【黄昏のビギン】アコギ弾き語りカバー/黄金タマリン
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- čas přidán 11. 05. 2024
- #水原弘 #中村八大 #永六輔 #坂本九 #夢で逢いましょう #弘田三枝子 #上を向いて歩こう
「黄昏のビギン」は、1959年に出された水原弘さんのシングルレコードのB面として発売された曲だそうです。
私はその時、まだ3歳なのでチョロチョロしながらラジオから流れてくるこの曲を聞いていたのかもしれません。
この曲もそうですが、中村八大さんと永六輔さんのコンビで作られた曲は非常に幸福感があふれる曲が多く、
坂本九さんの「上を向いて歩こう」などは歌詞は寂しさを語っているのですが、メロディーと合わさると
独特の温かい空気感が出てきていつまでも記憶に残る曲だと思います。
自分は愛媛県松山市の道後というところで十軒長屋の一番奥の家で生まれ育ったのですが、その頃は戦後の復興
が勢いづいて来た頃で、街はどこもかしこも活気にあふれ、貧しくとも明るく温かい世の中が残っていたような気がします。
子供は大勢で徒党を組んで自転車に二人乗りして街に繰り出し、三越デパートに入っていろいろ眺めたり友達同士で映画を
見に行ったりしていました。中学校の部活動もほとんどやってない時代で、放課後は近くの中学校のグランドに出かけて
行ってみんなで野球をしたり、道後公園で動物園の裏山に登って泥だらけになりながら走り回っていました。
自分としては、長屋のみんなに囲まれて過ごした幸福な少年時代が人生の基礎になっているような気がしています。
変質者や通り魔が現れたのは世の中がもっと豊かになってからのことで、その当時は法律で弱い立場のものを保護する
というよりは近くにいる人同士で自然と助け合いながら暮らしていたと思います。そんな明るい兆ししか見えない街の
巷に流れていたのがこういう特別な幸福感にあふれる曲で、すべてがアナログな世界だからこそわかる庶民の生活の
温かい手触りが伝わってくるような名曲だったのだと思います。
この曲はいろいろな方がカバーしています。その中でも「ちあきなおみ」さんのカバーが有名ですが、私はちあきさんの
歌はどうも回りくどくて好きではありません。小野リサさんのカバーはボサノバ調で黄昏時の色めいた空気感を感じる
ことができて好きです。本家の水原弘さんの歌も、あの時代の男の人の粋な感じがあって素晴らしいと思います。
今回、自分が歌うにあたってギターの伴奏が決まらず苦労しました。アルペジオとストロークのいくつかのパターンを
試してみたもののしっくりこず、ボサノバは難しくて弾けませんでした。そこで、なかばやけくそでスリーフィンガー
で弾いてみたところ、アレレ。。結構いいじゃないですか、という感じで意外にスムーズに歌えました。しかもやはり
フォークっぽい感じも出てきて、スリーフィンガーの若々しい爽やかな感じも新鮮でいいのではないかと思いました。 - Hudba
いろいろと工夫されて出来た動画なんですね🎵
「スリーフィンガー」確かに軽快な旋律がタマリンさんの柔らかい歌声と合っていると思いました👍
道後には社員旅行で行った事があります🚌
尤も観光バスに酔ってしまって風情を楽しむどころでは在りませんでしたが😅
機会があればまた訪れてみたい場所です。
スリーフィンガー役に立ちました。
なんでも試してみるもんですね 😁
社員旅行残念でしたね。
今度はぜひしまなみ海道を自転車で渡ってお越しください。松山はいい街ですよ~~~