肉体喪失の敗戦後日本と三島由紀夫/浜崎洋介さんに聞く05

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  • čas přidán 25. 09. 2022
  • 浜崎洋介さんの近刊
    『ぼんやりとした不安の近代日本』2022年8月発売
    amzn.to/3QT3odp
    『小林秀雄の「人生」論』(山本七平・激励賞受賞)
    amzn.to/3BsXnyi
    『三島由紀夫/なぜ、死んで見せねばならなかったのか』
    amzn.to/3BHeVXS
    ****************
    茂木誠の本
    『増補版・戦争と平和の世界史』2022年9月発売
    amzn.to/3qKcL4z
    『「保守」って何?』
    amzn.to/3e2b1gc

Komentáře • 137

  • @naho_m
    @naho_m Před rokem +86

    息子を持つ母として三島さんのお母様の言葉は辛すぎました。同じような境遇で育ってもそうならない人も多く、やはり三島さんの持って生まれたものに突き動かされた運命だったのではと思います。浜崎さんの表現力はリズミカルで、繊細さと情熱が入り混じりとてもドラマティックですね。先生が文学にまで造詣がお有りということに驚かされました。そして、5回の対談を通し、時折先生が御自分の内面を揺さぶられておられるご様子が伝わり、正直に内側を語られるお姿に感動しました。自分も生きるのが苦しかった二十代、心療内科に通っていたので他人事とは思えません。そして現在も運命の荒波の渦中におり、この5日間は自分の内面をもう一度思惟する良い機会になりました。ありがとうございました。最後に、小説文学とは傷を見せるもの、という言葉が印象的です。だからこそそこに読者は自らの傷を投影し共感し心打たれるのですね。

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +42

      そう。持って生まれたものなのです。親の責任ではありません。

  • @robinJPN
    @robinJPN Před rokem +35

    文芸批評家であられる浜崎さんとのご対談。何度も繰り返し拝聴し、あらゆる偉人の逸話と亡き父の生涯が重なり、自分の心の内の感想がなかなかまとまらず、感無量です。
    文学の世界には一時期入り込みましたが、それは若い頃のほんの僅かな時間でした。僅かな時間ではありましたが、文学により若い自分も救われた時期がありました。
    ある程度人生を生きて来て(半世紀)、自分とは何か、生きた時間の分判り、若い頃より生きやすくなりました。自分の元となる親の生涯を想う時、何故かとても痛烈に響く込み上げるような思いがあり、それは親が存命中よりも親の死後により鮮明に伝わるもので、だからこそ、
    なるべく後悔のないように今を生きようと強く私は思うようになりました。
    もっと早くにそれが判っていたのなら。いや、人生に遅いは無い。今わかれば幸運だ。
    ある先生がおっしゃいました。『歳をとってふと思う。自分のこの人生はひょっとすると、親をゆるす為のものかもしれない。』共感しました。
    幸い私自身は、30歳の頃にはそれをほぼ達成し、あとはなるべく自分が悔いを残さぬようように生きる事に決めました。
    私の父が生きた時代と、三島由紀夫さんの生きた時代は5年違い。三島さんが5歳お若いです。
    父は学徒出陣し、復員後に東大法科を卒業しましたので卒業年次は三島さんと近いのです。
    1970年に三島さんが自決された時、父は『馬鹿な事をしたものだ』と言っていたようですが、それは決して三島さんを侮辱する意味ではなく、寧ろ近しい人間を失くした虚無感の様な意味合いを含むものだったのだと今回のお話を聞いて確信しました。
    私の父も、おそらく実母に虐待されて育ったからです。現在よく見かける暴力的な虐待ではなく、『あなたの為だから』という選択肢を奪う偽善と、『期待』だったのではないかと思います。
    徴兵を免れようと一升瓶の醤油を飲もうと考えたり、母親の勧めで旧姓医学専門学校に進学までしたものの自ら退学し、徴兵検査に甲種合格したそうです。その当時の父の葛藤を想いますと、その時こそが、母親からの期待を裏切る第一歩だったのではないかと思います。
    戦乱に青春を奪われるという悲劇的事態ではありますが、父にとっては医専を退学し甲種合格した事が痛快であった事と推測します。
    今振り返ると、私自身にも若い頃に似たような事態が訪れました。『これで母も私を諦めてくれるだろう』という暴挙に出た時期がありました。痛快でした。私の母は私に大した期待もせず大らかな人でしたが、それでも何か呪縛の様なものから放たれたいという思いが爆発した時期がありました。
    三島さんは小説にして、それを実行したのかもしれません。
    人はそれぞれ大なり小なり、ある時に親を裏切って、親をゆるし、自分をゆるすのではないかと思います。
    自分をゆるせたら、他人もゆるせる『大人』になれるのでしょう。
    今日は安倍晋三元総理の国葬儀がありました。しずかに弔う人々。
    大人になれず、騒音を撒き散らし幼児の様に踊り狂う人々。
    大人になれない人々をゆるす、大人の人々。
    大人になった方が、多分、人間は味わい深く、幸福ではないかと思いました。

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +27

      よくわかります。私もずっと父親を許せなかったのですが、彼が寝たきりになって下の世話まで私の手を借りるようになってから、わだかまりが消えました。半年後に、彼は他界しました。

    • @robinJPN
      @robinJPN Před rokem +9

      @@maomao96363 様
      茂木先生ご自身の歴史をお話し下さり有り難う御座います!
      参政党アドバイザーの加藤秀視さんの父子関係と似ていらっしゃると思いました。
      許すということを会得した人は、幸せな人だと思います。会得出来ない究極の人達が、お爺さんお婆さんになっても、『◯◯を許さない』と大声で時と場所を選ばず騒ぎ立てているのでしょう。まるで上弦の鬼のようです。断末魔のようです。お見苦しい。
      私はそういう人達を慈悲の心で許します。でも積極的には関わりません。噛まれたら鬼にされてしまいますので(笑)
      鬼は外!福は内!( ^ω^ )

  • @TECHNOPOLItarou
    @TECHNOPOLItarou Před rokem +67

    有難うございます。
    5回とも本当に為になりました。
    概要で知るって凄く大事ですね。
    それを知るのと知らないのとでは、他の情報との接し方がまるで変わってきます。
    私のような学の無い人間には、本当に有難たい。
    時間が出来たら、紹介頂いた本は全部読んでみたいです。

  • @user-mm1cd8ii7s
    @user-mm1cd8ii7s Před rokem +46

    茂木先生と浜崎さんのこのシリーズは、内容が濃い!!!

  • @kokosorefrgv
    @kokosorefrgv Před rokem +44

    自分も中学に上がるまではいわゆる大人の顔色を見て、大人の喜ぶ自分をやっていたので三島の話は心が痛みますね。自分っていうのを取り戻す?のに中高の間苦しんでいたのですっごく心が痛いです。お母さんの言葉を聞くと自然と涙が出てきてしましますね。今の自分は本当に自分なのか、と。

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +43

      私も収録中に泣きそうになりました。

  • @burtaki711
    @burtaki711 Před rokem +26

    三島由紀夫の生い立ち、初めて知りました。浜崎さんの説明が流暢で、耳に心地よく、しかもイメージが湧くので、吸い込まれるように、拝聴しました。

  • @user-ro2cy5tb4p
    @user-ro2cy5tb4p Před rokem +14

    「ゆめラジオ」さんは
    打ち放つ鉄砲玉の数が多くて、ついて行くのが大変!
    「もぎせかチャンネル」さんは
    偶に放つ鉄砲玉がユーモラスとペーソスに包まれているが、中味が濃い!
    何れのチャンネルも、
    後期高齢者の仲間入りした私にとって、なくてはならない物になりつつあります。
    感謝感謝!

