【解説付】ラヴェル:ソナチネ 2楽章 Ravel:Sonatine 2nd mov. 【作曲家の誕生日シリーズ】

【クラシックピアニストが弾く作曲家の誕生日シリーズ】
3月7日はラヴェルの誕生日です。
オーケストレーションが天才的に上手いラヴェル、ピアニストにとってもオーケストラを鳴らすように表現したくなる宝物のような作品を残しています。
『クープランの墓』『鏡』『高雅で感傷的なワルツ』ほか、『ボロディン風に』などの小品も魅力的です。
個人的に大好きすぎるト長調の『ピアノ協奏曲』、まだ聴いたことがない方いらしたらぜひ！！
ピアニスト　岩田智夏子
桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。
日墺文化協会、コンセールヴィヴァン、板橋区演奏家協会、横浜市民広間演奏会各主催のオーディションおよびコンクール入賞。飯山恵巳子賞受賞。
ソロ、伴奏、アンサンブルピアニストとして活動。
ダンス作品、映像作品、即興演奏等他ジャンルとのコラボレーションにより多数の作品に参加。
また、ブライダルプレイヤー、音楽療法士として生活シーンへの音楽の提供も行なっている。
演奏・伴奏のお仕事のご依頼、レッスンのお問い合わせはこちらまでお願いします。
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[@user-my3dx6rp3g]

この曲、ラヴェルの作品の中で一番好きですね。第1楽章でも第3楽章でもなく、ましてや他の代表曲でもなくこの第2楽章。なんとなく都会じみて洗練された雰囲気だけど、どこかノスタルジックな思いを甦らせてくれる感じ。この時代で都会的なセンスがあると思うのはこのソネチネとエリック・サティのジュ・トゥ・ヴーぐらいかな。サティのはクラシックではなくシャンソンに分類されることもありますが…

[@PIANOSWITCH.ChikakoIwata]

2楽章は古典的なメヌエット楽章の形をとっているからこそ趣味の良さが際立ちますよね。
お好みの選曲になっていてよかったです♪
サティはカフェのために書かれた作品と芸術作品でちょっと印象が違いますが、以降の作曲家に与えた影響力が大きいですね！
都会的でお洒落な作風ですと、プーランクのピアノ作品はいかがでしょうか？

[@user-my3dx6rp3g]

クラシック素人の私には完全なノーマークで全く知らないプーランクですが、一度探して幾つか聴いてみます。

[@PIANOSWITCH.ChikakoIwata]

プーランクはあまりメジャーな作曲家ではないかもしれませんが、はまる人にははまる魅力があるようです。
私のCZcamsチャンネルでは、作曲家の誕生日に１曲配信というシリーズをやっていて、1月にプーランクをアップしているので、よろしければ再生リストを覗いてみてください。