金原亭 龍馬 『宮戸川』(みやとがわ)

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  • čas přidán 10. 09. 2024
  • 令和6年4月15日 としま家落語会@雑司が谷創造館にて収録
    いつの頃からか、宮戸川はマクラを振らずに、高座に上がった途端いきなり半七の独り言から始まる、という演り方をしています。ちょっと飛び道具的な演出ですけど。あのため息交じりのつぶやきが演者自身の苦悩の言葉にも聞こえつつ、実はもうセリフに入っていた、というなんとも姑息なツカミ技です(笑)
    うちの師匠伯楽の十八番ネタですね。もちろん、師匠はこんな冒頭の演出はしていませんが。
    前座の時分に教わって、二ツ目の頃はずいぶんと高座にかけた記憶があります。
    若手ならお花半七の若者をメインに、ベテランは年寄り夫婦を主役にもってきて、なんてことも耳にしたことがあります。
    自分の中での初心(うぶ)な若者像として、古臭くなく、かつ、現代的すぎない人物設定で演っています。
    「この先は台本(ほん)が破けて分からなかったという」なんてサゲだったり、「・・・ちょうどお時間でございます」で切るパターンなど、いろいろなオチもありますね。
    演っていて楽しい噺の一つです。

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