ストラディバリウスが作れたのは〇〇が弱くなったから【うんちくエウレーカクイズ 音楽編】
Vložit
- čas přidán 21. 07. 2024
- 今回はうんちくエウレーカクイズ音楽編です。「楽器の分類がMECEじゃないのが気になる」「得意げに答えたらあるあるネタだった」「モーツァルトの”魔笛”は笛ってことだけ知っている」など少ない知識で何とか考えていきます。
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【目次】
00:00 うんちくエウレーカクイズラジオ
02:44 ストラディバリウスを現代人が超えられぬ理由
15:49 木管楽器・金管楽器どう分ける?
28:50 オーボエが音合わせに使われるのはなぜ?
30:26 ベートーヴェンが秘書を「パパゲーノ」と呼んだ理由
41:57 リストは曲中でバッハに敬意を示した。どうやった?
50:08 クイズはまだまだ募集中
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慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
Twitter→ / kenhori2
noteマガジン→note.com/kenhori2/m/m125fc452...
個人CZcams→ / @kenhorimoto
【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。
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オーボエ吹きです。チューニングをオーボエが担当するのは「環境の影響を最も受けないから」ではなく、「環境の影響を最も受けるから」だと認識しています。実際、オーボエのリードは気温、湿度、リードの素材、リードの消耗度、リードにつける水の量など、さまざまな影響を受けてしまいます。ですから、チューニングでは他の楽器が最も音程が安定しないオーボエに合わせてくれているというわけです。(尤も、現代では楽器の性能も奏者の力量も上がっているのでオーボエに合わせる理由はあまりないような気もしますが、そこは慣習が残ったということだと思われます。)
そうなんですか!!!!!
古手の音楽ファンですが、初めて知りました。
考えてみれば、環境に影響を受けたからといって、オーボエ自体はどうしようもないでしょうね。
御二方にも見てほしい
私もこちらの認識でした。チューニングが最も難しいから、ほかがオーボエに合わせるという感じですよね。
「オーボエ吹きです。」って開幕の一文がカッコ良すぎる…
リードを削るのが80%、楽器自体の練習が20%と演奏家がTVで皮肉めいて言ってましたけどそれだけナーバスな楽器なんでしょうね。
のだめでやったところだ!
オーボエがオーケストラで基準音となる(もしオーボエが楽団に使われていない場合はクラリネット)理由は「一番音が不安定だったから」と記憶していたので少し調べてみると、オーボエは「最も音が安定している」説と「最も音が不安定である」説がありました。まず前提としてオーボエは音程の調節がほとんどできません。逆に言えば音程が(構造上)ほとんど変化しないため最も音程が安定する楽器です。しかしこの楽器は本当に木で作られているため湿度による(人為的に調整のできない)音程の変化が起きてしまいます。このためホール等場所によって音程が不安定になります。(その他の楽器は管を抜いて伸ばしたり、より深く入れて短くすることで音程を調節できます)これらの二つの理由によりオーボエが基準音を吹くようです。
来週
けっこう音楽の良問なのに、3人の音楽知識が想定より低すぎて問題の面白い部分が全く成立してないのウケるw
おふたりの知識量なら「サックスは木管楽器」はクリシェに含まれそうなのに、3者なにも分からず迷走してて笑ってしまった
栞を送った者です(研究を生業としているため、理科は水野さんより少しだけ得意です)。
お二人のアミノ酸コードの解釈が途方もなく間違っています(お手紙に説明を添えなかったことが原因ですね。すみません)。
先ず、堀元さんの栞(水野さんの栞も同様です)にはaaggagaacというDNA配列(サンガーシーケンシングの図)と、aagの上にK、gagの上にE、aacの上にNと書きました。堀元さんのお名前、KENです。
