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Japanese National Anthem is full of mistakes! | Musical Analysis

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  • čas přidán 25. 01. 2023
  • Composer Toydora analyzes the Japanese national anthem "Kimigayo".
    Questions and comments are welcome in the comments section.
    0:33 Analysis begins
    6:01 Melodic analysis of "Kimigayo" as Japanese music
    10:28 "Kimigayo" with corrected Japanese harmony
    [Reference]
    Kiyoshige Koyama and Satoru Nakanishi. Japanese Harmony: Its Structure and Approach to Composition and Arrangement. Ongaku no Tomo Sha, 1996.
    小山清茂・中西覚. 日本和声-その仕組みと編・作曲へのアプローチ-. 音楽の友社, 1996.
    *Correction: The publication year is 1996, not 1998.
    ~Overall impression~
    While the chorale style of Western music harmonization is applied, the melody is derived from Japanese music, resulting in inconsistencies. As a result, there are forced harmonic progressions and even violations of prohibitions, making it difficult to analyze it from a functional harmony perspective. However, this unique and indescribable harmony creates a distinct atmosphere and is also a charm of "Kimigayo."
    [Supplement]
    After this video was circulated, we received various opinions from experts about the harmony of "Kimigayo." Among them, there was an interesting and persuasive opinion, which I would like to supplement:
    - The purpose of the monophonic melody at the beginning and end was to create a loop structure that represents the reincarnation, while also showing respect for Japanese traditional music that focuses on monophonic melodies. It was not simply because Eckert couldn't think of harmony.
    - Regarding the prohibition of weak progression like "V→IV" and the church mode resolution, it is the disadvantage of the Tokyo National University of Fine Arts and Music harmony, and there are more flexible and practical functional harmony theories.
    - Since there is no basic harmonic progression of "V→I" in the entire piece, Eckert intended to harmonize the entire piece in Dorian mode.
    Please understand that my opinion presented in this video and the opinions presented here are just one of many theories. My arrangement presented in the video, which I introduced as "correct," is correct according to "Japanese Harmony" by Kiyoshi Koyama, but it may not be absolutely correct from all perspectives. Music, unlike natural science, does not have an absolute answer, which is why I believe it is profound and appeals to beauty. We aim to deliver not only the strict and only "correctness," but also the "interest" that prompts further consideration, taking into account everyone's opinions, and we will continue to share explanatory videos.
    Composer Toydora→ tomita-haruki....
    #MusicTheory
    #JapaneseMusic

Komentáře • 325

  • @ba-el2wl
    @ba-el2wl Před rokem +153

    西洋風にしたかったけどメロディの制約で妥協させられたのではなく、エッケルトの考える日本のエスニックなアレンジがこれなんじゃないかと思います。
    メロディが用意されていたとはいえそれ自体を西洋風に矯正する選択肢もあったわけですし。
    結果的に日本人にとってもエキゾチックに聴こえて、奇妙ながら特別感のある曲に仕上がっていると思います。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +40

      色々な方から意見を頂いていますが、この点の解釈はかなり多様なようです。
      個人的には、冒頭末尾の単旋律や繰り返される偽終止の苦しさから、狙ってやったというより妥協した部分が大きいと考えています。
      ただ、結局エッケルトが何を考えていたのか本当の意味で知ることはできませんし、妥協した部分と狙った部分は混在していて一通りには言えないと思いますので、色んな解釈があるよねという月並みな結論に落ち着いておくのが1番いいかなと思っています。
      音楽として特別感のある仕上がりになっている点については同意です。
      僕もこの歌はとても色があって好きです。

    • @suzukinkun
      @suzukinkun Před 9 měsíci +39

      一番最初の君が代はかなり西洋的なニュアンスだったみたいで、どうも明治の感覚だとしっくりこなかったそうです。
      で、日本らしさの兼ね合いもあり、雅楽の経験者に再依頼をしたらしいです。
      ですので、笙を主体とした雅楽の演奏で君が代を演奏するとバッチリはまるようなのです。
      この辺の経緯は竹田恒泰氏が語っていて実演も含めた君が代の経緯の話をCZcamsで解説している動画があったはずです。

    • @hiroshikamata9657
      @hiroshikamata9657 Před 3 měsíci +4

      昔、杉山こういちさんがテレビでエッケルト?のこのアレンジを目をまんまるにして絶賛してましたよ。理由は分からないけど私も理性を失うほどの愛着がある。楽譜、2箇所ほど音、違ってね?あんたの否定する和音進行、全部好きなんだけど。つまんない。この色合いが分からないんだね。

    • @lovely_kyokujitsu
      @lovely_kyokujitsu Před 10 dny

      本当に間違いだらけ? 禁則がダメなら、マーラーの和声など禁則オンパレード。C-durの西洋音楽でCから始まらない、終わらない曲も多数。また、日本古来の曲はペンタトニックと言うが、ヨーロッパでもペンタトニックは古来大いに使っているはず。詳しくはないが、むしろ雅楽は十二音律用意されているのでは? さらに、国歌はすべて西洋音階で作るって本当? 俺も統計取ってないが、なぜ言い切れる? 君が代をクソ曲とか何だとか言うが、分析好きなあんた自身の日本語も分析してみたら?

  • @DenchuSeijin
    @DenchuSeijin Před rokem +102

    君が代について、オリヴィエ・メシアンは「雅楽旋法による旋律にこの和音はあり得ない」と発言して独自の編曲を施したこともあるらしく、
    1962年7月4日にNHK交響楽団により小澤征爾の指揮で演奏されたらしいです。
    どんなオーケストレーションだったのか、興味があります。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +24

      なんとそんなことが!
      メシアン版非常に聞いてみたいですね……音源が残存しているのか全く分かりませんが。
      興味深い情報をありがとうございます。

  • @Fukky1996
    @Fukky1996 Před 10 měsíci +52

    あまりにも聞いているせいでこれはこれでしっくりきてるのがすごい

  • @sakanice
    @sakanice Před 5 měsíci +47

    ミートソースのかかった蕎麦を今まで食わされてきたってわけか!なんてこった!

  • @musicclassic3182
    @musicclassic3182 Před 7 měsíci +25

    君が代の楽譜を見て、「何だこの曲は? 音楽理論の規則を何一つ守れてないじゃないか!」 という疑問が晴れました笑

  • @happyhappyhappy196
    @happyhappyhappy196 Před 5 měsíci +80

    西洋式の音楽理論でいけば、クソ音楽かもしれませんが、日本の音楽性を重視しつつ、西洋的な和音を途中に組み込んだ日本らしい素晴らしい国歌だと思います。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 5 měsíci +30

      クソとか言ってしまったのはやや口が悪すぎたと思います。
      実は僕自身「君が代」はかなり好きな歌なので、同意見です。

    • @hanamo2015
      @hanamo2015 Před 4 měsíci +3

      自分も同じく思います🎉

    • @topuco
      @topuco Před 2 měsíci +12

      どんな表現をしても自由ですが、自由に表現した責任は必ず問われますよね。
      日本に於いても今日、汚い言葉を使うことが自然なことになってしまったのは残念なことだと思います。

    • @user-ye8it2le5l
      @user-ye8it2le5l Před měsícem +1

      @@toydora_music
      全くもってその通りだよな。エッケルトを馬鹿にしているように聞こえる。
      大変な苦労をして仕立て上げたことは容易に想像がつく立場にいながら、全くよろしくない。ちょっとどころか相当口が悪いといえよう。

    • @BlitzWinkel
      @BlitzWinkel Před měsícem +2

      ​@@toydora_music御自分の品性が問われるという事を認識していない事に、呆れます。

  • @25shinya
    @25shinya Před 2 měsíci +5

    故すぎやまこういち先生は、はじめの2小節に和音をつけず3小節目から壮大になるところを絶賛し、「世界唯一の超名曲と自信を持って断言します」と言っていました。
    理論的に間違いだらけでも人を惹きつける君が代はすごいですね。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 2 měsíci +3

      有名な逸話ですよね。
      結局のところ、西洋理論的には間違いだらけと分析せざるをえないものの、曲としては僕もかなり好きです。

    • @KohyuNishimura
      @KohyuNishimura Před 4 dny

      その通りです。すぎやまさんは、いつもそれを口にしていました。西洋音楽の理論と違っていて当然です。このチャンネルさんのアレンジもなかなか素敵だと思います。

  • @NT-ud6uc
    @NT-ud6uc Před rokem +77

    前半は「ケチつけたいだけじゃないのか」って思ってたけど、最後まで見て納得しました。私としては聞きなれてる君が代の方が良く聞こえちゃったんですけど、何度も聞くうちにもしかしたら新バージョンの方がしっくりくるのかも。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +59

