猫じゃらし文芸部
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ジョージ・オーウェル『一九八四年』解説|自由が奪われると、精神が壊れていく
それは過去が掻き消され、歴史が塗り替えられた世界。
自由な思考を禁じられ、二重思考のイングソニックが実践され、
人々は新しい秩序を生きることになる。
オーウェルは、個人独裁による全体主義国家によって
人間の自由が奪われ、精神が粉々に破壊された社会を描く。
私たちは個の自由と権を守るために、
大きな力に立ち向かっていかなければならない。
#ジョージ・オーウェル #一九八四年
★目次
00:00 タイトル
00:18 テーマ(主題)
01:16 作品の読み解き
37:05 メッセージと感想
*一九八四年(ブログ)
necojara.com/george-orwell-1984/
*猫じゃらし文芸部(サイト)
necojara.com/
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Video

ジョージ・オーウェル『動物農場』解説|すべての人間は平等である。だが一部の人間は他よりもっと平等である。
zhlédnutí 197Před 14 dny
全ての動物の平等を目指したはずが、いつか恐ろしい 社会に変わり、ついに個の自由が無くなってしまう。 オーウェルが描く全体主義を風刺した寓話『動物農場』。 人間の虐待から解放され理想の動物農場を建設するはずが、 そこで起こったことは、個人崇拝、歴史改竄、大量粛清、弾圧。 そんな最悪の状態となる。私たちは理想が歪められ 恐怖政治に辿り着くまでの変遷を確認する。 手遅れになる前に、自由を守る戦いを始めなければならない。 #ジョージ・オーウェル #動物農場 ★目次 00:00 タイトル 00:17 テーマ(主題) 01:21 作品の読み解き 43:02 メッセージと感想 *動物農場(ブログ) necojara.com/george-orwell-animalfarm/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
エンデ『モモ』解説|時間とは何か?それは生命である
zhlédnutí 631Před měsícem
時間とは何かを問う。それは貨幣の代替ではなく、 命そのものであるとする。 形而上的な<時間>の概念を説いており、 近代以降の物質主義や科学万能主義に対する文明批判でもあり、 心の精神世界の素晴らしさを訴える。 その先には、生きるとは何か? 死ぬとは何か?という命題となる。 あなたの時間は、ほんとうに輝いていますか? #ミヒャエル・エンデ #モモ ★目次 00:00 タイトル 00:16 テーマ(主題) 01:40 作品の読み解き 22:57 メッセージと感想 *モモ(ブログ) necojara.com/ende-momo/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
カポーティ『ティファニーで朝食を』解説|自由に囚われた、ホリーという生き方。
zhlédnutí 176Před měsícem
自己の実存だけを信じて生きていくホリー。 彼女は人種にも、性別にも、寛容だ。 そして、生まれた場所も、育った故郷も、暮らした街も、 出会った人々も皆、捨て去っていく。 ホリーは何ものも所有したくないし、所有されたくないのだ。 自己のアイデンティを常に消し去り、自分探しを繰り返す。 魂の安らぐ聖なる場所を探し求め羽ばたいている。 私たちは自由に囚われたホリーという生き方のなかに、 カポーティという天才作家の内面世界を訪ねる。 #トルーマン・カポーティ #ティファニーで朝食を ★目次 00:00 タイトル 00:18 テーマ(主題) 00:29 作品の読み解き 18:26 メッセージと感想 *ティファニーで朝食を(ブログ) necojara.com/trumancapote-breakfastatthetiffanys/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』解説②|涸れた心を潤し、イドを鎮める物語のチカラ
zhlédnutí 650Před měsícem
208号室の謎の女と出会う。 そして壁抜けの際に右の頬にあざができる。 そのあざはナツメグの父である獣医と同じだった。 そして不思議な治癒能力を授けられる。 再び、ワタヤ・ノボルと雌雄を決する。 そこで時代を越えたバットを渡される。 こうしてトオルは「ねじまき鳥」として 資格(あざ)と能力(治癒)と武器(バット)を持つ。 フロイト×ユングの西洋の精神分析と東洋のスピリチュアル。 トオルはクミコを闇の世界から救うことができるか。 #村上春樹 #ねじまき鳥クロニクル ★目次(解説②) 00:00 タイトル 00:20 作品の読み解き(解説①の続き) 22:41 メッセージと感想 *ねじまき鳥クロニクル(ブログ) necojara.com/murakamiharuki-nejimakidorikuronikuru/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』解説①|涸れた心を潤し、イドを鎮める物語のチカラ
zhlédnutí 807Před 2 měsíci
猫が消えた後、しばらくして妻のクミコが失踪する。 一体、何が起こったのか。 どうやら彼女は無意識世界にいるようだ。 それは心の闇であり、その記憶は過去に遡る。 この作品のテーマは暴力とエロス。 そこにはフロイトの提唱した イド(原始的欲動)・エゴ(自我)・スーパーエゴ(超自我)、 そしてユングの提唱した<個人的無意識>と<集団的無意識>の モチーフがある。根源悪に精神世界で闘う村上ワールド。 人間の心には、どろどろした何かがある! #村上春樹 #ねじまき鳥クロニクル ★目次(解説①) 00:00 タイトル 00:19 テーマ(主題) 01:34 作品の読み解き *ねじまき鳥クロニクル(ブログ) necojara.com/murakamiharuki-nejimakidorikuronikuru/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
