【朗読】太宰治『親友交歓』語り:西村俊彦
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- čas přidán 15. 07. 2024
- 【目次】
00:00 親友交歓
56:16 トオク
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【朗読ノオトから皆さまへ】
このチャンネル・朗読ノオトでは、
「文学を体感する」をコンセプトに朗読作品を作っています。
文字に書かれた感情、匂い、音、温度、手触りなどが感じられるように声に出していく。
そのため、淡々と読むというよりは演劇に近い感覚でお届けしています。
人が、喋っているように。
大切な告白、どうでもいい愚痴、激しい怒り、体から溢れる喜び、そういったものを声で表現していく事に、私が読む意義を感じます。
時に、あなたの持つ作品イメージとかけ離れる事もあるかもしれません。この人はこう考えたんだな、と思っていただければ幸いです。
こうした読み方は、作品解釈の一つの提示として意義のある物だと思いますし、
「全く違う作品に触れたようで新鮮だった」
などのお声も頂戴しております。
声で文学を体感する事は、
視力の衰えで本が読みづらくなってきた、という方はもちろん、お子さまへの読み聞かせや学習の助けにもなりますし、睡眠導入に最適だ、という声もいただいており、個人でもご家族でも、幅広く楽しんでいただける、
教育的価値や文化的価値を多く含む行為だと感じています。
私の朗読を通して皆様が、様々な文学作品と出会い、多くの新しい発見をする助けになれば、これほど嬉しい事はありません。
一つの作品を作る時、私は新しい旅に出るような気持ちになります。
本の中を旅して回る、そんな感覚で、一緒に歩いていただければ幸いです。
プロの俳優でありナレーターでもある私、西村俊彦と共に、音の世界へ。
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再び、聴かせていただきました。再び、聴き入ってしまいました。西村さんの声の演技。お見事です。親友の平田。彼は太宰に対して、底知れぬ嫉妬心を持って、太宰を訪ねたのだと思います。また、見栄っ張りで、兄弟が大卒だの、大学生だのという。「奴(太宰)は、東京で、物書きで、良い暮らしをして来たに違いない。こちとら、尋常小学校(義務教育)を出たら、家の百姓で、一日中、野良仕事だった。そんな太宰が帰って来た。きっと良いモノ持って来ているに違いない。
なあに、幼馴染のよしみさ、奴のモノの一つや二つ、分取ったって構うものか!東京で物書きしてたからって、偉かねぇぞ!」そんな気持ちだったように思います。
それが、最後の「威張るな!」に表れていると思います。
ありがとうございました。楽しめました。
太宰治さんの手にかかれば知人は皆んな登場人物になり短篇小説は湧き水のごとく創作される。
西村さんの朗読を聴かせていただけることが幸せです。71歳男の潤いです。😊
潤っていただけて光栄です!
主人公の哀愁が前回よりも深まっている回顧に感じました。朗読で作品の陰影が変わる...興味深いです!
これは 以前にも聴かせて頂いたものですね。
太宰自身の 気弱さ、人の好さというのか 、オドオドした感じ
人間臭さが 滑稽な感じで表現されていて とても好きな作品のひとつです。
太宰の作品には ユーモラスな面も多々有り 親近感が湧き、味わい深いです。
西村さんの朗読も 以前とは また少々異なり 更に面白味が増し、
その場の雰囲気を想像させて貰えました。さすがです。
また 太宰作品を朗読していただけることを楽しみにしております。
は、?
ありがとうございます!
スーパーサンクス、ありがとうございます!励みになります!
これを始めて読んだときはうまいものだなぁ、と思った。大江健三郎が太宰についての鼎談で、親友交歓を取り上げ、太宰は描写させると本格的な描写を見せますネ、目の前に酔っ払った男がいる感じがしますよ、と言っている。
落語に例えると最後の落ちが良い。
今までの人生でこんな雰囲気の方割といた(いる)よな、と思いながら聞きました。どこまでも厚顔無恥で潔いほど身勝手😅
太宰にとっては新しいタイプであったようですが、現代では結構おられるような気がします(主観ですが)。
そしていつもながら西村さんの演じ分けは素晴らしい👏👏👏
平田という人物が更にリアルに想像できました。
たしかに、現代では増えてそうです(笑)
定期的に聴きたくなる親友交歓、再アップしていただきありがとうございます!
定期的にクセの強い友人に会ってやって下さい(笑)
大宰作品の復刻版、気長に楽しみに待っております。
よろしくお願いいたします。
この、親友とは付き合いたくないなー😱
太宰治の作品で大河でタイムリーな右大臣実朝お願いします
いいですね!多分タイムリーなうちには完成しないと思いますが…やってみます!
ハイレベルなスカッとジャパン。
いつも楽しい朗読ありがとうございます。
これはもう友人にではなく田舎、田舎モン全般に対する嫌悪感の発露のような気がします。
ここまで悪しざまに言われても津軽の人には太宰氏が郷土の誇りなんでしょうか?
太宰の良さが 理解出来ないようで残念です。
お嫌いなら お聴きにならず
好みの作家だけのものを聴かれれば よろしいのでは。
嫌悪感と同時に、自分もそこに含まれているというような自己嫌悪というか、それが裏返っての捻れた愛情なのやもしれません。
今作成している『津軽』はもろに故郷の事が書いてあるのですが、そちらでは割と素直な愛が漏れているかも…?
@@roudokunote様 ナルホド!近親憎悪と言うやつですね。『津軽』いかように西村さんが演出されるか楽しみです。太宰は大・好・物!!!!ですのでw
ただ、かも・・・?に一抹の不安が
こんな(親友)が居たら即刻退出を命ずる
かえらなければ
警官を呼ぶ!😡
平田はサイコパスだな、腹立たしいというより恐怖さえ感じる
このお話は正直なところ原文を読んでも 面白くなかったです(当時の社会情勢もわかりませんし)
でも西村さんの朗読で この“親友”に色付けされて 脳裏に赤ら顔の小汚い中年男が思い浮かんで 面白くなりました
皆さんはこの“親友”のどこムカついたんでしょうか?w 僕は人の恋の問題を下卑た観点から わかった風に語るところに
特に嫌悪感を覚えました💢
むき出しでやるせない好奇心と劣等感がエスカレートしてくる醜さ。