      動画内ではちょっと批判しすぎた気もしますが、実は「君が代」という曲自体は非常に好きなんです。
      ちゃんと最後まで見ていただいてありがとうございます!
      現行版のほうがよく聞こえた、というのは真っ当なご意見でして、実は日本和声で書かれた曲は「起伏に欠ける」という弱点があります。
      (まあ、日本音楽はそもそも西洋的な起伏とは無縁なのだ、とも言えるのですが)
      しかも、今我々が聞いている音楽のほぼすべては西洋音楽に由来していますから、日本和声が耳慣れないのは当然です。
      普段から日本音楽ばかり聴いていたら、逆に西洋音楽のほうを耳慣れない変な音楽と思うかもしれませんね。

  • @takasyan0000
    @takasyan0000 Před 5 měsíci +9

    元来、『君が代』は雅楽であり、それを無理やり西洋音楽に合わせたものと聞いたことがあります。
    と思ったら動画内で詳しく説明されていましたね。
    全く話はかわりますが、和の趣がある「ふるさと」も作曲者がクリスチャンだったらしいので西洋音楽らしさがあり、個人的には和洋折衷な雰囲気がします。

  • @htsuji
    @htsuji Před 5 měsíci +24

    もしかしたら既出かも知れないですが、君が代には没になったバージョンがありました。そちらは明治3年、イギリス陸軍軍楽隊長J. W. フェントンの作曲です。
    しかし、これは、日本人の感性にあわないという意見が日本の海軍軍楽隊からでて、明治13年に今の曲が宮内省で試演されます(作曲者には諸説あります)。
    このメロディが海軍省の音楽教師であったエッケルトの編曲を経て、明治21年に海軍省から国家として公式に各国に通知されました。と、いうわけで、作編曲の
    時間はそれなりにかかっているわけです。

    • @atsushi2965
      @atsushi2965 Před 5 měsíci +3

      フェントンさんの君が代を押し退けた君が代ですから、エッケルトさんの無茶は今も実を結び続けている訳ですねぇ
      エッケルトさんは帝国時代の韓国国歌も書かれているそうです

  • @dodoo2811
    @dodoo2811 Před rokem +43

    編曲聴きましたが、冒頭と終わりに和音が付き全体としてもエッケルト版より東洋的な響きになってますね。
    いい感じだなとは思うのですが、心地よいだけでそれ以上に心の奥に響いてくるものはありません。
    エッケルト版の冒頭と終わりに和音が無いのは、確かにエッケルトが付けるべき和音を思いつけなかったのかもしれませんが、
    和音が付かなかった事でより音楽に深みが出ています。
    すぎやまこういちさんも言っていますが、冒頭のユニゾン→Cの和音へ移行する際の感動は比類の無いものであり、
    最後の盛り上がりからまたユニゾンになり終息していく進行もまた非常に感動的です。
    レで始まりレで終わる、単純にCでもDでも無い所が暗喩的です。
    この世界の理(レ音)によりしめやかにユニゾンで命の始まりが奏でられる。
    音楽に和音が付き命は輝き盛り上がり、理のレ音は1オクターブ上の頂点まで上り詰める。
    頂点に達した命は死という理へ向かわなければならない。
    再びユニゾンでしめやかにオクターブ下の理のレ音へ到達し命が終わる。
    ここでポイントなのがCでもDでも無い事。
    音楽が「終わった」感が無い。つまりまた冒頭へ戻る事を示唆する。
    つまり、輪廻転生を表現した音楽とも解釈する事が出来る。
    そう考えると、エッケルトが冒頭と終わりに和音を付与できなかったのは、これは必然的な事だったと考える事も出来る。
    エッケルト版が音楽理論的に破綻していようが、実際に聴こえてくる音楽は非常に哲学的であり、示唆的であり感動的です。
    あなたの編曲はそれっぽく心地よく響いていますが、それ以上に何が感じられるのでしょうか。
    芸術家を自称するのであれば、理論の奴隷にならず、理論を超えた、人の魂の奥底に響くものを一番大切にしたいものです。
    ゴッホの絵画をアカデミックな絵画理論で批判する事が出来る人がいるのでしょうか。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +31

      素晴らしいご指摘ありがとうございます。
      エッケルトが冒頭をユニゾンにした理由の一説について、この動画を上げた後で有識者から教えていただきました。
      日本音楽の本質に迫るためにユニゾンにし、冒頭回帰の形式を作るという意図は確かにあったようですね。
      しかも、実際にそのように響いていると思います。
      純粋に知らない知識でしたので、勉強になりました。
      一方で、だからといって「思いつかなかったからユニゾンにした」という側面が全くなかったか?と問われれば、それはエッケルトにしかわからない(解き明かしてもしょうがない)とも思います。
      同様の指摘を芥川也寸志もしていますので、全くのでたらめを言っているわけではありません。
      2つ誤解を解かせてください。
      第一に、僕は「君が代」が大好きです。
      すぎやまこういち先生が「君が代」を絶賛する動画も先ほど見ましたが、共感し感動しました。
      好きだからこそその音楽的な齟齬を指摘する僕に対し、すぎやま先生はすべてを包容した上で絶賛されていましたね。
      結論は真逆ですが、立っている視座は同じだと思いました。
      第二に、僕は理論の奴隷では全くありません。
      動画内で示した編曲は、「正しく編曲した」とかセンセーショナルな言葉遣いをしてしまったことは認めますが、単に小山清茂の和声法に従って書いただけのものです。
      僕の本命の「君が代」編曲は別にあります。
      もしよければ、こちらの「君が代」をお聞きください。
      czcams.com/video/ug-0Cf7Pu38/video.html
      これは僕がアレンジしたもので、日本和声をベースとしながら拡張させた全く新しい和声で書かれています。
      自分の主たる研究領域は、禁じられた悪魔の旋法「ロクリア旋法」でして、この「君が代」にもロクリア旋法和声の手法を導入しています。
      理論を破るために理論を学ぶ、という心構えを忘れたことはありません。
      もしお聞きいただけましたら、率直なご意見を頂けると嬉しいです。

    • @user-pz2tf8cy8p
      @user-pz2tf8cy8p Před rokem +14

      サムネが「間違いだらけ」ってインパクト強めの再生数稼ぎ狙ったタイトルなのと、主さんの語尾強めの口調のせいで「こんなテキトーな和声で満足してるお前らに音楽理論を知ってる俺様が直してやった『正しい』君が代を聴かしてやんよ」ってドヤ感が出ちゃってるので反発する人もいるのかな〜って思った。
      あくまで間違ってるのは「非西洋音楽での機能和声の使い方」なんだけど「今までの君が代の和声に感動してるお前の感性」が間違ってるって言われてるみたいに受け取るのも分からないでもないw
      あ、私は最初と最後のユニゾンがグレゴリオ聖歌みたいな宗教的なものを想起させるので好きです。
      中間部での禁足破りまくりとは言っても機能和声の推進力は感動を生みますしね。それに慣れすぎて新バージョンは落ち着きすぎるように聴こえるのは西洋音楽に汚染されてるとも言えますが。慣れとは怖いものです。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 11 měsíci +8

      ちょっとインパクト狙いすぎたな、という反省は正直あります……。
      実際僕としても、"間違ってる"と言えるのは西洋和声的に分析した場合だけの話だというつもりで話してるので、汲み取っていただけて嬉しいです。
      禁則の破り方は実際上手だなと思います。
      それこそドビュッシーっぽいというか、オリエンタリズムの範疇に収まる感じで破ってますよね。
      日本和声バージョンはいい意味でも悪い意味でも日本的なので、起承転結感には欠ける印象があります。
      緊張vs.解決を軸とする西洋音楽に僕らは慣れ親しんでるわけですので、慣れって怖いなとは思いつつ、純粋に編曲として上手いなと思います。

    • @makotmakeit.1695
      @makotmakeit.1695 Před 9 měsíci +2

      義務教育課程で用いられる教科書ですら(そして国語や理解だけでなく、本来なら厳密性が重視されるはずの数学でさえも)、正確な表現よりも、わかりやすさとか興味の持ち易さのほうに重点を置いて編纂されているわけですから、
      多少は「狙った」としても許容範囲内ではないのでしょうか。少なくとも私はそう思います。
      そもそも言論は自由ですし、反論や批判があって初めて議論は深まり相互理解も深まるわけですから。
      戦争するより言論するほうが(考えるまでもないことですが)よっぽどマシです。
      対立するなら武力よりも言論で(それがすべて正しい、とも言いませんが←時にはカミナリオヤジのゲンコツも必要だと思いますし)。
      横から割り込んでつらつらと失礼いたしました。
      言論は自由、ということでお赦しを(我田引水すみません)。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 8 měsíci +2

