【徒手整復】膝関節前方脱臼 Reduction of Knee Dislocation Technique

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  • čas přidán 22. 03. 2021
  • 膝関節前方脱臼の徒手整復です.転位の程度によりますが靱帯損傷が併発する頻度は高く,骨損傷が併発していることもあります.重篤な併発症として膝窩動脈損傷があり,脱転した骨による一時的な牽引(圧迫)であれば,可及的早期に整復することで壊死を防止できます.膝窩部で拍動性血腫を認める場合は,血管損傷による内出血が考えられ,医療機関への救急搬送が必要です.
    応急手当として徒手整復を実施する場合,二次損傷を起こさないように愛護的に行い,整復に伴う異常な疼痛を訴える場合は直ちに中止すべきです.整復が完了すれば,疼痛は急激に軽減しますが,まず,血流や感覚の異常を確認し,次にばね様固定の消失を確認します.その後は,良肢位で固定し医療機関を紹介します.

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