七面鳥のメスは、ふたりから同時に口説かれて困っちゃう【血縁淘汰3】#65
Vložit
- čas přidán 21. 07. 2024
- 血縁淘汰シリーズ第3回です。七面鳥・タマホコリカビ・アリゾナタイガーサラマンダーなど、血縁淘汰に関連する生き物のおもしろい生態を紹介しています!
前回⇨ • 兄弟を助けたくなる条件とは?利他行動を定式化...
【目次】
00:00 空元気で血縁関係をしゃべります!
00:41 【前回の振り返り】血縁関係とハミルトン則
03:27 【タマホコリカビ】集まって合体する単細胞生物
09:59 【七面鳥】劣位オスの協力行動
16:17 アリゾナタイガーサラマンダーの共食い
21:23 【謝罪】真社会性を勉強する時間をください
28:11 生態学のおもしろさをゆるく伝えたい
【話に出た生き物】
・七面鳥
・タマホコリカビ属
・アリゾナタイガーサラマンダー
・ハダカデバネズミ
・ハチ
・シロアリ
【Lab BRAINSさんのよしのぶ執筆記事】
lab-brains.as-1.co.jp/tag/yur...
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横浜国立大学経営学部卒。 普段はIT企業にて企画職。 子どもの頃に憧れた、生き物にやたら詳しい大人になるため勉強中。
【平田トキヒロ:プロフィール】
東京学芸大学教育学部哲学分野卒。企業に勤めながら本を積んでは読み漁る日々を暮らす。学部時代に社会学から哲学へ転向。美学にも傾倒。日本哲学会員。
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#ゆる生態学ラジオ #タマホコリカビ属 #血縁淘汰 #ハミルトン則
【Lab BRAINSさんのよしのぶ執筆記事】
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タマホコリカビは「粘菌」の呼び方が一般的ですね。
よしのぶさんって本当に実直な方だな🥲いつもその姿勢に癒されるし、たとえ勉強途中であってもいつも楽しい動画です!
よしのぶー!応援してるぞー!うちらの代わりに勉強してくれて面白く優しく説明してくれてありがとう!顔も好きだぞー!
タマホコリカビの高い血縁度が作られる仕組みは、細胞表面のタンパク質による細胞選別が影響してるのかもしれません。全く同じ配列のタンパク質同士だと強く接着するのに対して、同じ遺伝子から作られるタンパク質でも遺伝子多型などでわずかに構成するアミノ酸が違うものだと接着が弱いとか逆に忌避する指令が入るとか。
ガチ生態学ラジオもガチ哲学ラジオも待ってます
好きな動物は、ナマケモノ🦥です!
生態系の循環を身体の表面でおこなっている、まるで地球そのもののような存在が素敵です。
ここ数回はおいおい大丈夫か?と危なっかしく見ていましたが、ある種のサービス精神の発露だったのだろうと思いました。
仕切り直して次回以降楽しみにしています。
続きは気長に待ちます!☺️
タマホコリカビの話から、先日カフェの方にあがってた単細胞生物なのに複雑な木みたいになる藻の話を思い出しました。
粘菌ちゃん愛おしい ピクミンとかロコロコみたい
めちゃくちゃおもしろかったです!
不思議な生き物の生態だけでも十分面白いけど、それがどういう理屈で動いてるのかって説明が個人的には1番好きなので、たまにはこういうゆるガチ回もしてほしいです!!
真社会性会待ってます🫶
やっぱ知りたいのはヒトの真社会性ですよ。
言語や論理のメッキを全て剥がした時、剥き出しのヒトの生態には果たしてどんな生態学的傾向が残るのか?
知りたーい‼️💓
いち不真面目な生物学専攻の学生として、適応度は何となく理解した気になっていて尚且つ包括適応度で真社会性は十分に説明可能なものだと思い込んでいたので、今回のシリーズはそれらを改めて考え直す機会となりとても良かったです
追伸
タマホコリカビ(細胞性粘菌)に関しては、原生生物メインで生物学をする人以外は「賢くて可愛いアメーバ状の原生生物」という認識さえあれば十分だと思います
トキヒロさん、泣いた赤鬼風評被害!赤鬼のために青鬼から申し出て、赤鬼が人間と仲良くなったあと自分がいたら人間にまた恐れられるよっていって赤鬼のためにひっそり身を引いたんであって、利己のぶつかり合いみたいなことではないですよー!
幼い頃一応感銘受けたんで反論しておく。
確かその後、ほかの村に流れた青鬼は「――って感じで、赤鬼に救ってやったんすよ~」と武勇伝を語り歩いたんですよね!
この世で一番好きな動物はウォンバットです❤
血縁淘汰について見た上で人間の親切は何なんだろうと考えるとまた趣深いですね
かなり気になる内容でしたが、連作になってなったら再生しないところだった…!
学生の頃,協力行動の研究をしてましたが,真社会性といえば血縁淘汰という話ばかりで,その後の展開は追えてなかったので,今後の動画が楽しみです.
29:32 いやオレは期待してるぜ!!
よしのぶさん。難しい生態現象を、楽しい生態事例とか、空想事例とかを使って説明していらっしゃるのが、メチャ楽しいです。平田さんの傍若無人なツッコミに、アタフタしているよしのぶさんが大好きです。私のお気に入りベストは、「おちょちょ」回、「サウザー」回です。真社会性生物の解説回を楽しみにしていま〜す。
真社会性の話も楽しみにしています
ライオンで七面鳥にとても近い例を聞いたことありあります
ライオンの兄弟が他のライオンの群れのボスを協力して襲い、新たな群れのリーダーとなった後、兄弟の強者の方にハーレムを譲り、残りは単独で群から抜け旅立つという例を聞いたことあります
今思うと血縁淘汰ですね
ライオンの子殺しというものも有りますね
ミツバチに関しては、姉妹同士で卵を作らないように牽制しあってる、みたいな説明を聞いた事がありますね
姉妹同士で卵を作らないとは、蜜蜂は単性生殖可能ということですか?