  • @user-ym6wj4wo6r
    @user-ym6wj4wo6r Před rokem +32

    何時間聴いても、飽きません。
    その内容は他人事でなく、生きていて、濃くて深い。

  • @user-vq5bv2vh4s
    @user-vq5bv2vh4s Před rokem +12

    浜崎先生の語りはまるでセラピーを受けているようだと感じました。

  • @bintanglaut1467
    @bintanglaut1467 Před rokem +29

    恥ずかしながら40歳を過ぎて、先日初めて三島由紀夫を読んだところだったので少し理解できた気がします
    三島の生い立ち、茂木先生の筋肉話も聞いて、いま中高生の自分の子どもたちになるべく外で体を動かすように教育してるのも、外的自己と内的自己を一致しやすくしているのだな、、と、凡人としては確信を持てました
    そこが乖離すると三島ほどの天才でなく並の頭だったとしても、やはり生きていくのは辛いだろうと思います
    素晴らしい対談をありがとうございました

  • @user-nx1rx8vh1x
    @user-nx1rx8vh1x Před rokem +25

    私は子供の頃体が弱くて、外で遊ぶより、家の中で本を読んで過ごすことが多かったので今回のシリーズはため息が出ました。
    人間性を深く掘り下げると、作品の行間までか愛おしく感じられるものだというのを改めて認識する事ができた事を、感謝いたします。

  • @freeasabird-794uguis
    @freeasabird-794uguis Před rokem +12

    三島由紀夫さんのお母様の言葉で涙が止まりません。三島由紀夫さんのご冥福をお祈り申し上げますと共にお悔やみ申し上げます。

  • @user-tm6ni8mo3d
    @user-tm6ni8mo3d Před rokem +14

    こんな話が、普通にサラッとできるお二人に憧れます。このシリーズは素敵な宝物のようです。ありがとうございます。

  • @hiromilandolt552
    @hiromilandolt552 Před rokem +10

    三島を知らず三島の著書を読んでいたが、読み直したい。
    全ての人間は心に闇を持つ、それが人間に与えられたモノと知れば
    救われるが、特殊と位置付けると抜け出せない。
    三島の苦悩を母親だけは知っていた、と解釈すると泣ける。

  • @nonpolinonpori
    @nonpolinonpori Před rokem +16

    浜崎先生の凄さを茂木先生が引き出しまくってる感じ 凄い。

  • @Hilotaka2649
    @Hilotaka2649 Před rokem +35

    大変素晴らしいお話でした
    序盤の三島由紀夫の虐待の話は辛くて見るのやめようかなと思いましたが引き込まれるように最後まで見てしまいました
    実感した時には既に死んでいる…凄まじく切なく、三島由紀夫を表した名言ですね
    こういう三島由紀夫の在り方を聞くとやはり三島由紀夫の威を借りて右翼ヅラしている人々には違和感を覚えますね、なんとなく感じていましたが確信しました
    本当に為になり腑に落ちてしかも面白いお話をありがとうございました!!
    また次回も期待してますw

  • @user-py7qu2cl9x
    @user-py7qu2cl9x Před rokem +9

    浜崎洋介さんの実力を思い知りました。やはり21世紀の今になって、20世紀が見えている現代の人物です。

  • @the.variable.japanese
    @the.variable.japanese Před rokem +6

    三島由紀夫については、彼の英語を聞いたときにすごい人だと思いました。考えて書いた文章みたいな英語を話していました。
    小説はかなり読みましたが姿は写真や映像でしか見たことがありません。全体のイメージとしては、どこか悲しいかな「滑稽」ですね。ちなみに好みだけでいえば、「午後の曳航」あたりが好きです。
    最後に西部先生のお名前を聞けてうれしかったです。

  • @musashino_103hi
    @musashino_103hi Před rokem +15

    三島の祖母の偏った育て方が作家三島を生んだのは確かだけど、三島の苦悩を考えてしまうと、運命だったかも知れないが、普通に育てられ普通の人になっていた方が幸せだったかも知れない。
    葬儀の時の三島のお母さんの言葉がありますが、お母さんが祖母と戦わなかったツケを、三島が背負わされてきたと思えるんですよね。
    PS
    茂木先生、浜崎さん、対談ありがとうございました。
    五回に及ぶ対談、面白かったです。

  • @user-kc7mg6if1w
    @user-kc7mg6if1w Před rokem +15

    今回のコメント欄を改めて今!全部拝読させて頂きましたが…✨
    皆さん本当に長いコメントに驚きました…✨
    夫々が個性ある研鑽されたコメントに唸ってしまった…✨
    茂木誠先生の動画に投稿される方々は本当にレベルが高いのにも感動しました…🍀😘🍀

  • @JS-rn4qk
    @JS-rn4qk Před rokem +40

    2人のお話のような事が、若者達が普通に話せる世の中になれば、日本は変われるのでは…
    我々、戦後世代の責任を改めて感じます。
    とても、勉強になり、今後はもっと勉強しようと思う、とても有意義な動画でした。
    配信ありがとうございます🙏

  • @user-rv4nx6jq4c
    @user-rv4nx6jq4c Před rokem +27

    いろいろと考える視点を考えさせられる内容。とても為になるし、面白い。
    三島由紀夫、時代、病、すべて繋がる。文学から浮き上がってくるもの。
    毎回ありがとうございました。

  • @user-cj6vt4fj7k
    @user-cj6vt4fj7k Před rokem +21

    主旨とはズレますが、分裂気質の人も筋トレすれば良い、と言う言葉がまさに外的自己ばかりが強く内的自己が弱い自分に刺さりました。

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +22

      日光に当たるのも効果的です。

  • @csny0627
    @csny0627 Před rokem +10

    通り一遍の三島の生い立ちは知って居りましたが、改めて浜崎さんの語りで聴くと、まるでお伽噺の様でした。そして芸術としての文学の高みを覗いた数少ない日本人の一人が三島由紀夫という文学者であり、その彼に与えられた報酬こそが最期に「政治的人間」として見事に散ることだったのですね。そう理解し直します。

  • @user-kc7mg6if1w
    @user-kc7mg6if1w Před rokem +14

    三つ子の魂百まで…🍀
    三島由紀夫氏の幼少時代の育ち方が…🍀
    一生を通じて影響を与える怖さを実感致しました…🍀
    三島作品は好きで若いときからよく読んでましたが…🍀
    改めて今回ご紹介頂いた著書を読む必要を感じました…🍀
    美輪明宏さんは…🍀
    三島由紀夫氏が得られなかった母性を注いで居られたのかな…🍀
    お二人の温かい交流を今改めて感慨深く考えさせられました…🍀🌹🍀

  • @rubysayo9392
    @rubysayo9392 Před rokem +5

    偶然、三島由紀夫「謎を」一挙に解明するを読んでいました。友人に楯の会の創設時の縁の下の力持ちがいまして、個人的にもズーッと何故と思う所があって、彼の物はそれなりに読んではいたのですが、楯の会が何時ものし掛かっていました。上に兄や姉がいましたが、末っ子で生まれ父は男の子として小学校へ上がるまで育てました。兄の真似ばかりしていました。色んな意味でとても三島由紀夫に興味を持ちました。お二人の呼吸が合っているのを感じながら、三島由紀夫の楯の会が消化出来た様に思いました。もう一度読み直して友人にこの本とこの動画を送ってあげようと思いました。今回の企画、とても素晴らしく、茂木先生の新たな一面も感じられて、とても良かったと思いました。お二人に感謝申し上げます‼️🙏🙇‍♀️有難う御座いました❣️

