2021/12/10 Glinka : Trio Pathétique

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  • čas přidán 12. 09. 2024
  • Hiroko Ueda/clarinet
    Asako Inoue/baritone saxophone
    Yoshiki Fujii/piano
    2021年12月10日神戸新聞松方ホールで開催された井上麻子×藤井快哉DUO結成15周年リサイタル(ゲスト;上田浩子氏)にて、4曲目に演奏された曲。
    以下、プログラムノートより抜粋。
    ミハイル・グリンカ(1804-1857)はロシアの作曲家で、初めて真のロシア音楽を作ったと言われ、『近代ロシア音楽の父』とも呼ばれています。オペラ作品を始め多くの作品が残されていますが、中でもグリンカがイタリア留学中の1832年にクラリネット、ファゴットとピアノのために書いたこの『悲愴的三重奏曲ニ短調』は、「イタリア風のカンタービレとスラヴの憂鬱が結びついた、流麗かつ軽快な表現」と近年再評価を受けるに至っています。
    タイトルに『悲愴』という名がついていることからも想像できる通り、ロシア民謡風の哀愁あふれる旋律が散りばめられ、自筆譜には『私は愛を、その苦しみゆえに知った』という言葉が残されています。悩み多い愛を表現し、正統派ロシア音楽を感じさせる1楽章から、愛らしい旋律で仲睦まじい様子が表現されている2楽章、それぞれの楽器の独奏が美しい3楽章へと続き、終楽章のアレグロへと流れるように切れ目なく演奏されます。
    ファゴットのパートはチェロでもよく演奏されていますが、本日はバリトンサックスで演奏します。
    クラリネット、バリトンサックスとピアノによるトリオはかなり珍しい組み合わせですが、なぜ今まで思いつかなかったのか!というくらい初合わせからしっくりと馴染み、バランス良く響くのに驚きました。
    井上麻子×藤井快哉デュオに、特別ゲストの上田浩子氏が加わることによって起こる、化学反応的(?)室内楽の世界をお楽しみ下さい。
    撮影:くまのまさおの音楽チャンネル / Bear Masao Music Channel
    / @kumasanmovie

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