60秒でわかる？ キネシンは、なぜ迷子にならない？

わたしたちの体の中の細胞は、必要な物質が必要なときに必要な場所に届けられることで、初めて正常に機能することができます。
しかし、細胞内の物質の輸送がどのようなシステムで行われているのか、よく分かっていません。
細胞内の物流システムを解明するには、物質を運ぶトラックに相当する“キネシン”というタンパク質や、道路に相当する“微小管”を一つ一つ見分け、しかも細胞が生きているままで、それらの動きを観察することが必要です。
『理研ニュース』12月号の“研究最前線”で、生命システム研究センター細胞極性統御研究チーム　岡田　康志（おかだ・やすし）チームリーダーが、自ら超解像顕微鏡を開発し、神経細胞内での物流システム解明に挑む取り組みについて熱く語っています。
この動画で岡田博士の60秒解説をご覧いただけます。
理化学研究所：www.riken.jp/