我々はタンパク質からできています。さらに分解するとタンパク量はアミノ酸で構成されています(ホモ・サピエンスは20種類のアミノ酸からできています)。
簡単に省略して説明すると、DNAは我々の体を作る設計図で、その設計に従ってアミノ酸、つまり我々の体が作られます。DNAは、acgtのたった4つしかありません。たった4つの組み合わせの設計図から我々の脳も目も指も全てが作られるなんて、素晴らしい最適化ですよね。
例えば、DNAの配列aagから、リシンというアミノ酸が作られます(3つセットで1つのアミノ酸)。アミノ酸にはそれぞれ略記号を人間が作っており、リシンはKと記しています。
aaggagaacというDNA配列からは、リシン、グルタミン酸、アスパラギンというアミノ酸が作られます。そのアミノ酸の略記号が、堀元さんのお名前、K(リシン)E(グルタミン酸)N(アスパラギン)となるのです。
因みにアミノ酸は、20種類しかないため、アルファベットを網羅しておらず、お二人とも名字では作れませんでした。
おそらく、生物学を嗜んでおられる方にaaggagaacはだーれだ?と聞いたら暗号を解いてくれるはずです。
管楽器クイズに苦戦していることから、今回の収録は堀元さんが『響け!ユーフォニアム』を視聴する前だと推測できる
ユーフォ見てたらさすがに分かりますよね笑
金管楽器は先祖を辿ると角笛に行き着く
木管楽器は先祖を辿ると草笛に行き着く
※屋外に強いのは金管楽器
内部の水蒸気量が増加すると木にヒビが入るなどの悪影響があるため木管楽器は外で演奏することが難しい
と記憶しております
今回の2人の発言を見ながら、初期のゆる言語学ラジオを見ていた言語学者はこんな気持ちだったんだろうな、という気持ちを知れました。(楽器経験者・30代・男性)
優しい
おお、たしかに!
そんなことも…?って思ったけどそういう見方できたら面白い
話がかなりデタラメだからね。暖かく見守っているわけで。
ほんとこれ
僭越ながら補足させていただきます。
金管木管の違いについて、
振動の発生源が演奏者側か楽器側か
という説明が一番自分の中で腑に落ちております。
トランペットは振動の発生源が唇、
サックスは振動の発生源がリードになります。
(唇の振動、というのは仰る通り経験しないと分かりづらいかもです。)
基本的に金管木管共に息を吹くだけでは鳴りませんが、
{※例外:リコーダー(木管に属する)は簡単に音が鳴る構造になっている}
木管はリードなどの発音部に力を加えるなどすれば音が鳴るのに対し、
金管は振動を唇から発生させる感覚を掴むのが難しく、
金管の方が木管より、音を出せるようになるまでに期間を要する事が多いです。
また、リードがある→木管楽器は成り立ちますが、
木管楽器→リードがあるは成り立ちません。
フルートは金属製でリードもありませんが、
振動の発生源が楽器側なので木管になります。
ペットボトルの飲み口に息を吹きかけて
ホーーと鳴るのと同じ音の出し方ですね。
屋内屋外については、屋外で吹かされるのは金管の方ですね。
ただ、楽器やマイクなどは基本的に温度湿度の影響を受けるので
適切な環境での演奏が良いのは大前提として、
木製部分が日光や雨などの影響で故障する可能性がある
というデメリットが大きいので木管が優先的に室内の練習場を与えられます。
堀元さんの仰る金属膨張の件や、
気温の変化によるその他の要因は
故障とまではいかずとも、金管にも影響します。
暑いと音程が高く、寒いと低くなり、
また、寒いと演奏しづらくなる場合が多いです。
ですので、場所に余裕があれば金管木管問わず室内で練習しますし、
また、野球応援での木管は無理を承知で演奏しています。
(甲子園のTV中継などで、直射日光を避けるため
楽器をタオルで覆っている木管奏者の子が見れるかも)
ちなみに、日本のアーティストがわざわざアメリカに行って
レコーディングする事がありますが、
アメリカの湿度の方がマイクの使用環境に適している
という理由をあげる方もいらっしゃいますね。
(かなり細かな違いだとは思いますが)
長々と説明してしまいましたが、
木管金管の命名はかなり分かりづらいだろうなと
演者側でも感じておりますので、あまりお気になさらず~
長文失礼しました
お二人が絶望的に音楽分野が苦手なことがひしひしと伝わりましたw
音の鳴る原理は理科の分野なのに堀元さんが答えられないのが、不思議な感じで新鮮でした!
