【朗読】山本周五郎「山椿」 朗読・あべよしみ

小学館文庫・山本周五郎傑作選2「山椿」より朗読させていただきました。
初出・・・『講談雑誌』１９４８年(昭和２３年)３月　
梶井主馬と「きぬ女」は結婚式を挙げるが、新婚生活はうまくいかなかった。なぜかきぬ女はいつまでたっても夫に身も心も許そうとしないのであった。梶井家の主婦の役目をしていた主馬の従妹「みち」は、それを心配するが・・・。
【主な登場人物】
梶井主馬・・・作事奉行。現実的で几帳面な性格。
みち・・・主馬の従妹。孤児だったため梶井家に引き取られ主婦の役目をする。
須藤きぬ・・・主馬の妻。
脇田信造・小倉・河上・・・主馬の下僚。
太田順庵・・・医者。
栗原和助・・・納戸奉行。
榎本良三郎・・・納戸方勤め。
【もくじ】
00:00 1.
08:01 2.
16:00 3.
24:13 4.
33:00 5.
41:34 6.
49:54 7.
58:19 8.
山本 周五郎
（やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日）は、日本の小説家。
本名：清水 三十六（しみず さとむ）。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。
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