「美樹がストーカーに刺された」 破局男性から“つきまとい行為”で警察が警告 博多駅前で女性刺殺 (23/01/17

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  • čas přidán 16. 01. 2023
  • 16日午後、福岡市のJR博多駅の目の前で起きた女性刺殺事件。
    殺害されたのは福岡県那珂川市の38歳の女性と判明し、事件前、男女間のトラブルを繰り返し警察に相談していたことが分かりました。
    カメラにむけて笑顔を見せる女性。
    殺害された那珂川市の会社員・川野美樹(かわの・みき)さん(38)です。
    事件は人通りの多い博多の中心部で突如として起きました。
    ◆110番通報内容
    「女性が刺された」
    ◆記者リポート(16日)
    「博多駅にほど近い場所で事件が起きました。捜査員が鑑識活動に当たっています」
    事件が発覚したのは16日午後6時15分ごろ。
    「女性が刺された」との通報が警察に相次ぎました。
    現場に駆けつけた警察官が仰向けの状態で倒れていた川野さんを発見。
    川野さんは刃物で頭や胸などを複数箇所刺されていて病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
    ◆現場を通りかかった人
    「何かなと思って事件だろうなという感じでした」
    ◆旅行で福岡を訪れた人
    「なんでこんなブルーシートがあるんだろう。近くでこんなこと起こるの初めてなので、私も怖くて」
    川野さんの身に何が起きたのか。
    ◆川崎キャスター
    「事件当時、通行中の男性が事件の一部始終を目撃していました。男はほぼ馬乗りの状態だったということです」
    ◆目撃した男性
    「通りかかった時に(自分の)後ろで事件が起こっていた。悲鳴が何度があったので何かおかしいなと振り向いたら、男が(女性に)乗っかかるようにして何かを振り下ろしているというか、そんな状態だった」
    Q「いわゆる馬乗り?」
    A「そうですね」
    Q「何回くらい振り下ろしていた?」
    A「相当回数、別のもっと近くにいた会社員みたいな方が途中制止するような声をかけていたが、意に介さずさらに何回も、例えば10回近いくらいやっていたようには」
    Q「どんな声がしていた?」
    A「私が聞いたのはキャーみたいな声だけ。男はまったく無言だった」
    Q「無言で振りかざす?」
    A「はい」
    Q「その後はどうなった?」
    A「立ち去っていったような感じですね」
    Q「歩いて?」
    A「小走りほぼ歩きみたいな感じ」
    Q「刃物のようなものとは?」
    A「長ものみたいな物は持っていた感じ。折りたたみ傘くらいには見えたが刃物かどうかわからない」
    Q「右手、左手?」
    A「こんな感じで持ってたようには」
    Q「周りを気にするよう感じは?」
    A「いや全然普通にスタスタと(歩き去った)」
    目撃した男性によると、犯人の男は川野さんを何度も刺した後、慌てる様子もなく歩いて逃げたということです。
    ◆川崎キャスター
    「男は川野さんを襲ったあと、現在も逃走を続けています。警察は防犯カメラを解析して行方を追っています」
    警察によると、逃げた男は年齢30代~50代、黒の上着を着ていて、包丁のようなものを持っているということです。
    ◆記者リポート
    「周辺の小学校では、警察官が見守る中、児童が登校しています」
    事件から一夜明けた17日、現場近くの小学校には警察官が配置されました。
    ◆保護者
    「朝の連絡でも、まだ捕まったというニュースはなかったので、きょうは付き添わないと心配だなと思って」
    犯人は今どこにいるのか、なぜ川野さんを襲ったのか。
    ◆川野さんの知人
    「正直ありきたりですけど、信じられない状態。普通に生活している分では人に恨まれるとか、逆に好かれるタイプだと思う」
    離婚して那珂川市の実家に戻り、両親や子供と一緒に暮らしていた川野さん。
    知人らによると、昼間は会社で働き、夜は時折飲食店に務めていたということです。
    ◆川野さんの知人
    「コロナ前から、(交際相手が)いるようなことは言っていた」
    Q「最後に会ったのは?」
    A「たぶん去年の夏」
    Q「その時はトラブルを含めて?」
    A「ぜんぜん、明るくお酒が好きな人だったので」
    ところがTNCの取材によると、川野さんは事件前、県内の警察署に男女間のトラブルを繰り返し相談していました。
    ◆川野さんの相談内容(取材による)
    「交際相手に別れを告げたのに何回も電話がかかってきて、職場で待ち伏せされている」
    取材によると、川野さんとトラブルになっていた男性は、かつて同じ飲食店で働いていた元従業員だといいます。
    男性の束縛が強かったため、二人は破局。
    その後、男性は店を解雇され、川野さんを逆恨みしてつきまとい行為を始めたということです。
    警察は、川野さんからの相談を受け、トラブルの相手に口頭で警告するなどしていました。
    ◆川野さんの女性
    「(男性とのトラブルを)母親には言っていたんですよね。刺された夜、7時半ごろ電話がかかってきて『美樹がストーカーに刺されたから心肺停止みたい』って、『博多署に来てください』って(警察に)言われたから『今から言ってくる』って」
    事件直前、川野さんと犯人の男は一緒に歩く様子が確認されていて、知人関係だとみられます。
    警察は男女間のトラブルの相手が何らかの事情を知っているとみて捜査しています。

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