  • @user-cc1lb3bb4k
    @user-cc1lb3bb4k Před rokem +12

    三島が自決した時代には、大江健三郎が中心になって、アンガージュマン、文学者の政治参加が主張されていました。吉本隆明に代表される左翼思想家も、文学者は書斎にこもっていていいのかといった問題提起をしていました。開高健はベトナム戦争の米軍に従軍し、ルポルタージュ作品を書きました。日本だけでなく、ガルシア・マルケスも、革命後のキューバに積極的に関わっていましたし、バルガス・リョサは大統領選に出馬し、フジモト氏に負けました。文学者が政治に関わるかどうかの問題は、永遠の問いかけとしてあります。それから自殺による政治抗議は、チベットの僧侶たちの焼身自殺がそうですね。またガンジーの無抵抗主義、断食のよる抵抗も、自らの肉体を犠牲にするものです。そして一番ショッキングなのは、爆弾をお腹に巻いて自決する若い女性による爆弾テロでしょう。自らの肉体を犠牲にして、何らかのメッセージを後世の人々に残そうとする行動のあり方。三島事件は一見すると右翼的行動に見えますが、彼の世界観には右翼、左翼の区別はありません。世の中を見る時間の尺度が長いんですよ。トロツキーに影響されて、南米からアメリカの支配を排除しようとしたゲバラ。その姿に三島は感動しました。ゲリラという少数の武装集団を組織して、キューバ以外でも活動しようとして暗殺されました。そのやり方を和様化すれば、二・二六事件になります。大塩平八郎の乱に代表されるような農民一揆もまた日本流の抗議、農民を組織化して武装集団を作り、世直しをしようとする。平八郎もまた自決しました。三島のメッセージはシンプルだと思います。敗戦して占領されたあと、日本人はインディペンデント精神をなくしてしまった。それでいいのかという問いかけ。イラク戦争では、ブッシュ政権に遠慮してイランとの交流を断念しました。ウクライナ戦争では、バイデン政権に遠慮してロシアと交流を自粛しています。しかしイランやロシアが、日本に対して何か悪いことをしたかといえば、なにもしていない。アメリカの顔色ばかりうかがって、相手国をないがしろにする日本は国家の体をなしていません。そしてその政治を行なっているのは、ハンナ・アーレントの言う善良な人々です。善良な人々が、日本をダメにしてゆく苛立たしさですね。それと同じ感情を、三島は感じていたんだと思います。

  • @hy9056
    @hy9056 Před rokem +10

    浜崎先生の言葉を巧みに紡いで説明される姿と茂木先生の心で共感しながら絶妙な相槌を出される姿と、そこで展開される豊富な知識に裏打ちされた深い考察に感動しながら見ていました。外的自己と内的自己の乖離はやはり近代文明によって加速したというのは確かなようです。自分の内的自己の核にあるもの、足元にあるものは何なのかじっくり考える機会をいただきました。ありがとうございました。
    たまたま見つけた現代ロシア学者の中村逸郎氏の故郷島根での講演の内容が、今回のトピックに関連していて本当に素晴らしかったのでご紹介します。特に1:51:57辺りで、内的自己の喪失に苦しんでいるのが日本人だけでなく実はロシア人にもあり、それこそがロシア人の愛国心の表れだと中村先生は仰っているところが、自虐史観とは別に自責の念に囚われやすい日本人の感覚と通じるところなんだと分かりました。czcams.com/video/X_CcfJ3CTok/video.html

  • @naosato1244
    @naosato1244 Před rokem +33

    大変面白かったです。近代日本の精神構造、病理、家の2階建て構造等様々な例えも分かりやすく深く考えさせられました。初対談となるお二人の独特な間合いも新鮮で、楽しく聞き入ってしまいました。

  • @user-ps8pg8nd7f
    @user-ps8pg8nd7f Před rokem +24

    凄い講義でした!

  • @fuujico2039
    @fuujico2039 Před rokem +7

    昨日、昭恵夫人の車が市ヶ谷に入った映像を観ながら三島さんを想っておりました。
    文学士でも楯の会でもない、素の三島さんを知りたくて色々な場所を訪ねてます。
    お二人のお話を伺って、なぜ、三島さんが川端氏に引き寄せられていったのか…理解出来るように思いました。
    茂木先生、いつも配信有難うございます🙏沢山勉強させて貰ってます。お身体に気を付けて💕
    これからも、配信楽しみにしてます✨😊

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +8

      儀仗兵のお見送り、胸に沁みました。

  • @YASUCHIKAMORITA
    @YASUCHIKAMORITA Před rokem +20

    とても面白かったです。
    またお願いします❤

  • @kosahi-m0135
    @kosahi-m0135 Před rokem +16

    あまり思い出したくない過去の自分を分析することになりました。3番目女子で男子ではなかったこともあり、内的自己は多分「私をもっと見て、姉の2番煎じでなく私が1番でないと嫌なの~」と思っていて、良い子供を演じていたような。また、親も二人とも教員でして、周りから勉強は出来て当たり前。出来ない時は、先生の子供なのに何で?みたいに言われました。思春期は、劣等感と承認欲求と変なプライドが入り乱れ、赤面症と強迫性障害と潔癖症の自分に苦しかったです。
    先生は、たぶんご両親からの愛から良い子供を演じていらっしゃたのだなと思います。他者を優先できるやさしい子供だったとお話しを聞いて思いました。自己愛の塊の私とはえらい違いです。

  • @jm-ms2ri
    @jm-ms2ri Před rokem +11

    生まれた時からよくわかります。4歳の時三島も川端も芥川も太宰も作家は何故皆死ぬのだろうと怖く悲しくなった。

  • @AIAIMI38
    @AIAIMI38 Před rokem +9

    太宰の延長が三島
    どちらも読んでると、ちょっと痛いカンジがするのは、そういう理由なんですね。納得しました。

  • @user-ix3vl5df8q
    @user-ix3vl5df8q Před rokem +14

    一連の動画、もの凄く面白かったです。
    仕事の後、ゆったり、こういう見れる。
    贅沢な時間を過ごしました。ありがとうございました。
    私を含め多くの日本の人々が寄って立つ思想が、まさにこの瞬間も醸成されてるかも知れないと思えました。(なぜかは分かりません)

  • @kiyoshitakahashi9487
    @kiyoshitakahashi9487 Před rokem +16

    自分が好きになった作家の生い立ちや時代背景については誰でも関心が湧くと思う。
    わたしは高1のとき国語の先生に作家は作品で勝負しているのだから、その作品に書かれていることで評価されるべきであり、
    もし、その他の情報が必要と考えるなら小説や絵画にそれを付随させるべきだと思うと述べたことがあった。
    その先生は最近君の言うような考え方も出てきていると言われた。
    武士の情けと言うか、優しさというか、作家の理解のためではない作品理解については目を伏せていてもいいようなものがあると思う。
    東大紛争のとき全共闘に話しかけた三島は、誠実な人だったのかあるいは責任感からか自分の答えを行動で示す必要を感じたようであった。
    左翼の天皇批判にたいして「誰々天皇がご病気だった、誰々天皇が偉かったというなかで、今の天皇陛下が偉いから私は尊敬するという価値観は、小泉信三のようなオールド・リベラリストの議論であり、私はこれに与しない」とした。
    われわれは皆家族に会うときの顔、会社の人間に会うときの顔、親友と会うときの顔を無意識に変えていると思う。
    ペルソナか。内的自己をいちばんさらけ出すのが親友の前なのかも知れない。
    果たして三島は仮面の告白を超えることができたのだろうか?
    お二人の関心と問題意識が噛み合って良かったですね。
    興味深いお話をありがとうございました。