苦手分野の蘊蓄を捻り出そうとするあまりコメント欄で総ツッコミをくらうお二人が愛おしい。
吹奏楽をやっていたおかげでこの2人に対して初めて優越感を感じられた
わかるー!!!
16:30そもそも「弦楽器」は上位区分で、その下の下位区分もあります。ヴァイオリンのように弓で弦をこすって音をだすのが「擦弦楽器」、ギターのように弦を弾いて音をだすのが「撥弦楽器」です。
また、ピアノは弦を何らかの方法で叩いて音を出すので「打弦鍵盤楽器」、チェンバロのように弦を弾いて音をだすので「撥弦鍵盤楽器」と言ったりもします。
クラシック好きなので、おふたりの会話、とても面白かったです!笑
木管or金管の話は、「フルートやサックスは直感的には金管楽器っぽいけど、実は木管楽器である」という話が出ないと、なかなか面白さが伝わりきらないですかね>
それですよね!!
「響け!ユーフォニアム」を「現代版『罪と罰』だ!」って深読みオジサンしてたけど、浅いところは逆に全然読めてなかった事実にじわじわくる
アニメでもマウスピースにくちびる付けてブー!ってやる練習の描写、有りましたよねw
単純に読む前に撮った分なんじゃないですかね
観る前でしょうね。勘違いしようがありません
ご存知かもしれませんが、音楽のコード(進行)とアミノ酸配列がどちらもアルファベットで表せる事に着目したアート作品にやくしまるえつこ「わたしは人類」があります。
これはシアノバクテリアのDNA配列を音楽コードに変換して作曲、さらにそうして作曲した曲を遺伝子配列に変換し直し、元のシアノバクテリアに埋め込むという音楽兼バイオアートです。
コンセプトが非常に面白いのでもしよければ調べてみて下さい!
それより前に生物学者がやってたんよなぁ
48:37 ATCGを3文字ごとにまとめて1文字にしているのは、塩基3つが1組として読まれてその組み合わせ方に応じて1つのアミノ酸(1文字で表す記法がある)に翻訳されるからで、読みやすさ以上の意味があります。
タンパク質は20種類のアミノ酸を組み合わせでできています。それを4種類しかない塩基の組み合わせで表現するためにこのシステムがあると考えると、自然の不思議さを感じられますよね(バイオ系院生の長文失礼しました)。
アンコーデッドアミノアシッド(ボソ)
(ええい、クソリプ)
塩基は4種類あって、生体を構成するアミノ酸が20種類ある(しかない!)ので、全てのアミノ酸を塩基配列で表現するためには、2個では足りず3個で表現される、ということですね。
3個だと64通りになるので、重複している塩基配列も多数あります。(例えばCCAもCCTもCCCもCCGもプロリン)
なおこれは、人間が「便利だから」作った組み合わせ表ではなく、全ての生物がDNAからアミノ酸ひいてはタンパク質を合成する時に用いている自然界の暗号文である、というのが不思議なところですね。
要するに、生体を構成するタンパク質というのはアミノ酸の配列であって、それを合成するための全ての並び順を3個セットの塩基配列として遺伝子あるいは染色体に組み込んでいるのです。
水野さん、生物選択なら習っているはずです。
冒頭、月光の作曲者はショパンではなくベートーヴェンです。
ちなみに、リストのくだりでリストをポーランドの作曲家と紹介されていますが、リストはハンガリー出身であり、ポーランド出身なのはショパンです。
以上、訂正プルスウルトラでした!
プルスウルトラ重ねます
リストのスペルは元々はList でしたが、リシュトと発音されるのがイヤでLisztに変えたそうです。
木管楽器(特にクラリネット、おーぼエ)は雨に弱く、急激な温度変化によるひび割れがおこるため屋外で練習させられるのは金管楽器のほうですね
たしかに!