@@早川眠人
あー、そうじゃなくて
女王バチは卵を産んで繁殖するじゃろ? その際、未受精卵はオスバチに孵化するというのは、動画でも説明されている通りじゃ
上に書いとる文は、働きバチらは、未受精卵(と受精卵)を作らないように、つまりは卵を作り産んでしまわないように、お互いを妨害しあっている、という意味じゃから、決して姉妹百合とかの話ではないからの!
というより、単性生殖という言葉を初めて聞いたので調べてみたのじゃが、単為生殖の別名としては存在するみたいじゃの
しかし単為生殖というのは、一匹で、単体で、他の個体が関与せん状態で起きる事象であって、決してメス同士やらオス同士やらで繁殖するという意味ではないからの?
いつも面白いけれど、血縁淘汰の話はとくに面白かったです。タマホコリカビの利他行動、なかなかの戦略です。「粘菌類」に分類されるのでしょうか?ウィキを見ると、真性粘菌と細胞性粘菌はどうも別とされていますが、知れば知るほど謎です。また、粘菌の不思議な戦略、調べてほしいです。楽しみにしています。
1つの理論で包括的に説明できそうかと思いきや一部不足があったり例外があったりはダーウィンの進化論もそうだったので、進化研究のあるあるなのかもしれない
個人の適応度で言えば同性愛者もゼロですが、淘汰されずに一定割合いますよね。今は倫理とか社会的な事で話題にあがりがちですが生態学からみた性的マイノリティも解明されてほしいです。
遺伝の際の揺らぎがないと進化もあり得ない。まぁ殆どの揺らぎは生存に不適当だろうけど。
キリンとか
マヌルネコやってください!
ダニング=クルーガー効果の検証シリーズかな?
よしのぶー、タマホコリカビ回やろーぜっ(*゚▽゚*)b"
いつも思うんですが、よしのぶさんって小市民が誠実に頑張ってる感あって、ゆる学徒メンバーの一番身近に感じますw
今日もコメント欄はお二人への愛あるコメントとありがたい解説コメントが交互で、反復横跳びの気持ち
スーとゴイゴイだ
ウサギってウンコ食べるんですけど消化メカニズムはとても優れています。しかも本気で走ると時速60キロ出ると言われています。なのにあの可愛さ♡。ウサギ最高です(^-^)/。
哲学の人はよしのぶから難しい話聞きたくないって言ってたけどそんなことないんだけどな 専門の先生にちゃんと教えてもらう話も聞きたいが
私がハチの半倍数性の話を聞いたとき、つまりオスバチは女王バチの精子なんだと理解しました。
女王バチは他人との後尾で子を生むメスとしての生態と、多細胞の精子(オスバチ)を作って別のメスと遠隔で交尾して子を産ませる両性具有なんだなぁと。
しかしウメマツアリの話を聞いたときに、意味がわからないと思いました。
ウメマツアリでは普通の種ならオスアリになる女王の未受精卵は新女王(次世代の女王アリ)になります。
女王は元から半数体なので、減数分裂ではなくクローンです。
ならオスがどうやって生まれるかというと、受精卵の中から、何らかの方法で女王の遺伝子を取り除き、父アリの遺伝子だけを受け継いだ息子アリが出てくるのです。
女王は働きアリを生むためにオスと交尾しなければいけないけれど、有性生殖できた個体は働きアリなので繁殖できない。
次代に残るのは女王とオスそれぞれのクローンだけ。
なんという殺伐とした世界なんだと思いました。
ちょっと意味が分からなかった。有精生殖すると雄蟻になるのですよね。無性生殖すると雌蟻になるのですよね。働き蟻は全て雌ではないのですか? 雄は羽を生やして遠くでパートナーを見つけるのでは?
@@早川眠人
ウメマツアリの話でしたら、有性生殖したらほとんどが、メスのハタラキアリになります。
ところが一部の有性生殖の卵から、メスの遺伝子を排除した、オスのクローンが生まれるそうです。
有性生殖なのですが、メスの遺伝子は排除されてるので、実質は無性生殖です。
普通のアリやハチは、有性生殖からハタラキアリも女王アリも生まれます。
オスは無性生殖から生まれます。
かなり変則的なアリなのです。
@@早川眠人
もうちょっと整理して言うと
次世代の女王は今世代の女王と同じ遺伝子(半数)を持って、無性生殖で生まれます。
次世代の雄アリは今世代の女王の腹から、今世代の雄の遺伝子(半数)だけを持って生まれます。
彼らは両方翅をもっていて、空を飛んで別の巣の異性と出会って交尾します。
しかし、さらに次の世代も、生殖可能な女王と雄は遺伝子が混ざらない状態で生まれてきます。
ずっと雄アリは雄アリのクローンで、女王アリは女王アリのクローンです。
そんな彼らの世話をする働きアリ(メス)だけは、遺伝子が混ざった本来の有性生殖である二倍体です。
しかし、二倍体の彼女らには繁殖能力はありません。
自分のクローンを残し続けて、遺伝子が一切交わらないウメマツアリは家庭内別居アリとも呼ばれています。