【田中英道】「南米の出土品をみればわかるのです」世界的美術史家が語る土偶の不可解な形状の意味

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  • čas přidán 7. 09. 2024
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    ▼プロフィール
    東北大学名誉教授 田中英道氏は、ボローニャ大学・ローマ大学客員教授も務め、50年以上、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、フェルメールなど美術家に関する国際的な新説を発表してきました。著書は合計100冊以上、おもな研究論文は150本以上にのぼります。

Komentáře • 45

  • @gmail.com.sasukehen
    @gmail.com.sasukehen Před 3 měsíci +3

    美術史の視点という着想はたしかに大事だと感じます。

  • @yukko8826
    @yukko8826 Před 5 měsíci +17

    古代エジプト王朝では神聖な血を汚さぬよう近親婚で世代を継いでいたそうで、父王と娘から世継ぎが生まれる事が普通だったと。
    しかし染色体異常等で安定的に世継ぎを得ることが難しくなり、次第にギリシャ人の血を取り込む様になったと。エジプトではクレオパトラもギリシャ人説が優勢だそうですね。
    縄文時代は長く、しかもその前の旧石器時代にはより小さなグループで移動生活を営んでいました。世界の他地域はともかく、この時代から古代日本人は常に他グループと交流し、時には合併したりして血が濃くならない様にするのがサバイバルに必要だと本能的に分かっていた、あるいはその必要性を重視したグループが生き残って後世の縄文文明を築いて行ったのでは?と私は推測します。
    縄文晩期になると突然気候が寒冷化して食料を得ることが難しくなり、人口がどんどん減っていきました。そして太陽のパワーの復活を祈るシャーマンが権力者として君臨し、呪術用の様々な土器や仮面が作られたが、ある層は果敢に別天地を求めて去り、ある層は土地に留まり少ない人口で血が濃くなって異形の人間が生まれる様になってしまった、と考えるのはどうでしょうか?
    縄文時代はとにかく長いしその間に気候変動による植生の変化があります。また北方ルートから来た縄文人と南方ルートから来た海洋民である縄文人ではアイデンティティは異なると思われ、元々彼らは盛んに移動・交易をして血が濃くならない生活スタイルを維持していたからこそ1万年以上も繁栄することができたのだと思います。
    もし縄文人に近親相姦による異形の存在があったとすれば、晩期に絶滅の危機が迫ってそうせざるを得ない異常事態に見舞われたからではないかな、と想像します。

  • @00470
    @00470 Před 4 měsíci +10

    縄文時代の一万五千年以上の継続には、狭い範囲の近親ではなく、広く一族同士の交雑が加わっていたことには思考を搢む必要があると思われる。完全近親だと生存していかないので、外部からの血の混入は必ずあったと。集落同士の交雑や移動もあっただろう。

  • @user-xp7di8yz1d
    @user-xp7di8yz1d Před 3 měsíci +2

    約1万年間続いた縄文時代が親近婚が分からなかったんですね。
    土偶には精密な作業を必要とする工程が沢山あります。
    創意工夫の塊みたいな人達に見えますが・・

  • @jumpnekoo
    @jumpnekoo Před 4 měsíci +4

    埴輪のモデルがユダヤ人という説は、なるほどそうだと同感しましたが、こちらの遮光器土偶のほうは、エスキモーやイヌイット系がモデルだと思います。古代人は小柄で防寒着を着込むと丸々として子供のような形に見えたのでは?と思います。

    • @13ichirouyuukijun15
      @13ichirouyuukijun15 Před 3 měsíci

      遮光器土偶は、満月を見るガマガエルとヘビの偶像でしょう。

  • @hisashi626
    @hisashi626 Před 5 měsíci +12

    それが近親相姦によるものだとして、なぜ、どこの縄文集落でも土偶を作っていたのですか❓

    • @user-oj8nj8yf4o
      @user-oj8nj8yf4o Před 4 měsíci +4

      だれでもそういう疑問を抱きますよね。この学者、どうかしてますわな。ほたらイザナギとイザナミの父母は、そのまた父母はどうなってたんかと考えんのですかな?

    • @hisashi626
      @hisashi626 Před 4 měsíci

      @@user-oj8nj8yf4o
      うちに兄妹の猫を飼ってたことがあり、目撃した姉によるとメス猫が一緒に生まれたオス猫と交尾してたそうです。
      そのうちお腹が大きくなり出産しましたが、生まれた時から元気のない子猫ばかりで、育児放棄してました。
      猫でも近親相姦すればどうなるか、本能的にわかってるんですよ。