      @@makotmakeit.1695 そう言っていただけると救われる思いです。
      どうもありがとうございます。

  • @Haqwura
    @Haqwura Před 3 měsíci +9

    そもそも日本自体変な国だから、似合ってると思う
    あと最近君が代にハマりすぎてSpotifyでわざわざ聴くぐらい好きになってしまった

  • @user-en3vc9jo4h
    @user-en3vc9jo4h Před 8 měsíci +7

    はじめまして、こんな面白くて勉強になるチャンネルがあったなんて👏
    君が代を斉唱しているアーティストを見るたびにハラハラするのですが、やはり難しい曲なんだということが再確認できました

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 8 měsíci +1

      そう言っていただけて嬉しいです!
      動画みていただきありがとうございます。

    • @pawnpipe
      @pawnpipe Před 4 měsíci +3

      東京五輪の MISIA もわずかに外してたもんね。なんでプロがあんなに次々コケるんだろうと不思議だったが、西洋音楽じゃないから、なかなかうまく歌えないんだね。

  • @yasu_drs2
    @yasu_drs2 Před 9 měsíci +20

    とても興味深く見させていただきました。以前から「君が代」って、他の国家に比べても、さらには他の様々な曲に比べても独特で不思議な曲だなと思っていましたが、同時に何か唯一無二の存在感がある好きな曲でした。自分は音楽の専門的なことは知識不足なのですが、こういう分析は初めて聞きましたのでとても勉強になりました。雅楽の土台に西洋風のアレンジを取り入れることでかなり無理な作りになっているのでしょうけど、それが意図したことかどうかは別として傑作が作られることになったのかなという気がしました。音楽って理論と感性、そして何か見えない力までもが働いているような不思議な感じがしました。これから「君が代」を聴く時の聴き方が変わりそうです。ありがとうございました。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 9 měsíci +6

      とても嬉しく芯を捉えたコメントありがとうございます!
      >理性と感性、そして見えない力
      とても言い得て妙ですね。
      紆余曲折を経て唯一無二の国家になった「君が代」をまさに表していると思います。

  • @khr2
    @khr2 Před 4 měsíci +3

    普段聞く君が代もそれなりに好きですが、D壱越調での編曲版はより厳かというか優美というか・・すごく新鮮で心に深く響き、つい何度もリピートしてしまいました!
    言い方が違っているかも知れませんが、こうしてみるとベースはきちんと日本の古来の楽曲であることが再認識出来ますね。

  • @kiyo_po24873qya
    @kiyo_po24873qya Před 8 měsíci +8

    音楽理論には全く明るくないのですが、こちらの動画、凄く面白かったです。
    君が代のメロディが雅楽から来ているとは聞いた事がありますが、アレンジ的には雅楽を無理やり西洋式に纏めた中途半端なものという事実に納得しました。それ程急いで国歌を作らなければいけなかったのですね。
    そう考えるとブルガリアンボイスではなぜあんなにハマったのか不思議です。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 8 měsíci +5

      楽しんでいただけて良かったです!
      ご指摘のとおり、君が代の原曲は雅楽の形式で作られています。
      いきなり雅楽を渡されてアレンジを頼まれたエッケルト側も驚いたでしょうね。
      ブルガリアンボイスによるアレンジは大変近現代的なものに仕上がっていて自由でしたが、国家となると西洋クラシック的な枠組みにカッチリ当てはめて仕上げる必要があり、好き勝手しづらかったのが大きいと思います。

  • @enoha2001
    @enoha2001 Před 7 měsíci +7

    音楽素人ですが、冒頭と最後に和音が付いてないから曲全体に躍動感が感じられるんだと分かりました。和音が始まるところで厳かな気分になります。
    個人的には、「やーちーよーに」の部分の和音が大好きです。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 7 měsíci +5

      確かにそうですね!
      一応エッケルト本人も「冒頭と最後の単旋律は、民謡的な音楽性を意識した」というようなことを言っていたようです。
      結果的にメリハリがついて荘厳になっていると思います。

  • @ふとんすきー
    @ふとんすきー Před rokem +16

    四小節目のII7(Dm7)の和音についでですが、アルトパートのファは♯があるように聞こえるんですけど、気のせいでしょうか?

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +8

      コメントありがとうございます!
      この楽譜は僕が耳コピしたものなのですが、今調べて見たところ、どうやらご指摘の点には#がつくのが正しいようです。
      ご指摘ありがとうございます!
      和声的には些細な違いですので、動画全体の趣旨には特に影響はないはずですが、勉強になりました。

    • @ふとんすきー
      @ふとんすきー Před rokem +4

      @@toydora_music いえいえこちらこそコメントに対応してくださってありがとうございました😭安心しました!

  • @serimitsuba1547
    @serimitsuba1547 Před 7 měsíci +11

    餅をケーキ屋に頼んじゃったんですね。
    雅楽家に依頼すれば良かったのに。

  • @a5sawa
    @a5sawa Před rokem +29

    解説がわかりやすく、めちゃめちゃ面白かったです!!いいね連打したくなりました(笑)日本風の和音は荘厳な感じで、元の君が代の少し物悲しい感じとは違い、元々表現したかった世界観は、木と山々などの雄大な自然のような曲なのかなと想像してしまいました。(もののけ姫のあしたかせっきが流れるシーンが頭に浮かびました)

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +5

      とてもうれしいコメント、ありがとうございます!
      確かに、日本和声版の「君が代」はよりアニミズム的というか、雄大な自然を感じる風合いがありますね。
      アシタカせっ記の雰囲気、分かります。

  • @user-lw2ti9ns4u
    @user-lw2ti9ns4u Před 8 měsíci +8

    海上自衛隊の音楽隊の定番曲「軍艦行進曲」のトリオにねじ込まれた「海ゆかば」部分の異様さも、是非解説して欲しいです。それ以外の部分が完全に西洋音楽のマーチの文法で書かれているのに、海ゆかばだけ日本音楽なので、見事なキメラ音楽に仕上がっております…

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 7 měsíci

      これはいい例ですねww
      だいぶ頑張った感が出ていて笑ってしまいました。

  • @user-ce1zu7mr5c
    @user-ce1zu7mr5c Před 2 měsíci +2

    『君が代をリハモする』ってだけでもう面白いのに
    タメにもなる素晴らしい動画

  • @ping248
    @ping248 Před 4 měsíci +4

    I actually have another thought about the Western arrangement. I think the original composer actually arranged it in atonal harmony. Therefore, it is unfair to judge it by functional harmony.

  • @papuatube8633
    @papuatube8633 Před rokem +20

    はじめまして。
    君が代の「壱越調+機能和声」の問題は、私は山下邦彦さんの「楕円とガイコツ」で知りました。
    こうして音と動画で説明されてるととても分かりやすいですね。
    雅楽の理論によるハーモナイズ版は、これが本来の形なんだろうなと思わせる納得感がありました。
    山下さんが本の中で、君が代を新しくハーモナイズしよう的な提案をされていたので私もちょっと考えたことがあります。
    雅楽の理論は全然知らないので、モードでハーモナイズすればいいかなと考えました。
    壱越調に欠けてる3度を、短3度か長3度で補うとそれぞれ「ドリアン」「ミクソリディアン」になるのでそれでやっちゃえばいいかなと。
    ここからは宣伝みたいで申し訳ないのですが、これを試した曲をyoutubeに上げています。
    島崎藤村の「千曲川旅情の歌」に壱越調で曲を付けて、このやりかたでハーモナイズしました。
    「千曲川旅情の歌」は2部構成になってるので、パート1をドリアン、パート2をミクソリディアンにしました。
    ところで、機能和声の時代になってもクラシックで教会旋法は普通に使われてるので、なぜエッケルトがこのアプローチにしなかったのか不思議です。
    想像ですが、少々ちぐはぐではあってもいかにも西洋クラシックって感じの今のアレンジが、西洋に追いつくぞーって燃えてた当時の日本人のニーズに合致したのかなと思います。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +7

      コメントありがとうございます!
      厳密には小山による日本和声は雅楽の理論ではない(民謡の収集・分析をもとに組み立てられた理論)のですが、雅楽をはじめとした日本音楽に適合するので納得感がありますよね。
      ドリアンとミクソリディアンでハーモナイズするという方法、非常に論理的ですね!
      曲をお聞きしましたが、十分成立しそうに感じました。
      僕もこちら↓で「君が代」をリハモしているのですが、実はDミクソリディアンで和声付けを施しています(少々普通のモード理論とは違うのですが)。
      czcams.com/video/ug-0Cf7Pu38/video.html
      エッケルトが教会旋法にアプローチしなかったのは不思議ですね。
      かなり保守的な作風の作曲家だったようですから、あくまで手堅くということだったのかもしれません。
      日本人のニーズに合致したという考察も面白いですね。

    • @papuatube8633
      @papuatube8633 Před rokem +3

      ってゆうか、今思いついたのですが、エッケルトのアレンジってDドリアン解釈じゃないんですかね。
      ドミナント進行外してるとか弱進行とかモードなら普通っていうか、(Cメジャーの)ドミナント進行なんかむしろやっちゃいけないので。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +6