カミュ『異邦人』解説|それは太陽のせい、不条理に反抗する精神
zhlédnutí 430Před 2 měsíci
神を信じない反(アンチ)キリスト者であることが、 西欧キリスト教文明の社会でいかに排除されるか。 カミュはこの不条理と向き合い、抵抗する人間を『異邦人』に描く。 そしてついにムルソーは自己の真理に到達して死んでいく。 偽りの条理に嫌悪し、多数を疑い、法律や宗教に盲信することなく、 自らの思考で真理を探究する。ムルソーは決してニヒリズムではない。 そこには自分に正直な生き方と疎外する社会への反抗の精神がある。 #カミュ #異邦人 ★目次 00:00 タイトル 00:17 テーマ(主題) 01:24 作品の読み解き 25:50 メッセージと感想 *異邦人(ブログ) necojara.com/camus-letranger/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』解説|「ほんとうの幸い」を問い続ける
zhlédnutí 371Před 3 měsíci
孤独なジョバンニが親友カンパネルと一緒に 「ほんとうの幸い」を探す銀河鉄道の旅。 そこには最愛の妹トシと死別し苦悩する賢治の姿がある。 法華経に帰依し、その考えは宇宙にまで及ぶ。 この神秘的で不思議な物語を通して 人間の「生」と「死」の問題を心静かに考える。 #宮沢賢治 #銀河鉄道の夜 ★目次 00:00 タイトル 00:18 テーマ(主題) 01:22 作品の読み解き 21:00 メッセージと感想 *銀河鉄道の夜(ブログ) necojara.com/miyazawa-kenji-gingatetudounoyoru/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』解説|大人のインチキと闘う、ホールデンという魂
zhlédnutí 2KPřed 3 měsíci
社会の欺瞞と闘いながら、暴走する魂がニューヨークを彷徨う。 心と身体を曝け出す16歳の無軌道な青春に人々はなぜ心を打たれるのか。 ホールデンがなりたい「ライ麦畑で子供たちを捕える役目」とは何か。 なぜ<広いライ麦畑>なのか、<何千人もの子供たち>とは、 <ゲーム>とは、そこにある<崖>とは何を意味するのか。 子供から大人へ変わる、その中間の、青春という季節。 悩み続ける若者の叫びと祈りの物語 #サリンジャー #ライ麦畑でつかまえて ★目次 00:00 タイトル 00:20 テーマ(主題) 01:20 作品の読み解き 22:10 メッセージと感想 *ライ麦畑でつかまえて(ブログ) necojara.com/j-d-salinger-thecatcherintherye/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』解説|生きるとは記憶を訪ねること
zhlédnutí 812Před 4 měsíci
都会から隔絶され、森が見える窪地に寄宿舎ヘールシャムはある。 生徒たちは、親を知らず、保護官の監視のもとで育っていく。 全員が、将来、何になり、いつ頃まで生きるかも決まっている。 運命が現実に近づき、奇妙で不思議だった日々の謎が解けていく。 クローンとして生を受け、未来のない残酷な運命のなか 思い出だけを大切な宝物にして、限られた命を生き抜いていった。 「死」を越えるもの、それは「記憶」なのかもしれない。 #カズオ・イシグロ #わたしを離さないで ★目次 00:00 タイトル 00:19 テーマ(主題) 01:40 作品の読み解き 34:43 メッセージと感想 *わたしを離さないで(ブログ) necojara.com/kazuoishiguro-neverletmego/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com
村上春樹『品川猿の告白』解説|片想いの記憶を熱源にして生きる
zhlédnutí 159Před 4 měsíci
猿が人間に恋をする。それは叶わぬこと。 そこで好きな女性の名前を盗んで、 大切に温めて、生きるエネルギーに換える。 果たせぬ想いを抱きながら、生きていく糧にする。 年老いた品川猿が恋の記憶と共に余生を送る。 デタッチメントとアフォリズム。 それは自律して生きる村上ワールドが 読者に届けてくれた想いだったのかもしれない。 #村上春樹 #品川猿の告白 ★目次 00:00 タイトル 00:19 テーマ(主題) 01:03 作品の読み解き 11:09 メッセージと感想 *品川猿の告白(ブログ) necojara.com/murakamiharuki-sinagawazarunokokuhaku/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com Kevin MacLeod の Gymnopedie No 1 は、  クリエイティブ・コモンズ - 著作権表示必須 4.0 ライセンスに基づ...
村上春樹『品川猿』解説|名前を盗む猿と、人間の心の闇
zhlédnutí 268Před 4 měsíci
みずきは、あるときから名前が思い出せなくなる。 それは猿がみずきの名札を盗んだからだった。 人間の言葉をしゃべる猿は、なぜ名前を盗むのか、 そのことは何を意味するのか? 人間の心の闇とせつない猿の片思いが浮かび上がる そんなセラピーな物語。 #村上春樹 #品川猿 ★目次 00:00 タイトル 00:18 テーマ(主題) 00:22 作品の読み解き 20:19 メッセージと感想 *品川猿(ブログ) necojara.com/murakamiharuki-sinagawazaru/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com
井伏鱒二『山椒魚』解説|頭でっかちの悲劇!
zhlédnutí 671Před 5 měsíci
