〈新潟1区〉“県都”の決戦! 3つ巴の激戦制するのは? 石崎候補/塚田候補/西村候補 (21/10/21

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  • čas přidán 7. 09. 2024
  • 12日間の短期決戦が始まった衆院選。各選挙区の戦いをシリーズでお伝えします。
    今回は新潟市の都市部などを中心とし、無党派層が多いとされる《新潟1区》です。
    新潟1区には、日本維新の会の元職・石崎徹さん、自民党の新人・塚田一郎さん、立憲民主党の前職・西村智奈美さんの3人が立候補しています。
    【日本維新の会 元職・石崎徹 候補】
    「今回の選挙戦、全く新たな選挙戦になると思います」
    自民党を離れ、日本維新の会として出馬した石崎さん。
    【自民党 新人・塚田一郎 候補】
    「死力を尽くして、この選挙戦戦ってまいります」
    その石崎さんに代わり、自民党から初めて衆院選に挑戦する前参院議員の塚田さん。
    【立憲民主党 前職・西村智奈美 候補】
    「また、皆様のために働かせていただきたい」
    過去3度、石崎さんと与野党対決を演じ、6期目の当選を目指す立憲民主党の西村さん。
    新潟1区は、これまでとは構図が一変しています。
    公示日の19日、自転車で第一声の会場に姿を見せたのは石崎さんです。
    【日本維新の会 元職・石崎徹 候補】
    「与党の不満の声を集め、野党への不安の声も集め、新潟県民の皆さん、3番目の選択肢があるんですよ」
    秘書への暴行事件を受け、去年自民党を離党した石崎さんは9月末に議員辞職。
    選挙戦直前に、維新の公認を受けての出馬となりました。
    第3極をうたい、無党派層のほか与野党の票を取りに行くとする一方、維新としてはこれまで県の組織がなく、党としての浸透が課題に。こうしたなか…
    【日本維新の会 松井一郎 代表】
    「37歳。まだこれからなので、もう一度チャレンジさせてやってください」
    選挙戦2日目には、早くも松井一郎代表が来県。党の後押しも受けながら、再チャレンジを掲げます。
    昼食の時間も削って訴えを続けるなか、事務所に立ち寄ると、手には“栄養補給のため”にとスタッフが用意した果物が。
    【日本維新の会 元職・石崎徹 候補】
    「身にしみます。これ、誰かがむいてくれたわけですもんね。スタッフが…」
    過去の反省から心も入れ替え、スタッフへの感謝を胸に再スタートを切ります。
    【日本維新の会 元職・石崎徹 候補】
    「フットワーク軽く頑張っていきます。有り余る元気を地域の改革のために使わせてください」
    若さを前面に走る石崎さんに対し…
    【自民党 新人・塚田一郎 候補】
    「気持ちも若いので大丈夫。たぶん、私の方が若いと思います」
    負けじと自転車をこいで選挙戦を戦うのは塚田さんです。
    【自民党 新人・塚田一郎 候補】
    「街宣車より皆さんと触れ合う距離が近いので、自転車はすごくいいと思う」
    2期12年参院議員を務めた塚田さんですが、自身の失言の影響で前回参院選で落選。
    鞍替えで初めての衆院選に挑む今回は、細かく選挙区内を回り、強調するのは与党としての“地元首長との連携”です。
    【自民党 新人・塚田一郎 候補】
    「この間、参院議員として中原市長とともに新潟市の拠点整備を進めてきました」
    かつて自民党の同じ派閥に属した甘利幹事長も応援に駆け付け、これまで培ったパイプをアピールします。
    組織力をフル活用し、選挙戦を展開する塚田さんですが、この日の昼食では…
    塚田候補:「これカツじゃない?」
    店員:「コロッケですね」
    カツを食べて縁起よく戦いへ!とはいきませんでしたが、街を回る途中、ゲン担ぎで立ち寄った場所がありました。
    【自民党 新人・塚田一郎 候補】
    Q.ここで結婚式を挙げた
    「はい。妻・志保と結婚式を挙げさせていただきました」
    今回の選挙戦でも一緒になって支持を呼びかけるなど支えてくれる妻・志保さんとの結婚式を挙げた思い入れの深い神社です。
    【自民党 新人・塚田一郎 候補】
    「故郷のために歩んできた。その歴史の一つがここで結婚式を挙げたことですので、思いを新たに、新潟のためにもう一度頑張っていきたい。そういう決意を新たにしています」
    地元新潟のため、そして家族のためにも思いを新たにし戦います。

    一方、男性陣にもパワーで負けないのが…
    【立憲民主党 前職・西村智奈美 候補】
    「もうちょっともらおうかな。これくらいでいいかな。ありがとうございます」
    スタッフから分けてもらった大盛りご飯でスタミナをつける西村さん。
    衆院議員として5期を務めた経験を強調し、痛烈に政権を批判します。
    【立憲民主党 前職・西村智奈美 候補】
    「委員会や本会議で質問をしたり、法案として提出したり、もうたくさん提出してきたのに政府の対応は遅かった。医療体制一つとっても、検査体制一つとっても、もっと多くの人を救えたはず。失われずに済んだ命があったはず」
    立憲民主党県連の代表として、これまで野党連携のまとめ役を担ってきた西村さん。
    今回も勝利を挙げた前回選挙戦と同様、共産党を含めた野党共闘体制を築きました。
    そんな西村さんの選挙戦についていくと…
    街宣車の運転手が目的地への道を間違えてしまい、着いたのは誰も人がいない場所。
    それでも、そこは衆院選への挑戦7回目となるベテラン。
    動じることなく、効果的な場所を見つけては臨機応変に車から降り、アピールにぬかりはありません。
    【立憲民主党 前職・西村智奈美 候補】
    「どうもありがとうございました。頑張ります。よろしくお願いします」
    それぞれの選挙戦を展開する3人ですが、その訴えで多くを割くのが、新型コロナウイルス対策とその後の経済再生策です。
    【日本維新の会 元職・石崎徹 候補】
    「医療崩壊の直前まで新潟県も陥りました。PCR検査もできない、保健所も足りない」
    石崎さんは地方の医師不足の解消、そして生活支援のため一律の給付金ではなく、困窮する世帯への給付の仕組みが必要と主張。
    一方、塚田さんは公明党と連携し、高校生までの一律10万円給付のほか、GoToキャンペーンの再開などによる経済再生を訴えます。
    【自民党 新人・塚田一郎 候補】
    「ワクチン接種を2回受けた人に利用してほしい。タイミングを見て、しっかり再開する」
    西村さんは政府の検査体制や生活支援策が後手に回ったとし、高所得層の税率の見直しなどで、社会保障を充実させることを強調します。
    【立憲民主党 前職・西村智奈美 候補】
    「収入がなくなる=即生活困難に陥ることは明らか。成長よりも先に再分配をやらなければいけない」
    県都として様々な課題を抱える新潟1区。
    有権者に訴えを届け、3つ巴の激戦を制するのはどの候補になるのでしょうか。

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