      @@papuatube8633 そういう解釈があるという話は、この動画を上げた後で伺いました。
      正直、旋法和声については完全にマスターしているわけではないので自信を持って言えないのですが、エッケルト版がDドリアンの旋法和声で書かれているとしても、部分的なものに過ぎないんじゃないでしょうか。
      6小節目とかは明らかにDに解決していますが、それ以外の3小節目や8小節目などではCメジャーコードがかなり明確な解決感を持って演奏されていますし……
      ……と書いていて気づいたのですが、確かにこの曲「V→I」というドミナント進行が一度も出てきていないですね!
      ということは、エッケルトとしては旋法で書いたつもりなのか?という気が僕もしてきました。
      非常に面白い示唆をありがとうございます。
      改めて考えを深めてみます。

  • @Kumaava_STAR
    @Kumaava_STAR Před 3 měsíci +1

    訂正版を最初聞いたときイマイチで普通の方がいいってなるけど、普通の方を聞いてからもう一回聞くと痺れるくらい良く感じるの不思議すぎる。

  • @KiyoshiHiHiHi
    @KiyoshiHiHiHi Před 5 měsíci +3

    良い曲だねえ。改めて聴くと、冒頭のメロディから和音が付く所と、最後スッと和音が消える所がメッチャ格好いい!ハズ、ハズ、ハズとクラシックの教科書通りに編曲されなくて良かった。

  • @yuuyakeyamori
    @yuuyakeyamori Před rokem +12

    端的にまとめられていて、勉強になりました!
    こうやってピアノの音色で聞くと、サティの「サラバンド」や「天国の英雄的な門への前奏曲」みたいになりますね(旋法的なメロディ+コラール的な和声付け)
    楽典も小山先生の理論も修められているのは尊敬の限りです。
    これからも応援しています。

    • @yuuyakeyamori
      @yuuyakeyamori Před rokem +3

      追伸:醤牛腱、とてもお気に入りの曲です(別名義なので、ご迷惑かもですが)

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +5

      応援いただきありがとうございます!
      しかも僕の配信曲まで聞いていただいたとは!
      なんと「醤牛腱」、実は小山先生の日本和声を用いて書いたジャズ曲なんですww
      気に入っていただけて非常にうれしく思います。

  • @titleno7647
    @titleno7647 Před 2 měsíci +3

    仕事柄よく君が代を聴きますが、「こーけーのー」までの部分で和音やらドラムやら盛り上がるのに、最後の「まーあーあーでー」が和音も何もなくつまらないというか、フィナーレもうちょい何とかならないのかなぁという気がしてましたが、エッケルトさんが力尽きてたんですね。

  • @kamyujocotarian4872
    @kamyujocotarian4872 Před 4 měsíci +2

    年が明けて元日の0時キッカリから始まる伊勢神宮(外宮内宮両宮)の新年一発目のご祈祷では日本最高峰の雅楽による君が代の奏上を耳にすることができます。
     新年が明けて0時から始まる1発目のご祈祷でしか経験することができないのと、伊勢神宮の外宮は5000円〜、内宮は1万5000円〜の祈祷料を収めるので難易度は高い(内宮で1万5000円未満の祈祷料を収めると別室へ案内されます)ですが、雅楽の伸びやかな音響と選りすぐりの精鋭部隊による雅楽を耳にしたい方はぜひ

  • @user-zj9rl4uh3g
    @user-zj9rl4uh3g Před 2 měsíci +1

    面白かったです‼️ありがとうございます🙏‼️

  • @user-bb8ee6cc5g
    @user-bb8ee6cc5g Před rokem +24

    最後の編曲した「君が代」カッコイイですね。重量感がましますね。
    内容も面白かった!

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +1

      嬉しいお言葉ありがとうございます!

  • @Nor11-25
    @Nor11-25 Před 4 měsíci +3

    子供の時、君が代はぐにゃぐにゃで支離滅裂な感じがして嫌いだった
    脳みそが想定する次の音に全く馴染まない、不自然さが気持ち悪かった
    なのに、今は普通に好き
    慣れって凄い

  • @user-no1lh1wf3w
    @user-no1lh1wf3w Před rokem +9

    最後のアレンジ演奏が始まったとたん、朝焼けの空にシルエットで浮かび上がる山とその前を流れる雲の情景が見えました!音楽って面白いですね♪動画にしてくださりありがとうございます。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +1

      おお、とても情感溢れるご講評嬉しく思います!
      動画見ていただきこちらこそ嬉しい限りです!

  • @ghostdog6974
    @ghostdog6974 Před 8 měsíci +16

    いつも君が代を聞くたびに、これで終わって良いの?ってモヤモヤしてたのが解決しました
    日本の研究家の成果が国歌に反映される日が来ることを願います

    • @waooooooon
      @waooooooon Před měsícem

      違う版だと苔のむすまでの後に続く歌詞があるからでしょうねえ

  • @kawawa1128
    @kawawa1128 Před 9 měsíci +20

    作られた当時に日本の旋律で作らせようとしたのがすごいなぁと思った。
    世界中にはその地域独特の旋法とか和声法とかあるのに国歌を聞いても全部西洋音楽になってしまうのはこれからの時代考えられてもいいかもしれないとおもった。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 9 měsíci +12

      本当にそうですよね。
      一時期色んな国の国歌を聴き比べてみたんですが、全部西洋音楽なのはさすがにどうかと思いました。
      その点君が代はかなり雰囲気が違って、唯一の存在だと思います。
      それでも西洋音楽化はされているのですが……。

  • @nahobi
    @nahobi Před 2 měsíci +3

    君が世は明治36年にドイツで行われた世界国歌コンクールで一等賞を受けているね。当時の西洋人はどういう評価でこれを一等賞に選んだのか。いかにも東洋らしいと思ったのかな。確かオクターブで始まりオクターブで終わる点についても、いかにも日本らしいという意味のことを言っていたと思う。

  • @lyricospinto8940
    @lyricospinto8940 Před rokem +11

    陽旋法でもドリアンでもなく
    テトラコルドが二つ重なっていると

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +7

      事実、日本古来の音階はオクターヴをまたぐと構成音が異なることもあり、いわゆる1オクターヴ内に収まるスケールとは言い難い側面があるようです。
      ですから、おっしゃる通りテトラコルドの組み合わせと考えるのがベターだと考えます。
      「君が代」の中で1か所だけ生じるB音(「千代に八 "千" 代に」のところ)もそれで説明がつきますね。

  • @gakikame
    @gakikame Před rokem +5

    ヨナ抜きのペンタトニックですと「千代に八千代に」の「八千代の『千』」の音がB(H)となり、そもそも元歌から日本のメジャーペンタトニックスケールから逸脱しているという説がありますが、どうなんでしょう?

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +7

      動画の 7:15 くらいから解説しているのですが、この曲のメロディは単純なペンタトニックではなく、壱越調という音階で書かれています。
      壱越調には上行形と下行形があり、上行時は「D, E , G, A, C, D」というペンタトニックですが、下行時は「D, E , G, A, B, D」というペンタトニックになります。
      つまり、2つのペンタトニックが組み合わさっているというわけですね。
      「千代に八千代に」の部分では旋律が下行していますから、Bの音が登場しているということになります。

    • @gakikame
      @gakikame Před rokem +2

      @@toydora_music レスありがとうございます。壱越調と言うんですね、その部分見逃してました。すみません m(__)m

    • @telminn
      @telminn Před rokem

      単純に ヨナ抜き だけかと思ってたら 壱越調 というモノだったのですね。

  • @YANAGITAtokinori
    @YANAGITAtokinori Před 5 měsíci +6

    エッケルトさんの方が変化に富むように聞こえる。チャンネル主さんのは、平面的で、変化が少なくもの足りない。
    別の動画で日本和声を紹介している動画はおもしろかったです。
    雅楽等平安〜室町までに成立した古譜をDTMで再現してると、和声がついたらおもしろいと思うものがある。高麗曲とか林邑八楽はそんな曲。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 5 měsíci +4

      変化が足りないというご指摘はその通りですね。
      言い方を変えれば、西洋音楽は変化や起伏をつけるのに向いている、ということだと思います。

  • @yuma4616
    @yuma4616 Před 6 měsíci +8

    冒頭の和音が無いのは、音頭取り役のソロでワンフレーズ始まり、それから皆も加わっていく雅楽の手法の踏襲と聞いたこともあるんですが、どうなんでしょう?

