【 登山・クライミング 】スリングの選び方|素材特性を理解しよう!

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  • čas přidán 26. 08. 2024
  • 登山やクライミングで使用するスリングには、いくつかの素材が存在します。その特性を理解し、活用することで、登山やクライミングはより安全なものとなります。
    今日はその知識について学習して頂ければと思います。
    テックウェブスリングのアマゾンリンクも貼っときますね。
     180cm:amzn.to/2DoO7Oh
     120cm:amzn.to/34wpJpJ
    ブログでも動画の内容をまとめています。
    是非そちらもご一読願えれば幸いです♪
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    Kuri Adventures では登山教室を通じて様々な登山技術をお伝えしております。これから本格的に登山やクライミングを学習して行きたい方に、是非ご利用頂ければ幸いです(*^^*)
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Komentáře • 18

  • @mytik5557
    @mytik5557 Před 4 lety +1

    あと、ナイロンスリングは大きな荷重や衝撃がかかった時に伸びますので、衝撃を和らげる効果があります。ダイニーマやケブラーは、ほとんど伸びないということです。

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 4 lety +2

      その効果、実は凄く僅かだそうですよ。結びを作れば多少効果もあるそうですが…。
      で、実は最近伸びるスリングも出たのですよ!
      すでに紹介動画の撮影は終わってるので、早めに編集してアップします^_^

  • @starlightautumn
    @starlightautumn Před 4 lety +1

    ダイニーマ初めて知りました。

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 4 lety +1

      ダイニーマにも利点と欠点がありますから注意が必要ですね!

  • @39ishii
    @39ishii Před 4 lety +1

    スリングに傷がつく理由分かりました
    傷ついたスリングは何割までが安全なのかが知りたいですね

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 4 lety +5

      何割ってのがどの様な意味なのか分かりかねますが、基本的に傷ついたら買い替えたほうが良いかと思います。
      特にナイロンやケブラーは紫外線劣化もしますので、ある程度使用して表面が毛羽立ってきたらもう買い替えたほうが良いでしょうね。
      ダイニーマは紫外線劣化も加水分解もしませんが、一定以上のダメージ感を感じたら買い換えるようにしています。
      そこまで高い商品ではないし、ダイレクトに命をかける道具ですからね。フレッシュな方が安心かと^^;

    • @39ishii
      @39ishii Před 4 lety

      @@kuriadventures 何割りと言うのは、どれくらい傷がついても大丈夫だよ
      みたいな割合です
      安全係数と言われている吊物の破断強度ですね
      事故で磨り減っても大丈夫みたいなの登山家に伝えてください
      自分は分ったんですよ
      切断の限界点を観たいです

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 4 lety +3

      そもそも国際的にロープに求められる墜落衝撃の上限が12kNであり、その数字を基準にリダイレクトされた支点に求められる強度は20.4kNです。
      つまり落下係数1.8/落下重量80kgだった時、新品状態でかなりギリギリな設計となっています。
      傷付いたり、古くなったスリングはもちろん、結び目を作ったり、水に濡れた時点でこの強度はありません。
      すなわち、どこまでなら傷が許容されるかなどは無く、僅かでも傷が入ったら即交換すべきであり、使用は控えるべきです。

    • @39ishii
      @39ishii Před 4 lety

      @@kuriadventures ありがとうございます
      衝撃を受けた時の耐えられる重みと摩擦の試験の結果の値だと認識しました
      質問が有ったらまたします

  • @user-sm9ob5un6x
    @user-sm9ob5un6x Před 3 lety

    太い木にアンカーをとるとき、スリングの長さが足りなくなり、スリング同士を結び、アンカーを作成するのは大丈夫なんでしょうか
    もし、大丈夫であればどのくらい強度が低下するのか教えていただければ幸いです
    スリングの種類によって変わるかと思いますが…

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 3 lety +1

      大凡50〜60%程の強度低下が起こります。
      大丈夫かどうかについては、発生する衝撃値によります。
      例えば22kNから−60%の強度低下が起きた場合、8.8~11kNとなります。シングルロープで落下係数1を起こした場合、大凡4~6kNの墜落衝撃が発生するので、リダイレクトされた中間支点への衝撃は6.8~10.2kNの衝撃が発生します。つまり落下係数1を超える墜落には耐えられない計算になります。
      3ピン目以降の中間支点、及びフォロービレイとしての使用には問題ありませんが、1~2ピン目ではリスクを伴うと判断すると良いのでは無いでしょうか?
      基本的に推奨は出来かねますが、緊急時には条件を満たせば使えないことも無いと思います。

