「地域の宝 つなぎたい」～前編～ 能登半島のキリコ祭り

元旦の能登半島地震から半年以上が経過した。地域の再建がなかなか進まない中、能登半島で開かれる夏祭りの開催が危ぶまれている。その一つが半島各地で夏から秋にかけて行われる伝統行事「キリコ祭り」だ。こうした中、先陣を切って「あばれ祭」が７月初旬、石川県能登町の宇出津地区で開催された。担ぎ手らが勢いよく高さ約7メートルの灯籠「キリコ」を動かすと、港町は熱気に包まれた。一方、地震と津波で壊滅的な被害を受け、キリコを流失した珠洲市宝立町は「宝立七夕キリコまつり」の中止を決めた。被災しながらも、伝統を受け継ごうと模索する住民の姿を追ったドキュメンタリーの前編。
【後編はこちら】 • 「地域の宝 つなぎたい」～後編～ 奥能登に伝...
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