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 6 měsíci

      エッケルト本人は、単旋律は日本音楽に対する敬意だと語っていたようなので、そういう側面もあるとは思います。
      和声が思いつかなかったという側面も同時にあると個人的には考えていますが、実際のところは分かりませんね。

  • @takashitakahashi8175
    @takashitakahashi8175 Před rokem +8

    手元に中学教科書版(2015年発行版)、讃美歌版(1930年発行版)、フランスの迎賓式典版(1914年版)があるのだけれど、どれも少しずつコード進行が違っています。動画で解説されているコード進行だけじゃないことを知ってほしい。

  • @malkotoisu9730
    @malkotoisu9730 Před 2 měsíci +5

    西洋の音楽理論はすべての音楽を説明できるだけのものになっていないということなのか?こんな論外な曲なはずなのにそれで涙したり、いいと思ってしまう人がいるということは理論が不十分だということになってしまう。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 2 měsíci +2

      もちろん西洋音楽理論は全ての音楽を説明できるものではありません。
      音楽はきわめて感覚的だし、変化していく文化なので、全てを説明できる音楽理論というのは後にも先にも存在しえないでしょうね。

    • @malkotoisu9730
      @malkotoisu9730 Před 2 měsíci

      @@toydora_music 日本ぽい雰囲気を出すための新たな定石としてつけくわえられたりするのか?あるいはやはりこの曲は西洋的にはくそであるべきだなのかどっちなんだろう?

  • @nitrobugging
    @nitrobugging Před 8 měsíci +4

    大学の講義(一般理系大学での音楽論てきなもの。音大ではありません)での君が代分析で、CメジャーではなくDドリアだと習いました。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 8 měsíci +8

      そうなんですね……。
      Dドリアと解釈できる部分も部分的にありますが、「CメジャーではなくDドリア」と教わったのだとすると結構明確に間違いだと思います。
      というのも、Dドリアで曲全体を眺めた時に無理があるコード進行が多いからです。
      そもそも、動画内でも触れましたが、Dドリアであれば書かせないFの音がメロディに存在しない時点でかなり苦しいのです。

  • @user-rc3gh1ch6k
    @user-rc3gh1ch6k Před 5 měsíci +3

    この曲は西洋音楽的にはレ主音のドリア旋法と考えるとニ短調として和音解析するのが良いと思います。3、4小節目で突然ハ長調になるので逆に変です。
    始めと終わりの2小節がユニゾンになっているのは、その部分がエッケルトにはドリア旋法のグレゴリオ聖歌に聞こえたからではないでしょうか。グレゴリオ聖歌は無伴奏ユニゾンが正式なのでそういう風にしたと思います。
    エッケルトは全体を、グレゴリオ聖歌ーコラールーグレゴリオ聖歌の形で組んだと思います。
    いろんな国の国歌が演奏される中で聞くと特別感と重みがあって私は良いと思っています。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 5 měsíci +1

      コメントありがとうございます。
      ドリア旋法で考える方法もあるみたいですね。
      ただ、ドリア旋法だとするとメロディの中に必須の第三音(F音)が含まれず、ドリア旋法なのかミクソリディア旋法なのか確定しないので、それはそれで一長一短な解釈だと思っています。
      冒頭と終わりのユニゾンは、エッケルト自身が「単旋律の民族音楽に経緯を評した」と語っているようです。
      個人的には、そうは言いつつ和声づけが不可能だったという事情もあったのでは?と勘ぐってしまうわけですが、どちらにせよ単旋律の雰囲気はよく出ていて効果的だと感じます。
      結果として、僕は「君が代」は世界の国歌の中でもかなり独特なので実は好きです。

  • @dokc1242
    @dokc1242 Před 8 měsíci +7

    高校吹奏楽で君が代、コントラバスを弾いていましたが、他の曲と違って全く「いつもどおりやれば」感がなかったのを覚えています。
    全暗記せざるを得なかった理由がわかりました

  • @user-le1jq3qc1t
    @user-le1jq3qc1t Před 4 měsíci +3

    理論とか分からない素人だけど、単純に君が代は良い曲だと思う
    なんかあまり聞かない音程が刺さるんですよね。それも動画で言ってたように理論を無視しているからなんだと思いますが。
    アレンジ版は日本っぽさもありますが、中国や韓国っぽさを感じるなと思いました。個人的に盛り上がる部分が散ってしまってる感じがするので、悪くは無いのですがやはり原曲の方が好みですねぇ。

    • @user-qy5bu1gs1h
      @user-qy5bu1gs1h Před 4 měsíci +2

      ならば貴方はおそらく西洋音楽やクラシックが肌に合うんでしょうね。アレンジ版の方がよほど日本的です。

  • @mikan8839
    @mikan8839 Před 4 měsíci +1

    現行のエッケルト版は、理論的に和音進行が西洋の音楽理論上は間違っていたり、また日本和声からも外れているにしても、むしろ、だからこそ、より日本的なものを大事にした作りになり、また日本和声にはない起伏のある印象深いものになったと言えるようです。理論と比べるのはいいのですが、様々な作りが可能で、その人ごとの感性を信じて破格なことをすることで新味のある面白いものができたのだと思います。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 4 měsíci +2

      たしかにおっしゃる通りですね。
      西洋音楽しか知らなかったであろうエッケルトが、それでも日本的な音楽を目指した結果として西洋音楽から逸脱したのだとしたら、かなり有意義な音楽かもしれません。
      動画の中では苦し紛れに作った結果こうなったと言っちゃってますが、意図的なものだとしたら面白い発想だと思います。

  • @octflzuca
    @octflzuca Před rokem +4

    面白い! コード進行など理解が及ばなかったのですが、新しいアレンジがカッコよかった!

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem

      そう言っていただけて嬉しいです!

  • @watasan8
    @watasan8 Před 5 měsíci +1

    明治政府が従来の日本の音楽ではなく、西洋音楽による音楽教育を進めたので、その中で今の編曲は広く受け入れられ、世界にも認められたと思います。
    今なら日本音階の和声による編曲に変えていくことも良いのではないかと思います。
    世界でも珍しい民族音階による国歌ですので。

  • @user-xd3wy7rm9c
    @user-xd3wy7rm9c Před 6 měsíci +3

    この曲日本っぽい感じするのにクラシックっぽさもあるなぁって思ってたら、日本音楽と西洋音楽が混ざってたんですねぇ

  • @user-bk3jx4wp6t
    @user-bk3jx4wp6t Před měsícem

    とても為になる内容でした😊車田和寿さんというオペラ歌手の方の動画と合わせて観ると、より理解が深まります。

  • @さとこ398
    @さとこ398 Před 5 měsíci

    とても参考になります、、、
    これからもお願いします

  • @nunomollc
    @nunomollc Před rokem +1

    楽しく拝見しました!

  • @shumeiueda4201
    @shumeiueda4201 Před 2 měsíci

    私は音楽理論はさっぱりわかりませんが、「裏声で歌へ君が代」という小説を読んで知ったのですが、歌詞の「千代にぃ~」のところが裏声になるのは如何なものか、という意見がありました。「千代にぃ~」のところはどう編曲しても裏声になるのでしょうか??

  • @uraaka8893
    @uraaka8893 Před 8 měsíci +1

    見た後です。おお〜。Dイチコツの和声の例があるんですね。エッケルト作と、これをもとにもっとマシなアレンジ可能ですね。ありがとうございました。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 8 měsíci +1

      こちらこそ、動画みて頂きありがとうございます!

  • @tamachangchan700
    @tamachangchan700 Před rokem +5

    小山清茂・中西覚. 日本和声 絶版で古書買おうとするとすげー高いんだけど買おうかな、と思っていたのですが、なんとなく、わかりました。ありがとう!

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +4

      ですよね、めちゃくちゃ高いですよね!
      実は小山清茂の日本和声はそんなに難しい内容ではなく、いずれ理論解説動画で紹介しようかな?と考えています。
      ご期待ください。

    • @htsuji
      @htsuji Před 5 měsíci

      『日本和声』は、ほぼ同じ内容の本が、『日本の音階と和声』という題名で楽譜出版社マザーアース(株)から出ています。出版社に頼めば通販もしてくれるので、興味があるならこの題名を検索してください。出版社のサイトが見つかりますよ。

  • @KATATATA9
    @KATATATA9 Před 11 měsíci +6

    前にドリアンスケールで和声つけたらケルト民謡かスカボローフェアみたいになったんですよ。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 11 měsíci +2

      それはそれで気になる編曲ですねww

  • @yukiy.8692
    @yukiy.8692 Před 4 měsíci +1

    おもしろかったです

  • @nicochin3
    @nicochin3 Před 4 měsíci

    面白かったです。主旋律は雅音由来でピタゴラス音律的ですが、エッケルトが使っていた楽器の音律は、おそらくキリスト教の賛美歌などに適した音律だった可能性が高いので、12等分平均律の響きとはまた少し違う響きを聞いていただろうと思います。

  • @eightyfourcl5544
    @eightyfourcl5544 Před 6 měsíci +2

    1:30 ここは流石にⅡ7ではなく、ドッペルドミナントのD7だったと思います...
    君が代には様々な編曲がありますが、どの音源を聴いてもDm7には聞こえませんでした。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 6 měsíci +1

