阪神電鉄 武庫川線（武庫川－武庫川団地前） 前面展望ビデオ

阪神電鉄の支線・武庫川線の全区間の前面展望ビデオです。
武庫川線は1.7km・4駅（終始端駅含む）の路線で、全線単線となっています。
阪神電鉄では唯一の単線です。
また、従来は優等列車の走る本線に対して、武庫川線と西大阪線（尼崎－西九条）が支線というイメージでした。
しかし、西大阪線が延伸され阪神なんば線となり、近鉄と相互乗り入れを開始、快速急行や準急、区間準急も走るようになり、支線というイメージは武庫川線のみとなりました。
武庫川線は、元々は現在の武庫川団地の辺りにあった川西航空機が、戦争によって軍需工場化したために、従業員と資材輸送のために建設されました。
軍の要請と言うこともあり、阪神の一般社員や勤労奉仕隊の学生まで動員した突貫工事で建設され、1943年夏に着工し11月に開業しました。
武庫川線を南下し、洲先まで開業しました。
翌1944年8月には、武庫川駅から逆方向の北に延伸し、当時の阪神国道線（路面電車）の武庫大橋駅まで開業、武庫大橋－武庫川－洲先となりました。
さらに11月には国鉄の西ノ宮駅から武庫川大橋駅の貨物線が開業し、国鉄からの貨車が乗り入れてきました。
そのため、武庫川大橋－洲先駅間は三線軌条化されていました。
しかし、翌1945年6月には川西航空機の工場と共に洲先駅も空襲の被害を受け、そのまま終戦を迎えています。
しばらくは貨物輸送を行っていたものの、1950年代には実質的に運行はなくなり、1958年に休止になっています。
一方の旅客営業は、戦後すぐには一端休止されたものの、1948年には武庫川－洲先駅間で再開、その後武庫が団地が開発された事により、1984年には洲先－武庫川団地前駅が延伸され、現在の形になっています。
武庫川線は全線単線ですが、前述のような経緯もあり、武庫川－洲先駅間は複線分の用地が確保されています。
2両編成でワンマン運転が行われ、平日は1編成によるピストン輸送、朝夕は2編成入り、東鳴尾駅で交換を行っています。
全列車が線内折り返しです。
入出庫のために本線とは繋がっているものの、武庫川駅よりさらに先へ進み本線の下を超えて武庫川信号場に入り、その後折り返して本線との連絡線に入る必要があり、直通運転は不可能と言えます。
また、この連絡線には2カ所の踏切がありますが、朝夕の2回しか通過しないため、普段は踏切から軌道内に入られないよう、線路側をふさぐ、手動開閉のフェンスが設置されています。
本線の武庫川駅が橋上にあるのに対して、武庫川線の武庫川駅は三宮寄りの地上にあります。
そのため本線のホームとは連絡通路を通り、さらに武庫川線ホーム入り口に中間改札があります。
今回乗車したのは7861・7961形の2両編成です。
元々は本線の優等列車用に製造されたため、窓下が赤色塗装の赤胴車となっています。
武庫川駅を出ると武庫川の堤防沿いをゆっくりと走ります。
武庫川線は最高速度が45km/hと低く抑えられているため、信号も赤（停止）、黄・黄（警戒）、黄（注意）の3つしかありません。
途中、東鳴尾駅と洲先駅は自動改札もない小さな駅です。
次は終点の武庫川団地前駅です。
2面2線となっていますが、実際には改札のある東側ホームのみ使用しており、西側は施錠されているほか、場内・出発信号機も設置されていません。
撮影日は2013年2月1日（金）、13時55分武庫川駅発の普通・武庫川団地前行きに乗車し撮影しています。
撮影機材は、SONYのハイビジョンデジタルビデオカメラ「HDR-CX720V」です。

[@purple_eyes9027]

阪神電車と言えばやはり上がクリーム色で下は赤か青のカラー＋１枚ドアがしっくりきますね
小さい頃尼崎にいた時は前の行き先がプレートでした

[@marimo8407]

こういう、こじんまりとした路線も面白いですよね。

[@user-db2mj8hx6s]

東鳴尾駅前の、南武橋の右手前
甲子園バッティングセンターが懐かしいです😢

[@にわりょうじ]

素朴で好きな線でした風景癒されます

[@ノラエモン-w7m]

今となってはもう無理だけど、まだ廃線部分の線路が残っていた間に武庫川－ＪＲ甲子園口間を復活してほしかった。

[@名無しのゴンベ-n2n]

11:00 ここにあの野々村竜太郎が住んでいたのか…

[@user-xr2yj9yi8d]

今は甲子園からの阪神バスの方が良いのかな？でも、こういう路線も残して欲しいものです。

[@大橋ひかる-n7t]

いつの収録

[@DeaconG1959]

Now that's a short line...

[@92nasrul]

2013 lol