    • @13ichirouyuukijun15
      @13ichirouyuukijun15 Před 3 měsíci

      遮光器土偶は、ガマガエルとヘビを象徴化し、ガマガエルやその他多くのカエルは月に向かって泣きます。特に満月の夜はよくその現象が確認できます。雲に隠れた月が雲から現れると、カエルは月に向かってよく泣きます。そのため、カエルは、月と深く関係があり、とぐろを巻くヘビは、脱皮をするごとに変化成長することから月齢を意味し、これも月と関係しています。また冬眠して次の年に現れたり、カエルは、卵、お玉杓子、トカゲ、成体と変化することから、月齢を意味し、また再生を祈願した動物として、偶像化されたと思われます。
      中国の前漢の馬王堆墳墓から月を食べるガマガエルが描かれ、その周りをウサギが逃げ回っている帛画が発見されています。
      指が3本あるのは、縄文人は、3という数を神聖視していました。
      新月(朔)を含めた3日前と3日後は、月は太陽とともに上り、日没とともに沈むため、太陽光線のため天空には月は見えません。
      五から六日間で朔=ついたちで月の位置は太陽と出没の前後の位置が変わります。
      唯一、皆既日食、金環食、部分食の時だけ、新月が地球と太陽の直線状に来るとき、欠けた部分食の太陽や、皆既日食、金環食で月を意識できます。
      遮光器土偶は、新月(ついたち=朔)前後3日間で、月の出没の位置が、太陽の前後に入れ変わることを意識した土偶です。
      仮面の土偶もヒルコではないでしょう。また遮光器土偶は、里芋でもないと思われます。うで、足をよく観察すると、うでや足に変形表現された、満月や三日月を意識できそうです。二本の足の間の付け根には、タカラガイ状の女性器を模した新月(朔ついたち)が表現されています。太陽と新月は一緒に出没しますので、新月(朔=ついたち)は、秘められた女性器、見えない月として両足の内側に隠されています。
      片方の足は、満月、その付け根は、新月=朔(ついたち)、もう片方の足は満月で、合わせて、29日から30日を表現した1カ月を表現した土偶でしょう。

  • @ayakokondo850
    @ayakokondo850 Před 14 dny

    ピンときます。東北地方に伝わるこけし(小消し)も、縄文時代やインカ文明の土偶の名残りなのでは。不幸にも流れてしまった我が子や、生まれて直ぐに亡くなってしまった我が子の思い出として、母親が人形を作って、小さな命の弔いをしたのだと思います。

  • @uk620
    @uk620 Před 5 měsíci +14

    昭和初期にも地方によっては近親相姦が残っていて、時には頭の良い子供が産まれたようです。土偶の奇形児説は納得です。

    • @13ichirouyuukijun15
      @13ichirouyuukijun15 Před 3 měsíci

      庄屋等の資産階級にみられた慣習と思われます。
      肉体労働を中心にした小作稲作農家は、嫁入りが基本だったと思われます。

  • @user-ce2gi3lp2v
    @user-ce2gi3lp2v Před 4 měsíci +4

    以前より世界中で近親相姦の歴史が気になっていました。おっしゃる通り伊弉諾神・伊弉冉は古事記にも書いてあり、外国では聖書のアダムとイヴ、ギリシャ神話のオイディプス、中世ではロスチャイルド家やハプスブルク家など世界中に存在しています。
    今回、田中先生のお話を聴いて、土偶の奇形性という説に納得しました。近親相姦は奇形を産む確率が高く、それは一族や種を守り継続させていくという意味ではある種の必然性も感じます。
    また(うろ覚えですが)日本を含め世界では(奇形の)人間の代わりに人形を焼いたり流したり処分して悪霊などから身(一族)を守る祭祀みたいなことがあったように思います。土偶もそのような考え(信仰)に基づくものかも知れません。
    いづれにしても大変勉強になりました。ありがとうございます。

  • @user-vj7np7wq4y
    @user-vj7np7wq4y Před 5 měsíci +12

    欧州の王国は近親結婚が続き、ハプスブル家は滅びた。顔立ちも絵画により残されているが、かなり病的な顔立ちや健康をかなり害されてた。
    土偶の一般的な相貌とはまったく違う点を、神話や、人口の少なさ、で外界との接点もそうあることは珍しいことからも近親婚が多く見られたことはあったと感じる。
    田中先生の歴史は、ずーっと、こうですというせつをまったく違う観点で教えていただくのは聞いていてそうだよなとか感じることが多くて楽しいです。

    • @user-oj8nj8yf4o
      @user-oj8nj8yf4o Před 4 měsíci

      ハプスブルグ家の滅びたのは第一次世界大戦の結果であって、近親相姦で滅びたのとはちがいますわな。クーデンホーフ伯爵家に嫁いだクーデンホーフ光子は日本人ですし、その息子のパン・ヨーロッパ運動(ECの原型)を創出したクーデンホーフ・カレルギー伯爵は、日本名金蔵を持つ日墺混血児ですぞ

  • @Do_Na_306
    @Do_Na_306 Před 3 měsíci +1

    近親相姦の日本でもポピュラーな神話はギリシャ神話ですね。それを戒めるような部分はないので、孤立した家族では普通にあったことだと思いますし、後世でも血を高める意味で普通に行われていたのも理解できます。

  • @user-lp9dw7272
    @user-lp9dw7272 Před měsícem

    縄文土偶で人の姿から当時どの様な服装を着ていたのかが最も関心があります。裸生活とも思えず体の模様は衣服をあらわそうとしていたのではないか?

