【朗読】壺井栄「廊下」 朗読・あべよしみ

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  • čas přidán 20. 08. 2024
  • 「二十四の瞳」で有名な壺井栄ですが、他にもたくさんよい作品があるので朗読してみました。
    壺井栄作品リスト
    • 壺井栄作品
    壺井 栄
    (つぼい さかえ、旧姓:岩井、女性、1899年(明治32年)8月5日 - 1967年(昭和42年)6月23日)は日本の小説家・詩人。主に一般向小説および児童文学(童話)を主領域に活躍した作家で、戦後反戦文学の名作として後に映画化された『二十四の瞳』の作者として知られる。香川県小豆郡坂手村(現在の小豆島町)出身。夫は詩人の壺井繁治。
    ボイストレーナー・朗読家の あべよしみです。
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Komentáře • 17

  • @kkasoaaa705
    @kkasoaaa705 Před 3 lety +11

    淡々と、でも慈愛に満ちたお声と朗読の仕方がこの辛い物語を聞く力を私に与えてくれたと思います。
    厳しく哀しいけれど目を背けてはいけない、それが後の世を生きる私達のせめてもの役目ですね。
    先に書かれた方のコメントが素晴らしいですね。何度も読み返してしまいました。

    • @abeyoshimiroudoku1
      @abeyoshimiroudoku1  Před 3 lety +4

      ぺこちゃん様
      この作品はどのような読み方をするべきかと、考え悩みながら読んでいますので、そのように言っていただけてとても嬉しいです。
      ありがとうございます😊

  • @user-js8ir7dw3r
    @user-js8ir7dw3r Před rokem +3

    つらい話なのに、なんとシズエの逞しさ!慈愛、母性、ため息がでました。救いのない現実のなかでツタの存在が壺井栄を重ねてしまいました。そういう活動家の夫婦を幾人もみてきたのでしょうね。
    と同時に生命の執着に驚かされました。その代償は苦痛の先延ばしだけなのに。。私にはまだ理解できません。
    なんの感情移入できないこの夫に対する最後のシズエのただただ跪きます。これが壺井栄の凄みなんですね。プロレタリア文学とは一線を画した壺井栄という人物の慈愛が眩しい。

    • @abeyoshimiroudoku1
      @abeyoshimiroudoku1  Před rokem +1

      こちらもご視聴いただきありがとうございます💕 辛い話ですが、時々聴き返したくなる深みのある作品ですね。

  • @gallivergalliver6975
    @gallivergalliver6975 Před 3 lety +11

    これも壺井栄の名作だ。若くして、苦しみの中で死んでいかざるを得なかったカンジと、彼を最後の最後まで看病した妻のシズエ。寂しい思いと父親への気遣いを余儀無くされた、二人の幼い娘えい子。「(ケンジさんは)どうせ死ぬんですから」と妻に向かって無慈悲に言い放つ看護婦。時代だったとは言え、余りにも患者を無視・軽視した暴言。今なら、間違いなく、人権無視で訴訟物だ。  
     私の妻は還暦を過ぎた頃、癌が発見され、1年余生きて私を残して逝った。その妻は、ただし、医師・看護師の皆さんから愛されて、病院生活を送った。妻は幸せ者だった。 
     あべよしみさんの朗読は、原作者が言いたかったであろう、書きたかったであろうことを遺漏なく伝えていると思う。この種の内容の作品は、ともすると、湿っぽい朗読になりがちだが、あべさんの朗読にはそれがない。思うに、そのほうが、最期まで諦めずに、感情的にならなかったシズエの深い、本物の愛情が伝わって来るので、絶対に良いと思う。あべさん、今回もありがとうございました。

    • @kkasoaaa705
      @kkasoaaa705 Před 3 lety +6

      的確で、とても心に沁みるコメントですね。
      何度も読み返しました。

    • @gallivergalliver6975
      @gallivergalliver6975 Před 3 lety +6

      @@kkasoaaa705 もったいないコメントをありがとうございました。ペコちゃんさんのものからも、温かさと優しさとが伝わって来ます。原作者・壺井栄の作品そのものと、その作品の「心」を読んでくださるあべよしみさんとに感謝を捧げられるコメントを心掛けたいですね。

    • @kkasoaaa705
      @kkasoaaa705 Před 3 lety +8

      @@gallivergalliver6975 あべよしみさんの朗読を聞く事が日課になっています。楽しいと共に知らなかった世界も多く「人間、幾つになっても勉強出来る、せねば」の思いを強くしております。

    • @abeyoshimiroudoku1
      @abeyoshimiroudoku1  Před 3 lety +7

      galliver galliver様、ぺこちゃん様、
      おふたりのコメントのやりとりを拝見して、本当に感動しています。このチャンネルを始めてよかったとつくづく感じています。
      これからも、素晴らしい作品を遺してくださった作者への感謝と敬意を忘れずに、聴いてくださるみなさまにお届けしていきたいと思います。
      ありがとうございます💕💕

    • @abeyoshimiroudoku1
      @abeyoshimiroudoku1  Před 3 lety +5

      galliver galliver様
      そうでしたか。奥様を早くに見送られたご経験のあるgalliver様には、辛いことを思い出させてしまう内容だったことでしょう。それなのにじっくりお聴きいただき、素晴らしいコメント、本当にありがとうございました。

  • @user-ik7ye7np1w
    @user-ik7ye7np1w Před 2 lety +5

    あべさんのご朗読はいつもの通り素敵でしたが、この作品は坪井さんの作品にしてはちょっと異色ですね。聞いていて辛くなるだけで、盛り上がりも乏しく感動の涙も無く、只あべさんの朗読である事だけが最後まで聴けた唯一の理由です。
    坪井さんの私小説風(?)な大人の作品と、子供達への慈しみを込めた童話との違いなんでしょうか?

    • @abeyoshimiroudoku1
      @abeyoshimiroudoku1  Před 2 lety +4

      田中オヤジん様
      たしかに暗い場面が多く救いのない作品ですね。私はこの作品に、当時日本社会が抱えていた貧困の残酷な現実を描き、告発する意志を感じます。
      壺井栄先生はご主人の壺井繁治氏の影響も当然あってプロレタリア文学を目指していたところ、文体が児童文学向きだから児童文学を書くよう佐多稲子さんに勧められたと、何かで読んだことがあります。

  • @user-vt1fp3ji5w
    @user-vt1fp3ji5w Před 6 měsíci +1

    辛い物語ですね。患者が看護者に気づかいしないと辛い思いをさせられるのでしょうか
    つらすきます。

  • @user-gj7gz3rd7y
    @user-gj7gz3rd7y Před 3 lety +5

    なぜ貧困は親子をバラバラにするのだろう。なぜ貧困に社会は辛くあたるのだろう。貧しい日本、今の日本は本当なのだろうか。なぜか金子文子を思う…。

    • @abeyoshimiroudoku1
      @abeyoshimiroudoku1  Před 3 lety +5

      こま様
      貧困問題が解決されなければ社会の幸せはないし、本当の先進国とは言えませんね。今現在、コロナ禍でよりいっそう格差が広がっている現状を憂えざるを得ません。

    • @user-sr5ik4yl8g
      @user-sr5ik4yl8g Před 2 lety

      @@abeyoshimiroudoku1、。

  • @user-vt1fp3ji5w
    @user-vt1fp3ji5w Před 6 měsíci +1

    妻の静江さん看護ご苦労様てました確り生き抜いて下さい