<再UP>音声の状態が悪かったので再録しました。 頭が大きくなり岩屋から外に出れない山椒魚。 知識ばかりの頭でっかちが、庶民を蔑むが、 自分が絶望に陥ると、生殺与奪を握ろうとする。 それでも蛙は、山椒魚を許し美しさを忘れない。 世の自称、知識人よ!憐れな自分を振り返れ! #井伏鱒二 #山椒魚 ★目次 00:00 タイトル 00:14 テーマ(主題) 01:37 作品の読み解き 13:24 メッセージと感想 *山椒魚(ブログ) necojara.com/ibusemasuji-sansyouo/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
芥川龍之介『神神の微笑』解説|「破戒する力」ではなく「造り変える力」
zhlédnutí 400Před 5 měsíci
これは西洋のキリスト教社会の文化と 日本の記紀神話や先祖崇拝の文化との違いを表しています。 西洋の植民地化を退けるべく、近代化を急ぎ 富国強兵と殖産興業の国策で大国となる明治の日本。 そして日清・日露の戦いに勝ち抜きます。 芥川はその先の日本と西洋の衝突を予知したのでしょうか。 日本とは何か、日本人とは何か。 これは大正期に著された芥川の日本文化論です。 #芥川龍之介 #神神の微笑 ★目次 00:00 タイトル 00:17 テーマ(主題) 01:14 作品の読み解き 14:29 メッセージと感想 *神神の微笑(ブログ) necojara.com/akutagawaryunosuke-kamigaminobisyou/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
芥川龍之介『おぎん』解説|みんな悪魔にさらわれましょう
zhlédnutí 145Před 5 měsíci
江戸時代初期のキリシタン弾圧と棄教がテーマです。 はらいそ(天国)へ行くか、いんへるの(地獄)へ落ちるか。 キリスト教の教義に対して距離を置き、随所にユーモアを配置し、 天真爛漫な「おぎん」のとっさの閃きのなかに<生の逞しさ>を 感じさせる。芥川の切支丹物というジャンルの作品です。 #芥川龍之介 #おぎん ★目次 00:00 タイトル 00:15 テーマ(主題) 01:25 作品の読み解き 19:15 メッセージと感想 *おぎん(ブログ) necojara.com/akutagawaryunosuke-ogin/ *猫じゃらし文芸部(サイト) necojara.com/
夏目漱石『坊っちゃん』解説|正統とは何か?
zhlédnutí 575Před 5 měsíci
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安倍公房『壁‐S・カルマ氏の犯罪』解説|実存の不安からの脱出!空っぽの心が求めるものは?
zhlédnutí 553Před 6 měsíci
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村上春樹『アフターダーク』解説|なぜ浅井エリは眠り続けているのか?
zhlédnutí 666Před 6 měsíci
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村上春樹『スプートニクの恋人』解説|自分の知らない、もうひとりの自分
zhlédnutí 1KPřed 7 měsíci
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坂口安吾『白痴』解説|肉体と本能のなかに、失った魂を呼び戻す
zhlédnutí 279Před 7 měsíci
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坂口安吾『桜の森の満開の下』解説|妖しい魔性に憑りつかれ、絶対の孤独に墜ちていく
zhlédnutí 534Před 7 měsíci
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三島由紀夫『仮面の告白』解説|仮面による告白は、真実か虚偽か
zhlédnutí 1,4KPřed 8 měsíci
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太宰治『ヴィヨンの妻』解説|神を信じぬ逞しさと、神におびえるエピキュリアン。
zhlédnutí 276Před 8 měsíci
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森鴎外『舞姫』解説|豊太郎の恋、林太郎の恋。
zhlédnutí 1,4KPřed 9 měsíci
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村上春樹『国境の南、太陽の西』解説|初恋の幻を追う、囚われの自我からの帰還
zhlédnutí 1,8KPřed 9 měsíci
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村上春樹『眠り』解説|自我と自己のズレ、私という精神の危うさ。
zhlédnutí 504Před 9 měsíci
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宮沢賢治『よだかの星』解説|理想を追い求め自ら星となり輝く!
zhlédnutí 1KPřed 10 měsíci
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川端康成『伊豆の踊子』解説|”野の匂いの好意”に癒える孤独意識
zhlédnutí 4,1KPřed 10 měsíci
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三島由紀夫『金閣寺』解説|認識か行為か、文武両道を生きた三島という虚像
zhlédnutí 7KPřed 11 měsíci
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安部公房『砂の女』解説|逃げたい男 vs. 巣ごもり女
zhlédnutí 4,8KPřed 11 měsíci
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Komentáře