  • @user-or8nv7kg9n
    @user-or8nv7kg9n Před měsícem

    血は濃くなりすぎた場合、遠ざけないと丈夫な子供が生まれないんですね。馬もそのようなので生物の宿命なんですかね。

  • @user-zu9tv2oe7c
    @user-zu9tv2oe7c Před 3 měsíci +1

    手塚治虫さんの漫画でも提起されていますね。

  • @user-or8nv7kg9n
    @user-or8nv7kg9n Před měsícem

    江戸時代から明治時代の転換は、日本国内の血の移動に関してはわるく無かったのでは?

  • @tobiuotubaki
    @tobiuotubaki Před 3 měsíci

    仕事柄、土偶はダウンの方に似てると思っていました。
    姿だけでなく、彼らの特性であるお祭好きな性格はハレの場面で人々を癒したと思います。
    縄文の時代は彼らは神と人々を結びつける存在だったのではないでしょうか。

  • @user-mn3zj6ye3s
    @user-mn3zj6ye3s Před 4 měsíci +3

    なるほど、古代天皇家もそうですね。

  • @user-zo8tz3xf8g
    @user-zo8tz3xf8g Před 4 měsíci +2

    その説も、あり得るのかも知れないが‼️やはり謎だ、遮光器土偶は、❤

    • @user-oj8nj8yf4o
      @user-oj8nj8yf4o Před 4 měsíci +3

      ありえん説でしょうな。遮光器土偶はそんなゲスの勘ぐりみたいな学説で正解できるような代物ではないわな。

    • @13ichirouyuukijun15
      @13ichirouyuukijun15 Před 3 měsíci

      遮光器土偶は、輪廻転生祈願の造形で、日と月とカエルとヘビの雌雄合体偶像です。

  • @user-xn3sf2bv1b
    @user-xn3sf2bv1b Před 3 měsíci

    ユダヤ人の土偶はまさに[見たもの]を作っている。南米でもそのような土偶が有る。遮光器土偶もまさに[見たもの]を作っている。エスキモーと遮光器土偶は全く別のもの。

  • @user-or8nv7kg9n
    @user-or8nv7kg9n Před měsícem

    りょうき的もあるとすれば、絶対に避けるべき。

  • @user-or8nv7kg9n
    @user-or8nv7kg9n Před měsícem

    異形に生まれたとしても、土偶にしてまつった縄文人の母親の思いなんでしょうか?

  • @1sunsea384
    @1sunsea384 Před 4 měsíci +5

    上代では恋人のことを「妹(いも)」と呼んでいましたね。
    近新婚の名残?

    • @user-oj8nj8yf4o
      @user-oj8nj8yf4o Před 4 měsíci +1

      ほたら小野妹子はどうでんね?イモコは男やで

    • @13ichirouyuukijun15
      @13ichirouyuukijun15 Před 3 měsíci

      @@user-oj8nj8yf4o
      上級貴族や上級武士は、支配権継承のため男色が奨励されていました。
      仏教寺院など特殊な環境も同じで、近親婚や男色は、きわめて作為的な側面があるようです。

  • @user-xn3sf2bv1b
    @user-xn3sf2bv1b Před 3 měsíci

    😊

  • @user-dk4ds7jd1e
    @user-dk4ds7jd1e Před 4 měsíci

    知的に問題のある子供が作っただけやろ。

  • @dutro76
    @dutro76 Před 2 měsíci

    全く違います。セブ島近くにある太陽点と、ブラジル沖合の海底五芒星図形芯を繋ぎ世界周回ラインを描くと、1:3の分岐点が、青森県亀ケ岡の、遮光器土偶の発見地点です。アヌンナキは、木星4衛星からやって来た事実を伝えています❗小さな星群は、太陽から遠く暗くて寒い。ゆえに、地球上では暑くて火傷するほど光も強かった。ヘルメットを取り替えた姿は、棚畑遺跡のイナンナ像が示しています

  • @user-oj8nj8yf4o
    @user-oj8nj8yf4o Před 4 měsíci +2

    この学者にマクンバ族の木彫り像を見せてやったら、またまたへんちくりんな学説を出してきますぜ、そもそもこの人考古学の知識あるなんかな?美術史家らしいけど、山田五郎先生と交代してんか

    • @13ichirouyuukijun15
      @13ichirouyuukijun15 Před 3 měsíci

      偶然一致すると思える説が話題を呼んでいる学者だが、啓典の民が来ていたなら、
      高松塚古墳やキトラ古墳にアラム系の文字記号が見いだせてもいいと思われるが、
      大陸では、すでに墳墓から沢山の竹簡図書が埋葬品としてあるのに、
      埴輪等に文字記号が一つも見いだせないことは、説としては有力説にもならない。
      みずらやひげ帽子ウマなら高句麗人位でもいそうな気がする。