金原亭 龍馬 『味噌蔵』(みそぐら)

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  • čas přidán 18. 01. 2023
  • 令和5年1月16日 としま家落語会(若手落語家を応援する会)@雑司が谷創造館にて収録
    「龍馬さん、味噌蔵を演ってもらえませんか」、確かそんなご依頼を以前に頂いてネタおろしした記憶があります。
    甲州街道沿い、宿場町のイベントで本陣跡だったか、あるいは蔵だったのか、ともかく地産の味噌をネタにして一席申し上げました。
    この演目はいつの季節のネタなのか。
    噺の中に出てくる木の芽田楽。山椒の若葉を用いるので頃合いとしては春、4~5月ごろが旬の料理。
    一方、大旦那のケチ兵衛さん、寒さに震える場面は冬。
    噺の実感としては、寒さに耐え忍ぶ場面の印象が強いので、今回はこの小寒から大寒の時季に高座にかけてみました。
    ちなみに、味噌は酒同様、寒仕込みでの発酵食品なので、拵えるのは今時分ですね。
    うちでも何度か自家製味噌を仕込んだことがあります。
    もっともしばらく寝かせて夏に天地替え(ひっくり返し)して、ようやく秋に出来上がるってのを考えると、”新味噌”(そんな言葉あるのか?)は秋ってことになります。
    『噺家の時知らず』、季節違いのネタを高座にかける時の合言葉(笑)
    つまり、いつでもいいってことで。ひどいまとめ方だ。

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