  • @HHeLiBe-hw2tv
    @HHeLiBe-hw2tv Před 3 dny

    集落の村人たちが穴の中の女を呼ぶ時に、老婆呼びしていたのは、なぜかわかりますか?

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 3 dny

      直接の回答にはなりませんが、この女性は“未亡人”です。亭主と娘は、台風のときに砂に埋まって亡くなったと描かれています。それで、歳はとっていないけれど「おい、婆さんよぉ!」と呼んだのではないでしょうか。さらに付け加えると、男を安心させるためもあったのかもしれませんね。

  • @user-no8qk4pf4j
    @user-no8qk4pf4j Před 13 dny

    素晴らしい動画だなあと感心しながら拝見しました。わかりやすく物語を紹介しながら、相当深い解釈をさりげなく織り込んでいって、自然に意味が頭に入って来ます。お見事!というしかないハイ・クォリティ動画ですね

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 12 dny

      嬉しいお言葉、ありがとうございます。村上作品の原点は70年安保。あの時代は、若者にパワーがありました。さらに、三島の憂国の想いも重なります。国家から個人へ、生き辛い時代を慰撫しながらセンチメンタルジャーニーを伴走してくれる作家ですね。

  • @yasai0088
    @yasai0088 Před 15 dny

    いもり に 石をなげて 殺せるとは 思えませんが

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 14 dny

      こまりくらいの石とありますので、握りこぶしくらいの大きさです。

  • @2001banekuro
    @2001banekuro Před 20 dny

    いや、安部公房自身はたいそうなテーマを考えていたのではなく、「蟻地獄」というアイディアから想像を膨らませていくうちに、膨大な文章を書いてしまった。 そこから無駄を削ぎ落としていく過程で次第にテーマが定まって来たというのが「砂の女」の創作経緯だろう。 もとはもっと娯楽的な作品にする予定だったために、主人公の一人称文章にならなかった原因らしい。 女や村人の心情を書き記した、挿入的な部分を削るかどうか悩んでいたことが、一人称形式に描き直すことを難しくしたようだ。 ただこの時の逡巡を「箱男」で、一人称の語り手を不確定にするという、逆活用した印象を受けるが。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 20 dny

      週刊誌で砂に苦しむ部落の写真を見たり、その後、砂の生成を興味を持ったりということで、まさに「蟻地獄」のアイデアが起点ですね。そして完成した作品は、異様な感覚を与える。そこには当時(高度経済成長)の気分(進化へのアンチ)を感じます。

  • @2001banekuro
    @2001banekuro Před 20 dny

    この作品は安部公房が生活困窮に苦しみながらも、他の仕事を断って半年以上の時間を掛けて完成させた作品だ。 ただそういう生活臭が全く漂ってこないどころか、諧謔じみた仕上がりになったのが驚き。 そこは共著者でもある安部真知夫人が、小難しい文学語法を嫌ったという事情もあった。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 20 dny

      コメントありがとうございます。人間のアイデンティがなくなり、モノと逆転する発想と、その展開の奇抜さ。この「S・カルマ氏の犯罪」というタイトル、そして荒野と部屋の壁が重なりあうラストは、近代の不安を不思議な世界に包み、斬新でした。

  • @a4.36
    @a4.36 Před 23 dny

    素晴らしい動画でした。投稿ありがとうございます。

  • @The.neutrino
    @The.neutrino Před 28 dny

    ただ宇宙の調和の中で存在しているミジンコ(人類)。

  • @user-sv7wm5ju2s
    @user-sv7wm5ju2s Před měsícem

    恩人

  • @user-jh1wb3lm7o
    @user-jh1wb3lm7o Před měsícem

    ノルウェイの森のデジャブを感じた

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před měsícem

      コメントありがとうございます。電話のシーン(僕>緑、すみれ>僕)なんかも似てますよね。

  • @jiyujizai
    @jiyujizai Před měsícem

    図書館から予約連絡が来たようで…。タイトルに惹かれて…。🙄 村上春樹は🇳🇴を30年ほど前に買って少し読んだような記憶ですが内容は覚えていませんね。雨か何かで濡れたようで。コメントからは面白そうな気配が…。完読なる哉。期待してます。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před měsícem

      コメントありがとうございます。皆さんそれぞれにイチオシの一冊があるようです。『ダンス・ダンス・ダンス』是非、完読を!

