Fischer - Sarabande from "Clio" of "Musicalischer Parnassus" on a German cembalo with 16ft.-register

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  • čas přidán 3. 12. 2023
  • Johann Caspar Ferdinand Fischer(1656-1746) - Sarabande from "Clio" of "Musicalischer Parnassus" played on a large German harpsichord with unusual 16-foot register made by Matthias KRAMER, owned by Alios Iwaki Performing Arts Center, Fukushima, JAPAN.
    いわき市の「いわきアリオス」所蔵、16フィート弦という超低音弦を搭載した珍しいチェンバロ(製作:Matthias KRAMER)で弾いた、J.C.F.フィッシャー(1656-1746) の組曲集「音楽のパルナス山」第1組曲『Clio』から「サラバンド/Sarabande」です。ここでは両手とも下鍵盤で8フィート2本と16フィートとを重ねています。このサラバンドの力強い方向性を超低音の16フィート弦でがっつり増強させよう、という目論見です。16フィート弦つきのチェンバロはJ.S.Bachが持っていたという記録はあるものの実物が残っていない、という悩ましい存在なんですね〜。
    いわきアリオスは、PFI事業という、施設の設計・建設そして管理運営を民間の資金やノウハウを活用して実施する、という方式を採用しています。
    *是非とも、このページの「PFI事業について」をご一読くださいませ。日本のお役所としては珍しく先進的で開かれた(ぶっちゃけ当たり前なんですがw)試みと思います。
    iwaki-alios.jp/about/summary.html
    このおかげでしょうか、チェンバロの機種を選定するにあたって「他にないモノにしたい!」という、およそいわゆる「役人の発想」では不可能な方向性を打ち出しまして。そこで最終的に決めたのは、なんと Matthias KRAMER による、16フィート弦という普通のチェンバロにはない超低音弦(=普通の1オクターヴ下の弦)をも搭載した「ヒストリカル工法による」ジャーマンチェンバロ!
    この16フィート弦つきのチェンバロに取り組んだ経験がある人物は、古楽器界でマニアックな方面でもいまだにごくごく少数派。まぁ記録が残っている楽器もきはめて数少ないので「キワモノ扱い」されるのもまた仕方ないこと。ですが、文化・芸術を醸成するにあたっては多様性こそが命。このような珍しい楽器をしかも弾き込みができる機会があれば率先して出向くのがワタクシの立場でありま〜す (`・ω・´)シャキーン
    ん? キワモノ大好きなだけでしょ、という突っ込みはその通りですがナニか?ヽ( ̄▽ ̄)ノ
    古典鍵盤楽器奏者/筒井一貴 つれづれ草紙:bergheil.air-nifty.com/blog/
  • Hudba

Komentáře • 4

  • @user-lh8mc9bi1m
    @user-lh8mc9bi1m Před 7 měsíci +1

    キワモノ扱いされてる楽器をキワモノ大好き仙人先生が弾かれるなんて😍素敵すぎます❣️音楽に纏わる様々なお話が本当に楽しくて楽しくて🤗ヤミツキ状態です😂

    • @bergheil69
      @bergheil69  Před 7 měsíci +2

      チェンバロって、優雅で繊細で華奢で弱々しくて、とばかり思われがちで。そのような一面は確かに大切ですが、そうでない一面もちゃぁんと存在しているんですよね〜👌

  • @XxDemon23xX
    @XxDemon23xX Před 7 měsíci +1

    Beautifully done, I *love* the sound of a harpsichord.