Video není dostupné.
Omlouváme se.

共生への伝言 生かせ野生の「声」 釧路「猛禽類医学研究所」

Sdílet
Vložit
  • čas přidán 29. 04. 2022
  • どんなに傷ついていてもその目は力強くこちらをとらえて離さない。診察台のオジロワシは「自分が生きる場所はここではない」と訴えているようだ。
     北海道に生息するオオワシ、オジロワシ、シマフクロウなどの大型猛禽類。多くが数を減らし、国の天然記念物などに指定されている。そんな野生猛禽類のための病院が、環境省釧路湿原野生生物保護センター(北海道釧路市)内に拠点を置く「猛禽類医学研究所」だ。
     研究所は環境省から委託を受け、傷ついた野生の希少鳥類の保護や治療、リハビリに取り組む。また収容された死骸を解剖し、死因の究明にも努めている。
     自動車や列車との衝突、送配電線での感電、猟場に放置されたシカを食べた際、体内に残った鉛弾の破片を取り込んでしまったことによる鉛中毒…。野生動物が運び込まれる理由はさまざまだが、ほとんどは生活圏に、人間が手を加えてしまったことが原因となっている。
     「野生動物は自然界で何が起きているのか身をもって伝えにきてくれる『メッセンジャー』。その〝声〟を獣医学という言語で翻訳し、対策を立てるのが人間の責務です」
     訴えるのは研究所代表の斉藤慶輔獣医師(57)。希少種にとって1羽の命の行方は種の存続に大きく関わるだけに、研究所は同様の事故を防ぐ対策を考え実行している。
     一例が感電事故を防ぐため、電力会社と協力して道内約2500カ所の電柱に設置した「バードチェッカー」。鳥を電線に接触させないための障害物で、開発の際は、重い後遺症などで野生復帰がかなわない「終生飼育個体」の反応を見て試行錯誤を繰り返した。
     また、シカの死骸をシートで覆い、猛禽類の反応を見る試験も行っている。線路脇に放置されたシカの轢死体にワシが集まり、後続列車にひかれる事例が後を絶たないためだ。
     斉藤獣医師は「事を起こす際、自然環境に影響を与えないか、きちんと立ち止まって考える」ことの大切さを説く。「(そうすれば)50年後には、きっと良い世界になっているのではないでしょうか」
     人間と野生動物のより良い共生は、終わりのない課題だ。私たちはいま、野生動物の声を聞き、立ち止まることができるだろうか。(写真報道局 川口良介)

Komentáře • 11

  • @user-bf5xs6fd3z
    @user-bf5xs6fd3z Před 2 lety +21

    沢山の鳥を助けて頂きありがとうございます。
    陰ながら応援させて下さい。
    人間よって酷い目にあう鳥が一羽でも減りますように。

  • @user-sh3dh5oq9w
    @user-sh3dh5oq9w Před 2 lety +18

    本当に人は酷い事をします。
    人口のクチバシで生きていけるのですね。ありがとうございました

  • @user-vu2ve9gg7p
    @user-vu2ve9gg7p Před 2 lety +22

    人の手が加えた原因で傷つく鳥たちが一羽でも少なくなりますように。

  • @user-ok7yo7sx1q
    @user-ok7yo7sx1q Před 2 lety +10

    素晴らしいですね。復帰、頑張ってね!

  • @bird-fan
    @bird-fan Před rokem +5

    人間や動物など 様々な命が集まって..生きている・・類稀なる星・地球!🌏
    この 稀少な星の上で、人類の思慮に欠けた行動の為に どれ程多くの生き物が
    絶滅していっただろう。 生物の種や 国境などのボーダーを越えて 人間は今すぐ
    生態系と 環境の保全に取り組まねばならないと思う。齊藤先生を応援します!

  • @gii_vannile
    @gii_vannile Před 2 lety +15

    ありがとうございます
    素晴らしい
    2022/05/01/sun. 05:09 am
    from Yokohama City Japan

  • @sunshinesharf3175
    @sunshinesharf3175 Před rokem +4

    たとえどんな鳥であっても、怪我をしたら自分で治すことは不可能だと思われるので、こうして助けて下さっている方々が居る事が嬉しいし、大きな希望になります。鳥たちも喜んでいると思います。(#^.^#)

  • @KnackValmzxwxKnacker-Molly

    概要欄の内容を一部抜粋し、少し文章を変更して記載します。
    道路・線路わきに放置されたシカ(等)の死体に集まった動物(鳥類に限定せず)が後続列車との接触で事故を起こす(ケガをする)事があるんですね。そんなことが発生しないよう、創意工夫が施工されているのですね。この対策がうまく行けばいいと思っています。

  • @user-tj7mm7ge7m
    @user-tj7mm7ge7m Před 2 lety +4

    ヒトと他の動物とうまく棲み分けることなんて不可能です。まして大空を飛ぶ鳥たちとは地球規模で共存しているのですから。人が作ったものは人の手で技術で自然を回復してほしいですね。ありがとうございます。

  • @user-cx7ez6qh3z
    @user-cx7ez6qh3z Před 2 měsíci

    こんにちは, 保護活動ご苦労様です。
    鳥の足にタグを付けている場面がありましたが,
    タグを付けた鳥が捕食され, タグも食べてしまった場合
    そのタグは体内で消化されるのでしょうか? 
    捕食した動物には悪影響はないのでしょうか?
    鳥の動画を見るたびに毎回気になっています。
    検索でも、それらしい回答がヒットしません。
    ご回答頂けると、ぐっすり眠れます😃(笑)。。。エヘ。

  • @HungTran-39
    @HungTran-39 Před 2 lety +1

    🇻🇳🇻🇳🇻🇳❤️🇯🇵🇯🇵🇯🇵