  • @panty0826
    @panty0826 Před měsícem

    素晴らしい解説ですね。とても参考になりました!ありがとうございます!!

  • @pchannel86
    @pchannel86 Před měsícem

    銀河鉄道の夜、改めて学びになり美しくもある小説だと感じました。 分かりやすい解説ありがとうございます。宮沢賢治の作品は小中学生の頃に読んでいまいち意味が分からないままの作品も多くありましたが、大人になってから読み直すとこんなに素晴らしい作品だったのか!と驚かされます。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před měsícem

      コメントありがとうございます。宮沢賢治の童話(小説)は、詩だと思います。とくにこの作品は素晴らしい。「ほんとうの幸い」を考え続ける人生でいたいと思います。

  • @user-nj5yt6rd9d
    @user-nj5yt6rd9d Před měsícem

    今日2部読み終えたのでこの解説は沢山のけとをおしえていただけたし 共感の喜びです

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před měsícem

      いよいよ3部ですね。長い小説ですよね。また読後の感想などコメントください!

  • @user-zs3cv9xj1t
    @user-zs3cv9xj1t Před měsícem

    丁寧な解説、ありがとうございます。

  • @user-yj7xs7fe3x
    @user-yj7xs7fe3x Před 2 měsíci

    めちゃめちゃ面白いです

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 2 měsíci

      芥川さんって天才ですよね!

    • @user-yj7xs7fe3x
      @user-yj7xs7fe3x Před 2 měsíci

      @@Necojarashi-Bungeibu222 芥川は本当に天才だと思いますし、主の色々な作品を分かりやすくまとめられるのも素敵な才能だと感じます✨

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 2 měsíci

      有難いお言葉をいただきまして、とても励みになります😿

  • @user-gv9gf9ue1x
    @user-gv9gf9ue1x Před 2 měsíci

    おお!キター♫待ってましたよ!(T_T)

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 2 měsíci

      お待たせしました!楽しんで頂けるとうれしいです。後編(解説②)は来週末になります。只今、編集中です!

  • @Thuong_minhzhe
    @Thuong_minhzhe Před 2 měsíci

    第一遍看这本书时。能看入我心中的只有性爱的情节…但第二遍的时候。我开始想要去理解他们的关系到底是什么?什么又是爱情?然而看完之后又迷迷糊糊。至今还记得村上的那句:死并非生命的对立面,而是作为生的一部分永存,希望下一次我再拿起这本书的时候能读懂他。我也害怕读懂他。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 2 měsíci

      コメントありがとうございます。読むたびに新しい発見がありますよね。

  • @user-rb9wr6ix3k
    @user-rb9wr6ix3k Před 2 měsíci

    死は生の一部というのは共感できません。 生死を繰り返すのが命ではないでしょうか。 一日生きたということは、一日死んだということです。 言うなれば、表裏一体。 一部というのは生きている間に周囲の人を見送り、最後は自分も逝くというニュアンスを感じます。 死というゴールに向けて進むというのはやっぱり共感できません。 誰でも今この瞬間に脳出血か心筋梗塞を起こしてもおかしくない、遠い先に設定するのはおかしいです。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 2 měsíci

      作者が書いている意味は、生があれば必ず死があるという一体感を表現をしているのだと思います。もちろん死生観は人それぞれですよね。

  • @user-ob3xo3ko3r
    @user-ob3xo3ko3r Před 2 měsíci

    何気に動画編集めちゃ凝ってますね。 映像素材とかどこで手に入れてるんですか? それと全部手作業で編集してるんです?