金管楽器も屋外だと暖まってチューニングめちゃくちゃになるのでやめた方がいいですね。
多分、外だとうるさくて苦情来るからじゃないでしょうか。
夏場にマーチングの練習とかしてるときに木管の子はずっとタオルかけて日光遮ってたなぁ‥‥
17:25 ボケでグータッチしてツッコミを待ってたのに、堀元さんが素で応じたので、恥ずかしさから笑みで誤魔化す水野氏。
29:38 辺りののだめカンタービレに出てくる黒木君の恋人はロシア人だったはず。手料理作るって頑張って美味しそうなボルシチ作ってましたよ😂
お二人が想像以上に音楽、楽器知識が薄めで普段の動画との落差で笑いましたw
ぜひ金管楽器トライして音が出せるかチャレンジしてみてください✨(元ホルン吹きより)
電車などで人の持っている楽器ケースを見て何の楽器か考えるのが楽しいです。
わかるーーー!!!
「金管楽器は音を出すのにコツがいる、リコーダーなどの木管楽器は息を吹き込むだけで音が出る」みたいな認識になってそうで頭を抱えております😇
リード楽器も振動で音を出してる?(気がする)ので音を出すの難しかった思い出があります。
リードは噛む強さとかその他諸々で難しいらしいですね!この方々にフルートの音の出し方を説明したら驚かれそう、、、!
いつも博識だなぁと感心しながら見てますが、今回ばかりは無知だなぁと上から目線で見ることが出来ました。ありがとうございます。
こういう
音楽、歴史、天文学という全く別の学問がお互いに影響し合っているの本当に好き
32:15 「わからん。なんか、笛だろ?」この雑な言い方すき
26:26
トランペットは唇を震わせて菅で増幅しています。
金管楽器奏者は楽器を唇に当てなくても音を出せますし、音程も唇だけで操作できますよ。
エウレーカのタイプ毎にその世界の住人がコメに現れるのめっちゃ良い
金管楽器は、リップロールがベースです。
リップロールを長い管に通し、練習するとあんなに煌びやかな音色になるんです。
それ以外が木管楽器。
フルートや、リコーダーは、空気自体のカルマン渦が、リードになります。金管楽器でないので、木管楽器という、消極的な分類で腑に落ちない感じですが。
きっとザックス=ホルンボステル分類ではこの吹奏楽あるあるも解決されるんでしょうね
カルマン渦?!初めて聞きました!
フルートは金管じゃないから木管かー。ありがとうございます!
カルマン渦での発音(?)に関してはペットボトルの口とか竹の切り口みたいなもんなのね
履修済みだったら恐縮だが、「のだめカンタービレ」をかいた二ノ宮知子先生の次作は「87CLOCKERS」といって、パソコンのF1レースと呼ばれるオーバークロックをテーマにしたもの
ハードウェア寄り(?)だから、ソフトウェア寄りの堀元さんが好むかは分からないけど結構おススメ
二人が楽器のことを何も知らなさすぎて逆に面白い(笑)
元吹奏楽部でホルンを吹いていたものです。
水野さんが「振動」とだけ聞いてリップロールをしましたがそれは唇を柔らかくするために一番最初に教わるもので、さすがだと思いました。
実際に楽器を吹くときの振動はもっと細かい振動である"バジング"を用います。
因みに木管楽器でも金属が使われているフルートやサックスは何故金管楽器ではないのか、という疑問は吹奏楽部なら誰もが疑問に思い調べるあるあるネタです😂
2:05 月光はベードーヴェン☆彡 お二方の言葉への精度の高さから信じちゃうところでしたw(あらたな雑学で「月光はベートーヴェンといわれてたが、実はショパン作だったのだ」みたいなのが出てくるのかとも) お二方の会話が大好きでいつも楽しませていただいております&これからも楽しみにしてます!