      ご指摘の通りですね。
      楽譜が手元になかったため耳コピしたのですが、間違えてしまったようです。
      コメント欄に追記します。

  • @user-du4mx3vo3e
    @user-du4mx3vo3e Před 4 měsíci +7

    そもそも、食文化が優れた日本という国が、皇室が来賓を接待するときに、最近までずーっとフランス料理出してたくらいだし、世界合わせようというのが、当時の天皇か皇室の判断

  • @user-to2cr2el9h
    @user-to2cr2el9h Před 4 měsíci +1

    特に和音時の音の滲んだようなうねりが気持ち悪く感じましたので、日本音階に合わせた調律で聴いてみたいと思いました

  • @yoka4432
    @yoka4432 Před dnem

    編曲し直した方はとっつきにくいけど雅な感じがする。

  • @tsunjp
    @tsunjp Před 5 měsíci +3

    今思うと近代化(西洋かぶれ)が著しい時代だったが故の「力技」だと感じますw。
    残念だけど当時の状況では仕方なかったのかな。旋律だけ「和」のままで伴奏は「西洋」なんて、とても無理があるように感じます。
    伴奏なしで旋律だけを合唱の方が良かったのかも(伴奏を付けるとしたら和楽器で)。
    それから最後のカデンツァw?、終止形を用いないところが余韻があって(終わらないでこれからも続いて行く感じがする)私は好きです。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 5 měsíci +2

      まさしく、当時の時代背景と奇跡的に噛み合ってこうなったんだと思います。
      日本古典音楽を貫くでもなく、完全に西洋化するでもなく、絶妙ですよね。

  • @cmaj7sus478
    @cmaj7sus478 Před 10 měsíci +8

    明治の時代は西欧諸国の脅威に対抗するため、芸術から科学技術まであらゆる物を吸収しようとした時代。その意図を上手く酌んだ編曲だと思います。そして未だに日本人は、この曲のように西欧文化と日本文化の和洋折衷をバランス良く巧みに利用しています。個人的には、他国のマーチ系国家の中での本曲は、より味わいのある物だと思います。楽曲製作上に用いる物や理論の正当性は、作品の精度を上げる効果はありますが、価値ある作品になるかどうかは、また別の問題かと。最初と最後のユニゾンもハーモニーとの対比と考えれば、それなりに意味が出て来るものです。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 10 měsíci +5

      >他国のマーチ系国家の中での本曲は、より味わいのある物
      このご意見には本当に同意見です。
      結果的にこの国歌は価値のある歌になっていると思いますので、価値を貶めるつもりはないことを弁明させてください。
      ただ、日本伝統音楽の観点から見たときに整合性に欠くのは事実で、その部分は文化的な面白さであると同時に、おっしゃる通り日本が和洋折衷せざるを得なかった歴史を表すものだとも思います。

  • @user-qy5bu1gs1h
    @user-qy5bu1gs1h Před 4 měsíci +9

    この投稿主の方がよほど愛国的で、「『君が代』を貶すな!」っていうような愚かな人の方がよほど『君が代』を貶しているのがおもしろいコメ欄だな。
    投稿主さん、解説とても面白かったです。従来の君が代の方がよほど西洋的ですね。

  • @user-nh2yz4vn8v
    @user-nh2yz4vn8v Před 7 měsíci +1

    多くがDmとFに解決(Fから見てDmは6なので解決と見なしてると思う。和声的にはそんなみなし方ないけど)してるので、Cキーとして見たらそらぶっ壊れてるように見えるけど、DmとFに解決するように作られてるって考えたら随分まともな進行に見えないかな。
    逆にDmとFへしっかり解決感があるから、いい感じに聞こえるのかなって。

  • @user-dk3pl5qc3m
    @user-dk3pl5qc3m Před 4 měsíci +3

    コード進行のタブーとかドグマでしかない。
    雅楽には雅楽のルールがあるのでいいじゃないか。なんで西洋のルールで解釈してイチャモンつけなきゃならないの?
    新しい編曲よりも従前の編曲の方が数倍いいと思いますが・・・

    • @hatopoppo_niki
      @hatopoppo_niki Před 4 měsíci +3

      貴方のコメントは投稿主と同じことを言ってますよ。なぜ雅楽を元にした『君が代』に無理やり西洋音楽の和声をつけたのかということを投稿主は批判してます。従前の編曲はまさに西洋音楽的なものです。
      雅楽には雅楽のルールがあるのだから投稿主が雅楽のルールに則って新しく編曲したんですよ。

  • @solasolaxx3736
    @solasolaxx3736 Před měsícem

    キーを変更してみると、君が代って不思議な和声だなあと感じることがある、違和感を知れてよかった

  • @2ga3
    @2ga3 Před rokem +5

    伝統音階の国歌といえば清王朝の「鞏金甌」もなんとなく君が代に似てますよね

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +4

      聞いてみましたが、めちゃくちゃ民族的で面白いですね!
      日本国家より力強いのがまた民族性という感じがします。

  • @odayu21
    @odayu21 Před 24 dny

    雅楽の曲はホモフォニーでもポリフォニーでもなくてヘテロフォニーと呼ばれる分類に入るので、もし編曲する際は和音ってコンセプト自体から考え直す必要があるのと、そもそも平均律でいいのかって問題もあると思います。基になってる雅楽バージョンはすでに存在してるので、行事とかではそっちの録音を流すので良いと思います。

  • @awsenm
    @awsenm Před 4 měsíci +1

    10:50
    完全にお正月ですねww
    国民がお正月気分になって働かなくなってしまうので却下!

  • @sorapon29
    @sorapon29 Před 4 měsíci +3

    小山ルールでのアレンジは綺麗にまとまるけど、スパイスの入ってないカレーというか民族色が薄くて味気ない印象

  • @KUSANAGI_Teppei
    @KUSANAGI_Teppei Před 8 měsíci +1

    高校の時、教科書に載っているメロディーだけの君が代の楽譜を見ながら楽器で弾いてみて、「これハ長調(調合なし)で書いてあるけど、『八千代に』の『に』で解決してる感があるし、実はト長調じゃないの?」と思ってたんだけど、伴奏に嬰へがでてきてて納得した。

    • @isamich1535
      @isamich1535 Před 4 měsíci +2

      そもそも調性音楽じゃないので・・・

  • @seimeiabeno
    @seimeiabeno Před rokem +8

    エッケルトは、明治時代、軍楽隊を指導するために来た人で、音楽理論に造詣の深い人でなかったからしかたないですね。日本音楽を分析し核音の理論を最初に提唱したのは、小泉文夫だったと思います。それにしても新しくつくられた和声は、どことなく笙の和声にもにていて感動しました。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +7

      エッケルトが音楽理論に精通していなかったという話は初めて聞きました!
      確かに笙のニュアンスがありますよね。
      笙の和音構造はsus4の和音が基本となっていますが、小山日本和声も同じ構造を持っているためだと思います。

    • @seimeiabeno
      @seimeiabeno Před rokem +8

      @@toydora_music エッケルトは、ドレスデンのKonservatorium (音楽学院)で学んでいるので、まったく楽理を知らないというと言いすぎになります。また、君が代の壱越調の音階が教会旋法のドリア調と同じことにも気づいていたようです。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +6

      より正確な情報ありがとうございます。
      エッケルトの時代にしては穏健な編曲にとどまっているというのは事実なので、どういう意図や事情があってこうなったのか?については考察の余地がありますね。

    • @ma6998
      @ma6998 Před rokem +6

      明治時代に軍楽隊を指導するために来たのはフェントンです。君が代にはフェントン作曲版とエッケルト編曲版(作曲者は日本人)の2種類があり、現君が代はエッケルト編曲版です。エッケルトはちゃんとした音楽家です。

    • @Landscape01
      @Landscape01 Před 11 měsíci +5

      分析お疲れ様です。確かに西洋和製に当てはめようとすると矛盾だらけですね。新編版は笙のようにもモードのようにも聴こえます。解決感がないので、国家的には落ち着かないでしょうが😆。
      ドビュッシーやラヴェルが編曲したらどんな和声をつけたか想像が膨らみますね。日本の音階がやけに新鮮に聴こえました。坂本龍一さんも千のナイフやTheEnd of Asiaで独特のハーモニー付けられてますね。

  • @anrs6522
    @anrs6522 Před 4 měsíci +1

    小学校の運動会のために初めて国歌を習ったときに、最後尻切れトンボにしゅーんと収束して?????となったこと、
    出だしの唐突な始まりの違和感と、その後中途半端なところでいきなり盛り上がって曲が始まるような違和感、思い出しました。
    6歳のあの時にアレレと感じたのに、そんなもんかと慣れっこになってました。
    歯を治療して当たりがおかしいなと思いつつ、しばらくしたらもう何年も忘れてしまう感じ😂?

