BL要素が爆盛りされた『カラオケ行こ!』【最新映画レビュー】

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  • čas přidán 23. 08. 2024

Komentáře • 4

  • @arayebis
    @arayebis Před 6 měsíci +15

    現在の齋藤潤くんはもっと大人になって「普通の高校生」としてドラマに出ているけど,この映画撮影時の最後の「紅」の絶唱シーンは「変声期直後の男子」でしか出し得ない「奇跡の名唱」だったと思います.歌自体はとても上手いけど,微妙な声のひっくり返り方とかは,多分今は出せないでしょう.

    • @user-je5zn9yz8e
      @user-je5zn9yz8e  Před 5 měsíci

      コメントありがとうございます。
      あの映画でしか観られない、本当に奇跡の名唱でしたね!
      聡実くんや他の子達の10代特有の煌めきやジメッと感といい、映像に収められて本当によかったです。。
      すずま

  • @shionmurakami
    @shionmurakami Před 5 měsíci +4

    傘の模様に関して。
    狂児の刺青は絵としては原作に出てきませんが、巻末のプロフィールカードにて鶴だと言及されています。
    鶴は千年亀は万年に引っ掛けつつ、家族間における思春期特有の煩わしさと甘えや親の庇護を絡めながら、安全だった世界から狂児の方へとだんだん近づいていってしまう事をうまく暗喩してるなと感じました。
    また、映画化において原作にはなかった「愛は与えるもの」という明確なテーマを持たせる事によって親から子への傘とお守り、母から父への鮭の皮、狂児から聡実への言葉と保護(対宇宙人)とビデオデッキとコーヒー、聡実から狂児への歌唱指導と歌唱リストとお守りと合唱祭を放り出しての紅歌唱がより際立っていて素晴らしかったです。
    しかしながら原作ラストのシーンは確かに再現して欲しかった。
    15歳の齋藤くんを18歳にして撮影すると無理が出るから敢えてしなかったというのも理解出来るんですけどね。
    一度手を離れた名刺がふと戻ってくるのが空港のシーンと重なってエモい所なので、冒頭で狂児に名刺を鞄に突っ込まれたのを思い出して取り出すのだと意味合いや重さが変わってしまってそこだけは残念でした。
    それでも合唱部と映画を見る部での気の置けない友人や仲間との関係性の追加。
    富澤さんの言うように映画化する事によって得た仔細な踵と表情による表現。
    何より歌を耳で音として聞く事ができる時点でカラオケが題材のこの作品の映画化は成功だったと個人的には思います。

    • @user-je5zn9yz8e
      @user-je5zn9yz8e  Před 5 měsíci +1

      コメントありがとうございます。
      傘の柄は、そこから取っているんですね!
      原作の読み込みが足りませんでした…
      愛は与えるもの、という視点も納得です。
      鮭の皮や、歌唱指導の本等追加されたものの効果や意味を考えると、原作が余白が多いからこその粋な演出に思えますね。
      原作の素晴らしい点はそのままに、追加されたリアルな中学生の演出や、聡実くんのあの時しか出せない純な歌声含めて改めて素晴らしい映像化でしたね。
      すずま