そうですよね!私も一瞬、あれ?ショパンだっけ?ベートーヴェンじゃなかったっけ?と思いました。 江戸初期は寒冷だったのは本当で、イギリステームズ川が凍ってスケートをしている絵が残っています。マウンダー小氷期と言われ、凶作で人々が飢えた時代でしたがスプルースには良い時代だったのですね。
金管と木管の話となると真っ先にフルートとサックスが実は木管というのが有名ですが、フルートは木製でできていたのですが音量を確保するために徐々に金属で作られるようになったそうです。
再生リスト見てたら43/132が雑談回で笑った
ゆる雑学ラジオこれからも応援してます!
いつか雑学学ラジオ出ると信じてる
楽器の見分けがつく=楽器出来る判定になるの草
この界隈ならとりあえずこれ知っとけみたいな作品集めて奴隷合宿やってほしい
「ゆるうんちく」っていう言葉の響きのヒヤリハット感、、、!
1年たっていろんな話をするようになって、水野さんの理科のできなさっぷりが露見するのなんかいいよね
お二人共めちゃくちゃ音楽に弱いのがすごく面白かったです。
楽器の唇が振動してる話のところ、バズィングを目の前で実践して見せてあげたくなってました…笑
私もつい一人でバジングしてしまいましたw
秘書読んだあと死後もひしょって読んじゃうの可愛い
オーボエは環境変化じゃなくて、他の楽器は楽器自体にチューニング可能な構造があるけど、オーボエにはそれがなく他の楽器が合わせる必要があるからですね
以前音声学の授業で「人間の発声の仕組みは金管楽器と同じ」と習いました
音源が人間は声帯、金管楽器は口唇で管の形状や穴のふさぎ方で音色を変える、という例えでそれまで理解しにくかった発声構音の仕組みが何となく腑に落ちました
フルートが木管だということを最後まで認識してもらえてなくて悲しい🥺
小学生相手に「リコーダーは500年くらい歴史があってね、昔は木でできててん。今は子どもが落としても壊れへんように丈夫に作ってあるねん」と説明しています。子どもはフルートが木管楽器だとわりと理解してくれますよ。笛の仲間やと認識できるみたいです。
中学生の頃に音楽の授業でトランペットを吹いてみようというものがあったのを思い出しました。
それまではお二人と同様に「息を吹き込めば鳴るんだろう」と漠然と思っていましたが、
トランペットなどの音の発生源は唇をブルブルさせるリップロールで、それをお椀状の部品(マウスピース)で収束して管に響かせるという原理でした。
その音楽の授業でもマウスピースで唇をブルブルさせて音を出してみようと言われましたが、出来ていたのは2~3人だけでしたね。
楽器を売り買いする仕事してます。
これは個人的に思っている事ですが、楽器の値段の半分は「歴史と文脈」を買う事に付くものだと捉えてます。
パガニーニが弾いたバイオリンはグァルネリだし、ジミヘンが弾いたのはFenderストラトだし、シカゴやデトロイトの初期クラブミュージックで使われたのは808であり、、毎年の様に新製品が出たとしてもその事実は今後何百年経とうとも変わりません。
特にヨーロッパで顕著ですが、芸術は1人の天才の閃きだけでなくそこに連綿と連なる歴史があった上で…と捉えるので、こうした楽器に纏わる歴史・文脈そのものに「価値」が付きます。
ただ、それが名前だけの存在かと言うとそれもやっぱり異なります。私も日々思いますがこうした楽器はやっぱり欠点・扱い辛さや個体差を含めて独自の個性を持っており、簡単に言うと鳴らすと「あ、〇〇の音だ」「この時代の音だ」と即座に感じます。笑
追従するメーカーはこうした欠点を改良していくのが常ですが、それによりネタ元にあるニュアンスが失われるというのも良くあることです。
ただしこの辺りは好みとしか言いようがありません。道具に扱いやすさ・安定感、そして可能なら斬新さを求めるのもまた当然の欲求ですから。
そして一方、如何に忠実なレプリカを作ろうともそれは「格」の点でやはり原点に叶いません。
とは言え、そういった素晴らしい楽器も当然多数存在します。
個人的にはクラシックから大抵の人は逃げ出すジャンキーなノイズまで聴くので苦笑そもそも楽器に対して「超える」というのはちょっと微妙な表現なような気もしちゃいます。