  • @user-ub7oh8fq2o
    @user-ub7oh8fq2o Před rokem +9

    浜崎さん面白かった

  • @user-cy2ec8rj7c
    @user-cy2ec8rj7c Před rokem +10

    心にしみました。刺激的だけどなんか懐かしい。

  • @user-ko5db4hp1k
    @user-ko5db4hp1k Před rokem +15

    沢山勉強してるわけでも文学なんて大して知らない私がおこがましいですが文学に嘘が少ないからいいという浜崎先生同意です。が、個人的な私だけの思いですが祖母が三島を取り上げたのが祖母の虐待というのはちょっと違う見方をしています。家族の厄介者(祖母)のお守りを三島に押し付けた家族の闇を感じます。最後の三島の母の言葉、私は背筋が凍ります。本当に子どもを取られたら気持ちの母親の情なの?これ?と思いました。これ義母から乳母のようにされた復讐?なのとも思いました。そう思うのは母親的な感です。お腹に宿ったときにその子の特質や性格がなんとなく分かるんです肉体の繋がりを感じるより早く、不安を感じた事が産まれてきたとき直ぐに的中するというか…第一子の時初めての妊娠だから不安とかじゃない不安がずっとありました。自分も子どもも死ぬんじゃないかという不安、自分だけならいいんですが、あまりにそういう感覚が消えないので出産後の子育てを想像してがっかりしたくないと出産に関する本や情報を遠ざけたほど、無事何事もなく陣痛が来て医者もいい感じで進んでるよと言った矢先、お腹の中で息子の心音が弱まり緊急帝王切開になりました、バタバタな手術で麻酔の効きが間に合わず麻酔無しで切開され絶叫気絶して微かに医者の声が聞こえたのが最後、意識戻した時に息子が生きてるが産まれてすぐ自発呼吸してないでウイルス感染してるからと言われたときこの不安だったんだぁ!と分かったんです。幸い息子は無事でしたが病気病気の連続で3歳まで病気してない時が無かったほど弱い子でした。今は18歳そんな事は親の出産マウント話だろうと親を煙たがる普通の成人です。
    子育てしてても親が分かってる事なんてほとんどありません、全て子どもが教えてくれてる。子どもは親よりもその家族や両親の雰囲気を前もって知っています。その親の期待に沿ってるあれ赤ちゃんもやります。5歳で詩を作る全然普通の事です、ヘンテコリンなのもありますが物語を作って話してくれたりするのは3歳でもやるし妙に哲学的だったりします。
    三島はもちろん病んでますが、病んでない人、今まで見たことありません、その人の闇の深さで人は繋がると思ってますし実感でもあります。三島は病んでる事を隠さない恥をプライドを持って晒す所がやっぱり大好きですね。

    • @user-iz2pd9zb7h
      @user-iz2pd9zb7h Před rokem +6

      すごいコメントですね、素人の方と思えないです。別なところで、コメントを見てみたいです。一点だけ、何もあんな形で死ぬことはなかったのにと思います、自分の心の奥底のそのまた奥底では絶対に生き延びたいと思ってるはずで、そこには目をつむって、彼独特のええかっこしーで誤魔化してしまった結果と、本屋で彼の本を手に取るたび思ってしまいます。

    • @user-ko5db4hp1k
      @user-ko5db4hp1k Před rokem +1

      @@user-iz2pd9zb7h ど素人どころか学も教養もあるとされてる人からみたら、なんだお前?みたいな人間です。どんな死に方でもよくないですか?理由なんて知りませんし人間はみんな嘘つきでえーかっこしいですから度合いが違うだけ。親は必ず子育てに失敗する子どもは多かれ少なかれその被害を受ける、そこを突付くのは皆に当てはまるそれだけな気もします。そして人間はその失敗を許したときやっと自分の気持ちの成仏ができるんだと自分の親子関係、自分が我が子に思う感情や文学や身近な友達を見てても最近、痛感します。家族が変、別に普通です。変じゃないように一生懸命見せてる人も昔はこの嘘つきって軽く軽蔑してましたが、最近はかわいいな~と見る余裕も自分が闇深いので相手の闇が分かりやすい特殊能力じゃない経験能力が若い時は辛くてしょうがなかったけど年齢なのか受け入れられるようになりました。全ての人間がうざくて全て人間が愛おしいも思えます。

  • @kentaeno8108
    @kentaeno8108 Před rokem +5

    モギセカチャンネルの中でも好きな対談になりました。浜崎さんの本読んでみます。

  • @futoberu4786
    @futoberu4786 Před rokem +8

    すごく面白かったし、同じ埼玉つながりの人間としても共感の多い対談でした。
    もともと茂木さんのファンでしたが、この動画で浜崎さんを知り、本を早速一冊買いました。
    福田恒存もチェックしようと思います。

  • @user-uv7bc2zm9q
    @user-uv7bc2zm9q Před rokem +6

    三島由紀夫については詳しく知りませんでしたが、不可解な人というイメージでした。今回の動画で少し納得できたように思います。
    三島の葬儀の時のお母さんの言葉を聞いて思い出したのが、源氏物語の漫画『あさきゆめみし』で、女三の宮が出家を懇願した際に父の朱雀院が「三の宮は幼い頃から何かにつけ強く望むという事のない娘だった。従順でむしろ流されやすく…略…その娘が生まれて初めて望んだものが出家の道であったとは…‼︎」と嘆いていたシーンです。
    今回の動画のような哲学的なお話しは難しくて、なかなか理解できないのですが、内的自己・外的自己という視点で見ると、なんとなくですが理解が進んだような気がします。
    ちなみに宇治十帖も歳を取れば取るほど味わい深いと思う今日この頃ですが、こちらもヒロインの浮舟が出家してしまうんですよね…
    出家とは生きながら死ぬことですから、三島と同じように、死ななければ内的自己を取り戻せないと言う事がこの2人のお姫様にもおこったと言う事でしょうか。
    理解不足の為に解釈違いがありましたらすみません。
    また、実は少し前から『文明の生態史観』読んでおりました。読み終わったら他のご紹介頂いた本も読んでみようと思います✨

  • @user-tm7qs9ne6x
    @user-tm7qs9ne6x Před rokem +5

    本や動画を一度見たら飽きてしまう私が、お二人の1〜5の動画は繰り返し見ています。自分でも不思議です。本を購入して読んでみます。また、お二人の対談を楽しみにしています。ありがとうございます。

  • @nkzks6976
    @nkzks6976 Před rokem +8

    三島が用意周到に夭逝して伝説になろうとしていた、まるで60~70年代洋楽のロックスターのようですね。彼の作品の中に滲むこうした思考、志向、嗜好が海外でも受けるのだと思います。あ、同じ学習院だったオノヨーコは、三島にはディスられた的なことを仰ってたと思います。前衛vs古典主義ということだったんでしょうか。
    個人的には、父の本棚にあった新潮文庫『花ざかりの森・憂国』の『憂国』を読んだら、本当に血生臭いにおいがしてきて←それオカルトやん( ll゚Д゚)、この人は本当に天才なのだとわかったけど、もう読む気になれませんでした。すみませんf(^^;

  • @user-zc6xf9rd4i
    @user-zc6xf9rd4i Před 11 měsíci +1

    大変わかりやすい。精神と肉体の二元論をなぜ三島先生は論じるのか?すっきりしました。始めに言葉ありの人であるという説明ありがとうございました。浜崎先生いわく、狂った天才ですね。おばあちゃんが、レッド・ドラゴンのおばあちゃんのように思いました。ここまではっきり解説していただいて生い立ちの祖母のところなど深く考えさせられました。

  • @upsidedown2620
    @upsidedown2620 Před rokem +8

    とても楽しかったです。これから父の墓参りに行きます。

  • @shinzoshinzo4878
    @shinzoshinzo4878 Před rokem +6

    とても面白かった❣️ありがとうございました😊

  • @KO-vh3pf
    @KO-vh3pf Před rokem +11

    普段は寝てるか起きているか解らん風貌のお人よし(←外的自己)なのに、演劇や小説の話を始めると怖い。と、言われていた高校時代を思い出した。 そうか、
    「どっちも同一人物だ!」と言い返せば良かったのかw。

  • @user-vh7gd4om7r
    @user-vh7gd4om7r Před rokem +8

    とても興味深い!おもしろかった こういう話できる友達ほしいなー 中上健次は若い頃読んだけど重っくるしくて、文が強すぎて読めなかった!ジョンコルトレーンのトランペットみたいな(笑) 聞いてて、くるし~ もう無理!みたいな
    いまなら読めるかも

    • @itom1494
      @itom1494 Před rokem +2

      コルトレーンはテナー、或いはソプラノ・サックス。あえてトランペットと?

