~南朝を掲げ守り抜いた 後醍醐天皇へ~奈良県 吉野【吉水神社】例大祭〈蘭陵王〉令和五年九月二十七日
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- čas přidán 21. 06. 2024
- 2023年9月27日、 奈良県の吉野山【吉水神社】~例大祭~にて
南朝を築き、生涯を懸けて守り抜いた 後醍醐天皇へ、畏敬の念を〈蘭陵王の舞〉に託し、
御奉納させて頂きました。
主祭神:後醍醐天皇
楠木正成
吉水院宗信法印
吉水神社は元を「吉水院(きっすいいん)」といい、1300年以上前である天武天皇の時代(白鳳年間)に役行者(えんのぎょうじゃ)が創建した格式高い修験宗の僧坊でした。
延元元年(1336年) 後醍醐天皇が京の花山院から吉野へと行幸された際に、吉水宗信法印の援護のもと、この吉水院を南朝の皇居とされ、ここに住まわれました。そこから南朝4代57年の歴史は始まりました。
1875年(明治8年)2月25日、神仏分離の流れの中で、後醍醐天皇の名で「吉水神社」と改められました。その際に、後醍醐天皇と共に南朝方の忠臣であった楠木正成、吉水院宗信法印を配祀されました。
以降、吉水神社は現存する南朝唯一の行宮となっています。
吉水神社にある書院は日本住宅建築史上最古とされており、ユネスコより「世界遺産」として
登録されました。
現在、本殿には2001年(平成13年)に焼失した勝手神社の祭神が仮遷座されております。
境内からは「一目千本」と呼ばれる中千本と上千本の桜が春には、よく見えます。