ストラドより遥かに安くて扱いやすく「良い音」が鳴る新作やイタリアンオールドのヴァイオリンも正直沢山あると思います……が(というよりストラド自体保存状態等個体差があり過ぎて本来音の面では一括りに出来ないものだと思います)、その上で尚「ストラディバリウス」という名前には圧倒的な音楽史への貢献があり、それにより生まれる格があり……
実の所、今回のクイズの答えも、その「格」に寄与すると同時に補強するための神話のエピソードのひとつ…という事で、ストラディバリウスを現代人が越えられない理由は「ストラディバリウスがあらゆる面で音楽史を作ったから」というのが個人的な見解です。
余談ですが、予想されていた「必要な材料(=木)がもう手に入らない」も実は例があります。ブラジリアンローズウッド=ハカランダと呼ばれる材で、60年代半ばまでは一般的なギター材でしたが、ワシントン条約で輸出が禁止され以降「幻の木」になり使用されているギターは非常に高額です。
(実の所は絶滅危惧ではなくブラジルの価格統制目的という話もあったり…苦笑)
長々と失礼致しました!
お話にも出てていたワンピース歌舞伎などの舞台道具を製作した会社に勤めている者です。
私も作業に関わっております。
歌舞伎の難解さは完全に演目次第ですね…。
スーパー歌舞伎などはもはや普通のお芝居と変わりありませんよ。
知らないだけで小劇場などたくさんありますし、思った以上にお芝居というのは身の回りで数多く行われています。
お芝居がもっとみなさんの身近になればと思います。
p.s 能舞台も作ったことがありますが、能はマジで何言ってるかわかりません。
フルートはリードがない金属製の楽器ですけれど木管楽器ですよ〜
いつも楽しく拝見しております、医師です。
アミノ酸は全部で20種類あり、その1つに対して3つ組の塩基配列(AGGなど)が対応している(厳密には一対多ですが)ため、3つずつで翻訳されていきます。読みやすさというよりは人体の仕組み上の話だと思いました。
ちなみにACGTの4種類から3つ自由に並べ替えると64通りで、アミノ酸20種類をカバーするのに必要十分な数(2つ組なら16通り、4つ組なら256通り)なのも人体の神秘だと思うと興奮しますね。長文失礼しました。
塩基の64種の組み合わせが20種のアミノ酸に割り当てているという事は、重複して割り当てている組合せ(あると書かれてる)や使われていない組合せ、はたまた開始終了マーカとなる組合せがあるのだろうか?
@@早川眠人
その通りです。3つ組のことをコドンと言います(語源的にはcodeから来てると勝手に思っています)。細かいことは省略しますが、開始コドンと終止コドンと呼ばれる組み合わせがあり、翻訳の開始と停止を表しています。遺伝子異常などで塩基が抜け落ちると、コドンの組み合わせもズレていくので、全く別のアミノ酸配列になってしまい病気が発現します。映像で見てみるとわかりやすい上に健気で可愛いので是非。
木材うんちく:近年、ショパンコンクールの使用ピアノの選択肢にも入った新進気鋭のメーカー、ファツィオリのフルコンサートピアノは響板(弦の下にある板。ピアノの「底板」部分)にストラディバリウスと同じ産地のスプルースを使っています。楽器は違っても音響特性に優れた木材は共通して重宝されるようです。一昨日初めて生で音を聴きましたが、高音は澄み、低音は弦楽器みを感じる温もりのある音だったように感じました。
リコーダーやフルートにはリードがありませんが、木管楽器です。
よくコーラの空き瓶とかを笛のように吹く人がいますが、あれは空き瓶の口の端に当たった気流の振動で音が鳴っています。
リコーダーやフルートの音が出る原理もこれと同じです。
※物体としてのリードは付いていませんが、これを「エアリード」と呼ぶこともあります。
ストラディバリウスについては、
スタンウェイのピアノもそうなのですが、
あれが「キログラム原器」のような存在になっており、
バイオリンというもの、バイオリンの音といったものの定義になってしまっているからという面もあるかと。
その意味ではアマティが原器ですかね。
その話は聞いたことありましたが、「キログラム原器」っていい例えですね!