    • @ponbosu147
      @ponbosu147 Před rokem +3

      ウェザー・リポートのジャコとオマーが、
      いまでも大好き🌱

  • @user-fb4bg7sq6l
    @user-fb4bg7sq6l Před rokem +8

    三島由紀夫は肉体を作っただけで身体の動きは生きていないと思っていた小学生の私の見方でした。中学生の担任の先生が三島由紀夫の愛読者でした。先生の事を批判したくて私も三島を読み漁りました。その時三島は物の本質を見ないで見た目だけの文章の上手いだけの人だと、、、今日はまた違った見方に納得しました。ありがとうございます。

  • @zettonz1
    @zettonz1 Před rokem +14

    三島のあの死を巡って小林秀雄と江藤淳が対談の中で論じているが、半ば怒鳴り合いに近いものがあったという。当時あれを「老年の病気」だと云った江藤と、「日本の歴史」と云った小林。
    三島は太宰と同じく、いろんな意味で避けては通れぬ大きな存在で、特に思春期の若者にとっても、どちらに傾倒するかで内的自己の性質を見極めるきっかけにできるのだろうが、 しかしそれは同時に「死」への誘惑と対峙することでもあり、哲学的自殺に模した狂言自殺に陥るようなリスクもあるかもしれない。そこまでいかない怯懦を抱えた人や、そこまで深刻でない人がほとんどなのだろうが。 そういう結末を迎えずとも、生きて自己証明していくなかでは、自分のアイデンティティに良くも悪くも迫ってくる偉大な才能を消化させる必要があり、ゆえに様々な人々が評論や創作等々を試みざるを得ないのだろう。同業者ならば尚更。またそれが創作や生きるための大きなエネルギーや糧となる。反駁するにしろ。ただ傾倒するもよし。三島という才脳は到底無視できるものではない。
    さらに三島はああいう最期で死んだ人間であり、それまでのあらまし云々以前に、腹を切って自害したというたったひとつの事実だけでも、それと対峙する人間のコンプレックスを刺激しまくる。特に男子にとっては。自ら腹を掻っ捌いて死ぬというのは誰にでもできることではない。野蛮と一笑に付すのは逃げにしか見えない。 本物の武士さえためらうことであり、あの赤穂浪士でさえ、あの時代の切腹の形式は、短刀に触れた時に介錯を受けるものだったはずであり、ああいう最期を迎えるためのしつらえというものも、誰にでも与えられるものではない。
    F1パイロットであった片山右京は、引退後登山に没頭し、エベレストにも挑戦したことがある。 エベレスト登頂のための最後のアタックを掛ける時、吹雪になり始め、生死を懸けた判断を迫られたという。アタックすれば登頂できるかもしれないが、下山中に死ぬ確率も相当高くなる。自分一人ならばアタックしたのだろうが、悩んだ結果登頂は諦め下山した。しかし別のグループの人たちはアタックしたという。 ベースキャンプに戻って片山に入った一報は、アタックした人が死んだということだった。そのとき片山は、「負けた」と思ったというのだ。のちに目の前で仲間を失い、その感覚は変わっただろうか。
    そういうような、死ぬことが内的自己の証明、確認となる誘惑というか、思い込みというかコンプレックスや不安、或は逆説を、それぞれのレベルで抱えた人は少なからずいるだろう。生の倦怠においてもそうだ。 そのもがきや懊悩は苦しく、苛烈な事件や争いにも発展するものであろうが、抒情的な、文学的な美しさを取り出すこともできる。そこにこそ生きている証があるというか、それをだれでも何らかの形で表現することを試みていることだろう。
    そしてそれこそが実は「日本」を知るうえでも最も重要な要素かも知れないとも思えてくる。
    日本の歴史は西洋のようにはっきりした輪郭があるわけではなく、「抒情」や「情緒」の部分をどれだけ捉えられるかが一番の問題であり、そうやって紡がれた精神史のようなものが、とくに日本を支え護る文化的武闘集団である「武士」やエリートには受け継がれていなければいけないはずだ。イデオロギーでは駄目で、輪郭となる記録や制度だけでもダメ。 ミスタープロ野球と言われる長嶋茂雄は、その記録だけを見て彼の存在を理解することができるだろうか?到底できない。日本もそういう国。

    • @zettonz1
      @zettonz1 Před rokem +12

      三島論を通して日本を知ろうとするうえで、いつも足りないように思うのは、「舞台の河」である。舞台芸術、能楽や文楽や歌舞伎や新劇、戯曲などを通した日本観と三島についてだ。小林秀雄が、文学から音楽や絵画に興味を移していった理由を考察することと重なる問題ではないか。舞台芸術ほど蠱惑的な芸術はない。舞台芸術は一人だけではできない。他者の外的自己や内的自己を借りなければいけない。
      小いさなころから日本の伝統芸能、舞台芸術に親しんできている三島は、自身も擬古文で作品を創作してしまうほどであった。一般の現代人でもなんとか源氏物語や万葉集を読み取ることができると言っても、やはり近代以降と以前では、大きな壁が存在するのであり、近松や西鶴などもスラスラ読める現代日本人はそうそういないだろう。そういう意味で三島はその壁が我々よりも極端に低かったのであり、ゆえに我々が見えない、感じ取れない日本を見れていた、感じ取れていたはずである。
      そういう「才能の魔」の、初めに言葉ありきの三島だからこそ抱えていた問題が、日本の変貌が、ああいう最期にまで直結していくのだろうが、伝統芸能を受け継ぎ体現する名人たちの多くがその問題を、論理を超えて突破しているかもしれないことも三島は知っていただろう。
      三島は自身最後の歌舞伎の義太夫の作曲を五世鶴澤燕三に依頼し、その曲は3時間ほどとなり、鶴澤がそれを初めて三島に披露する時のエピソードが実に印象的で、鶴澤は披露するまえにホテルの風呂場で水ごりをしていたという。 それは名人対名人の真剣勝負のようでもあったという。その真剣さと誠実さと厳しさ。 三島についてはあの最期や小説や数々の外連に目を奪われがちであるが、主人公を「日本」「國體」という伝統文化や習俗の護持であると考えるならば、まずこういうところをしっかり踏まえなければいけないのではないか。
      それが一番欠けていたのが件の花束贈呈であろう。会場もゴミだらけ。類は友を呼ぶ世界。 ああいう輩が保守系の政治運動に関わってくることのやばさ。あれは巧妙な保守潰しの工作にも見える。われわれはポピュラリズムに惑わされることなく、似非や偽装を見極めていかなければいけない。
      義太夫エピソードに関しては、ただ単に物理的なことをみても、3時間正座したまま、旋律や節回しと一言一句を一心に受け止め吟味できますか、ということだ。これは学歴とか高尚なイデオロギーとか哲学とかそういうことが問題なのではない。こういうことは各地に残る信仰や祭りや儀式、冠婚葬祭等を守り形作ることと直結していることでもあり、これこそが國體を支える肉体と骨格だろう。
      しかし時はファスト映画やTikTokが流行り、純文学を読み切ることができない人も増え、コスパやタイパが優先され、今だけカネだけ自分だけが跋扈。AIも台頭し、なにもかもがIoT化される時代。公教育では金融教育だの論理国語だのまで導入され始めた。 日本云々以前に、人間そのものが溶けて消えてなくなってしまうのではないかという危機感が日増しに強くなる。 外的自己と内的自己という問題すら生じえないデジタル植民地化を迎えそうなおそろしさ。その恐怖すら感じられる人間もいなくなっていくかもしれない。
      であるからこそやはり三島由紀夫の存在はさらに光輝いて見えざるを得ない。 天皇の存在についても同じであり、三島は「天皇はあらゆる近代化、あらゆる工業化によるフラストレイションの最後の救世主として、そこにいなけりゃならない。」と指摘しているが、さらにIT化、グローバル化の時代、われわれはなんらの準備ができていない状態である。あまつさえ第2時安倍政権では大嘗祭の伝統を破壊。 さらに人間を人間たらしめている非合理的な存在や時間や、各国各民族のナショナルなものが、ポリコレ等の文化マルクス主義やネオリベやリベラリズムによって駆逐され始めている。