  • @user-uj3gv5ct1m
    @user-uj3gv5ct1m Před 4 lety +3

    スリングは編んで携帯します。例えば180センチのスリングだとナイロンとダイニーマだと嵩張りが全然違います。
    ナイロンスリングはつかい込んでも(落ちたとか擦れたではなく)毛羽立ちが少ないです。ダイニーマは毛羽立ってきたら廃棄でしょう。
    私はナイロンスリングやドローは酷使してなくても、せいぜい10年で買い替えしています。
    私はハーネスやドローを25年以上つかっている人を知っています(^-^;
    ハーネスがブチ切れそうでこんな人にはビレーしてもらいたくないです。

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 4 lety +4

      ナイロンは加水分解がありますからね。未使用でも10年は限度でしょうね。
      もっともうちは業務で使っているので、1~2年程度しか保ちませんが ^^;

  • @user-mt9ht7mq1r
    @user-mt9ht7mq1r Před 4 lety

    ケブラーって保水による強度低下起こすんですね。知らなかったです、雨天の登山などの場合はどうされているんですか?

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 4 lety +4

      そもそも雨の日にシビアな登攀を伴う山行を行うことはありませんが、沢登りやアイスクライミングでは避けるようにしています。
      登攀内容に対して素材を変えることが大切だと考えています。
      ナイロン
      ・耐熱性がそこそこ高い
      ・結びに対する破断強度低下率が低い
      ・岩角破断耐性が著しく低い
      ・水濡れによる破断強度低下が起こる
      ダイニーマ
      ・水濡れによる破断強度低下が起こらない
      ・岩角破断耐性がそこそこ高い
      ・結びに対する破断強度低下率がやや高い
      ・耐熱性が著しく低い
      ケブラー
      ・岩角破断耐性が極端に高い
      ・耐熱性が極端に高い
      ・結びに対する強度低下率が著しく高い
      ・水濡れによる破断強度低下が起こる
      この特性を理解し、自分の行う山行に併せて選択します。
      例えばドライな岩の登攀で、チャートや石灰岩など岩角接触率が高い山行ならばケブラーが優れるでしょうし、沢登りやアイスクライミング、雪山登山など濡れる山行にはダイニーマが優れるでしょう。プロテクションがプアな場合にはそもそも強い破断強度が意味をなしませんので、衝撃吸収性が見込めるナイロンスリングを選択すべきかも知れません。
      この様に素材特性と確保理論を理解した上で正しい道具の選択を行うこともまた、クライミング技術のひとつだと考えます。
      尚、現在ではエーデルリッド テックウェブスリング、Mammut マジックスリング の様に、コアがダイニーマで外被がナイロンのスリング。エーデルリッド アラミドスリング の様に、コアがケブラー、外被が厚手のナイロンのスリング。メトリウス ダイナミックオープンスリング の様なロープと同じくらい伸縮性の高い衝撃吸収型のスリングなど、最新の縫製技術によって素材を組み合わせたり、より特性を高めた商品もあります。
      一見すると選択がより複雑になったようにも思えますが、素材特性が合わさることによって弱点を打ち消し合い、選択が用意になってきてもいます。
      素材特性をよく理解し、登攀内容に併せて持ち出せるようになると理想です。

    • @user-mt9ht7mq1r
      @user-mt9ht7mq1r Před 4 lety +1

      @@kuriadventures とても詳しく教えていただきありがとうございます。私は山岳部に入ってまだ日が浅いですが、より安全な登山に役立てたいと思います!

  • @BGApple-lu8nu
    @BGApple-lu8nu Před 4 lety +4

    来ましたね〜。
    この手のお話大好き!
    繊維学バンザーイ(*^◯^*)
    巷在庫からテックウェブが減りそうですね。
    一昨日 支点構築で使いましたけど、
    結構良かったですよ。!

    • @kuriadventures
      @kuriadventures  Před 4 lety +1

      BG5 Apple086 散々調べまくった結果、ようやく動画化出来ましたよw