  • @h.s7979
    @h.s7979 Před 15 dny

    おそらくだけど、最初と最後を和音にしなかったのはお経を読むときの雰囲気に似ているからというのがあるのかもと昔から思ってた。はじめの一文を独唱、二文目から和唱、最後独唱で締める。

  • @MrBondobee
    @MrBondobee Před 10 měsíci +3

    そもそも単旋律の日本の旋律を西洋の和音進行の理屈に当て嵌めようとすることそれ自体無理がありますね。説明をしようとすると話を無駄にややこしくしてるだけの事にしかなりません。
    エッケルトも和声付けに際しては同じことを思い考えながら取り組んだと思います。冒頭と終わりの単旋律は西洋和声を当て嵌める上で(当然の)苦肉の策?といえるでしょうね。
    日本音楽の和声を扱った書物には小山中西のほか先んじて坊田や田中があります。各人全く異なる思想とアプローチで面白いのですが、日本旋律の持つアイデンティティを如何に保持するか、という点で共通していると思います。小山は和音連結定型として西洋和声法的なやり方で(和音進行的でもあるが基礎となる和音自体は西洋和音と異なる)アプローチをまとめましたがそれに対し、後者は単旋律対多声というモードに近いような提案的側面を持つものだと捉えることも出来ると思います。
    (ちなみに田中は苦肉の策?で三度和音も取り入れてたりしています)
    (各位敬称略)

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 10 měsíci

      動画みていただきありがとうございます。
      苦肉の策としては大変見事と思いつつ、やはり悩んだ気配が見て取れるのでちょっと面白いです。
      日本音楽理論に関して、確かに小山先生の方法は西洋的な和声進行を全面的に取り入れているなあと思っていたので、旋律に着目した理論もあるというのは面白そうですね。
      興味深いお話をありがとうございます!

  • @rikisatou2094
    @rikisatou2094 Před 7 měsíci +2

    非常に興味深い内容でした、面白かったです

  • @satoshitaniguchi7252
    @satoshitaniguchi7252 Před 4 měsíci +4

    改訂版を聞いて旋律(戦慄)を覚えた。日本の復権という意味でも、この編曲を正統にするように強烈に政府に働きかけるべきだ(マジ)

  • @lovely_kyokujitsu
    @lovely_kyokujitsu Před 12 dny

    綺麗な演奏を見つけた。東儀秀樹氏が笙 、篳篥、竜笛を使い、オケと共に演奏。そして 「君が代は現代曲としての存在にも充分価値があります。よって今まで通りの親しみやすい西洋的伴奏を残しつつ、雅楽の楽器で表現するのも現代の日本を象徴するのでは」 と言っている。このようにクソだの何だの言わず、コラボレーション的価値を率直に認める姿勢は真摯である。なお、西洋の調としては5度上のG-dur(ゲードゥアー)に移調されている。 czcams.com/video/U0w6e1giiYk/video.html

  • @orizoh
    @orizoh Před měsícem

    音楽論としては物凄く面白かったし楽しかった、最後の「西洋風」のものもしっかりと感じられるのが凄い。でも、日本の国家なら「東洋風」のものでいいのでは?ないか、西洋風でないから否定されるのは如何なものかという気持ちも残ります。

  • @kayanochino
    @kayanochino Před 11 měsíci +2

    F#という音に注目すると、F#の響きが全く合わない部分(冒頭)とよく合う部分(Bが出てくるあたり)があるんですよね。
    なのでどこかで密かに転調(のようなものを)していると思っています。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 11 měsíci +2

      ご指摘の通り、5音音階として考えた場合には、Bが出てくるところで属調転調(D陽旋→A陽旋)しています。
      F#に着目して考えるのは面白い発想ですね!
      ただし、F#はそもそもD陽旋にもA陽旋にも含まれない音で、西洋音楽的な和声付けをした際にはじめて登場する音です。
      詳しく話すと長くなってしまうのですが……。

  • @yasbay1967
    @yasbay1967 Před 4 měsíci +1

    他の動画で、なかなか興味深かったのでチャンネル登録したものの、前半のなんとも辛辣なケチのつけように、気分が悪くなりました!
    なんだかカマってちゃん的な「俺は凄いんだぜ」的な印象の動画で、正直途中で見るのやめようかと思いつつ、一応最後までみて判断しようと思い最後まで見ました
    結果としては、後半だけ見ると非常によいです
    雅な感じの雅楽的な和音のついた曲に編曲できていると思います

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 4 měsíci

      最後まで見ていただいてありがとうございます!
      正直、前半部分は割とイヤなCZcamsr的な感じが出ちゃってるかもしれません。
      言いたいことは後半に詰まってますので、見ていただけて嬉しいです。

  • @turu-1000
    @turu-1000 Před 2 měsíci +3

    いやいや、西洋風のヤツの方が起伏があってカッコイイですよ。
    正しいヤツは優雅で気品がありますが、まあ、平板なのでもう一工夫盛り上がりのとカッコよさのアレンジがほしいですね。

  • @redzepuding
    @redzepuding Před 4 měsíci +3

    この動画は全く同意出来ません。色々な曲を分析して理論を外れていてもユニークなものとして解説していて非常にためになっていましたが、この動画ではディスりに徹しているように感じます。最後のコードをはめ込んだ編曲も私の心には響きませんでした。起承転結がついていないように感じました。
    君が代を大切に思っている人がいるにもかかわらず、それを”くそ”とか表現する人が心に響く作曲をできるのか疑問です。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 4 měsíci +2

      他の動画も見てくださってありがとうございます。
      おっしゃる通り、この動画ではちょっと口が悪すぎたと反省してます。
      ただそれを面白がって見てくださっている方もいますので、ご意見は真摯に受け止めつつ、この動画に関してはそういうものだと思っていただければ幸いです。
      蛇足ですが、僕も「君が代」を歌として愛しているからこそこうして動画で取り上げた経緯があります。
      僕の編曲した「君が代」を良ければ聞いてみてください。
      m.czcams.com/video/ug-0Cf7Pu38/video.html&pp=8AUB

    • @redzepuding
      @redzepuding Před 4 měsíci +1

      @@toydora_music
      貴殿編曲拝聴しました。結局序章(と称していいのかわかりませんが)ではコードではなく短音でした。コードも若干変わってるように聞こえました。童謡としてはありですが、国歌としての威厳は感じられませんでした。個人的感想です。音楽のみならず、芸術あるは芸能は個々の感受性に依拠しているのでとらえ方は様々です。ですが、国歌、国旗、国土、国民性はそれらそのものが国の有り様を象徴しています。それをエンターテイメントとして、誹謗するのはいかがなものかと思いました。国歌を取り上げたということは、やはり思い入れがあってのことと思われましたのでますます残念です。

    • @hatopoppo_niki
      @hatopoppo_niki Před 4 měsíci +2

      @@redzepuding 貴方は感情的に批判をされているがそもそも、投稿主はそういう観点で『君が代』を批判していないことを理解した方がいい。
      投稿主は『君が代』を西洋伝統音楽的に解釈した際に禁忌を犯しまくっている点について「クソ曲」と敢えて耳につきやすい言葉を言っているだけ。
      その「クソ曲」となっている原因は日本古来の音階を無理やり西洋音楽的にエッケルトが解釈し和声つけたからと分析している。
      西洋伝統音楽のルールに則れば『君が代』がクソ曲なのはこの動画で言われている通りで間違いない。反論するならそこを理論的に根拠を持って反論しないと建設的な会話にならない。貴方は感情的に批判をしていて全く意をなしていない。

    • @lovely_kyokujitsu
      @lovely_kyokujitsu Před 10 dny

      @hatopoppo_niki君、冨田悠暉親衛隊の一人かね。あんたも随分感情的に見えるよ😁 しかし「クソ発言」を理解しろと言われてもなぁ。俺は素人、あんたは楽典精通者らしいので次の5点に建設的なコメントが欲しい。①マーラーの和声など禁則オンパレードでは? ②C-durの西洋音楽でCから始まらず、終わらない曲も多いよね ③5音は日本古来と言うが、ヨーロッパでもペンタトニックは古来大いに使用のはず ④むしろ雅楽は十二音律用意してあるのでは ⑤国歌はすべて西洋音階で作るって本当?