    • @hastamanana8696
      @hastamanana8696 Před rokem +5

      江藤淳は晩年に西郷隆盛を研究しやっと三島の主張の正しさを理解したとどこかのサイトで拾い読みしました。吉本隆明や司馬遼太郎なども晩年やっと。鈍い。こういうのは持って生まれた性分に依るんじゃないかなと感じます。三島が狂人ならギリギリのラインで日本を日本たらしめてきた日本の悲劇的英雄たちはみんな狂人になってしまう。彼ら抜きの日本は空っぽです。

  • @user-nn5ze5pf5f
    @user-nn5ze5pf5f Před rokem +7

    断言はいけません。人間の思い、考えは必ず一致しません

  • @messageofsilence
    @messageofsilence Před rokem +2

    全て有難く拝聴した後で感じたことは、
    やはり…これだけ言葉を尽くして爪の先まで分析されようとも、なお語られ得ない大きさを三島は持っていた、ということでした。

  • @user-lu8zu2pg3i
    @user-lu8zu2pg3i Před rokem +4

    ありがとうございます😊

  • @voidiov369
    @voidiov369 Před rokem +1

    面白かったです。こういう話が聞けて幸せです。

  • @nagarekorobu
    @nagarekorobu Před rokem +9

    三島がボディービルやら剣道やら居合をやってる動画をみると、「この人、形だけ美しく見せたいだけなんじゃないか?」と思っていました。
    「筋肉をつけている俺かっこいい」「武道やっている俺かっこいい」というナルシズムにおぼれているだけで、武道の精神とはかけ離れて居るように思っていました。
    武道をやっている人は鍛錬のために筋トレはしますが、ボディービル的なことは絶対にやりません。筋肉をただ肥大化させても意味がないからです。
    むしろ技をかけるときに膨れ上がった筋肉が邪魔になります。つまり全く実用的じゃないんです。やってることが本質的じゃない。でも武士道を語りたがる・・・・
    こういった人は戦争をしていない時は威勢のいいことを言いますが、いざ戦争の現場に放り込まれたら
    何の役にもたたない足手まといになります。おそらくそのことを本人が一番わかっていて葛藤していたんじゃないかと思います。

  • @KS-dq6mh
    @KS-dq6mh Před rokem +2

    まこっちゃんもようちゃんもご苦労さま、とても面白かったよ、またやってね。

  • @user-lw9bv6kf7u
    @user-lw9bv6kf7u Před rokem +4

    近代日本の精神史を文学者など一人の人間の成熟と重ね合わせて考えることはインパクトがあるし、いろんな示唆があることとは思うのですが、やはり限界があると思います。
    特に三島や夏目、ドストエフスキーといった人たちは特殊な素質と境遇を持ち合わせていますし。
    「沼」「被造物」といった各民族の「呼吸感」違いを生み出す”源泉”がどこにあるのかを読み解くためには、どうしても人類学的視点が必要なのではないでしょうか。
    そのひとつとして思い出したのが、学生時代に読んだ和辻哲郎の「風土」という本です。
    文化の源というものは意外とこんな素朴なところにあるのではないかと当時思いました。
    現代風に言うと構造主義的アプローチということになるのかな。

  • @user-cc1lb3bb4k
    @user-cc1lb3bb4k Před rokem +18

    三島の父親、平岡梓さんの証言に惑わされて、三島像が理解できなくなっています。でもこの人、母親の平岡夏子さんに愛されなかったために、複雑な精神的コンプレックスを抱くようになった。母親に愛されたいという強い衝動と、愛してくれない母親を憎悪し、母親から溺愛される息子にまで、気が狂うほどの嫉妬心を抱いていました。仕事熱心でなく席を離れて廊下をうろうろし、暇そうな事務官を見つけては油を売っている廊下トンビだった。これって、ヤバくないですか。三島の評伝がおかしくなっているのは、父親の平岡梓さんの証言に惑わされているためです。三島が16歳のときに友人に宛てた手紙には、父は、ナチス、ナチス、ナチスと書かれてます。廊下トンビをやりながら、息子にはナチスの本を読みなさいと命令し、ヒトラーを絶賛していました。三島が書いた原稿は、見つけしだい怒鳴り散らして破り捨てた。教養豊かな母親に認めてもらえなかったために、学業にも、仕事にも身を入れることができずに、樺太庁長官だった親の七光りで出世していった。三島が自決した直後には、自己弁解ともとれる評伝を発表しました。子供を虐待していたのは祖母の夏子さんではなく、父親ですし、精神疾患になったのも平岡梓さんです。逆なんですよ。喪に服すべき時期に、この人は家族内の出来事を衆目に晒さしました。目的は自分がやった虐待が世間に拡散されて、批判されることを防ぐためです。三島の才能をいち早く見つけて育て上げた母親への復讐です。この人の証言はまったく信用できません。夏子さんが両親から孫を取り上げたのも、この人の暴力を恐れたからでしょう。おそらく夏子さんの夫、平岡定太郎さんに、そうした素養があったのでしょう。戦前の社会では、子供への体罰はしつけの範疇でしたが、激怒して平常心を失うことがあったのではないかと。幼い頃の三島は、父親がなにをしても能面のように無表情だったという証言。この人は、感受性豊かな少年に見透かさられて、相手にしてもらえなかったのです。夏子さんが男の子らしい遊びはさせず、女言葉を使わせたという証言も、ヒトラーを絶賛し、大政翼賛会を信じきっていた人の話として聞かなければなりません。夏子さんの頭の良さ、洗練された立ち居振る舞い、幅広い教養から身を守り、自己を肯定するために暴力的なナチズムに傾倒していった。男の子らしさ、女の子らしさという言葉には、過剰とも思われる意味が込められています。では、幼年期の暮らしが、実際にはどんなふうだったのか。四谷の町内会の資料が参考になります。生まれたのは四谷四丁目の借家で、東北出身の軍医が建てた和洋折衷の屋敷で、周辺では一番大きい家でした。入り口は現在の田安通りに面していて、車が入れるくらいの大きな門がありました。その門は普段は開かずの門で、その横の通用門から出入りしていました。門を入ると庭があり、見るからに日本のものではない海外の植物が植わっていたそうです。池もあったと言われています。建物にはガラス張りの温室のようなものがあって、敷地はコンクリートの塀で覆われていました。その広い屋敷に暮らしていたわけですけど、女中が6人、書生と下男がいました。書生は今で言うところの秘書、下男は力仕事をしてくれる雑用係というところでしょう。祖母の夏子さんは奥の部屋で寝ていましたが、付き添いの女中と一緒でした。一階は人が出入りして、賑やかだったでしょうね。お目にかなった子だけが家に通されて、三島の遊び相手になりました。一緒に遊んでいたのは山崎照子さんです。健康で明るく、頭が良い子で、近所でも評判でした。おままごと、おうちごっこ、正月には羽子つき、双六、かるた。すこし大きな音を立てると、女中が飛んできて、おばあさまがおよしなさいとおっしゃっています、と言われたそうです。猫も飼っていました。父親が捨てに行ったり、毒殺までしようとした猫です。生きながらえたのは、少年が猫を必死に守ったため。父親が自分の猫になにをしようとするか、神経質なまでに気を配っていたからでしょう。この暮らしを虐待と呼べるでしょうか。今のわたしたちは、アパートやマンションで子育てしています。子供が大きな音を立てると、管理会社へ連絡がいって、場合によっては引っ越さなけれなならなくなります。外で遊ぶにしても、母親の監視のもとで公園デビューするのが習わし。近所で評判が良い娘が選ばれて、遊びに通ってきてくれる暮らし。虐待と呼んだら、現代に生きる私たちは、全員が子供を虐待していることになります。三島が精神疾患になった記録はありませんし、女性とも交際しています。上皇皇后の美智子さんともお見合いを兼ねた食事をしています。結婚したのは日本画家の娘で、子供が生まれると、毎日顔を見るのが楽しいと周囲に話していました。平岡梓さんの証言には、読者をミスリードすべく周到に準備された感じですね。自分を守るために、どういうシナリオを描こうとしたのか。三島由紀夫は女性らしい性格の子で、楯の会の若者たちと交際するようになってから、おかしな行動をするようになった。自分がヒトラーに傾倒し、ナチスの本を読ませたからではない。あまりにも女の子っぽかったから、男らしくしたかっただけだ。三島の自決には、敗戦とともに都合よく転向し、彼らの抱いた理想のために殉死した若者をきれいさっぱり見捨てた父親への戒めです。父親とそっくりな人たちは、世間にはたくさんいるわけで、三島流儀のやり方で、見捨てられた者たちが復讐して、死臭に満ちた血塗られた顔をぐいと押しつける。それをやってのけた。日本刀で斬首される痛ましい姿は、同世代の若者たちの姿。日本に帰ることも許されずに現地で処刑された将校を、三島自身が演じた。日本軍の兵士として死んでいったありさまを再現した最後の作品です。日本人に、自分たちの世代、犬死した世代を忘れないでほしいという悲痛な叫びです。

