいくらでも使用し続ける事が出来る。
言ってみればド素人でも簡単なレクチャーで使う事が出来る傑作品だといえる。
頑丈である程度の性能が保障されて誰でも使う事が出来るのは兵器としてかなりのメリットだと思う。
アメリカ「ロシアの連中ウクライナで80年も前の兵器使ってやがるぞw」
ロシア「お前らだって80年も前の兵器いまだにつかってるじゃねーか!」
後継機造ろうとしたが、これを超える物は、造れなかった。
使うからには予備バレルが必要性ありのマシンガンだよ
映画エイリアン2に出てた宇宙海兵隊?もこの機関銃を使ってたからね。
遠隔操作だったけどね。!
エイリアン2のセントリーガは、人が遠隔操作するのではなく、自動でセンサーで探知して攻撃です。
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そうでしたね!w
確かに、うぽつ💥
開発者ブローニングは草葉の影でどう思ってるかな。
技術者冥利に尽きるって言うか、それとも「もっと頑張ってワシを越えて見せよ、後輩たちよ」って言うか。
コカ・コーラとm2はアメリカの名物だな
ジープに12.7mm砲乗せて走りたかったですね。(ラットパトロール)煽り運転されないかもね~♪
飛燕がブローニングのコピーを使っていたとは。ドイツのコピーかと思っていたら違っていたんですね。
2倍速がちょうどいい
なんだかんだ言って、戦場で使うなら信頼性が一番!かっこよくてもすぐ故障してたら兵士は死んでしまう。
AKと並んで世界が荒廃しても使用され続けそう
ラットパトロール
自衛隊では「キャリバー50(ごじゅう)」と言ってました。在職時(5年)にこの機関銃の実弾射撃訓練、2回経験しました(元陸自、60代)。
そう言えば、映画「戦国自衛隊」で、千葉真一さんがキャリバー50重機関銃と言ってましたね。
私も昭和52年2月に饗庭野で1942年製の曳光弾を
200発射撃をしました。不発も無く射撃が出来ました。3脚に
それぞれ約10キロの土嚢を乗せましたが、銃身下の脚が射撃ごとに約
20センチ跳ねたのが驚きでした。(元陸自60代後半)45連隊ー4中隊
M2、イロコイス、チヌーク、B52。後継機が開発されない(現行機の性能を上回る事が出来ない)完成度の高い兵器が多い。
老兵は死なずただ撃つのみ
結果ブローニングがやばい事が判明
M2にスコープ付けてスナイパーライフル仕様とか、歩兵絶対ムッコロス兵器。
超電磁砲が、後継機になるのかな?
あと100年は現役でありそう。
この銃の性能は排気ガスがうまく利用されてる点だと思うけど、そこが語られないのはもう一歩だと思いました
排気ガス?
普通は燃焼ガスだと思う。
ババンババンバンバン♬
さいしょ水冷だったんだ?知らなかった
これ戦車とかで使うマシンガンだね
構造の説明とか欲しいなあ。
銃器解説と言うより使用解説だ。
フォークランドって独立してもいいくらいでかいなw
なお人口
後継予定だったのは後継足り得なかったのは発射速度の向上を是非として載せたのに、
どいつもこいつも何故かM2並かそれ以下という、トライアルの意味知ってるか?という産物だらけだったのが一因だったという………。
(精度ならM2 HMGで十分だった為)
高い戦果=日本人の命。
トリビアの泉で日本刀を粉砕切断した仇。何か悔しかったです
19世紀末に無煙火薬が開発されて黒色火薬の鉄砲は過去のモノに
M2が引退するのは無煙火薬を超える火薬が出た時だと思う。
そうなったらM2に限った事じゃないだろ。