  • @user-dk7fs7jj8w
    @user-dk7fs7jj8w Před 2 měsíci

    映画は目で観て小説は前頭葉のそれで観るものだと最近思う。 選択肢のなかにそれを選ぶ人間を描く公房が無限の裾野を魅せる問い掛けの様な気がします。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 2 měsíci

      コメントありがとうございます。作者の想像力、凄いですよね。

  • @user-xe3qh5vz7v
    @user-xe3qh5vz7v Před 3 měsíci

    涙が出るぐらい悲しくて綺麗な物語だと思います。いつも素晴らしい作品を紹介してくださってありがとうございます。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 3 měsíci

      こちらこそありがとうございます。「銀河鉄道の夜」、このタイトルだけで“詩”ですよね。その世界は、不思議で神秘的で、深く考えさせられます。

  • @syugyoso
    @syugyoso Před 3 měsíci

    いい解説。 金閣寺のいろんな動画を見てきたけど、これが一番教科書的な解釈というか、自然に納得できた。 焼かないといけない流れまでがよくわかった。

  • @user-ko4cw4tc7r
    @user-ko4cw4tc7r Před 3 měsíci

    分かり易い解説ありがとうございました。教養や知識の高さを感じました!

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 3 měsíci

      コメントありがとうございます。漱石先生って、文学者でもあり、思想家でもありますよね。

  • @uA-gy8wk
    @uA-gy8wk Před 3 měsíci

    この作品は人生に大きなを影響与えてくれた。

  • @user-kv4gi1dd9f
    @user-kv4gi1dd9f Před 3 měsíci

    マドマギぇ…

  • @usk8-Jesus
    @usk8-Jesus Před 3 měsíci

    留置場で読みました(恥) 色々隠されたメッセージみたいな表現が沢山散りばめられてると思いました。 例えば、直子と緑と永沢さん。 漢字で表記されている人物に対する愛の大きさ。 ワタナベ、キズキ、ハツミ、レイコ。 カタカナ表記の一致している部分は?それはかんけいないかな? あとキズキが最後のビリヤードで勝ちにこだわる場面。彼は何処かでワタナベに劣等感を持っている可能性があると思いました。 それは幼い頃からの許婚とされていたキズキが、直子はワタナベと2人になるとなんとも言えない雰囲気を感じ、それは側から見ると付き合いたてのカップルしかもお似合いの! そんな風にキズキが思っていたかも知れませんね。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 3 měsíci

      コメントありがとうございます。漢字の三人は、それぞれの苦悩と共にキャラが立って能動的な感じ、比べて、カタカナの四人は受動的な感じです。キズキがワタナベとのビリヤードで勝ちにこだわる部分は、ご指摘のように劣等感かもしれないですね。キズキは、何らかの<精神的な状況下>で自裁しますが、ワタナベに直子を託していますし、さらに言えば、直子はキズキとは結ばれず、ワタナベとは結ばれたことは事実です。その意味では、直子の言うキズキとの許婚のような関係<≒恋愛?>というのは、謎ですよね・・・。

  • @rtrt4
    @rtrt4 Před 4 měsíci

    坊ちゃん…小学生の時に読みました。当時はいまいちよく分からないストーリーだと感じましたが、今回の解説を聴くと意外と?社会人向けの作品だと思いました。 社会に出ると坊ちゃんが体験した理不尽や人のいやらしいさなどいくらでも垣間見えますよね。それに対する坊ちゃんの考えや行動に感情移入できるのはある程度社会を知った大人かなと。小学生の頃、正直つまらないと思った作品でしたが、今もう一度読み直してみたくなりました。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 4 měsíci

      コメントありがとうございます。漱石は自由や個人主義を愛しましたが、それは利己的な自分中心主義ではありません。その歪みは西洋の思想を日本の伝統に充分に融合できず外形のみを受け入れたからだと思います。坊ちゃん(+山嵐、清)VS 赤シャツ(+支持派)のなかに、ほんとうの日本人らしさとは何かが問われていると思います。ぜひ再読ください!

  • @marikosato9526
    @marikosato9526 Před 4 měsíci

    素晴らしいビデオですが、ショパンのワルツの選曲と演奏が合わなくて集中できんなかったです。違う選曲と演奏と音量だったらよかったでしょう。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 4 měsíci

      コメントありがとうございます。お聴き苦しいところがあり、すみませんでした。

  • @MiraiJikanImage
    @MiraiJikanImage Před 4 měsíci

    文学に目覚めた人が多ければ、日本はもっと住みやすい国になっているのになぁ..と 残念に思います。 不良とか、他人に迷惑をかけている人の存在(殆どが男)が少年期の悩みの種でした。 しかし、大人になって、一般の人に意地悪な人が少なくないことが問題だと感じるよう になりました。 この作品で扱っている精神疾患も、根本には幼少期のトラウマや対人関係の悩みがある と思います。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 4 měsíci

      コメントありがとうございます。文学は、自我や自由や孤独、社会の問題など「人間とは何か」を様々な作家たちが標してくれています。実存は大切なテーマですが、金や権力だけが基準になると、結果的に社会全体も荒んでいくと思います。