  • @user-nd2ht7vo3v
    @user-nd2ht7vo3v Před rokem +7

    大変興味深く拝見させてもらいました。ありがとうございました。「ぼんやりした不安~」近々に買って読んでみます❗

  • @takabon1085
    @takabon1085 Před 10 měsíci +1

    三島由紀夫という人間像ですね。他人は色々な知識に邪魔され、三島という人間が捉えられないのですね。
    勉強になりました。賢い人は違うなぁ、、。

  • @asa01053
    @asa01053 Před rokem +4

    村上春樹がディスられてて笑えました。西部ゼミナール面白かった。

  • @MarebIto
    @MarebIto Před 5 měsíci

    ご著書も拝読しました。三島の流麗な文体の裏側の「情けなさ」をここまで丁寧に言語化できる浜崎先生はすごい。初めて三島を自分に関係のある作家だと感じられるようになりました。

  • @user-sl9gf5kf3l
    @user-sl9gf5kf3l Před rokem +2

    お二人のお話を聞いて、
    『私の外的自己と内的自己って、どうかな?』って思いです。

  • @user-uz9qp3cx4y
    @user-uz9qp3cx4y Před rokem +4

    村上春樹のことをふられた浜崎さんが「いいんですけど、いや、いいのか??好きですか?」茂木さん黙って首を振る。ワロタ。

  • @pp2207
    @pp2207 Před rokem +3

    最終回の内容と関係があるかどうかわからないのですが
    拝見していて頭の中に浮かんできたのはアラビアのロレンスでした。
    最初に映画を見たときは「かっこいいな」という感想でしたが
    分別のようなものがついてから見直したら国の政策に翻弄されたロレンスが
    色褪せて見えてしまいました。
    その時代に生きた人は時代の空気の中で生き抜いて、
    同じ空気を吸っていない人間は自分の時代の空気の中で解釈するんですよね。
    それでいいと思います。
    諸行無常ということでしょうか。
    素敵な対談、ありがとうございました ♪

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +9

      国家のために謀略を尽くし、捨てられた。石原莞爾とも通じます。

    • @pp2207
      @pp2207 Před rokem +4

      @@maomao96363 さま
      世界史はもぎせかチャンネルでお勉強させていただいておりますが
      日本史はこれから勉強しないといけない私です。
      世界史といえば...
      茂木先生、是非ともフン族の解説をお願いしたいです。
      ここ数年ハマりまくっているカルテットがあるのですが
      スロバキア 出身のハンガリー系なんです。
      あのあたりの血の混ざり合いにヒジョーに興味があります。
      征服されたはずなのにattilaという名前も多いんですよね。
      誇りを持って付けました!って感じのようです。
      フン族。アッティラ王。そしてハンガリー。是非!です;)

  • @jiropushkin3563
    @jiropushkin3563 Před rokem +6

    死んだうちの婆ちゃんは、日本で一番大切なものは三種の三種の神器だといったり、ヘンテコな軍服を着て演説をぶったりする三島を見てウフフと笑っていた。婆ちゃんにとって三島は気チガイ以外の何物でもないみたいだった。

  • @tsushima0527
    @tsushima0527 Před rokem +7

    昭和天皇から銀時計を下賜された時が三島が日本という国家を意識したとき‼️2回目が兵庫県加古川市で徴兵検査を受けたとき‼️三回目が大蔵省のキャリア官僚になった時‼️でしょうか⁉️いずれにしても三島由紀夫は戦後リベラリズムの逆風の中でも国家を肯定的に捉えようと最後まで努力した文人としてとらえられないでしょうか⁉️漢文系の素養を叩き込まれたであろう森鴎外と三島由紀夫の幼年期は似ているのではないでしょうか‼️また戦前には三島由紀夫的な育ち方をした日本人男子は多かったのではないでしょうか‼️しかし三島由紀夫は生き残り他の大多数は戦死した。旧華族、旧士族の家系では三島由紀夫的な育ち方をした男の子は少なくないと思うのですが‼️ただし三島由紀夫ほど文才に恵まれなかったので、逆に三島由紀夫が目立つのかなと⁉️

  • @user-uz9qp3cx4y
    @user-uz9qp3cx4y Před rokem +3

    ”健康な人は本を読まない。そもそも本を必要としない、ああ健康とは厭な物である。” と山本夏彦さんが本で書いてたと思う。ホントその通りで読書する人はまあ不健康なものだし、それを言い始めたら本を書くにまで至る人はどうなるのよって?wwって。そうしてやはり健康だったら良いのかといえば、本も要らない奴にはなりたくないなと。
    物書きに自死が多いのは読むどころか書くに迄至ってるのだから当然と言えば当然な話な気がするし、三島さんも例に漏れないかな。でも例というには戯曲書いてただけあって上手にスポットが当たるように持って行ってて派手、というのと日本の病んだ戦後を象徴しすぎていて多くの人が無視できなくなるところが特殊かな。

  • @yamasakuranokiki
    @yamasakuranokiki Před rokem +3

    『金閣寺』や『人間失格』を読んだあと、気分を変えるために読んだのは『しろばんば』でした。

  • @kotsubansensei
    @kotsubansensei Před rokem +1

    驚きのエピソード。というか、もはやプロファイリングみたいだ。
     どういう人物が発した言葉なのかを知らないと、文字だけの情報を本当には理解できないと改めて思い知る。