  • @YAKUMOYAEGAKI
    @YAKUMOYAEGAKI Před 6 měsíci +1

    音楽理論を全く知らないし、エッケルト編曲版『君が代』の響きに違和感を持ったことも無いのですが、理論に通じた人からは否定的な意見があることは知ってゐましたので興味深く動画を拝見しました
    西南戦争が終ったばかりで国会も憲法もまだ無く、とにかく西洋化が推し進められた明治十三年 (1880) に、よくここまで日本的な旋律の国歌が作られたものだと驚かされます
    機能和声から離れられなかったと思はれる、ドイツ人音楽家エッケルトの和声付けを否定するつもりは無いのですが、もしも印象主義の音楽家が和声付けをしてゐたらと想像します。でも、当時のドビュッシーは十八歳、ラヴェルは五歳なので無理な話なのですよね
    メシアンが来日した際に編曲し直したといふ楽譜が発掘されてほしいと思ひます

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 6 měsíci +1

      メシアン来日時の譜面は実に気になりますよね。
      自分もぜひ聞いてみたいものです。

  • @arigatospecial5638
    @arigatospecial5638 Před měsícem

    アレンジ版の方が纏まっててちゃんとしてる感強いけど、中盤のおしゃれ部分はやっぱちょっとカッコいいから残した方がいいかも知れんな
    エッケルトさんも頑張ってくれたんだろうし(日本的な遠慮)

  • @user-ce7eb3vn5p
    @user-ce7eb3vn5p Před 3 měsíci +1

    途中まで説明聞いて、うんうんうん君が代のメロに西洋音楽的な和音と進行は乗せるの苦しいのね、じゃあ本来どうなんって思ったところで10:50聞くとめちゃくちゃ和風お正月君が代で納得感バリ増しでワロタ

  • @Lyna03
    @Lyna03 Před 6 měsíci

    もし壱越調の和声に従って作られた君が代が主流になったら今よりも相当日本人に和の心が刻まれそうですね。ただやっぱり西洋音楽に慣れているせいで、展開がつまらないというか、起伏が少なく感じますね。

  • @snowroof1609
    @snowroof1609 Před 5 měsíci

    ずっとドリアンだと思っていたのですが、日本の音階だったんですね。ところでモードジャズでは四度積みコードが多用されますが、編曲後の君が代のコードもなんとなくそれっぽい響きだったと思います。やっぱりモードと四度積みコードは相性いいのかな、、、?

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 5 měsíci

      ご指摘のとおり、日本和声では4度堆積和音が多用されます。
      もしご興味があればこちらの動画も見ていただくとよくわかると思います。
      m.czcams.com/video/waXLm00NwK0/video.html

  • @kazukinagumo1196
    @kazukinagumo1196 Před 7 měsíci +6

    音楽が多義的である事を考えると、ユニークだからクソと言う言い方は乱暴過ぎる。
    エッケルトは頑張ったが、西洋音楽の伝統からすると禁則を犯しまくったアレンジになってしまった。
    でもそれが意外と受け入れられて、良い味だしてるんじゃないだろうか。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 7 měsíci +2

      ノリで口が悪くなってしまってますが、ご意見には賛成です。
      実は僕も「君が代」はかなり好きな歌で、文化的ないびつさはあるものの、民族音楽がここまでハッキリと滲み出た国家は「君が代」以外知りません。
      大変ユニークな国家だと思います。

  • @pawnpipe
    @pawnpipe Před 4 měsíci +1

    世界の国歌のほとんどが凡曲だ。そのなかで 「君が代」 はたいへん個性的であり、悪くないと思う。
    「君が代」 の 「レ¼ ド¼ レ¼ ミ¼ ソ¼ ミ¼ レ½」 を 「レ¼ ド¼ レ¼ ミ¼ ソ½ ファ¼ 休¼」 に変えると、奈良健康ランドの CM ソングになる。キダ・タローは絶対わざとやっている。

  • @japanese5554
    @japanese5554 Před měsícem

    日本の「よなぬき(四七抜き?)音階」で作られてるのに西洋風の和音がつけられていておかしい、と山田耕筰(か誰か)がいっていてそれで和音を誰かがつけなおした、みたいな話を聞いたことがあるけど、誰だったか忘れた。

  • @jimmy-qu7tj
    @jimmy-qu7tj Před 7 měsíci +1

    君が代ってメジャー系の響きには聞こえないです。そも壱越調って「無理やり言えば」マイナーペンタの響きだと思います。
    演歌にマイナーペンタが多いのはそもそも日本音階を参考にしながら(民謡等)作っているからじゃないでしょうか?
    五線譜のBのところに♭をつけるとどう変わるか聞いてみたいです。(CじゃなくてDmと解釈してみる)
    エッケルトも多分悩んだでしょうね。国歌ってあまりマイナーで作られたのはないはずですし。でも元首のあるべき姿が受け身ですから我が国の国歌がマイナーでもいい気はします。
    最後の演奏は一家目の複縦線の後のE音に着いた和音だけ変に聞こえました。経過の刺激としてはいい気もします。
    収める気ならそこの再考は必要かもしれません。

    • @jimmy-qu7tj
      @jimmy-qu7tj Před 2 měsíci

      【補足】読みましたが、エッケルトは多分陽旋と解釈したんだろうと思います。
      陰旋だと西洋の方にはもっとも抵抗のあるかのロクリア旋法的に解釈することになりますし^^;
      国歌に悪魔の響きをつけるわけにはいかなかった事でマイナー解釈できなかったんだと思います。

  • @mez1652
    @mez1652 Před rokem +5

    不謹慎だという方は無視して率直な感想として、
    頭とケツは、思いつかないからユニゾンにしちゃったんじゃないの、と、
    コード進行の矛盾の解説に、腹抱えて笑っちゃいました!
    しかし、45年音楽やってますが、8つ目から9つ目の4度に言っちゃうところ、全然違和感ないのは君が代のせいなのかな?
    メロディーが浮かんじゃうから違和感ないのでしょうかね。
    それに日本のPOPSにも、平然とこんな進行ありそうですよね。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem +4

      楽しんで見ていただけたようで何よりです!
      8小節目から9小節目の「V - IV」の進行、本当に違和感がないですよね。
      きっと子供のころから頭に染みついているせいだとは思うのですが、外国の方が初めて聞いた時にどう感じるのか、素直に気になります。
      ただ、実はこのような進行は、おっしゃる通りポップスでは普通に使われています。
      「V7 - IVM7」という弱進行でサビに入るのは、ある種J-popの定番になっているほどです。
      なので、現代人はことさらこの進行に違和感がないのだと思います。
      結局、音楽というのは歴史に応じてかなりフレキシブルに変わっていくものなんだと思います。

  • @hanamo2015
    @hanamo2015 Před 4 měsíci +1

    最初から糞曲、糞曲と、なんか自分としては違和感。音楽分析や理屈もまあ結構な趣味のようですが、例外を認めないとかガチガチにご自身の正しいと考えるルールにしないとイカンのか全然分からない。
    普段から世界中に日本の国歌として覚えられている現代、直さなければならない理由は皆無。
    もっと、音楽を楽しくって感じで動画アップして欲しいと思います。
    小学校以来の音楽理論教育で、音楽が苦になった自分のような人間も居て、トラウマ抱えて悩んでいる自分には理解不能。
    まあ、そういう自分は音楽なんかやらない方がきっと楽です。
    良いと思える音楽を聴く、そして理屈抜きに感動できる方が幸せです。
    もし、このコメントが不適切なら削除をお願いします。
    このチャンネルのファンの皆さんのためにも。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před 4 měsíci +2

      まさか不適切なコメントということはあまりせん。
      他のコメントにも同様に返してますが、口が悪すぎて反省した部分もある動画ですので、当然のご意見と思います。
      僕も理論ガチガチこそ正義と思っているわけでは全くなく、他に上げている動画では音楽理論の幅を広げるような話を好んでしていますので、良ければ他の動画も見て見てください。

  • @RK-yc9ys
    @RK-yc9ys Před 4 měsíci

    主様のアプローチも面白いと思いますが。
    そもそも〝古今和歌集〟からの歌詞ありきで作曲されたので、多少の無理はあるのかも知れませんね。
    〝笙、篳篥、竜笛〟などで演奏される〝雅楽〟の旋律をベースにしているので和楽特有の〝ヨナ抜き〟のフレーズですね。当時関わった方々が随分悩んだ結果なのでしょう。オリジナルのアレンジ、私は好きですよ。
    ちなみに、
    〝マーチ〟というと日本では〝軍艦マーチ〟が有名ですが、あの曲もまた歌詞が有名です。横須賀の三笠公園で、〝戦艦三笠〟のそばに歌詞の銘盤があります。
    もっとメカニカルな、例えばアメリカの〝星条旗よ永遠なれ〟なども人気のマーチですが、〝軍艦マーチ〟は世界的にも人気が高い様です。

  • @user-ms3yt3sq5h
    @user-ms3yt3sq5h Před rokem +3

    大変ためになりました、面白いです。

    • @toydora_music
      @toydora_music  Před rokem

      そう言っていただけて嬉しいです!

  • @mesot5235
    @mesot5235 Před 5 měsíci +1

    君が代は、リオ五輪閉会式のときの和声が好き。
    あれが最高だと思う。