  • @rtrt4
    @rtrt4 Před 4 měsíci

    砂かき(労働)の対価として住む場所を維持し、ほしい物(ラジオなど)を手に入れる。そのサイクルから逃げることは出来ない。 今の私達の生活と何も変わりはありませんね。女と女が身籠った子がいなくなったら一番欲しかった自由を手に入れる機会(縄梯子)を得たことも皮肉ですね。現代社会に生きる我々も実は砂の穴にいる生活と同じだったとは…今の生活に思わずゾっとしてしまいます。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 4 měsíci

      コメントありがとうございます。なるほどですね、確かにそう考えるとゾッとします。私はループの感覚です。都市生活⇔原始生活を行ったり来たりしたい人間の心理(現実からの逃避願望)を感じます。でも結局、どちらにも出口はありません。

  • @IKEMENOsakaman
    @IKEMENOsakaman Před 4 měsíci

    品川猿がこんな深い話やったとは…!ただの悪戯好きの猿の話やと思ったぜ!

  • @user-ws6uv5lz4b
    @user-ws6uv5lz4b Před 5 měsíci

    昔の本は読まないのですが、芥川の、『おぎん』と『馬の脚』だけ読みました。 解説をお聞きして、わたしが気がついてないところが多々あり、奥深さを知ることができました。 ありがとうございます😊

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 4 měsíci

      コメントありがとうございます。宗教的な教えも大切ですが、この作品では、天真爛漫なおぎんが「閃いた企み」の方に救いを感じてしまいます。

  • @user-bu2gi3nf6d
    @user-bu2gi3nf6d Před 5 měsíci

    若い高校教師と生徒の恋愛みたいな話だし、恋愛か友情か?めちゃくちゃ、ドロドロした人間関係になりそう! はっぴーエンドにならん😢

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 5 měsíci

      コメントありがとうございます。ハッピーエンドにはなりませんが、青年の精神的成長を描いた物語ですね。

  • @IKEMENOsakaman
    @IKEMENOsakaman Před 5 měsíci

    めぇっちゃ語ってくれるやぁん!ええやぁん!

  • @user-gv9gf9ue1x
    @user-gv9gf9ue1x Před 5 měsíci

    アフターダーク。一晩の出来事を一冊の小説に仕立て上げるなんて。斬新です。  猫じゃらしさん!ねじまき鳥クロニクル、、、是非取り上げて頂きたいです。もし可能でしたらいつか(本当にいつでもいいので)お願いします!!!

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 5 měsíci

      コメントありがとうございます。はい、いつか(未定ですが)チャンレンジします!

  • @gdm_channel
    @gdm_channel Před 5 měsíci

    主人公は砂の底で生き延びる為の留水装置の開発等に夢中になってしまい、いざ抜け出せるチャンスが訪れても見過ごしてしまうという選択をしましたが、留水装置の開発等にも飽きてしまったら、次にまた抜け出せるチャンスが訪れたら、今度こそちゃんと脱出するんでしょうかね? 私的には本作のその後の話ががとても気になりました。 猫じゃらしさんは主人公はその後どういう選択をすると思われますか?

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 5 měsíci

      作品の終りに、7年が経過して失踪届が受理(死亡扱い)されたとあります。ですので、この間は砂の女と一緒ではないでしょうか。それでもこの男の性格は、定着を嫌いますので、いつかは脱出を試みるかもしれません。ただ、この村は脱出不可能のようです。万が一、脱出に成功しても男は外の世界(都市生活)には戻らず、『続・砂の女(死んだはずの男)』は、放浪の旅を選ぶのではないでしょうか。そこでまた新たな不条理が・・・、そしてまた順応するという循環かもしれません。でも物語の流れからは、留水装置の開発等で才能が認められて、男は管理事務所(監視)側からも重宝されて、時々は穴の外にも出してもらい、いろんなアイデアで村に貢献し、最後には“砂の銅像”が立つ(笑)のでしょうか。それだと面白くないですね!

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 5 měsíci

      はい、読みました。いつの日(今は未定ですが)かチャレンジしたいです!

    • @gdm_channel
      @gdm_channel Před 4 měsíci

      ⁠ 先日1Q84の動画も上げて欲しいという旨のコメントをさせて頂きましたが、最後まで読み終えた結果、少し印象が変わりました。 ラストが駆け足になって雑な感じになっていたり、広げ過ぎた風呂敷を回収しきれていないという印象を受けました... きちんと全部読んだ上でコメントするべきでしたね、失礼致しましたm(_ _)m

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 4 měsíci

      了解しました!コメントありがとうございます。

  • @glassblue870
    @glassblue870 Před 5 měsíci

    解説は深く適確でした。そして見事な動画でした。50年前に読んで涙した作品、もう一度心に刻んで読み直ししようと思いました。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 5 měsíci