  • @user-fh4bh9ro2v
    @user-fh4bh9ro2v Před rokem +4

    三島由紀夫の文章は正に血と汗と涙て書かれていた。それまでの文章(小説)は偽善でしかなかった。未だに三島由紀夫を超える小説家はいない。

  • @user-km1zw1px7i
    @user-km1zw1px7i Před rokem +1

    なるほどね、人生が文学的な人だったんだな。学生の頃読んだけど自分の中に入ってこなかったのがちょっと分かりました。

  • @kanroamedama
    @kanroamedama Před rokem +2

    浜崎先生のお話面白そうだけどカタカナが多くて難儀します😅

  • @masatomo7760
    @masatomo7760 Před rokem +1

    三島は「究極のリアリスト」だったと思います。リアリストはそれが極まり、乗り越えられない現実との乖離に気が付くと過激な理想主義へと変貌する。それを「究極のリアリスト」と呼ぶなら、三島由起夫はまさにそれだったのではないでしょうか。病的に研ぎ澄まされたともいえる彼の感性は、現実を受け入れることを最期まで許さなかったということか。その意味で、大江健三郎が、三島が受け入れることはもちろん、理解することも、容認することもできなかった現代を象徴する作家という意見は大いに賛同するところです。

  • @seriseri2978
    @seriseri2978 Před 9 měsíci +1

    市ヶ谷での自決は遅すぎた戦死。なるほどです。三島がその遅すぎた戦死に至る「戦後」という森。それは「花ざかり」を過ぎ、死に場所を探し、彷徨い続けた忌まわしい森。右も左も仇花が咲きまくる欺瞞に満ちた呪われた森・・だったのかも知れません。

  • @Hhhhhhhhhh111
    @Hhhhhhhhhh111 Před rokem +2

    とても面白い動画をありがとうございます。拝見してる時にふと思ったのですが、戦後文学の文脈の中で、埴谷雄高はどのような位置にいたとお考えですか?

  • @user-kc9xc8zf2o
    @user-kc9xc8zf2o Před rokem +3

    村上春樹すきですか? 茂木・・・。

  • @thas3815
    @thas3815 Před 11 měsíci +1

    春樹論面白かったです!龍も言及して欲しかった(笑)

  • @user-gw8eb3kk1t
    @user-gw8eb3kk1t Před 7 měsíci +1

    「村上春樹好きですか?」
    (イイヤ)
    「よかった」

  • @atsuagelassus9714
    @atsuagelassus9714 Před rokem +1

    最後のギターの音楽が美しい!これ誰の作曲ですか?

  • @UnknownUnknown-nx7ov
    @UnknownUnknown-nx7ov Před rokem +2

    いやー、良かった。辛口だからやっぱり批評家だよね。評論家なんていういい加減なもんじゃないという自負を感じましたね。
    三島さんの死に対する分析と逸話を聴いていたらキリストの人生を想起しました。キリストが仮に本当に聖書のような人生を歩んだとしたら浜崎さんはどう批評しますか? あるいは聖書自体をどう批評しますか? 三島さんの母上のような感慨をマリアは持ったのでしょうか?

  • @user-lp3lz2hv4c
    @user-lp3lz2hv4c Před rokem +3

    戦後を代表する作家………
    小林信彦、井上ひさし、石牟礼道子などを自分は思い付きます。

  • @emippe226
    @emippe226 Před 7 měsíci

    あ〜だから三島は『肉体の悪魔』と『ドルジェル伯の舞踏会』を書いて二十歳で夭折したレイモン・ラディゲに心酔していたのですね。題名は失念しましたが、『ドルジェル伯の舞踏会』を思わせる著作が三島にもありますね。どちらも『クレーヴの奥方』からの流れを汲んでいる作品です。

  • @kairisawa8729
    @kairisawa8729 Před rokem +1

    僕も右翼ではないですが、母が少女漫画読むので、それをそのまま息子の僕に読ませた、読ませているので、僕も少女漫画(山岸涼子)読むのですが、しかもやはり言語オタクなので、頭より先に言葉が出る、言ってから自分の考えを整理するという意味では、自分の中に女性性はかなり感じています。しかし、山岸涼子には魅力を感じつつも、かなり毒が入っている、と感じるので、いかがなものかと。

  • @user-op7yw1cf2y
    @user-op7yw1cf2y Před 3 měsíci

    空虚感は無くならない。

    • @user-op7yw1cf2y
      @user-op7yw1cf2y Před 3 měsíci

      ユングの言う統合、セルフ、自己実現か。

    • @user-op7yw1cf2y
      @user-op7yw1cf2y Před 3 měsíci

      村上春樹、コミットメントね。
      火は消えたのかな。

    • @user-op7yw1cf2y
      @user-op7yw1cf2y Před 3 měsíci

      なんか道徳的な感じ。
      村上春樹は。
      内向的と言うのは自分を露悪しないからか。
      それだと文学的じゃないのでは。
      よくわからんけど。

  • @user-hj9fz3zh9o
    @user-hj9fz3zh9o Před rokem +2

    浜崎さん苦しそう。

  • @user-nb3fu4nf6q
    @user-nb3fu4nf6q Před rokem +4

    正直よくわかりませんでした

  • @user-rj2wg1jz2f
    @user-rj2wg1jz2f Před rokem +2

    浜崎氏は安倍公房はどのように考えていますか?

  • @supernature1577
    @supernature1577 Před rokem +4

    戦後批判の正しさは、現人神の人間宣言による日本のアイデンティティの喪失からでは?

  • @tomikotomochan8430
    @tomikotomochan8430 Před rokem +1

    1933NEN NO HAVARA COIN NI TSUITE ONEGAISHIMASU!
    TANAKA KAKUEI WA DONNA SORIDESHITAKA?
    MOGISENSEI NO OKAGEDE MONOSUGOKU REKISHIGA SUKI NINARI TOTEMO KYOMI O
    MOTSUYONI NARIMASHITA. KONO 2NEN KAN TOTEMO IRONNA REKISHI O MANANDATO OMOIMASU. MOGISENSEI NO OCHITSUITA HANASHIKATA GA DAISUKIDESU.
    REKISHI TOTEMO OKUGA FUKAKU NAGAKU IMADEMO TSUNAGATEIRUTO OMOIMASU.
    REKISHIWA KURIKAESU TOIU NOMO HONTOUDATO OMOIMASU.

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +1

      Havara coin とは?

    • @tomikotomochan8430
      @tomikotomochan8430 Před rokem +1

      @@maomao96363 Haavara agreement and coin? just take a time and search if you're history collector

  • @user-zc6jd8dp1r
    @user-zc6jd8dp1r Před rokem +8

    なんか文学作品って有害図書なのかと思ってしまいました、テレビ見るな新聞読むなみたいな…出てきた4人どれも読んだことないので知らんけど、脳内ばかりでは健全ではなさそう、青少年に悪い影響与えても困ります

    • @maomao96363
      @maomao96363  Před rokem +24

      あらゆる芸術は、心の闇から発します。それを必要としない健康な人たちが多数派であることを、私も学びました。

    • @user-zc6jd8dp1r
      @user-zc6jd8dp1r Před rokem +1

      @@maomao96363 御指導ありがとうございます!
      闇が残ってしまったのも始まりの「光あれ!」が失敗だったのでしょうから仕方ないのかなとか過去動画を思い出して余計な想像してしまいます、神って都合良いのかもしれない(笑)

  • @kazuoimamura-hu7ts
    @kazuoimamura-hu7ts Před 11 měsíci +1

    モロ魂の殺人のゆっくりしたプロセス見せられてる、イヤーな気分に襲われるなぁ

  • @nogianzu
    @nogianzu Před rokem +6

    親しみこめてるのかな 呼び捨て嫌だ。

    • @user-kc7mg6if1w
      @user-kc7mg6if1w Před rokem +14

      呼び捨てにされるのは…
       本物だからだそうです〜👍✨
      以前!恩師の方が何気なく言われた事が…
      今も残ってます〜👍✨

    • @hiromilandolt552
      @hiromilandolt552 Před rokem +2

      呼び捨てへの偏見?こういう人はほんと苦手です。
      良いようで結局、人との信頼関係を狭くしてダメにする。