      お褒めの言葉をいただきありがとうございます、たいへん励みになります。これからも宜しくお願い致します。

  • @kunioku43
    @kunioku43 Před 5 měsíci

    三島由紀夫をあの行動に走らせたのは2・26の皇統派の将校の英霊に決まってんだろ‼️

  • @user-tappie
    @user-tappie Před 5 měsíci

    アフターダーク、一夜の冒険でマリの心が変化していくところが好きです。「私たち視点」を除けば、かなりわかりやすい方な気がします

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 5 měsíci

      私は、高橋、白川、エリの関係が混乱しましたが、最後にマリがエリを眠りから呼び戻そうとして朝がくるシーンがきれいでした。コオロギのセリフが説得力ありました!(笑)。

  • @user-qf6wb5oj6e
    @user-qf6wb5oj6e Před 6 měsíci

    とても素晴らしい解説です

  • @user-tatatata
    @user-tatatata Před 6 měsíci

    とても分かりやすい、、

  • @gdm_channel
    @gdm_channel Před 7 měsíci

    アップロードお疲れ様ですm(_ _)m 私も先日ちょうどスプートニクの恋人を読みましたが、ノルウェイの森や海辺のカフカ、ダンスダンスダンス等の多作品と比べると、文章があまり洗練されていないように感じてしまいました(作品の世界観へ強く引き込まれる感じがしないというか)... あと、夜中にいきなり電話がかかってきたり、女の子が突然失踪するのは、村上春樹作品あるあるですよね笑

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 7 měsíci

      同感です!ギリシャの情景描写は、お洒落に読み進むことはできますが、人物の背景描写がいまひとつはっきりしないので、なぜ?という部分が多かった気がします。それが狙いなのかなぁ・・・。いつもコメントありがとうございます。

  • @user-hk3sd7hm2n
    @user-hk3sd7hm2n Před 7 měsíci

    1番気持ち悪く、後味悪くなる。 人間として嫌になる。

  • @user-cp8kc6yv7e
    @user-cp8kc6yv7e Před 7 měsíci

    この話、好きです。 川端康成にしてはほのぼのとした 淡い恋心ですね😊

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 7 měsíci

      そうですね。男の子の優しい思いやりと、それに応える女の子。 若き日の川端の瑞々しい感性ですね。

  • @user-cp8kc6yv7e
    @user-cp8kc6yv7e Před 7 měsíci

    後半の 物語についての解釈もとても良かったです😊 ありがたい事…が少女の心を一時幸せにしたのですね😊

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 7 měsíci

      「有難うさん」と<秋の天城峠>と「売られていく娘」 どこか不思議な感覚にさせてくれる作品だと思います。

  • @user-hk8jm3kp2w
    @user-hk8jm3kp2w Před 7 měsíci

    この本は私にとってバイブルのようなもの。 神戸に生まれ育った者には、この小説は特別なフレーズが多々でてきます。 人生は、誰かの死を経験する事で生きている事や死への畏怖が現実味を持つ。 主人公が、身体を重ね続けるのは、その生を感じる為の本能かと。 亡くなった人は、ほんとに冷たい。 氷より冷たい。 若い頃から何十回と読み返し、この本の世界に還ると落ち着く この動画はとても嬉しいです。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 7 měsíci

      コメント有難うございます。一層の深い思いや記憶が蘇られるのだと思います。人生のなかでの死と生の確認は、苦しいことだけれど必要なことだと思います。これからもよろしくお願いします。

  • @user-fg6pq2ch2p
    @user-fg6pq2ch2p Před 8 měsíci

    憂国 安藤輝三 1 日本の誇りいま何処    誠道廃れて民落とす 最後を献花に乱る時  郭清の剣いざ取らん 2立てよ有志の同胞よ 荊そくの道我行かん 社矚を思う銃口は 奉還せよと天の声

  • @user-fg6pq2ch2p
    @user-fg6pq2ch2p Před 8 měsíci

    安藤輝三  憂国の歌の作詞は三島由起夫さんが書いたのかな?

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222 Před 8 měsíci

      コメント有難うございます。私は分かりません、どなたかご存じですか?映画の方は、監督&主演は三島由紀夫さんですね。☺

    • @user-fg6pq2ch2p
      @user-fg6pq2ch2p Před 8 měsíci

      安藤輝三  憂国の歌でイントロで映画226で本木雅弘演じる河野寿が出発するシーンで三島由起夫さんの台詞が流れるから多分作詞は三島由起夫さんかもしれないね ❤

  • @user-ze5ri2fv8e
    @user-ze5ri2fv8e Před 8 měsíci

    ありがとうございます!

  • @SHUN02
    @SHUN02 Před 8 měsíci

    情景描写から体験談であることは判る。11分の尺に、朗読&解説は早口になるのが必然。