今後使わせてもらいますw
ストラディバリウスに使われているニスの製法が失伝しているのも再現出来ない要因。
「天上の玄」と云う作品で主人公はこれで苦労する。
ストラディバリウスのニスの「秘方」は眉唾ですね。ストラディバリウスでも作品によって全く違うニスの成分がありますが評価がニスによって違う事実はありません。
音大生ワイ、やきもきしっぱなし
月光はベートーヴェンやしサックスは木管やで‼️‼️
塞翁が馬は何があるか分からないというような意味なので、風が吹けば桶屋が儲かるとは異なり、その流れがわからなくて当然のような気がします
馬逃げる→逃げた馬別の馬つれてくる
息子落馬する→戦争いかなくてよくなる
みたいな流だった気がする(曖昧)
風が吹けば桶屋が儲かるも、風が吹くと桶屋が儲かる、という意味ではなく、ある出来事で最終的にどんな帰結をするかわからない、という意味なので、極論、何があるかわからない、という意味です
「人間(じんかん)万事塞翁が馬」という話は、何があるかわからない、という意味ではなくて、何が幸運で何が不運であるかはその後に起きることによって変わる(なので一喜一憂することはない)、という意味ではないでしょうか?
極めて近いのは、諺「禍福は糾える縄の如し」かな。
温度と音程の関係について補足。
熱膨張で楽器のサイズがでかくなる→これは事実だが微小な変化なので無視してよい。
一方で管体内部の気温が上昇すると音速が上昇する。ここで 音速=波長x周波数 という物理公式がある。
このとき、波長は管長さとほぼ同義なので気温が上昇して音速は上がるには周波数が上がるしかない。
したがって管楽器は気温(管内)が上昇すると周波数=音程も上昇する
42:54 リストはハンガリーの作曲家で、ポーランドの代表的な作曲家はショパンです。それぞれの出身国にちなんだ作品で覚えると定着しやすいかもしれません。
リストの代表作「ハンガリー狂詩曲」はハンガリー民謡のフレーズに着想を得ており、特に有名な第2番はトムとジェリーでトムが演奏していたり、徒競走のメロディ(ネッケのクシコスポストとほぼ同じメロディ)としても耳馴染みがある作品です。
一方、ショパンの代表作であるポロネーズの語源は「ポーランド風に」であり、軍隊ポロネーズや英雄ポロネーズはCMなどのシーンでもよく使われて有名になっています。
ポロネーズていう音感、ポーランドの歴史的経緯も相まって素敵だと思います。
オペラの話を聞くとff6をプレイしたすぎやまこういち氏が植松伸夫氏に「これオペラ題材だけどお前これオペラ知らないで書いただろ、オペラ観に行くぞ」って急に電話掛けてきたエピソードを思い出す
僕は中学3年間、吹奏楽部で黒歴史要素満載の中学時代でしたが、中学3年間の黒歴史が今回の動画で成仏した気がしました
ありがとうございました
響け!ユーフォニアムを観てフルートを始めてアマチュア吹奏楽団に参加などしている者です。材質が木製の楽器は熱膨張で割れたりするため、むやみに太陽光にあてられないようで、ヘビーデューティ用途では樹脂製の楽器(オーボエなど)も使われたりします。またスーザフォンのような巨大なマーチング用ラッパも重量の観点から金属ではなく樹脂が使われたりするようです。
音楽学部の学生です。初めてお二人に知識で勝てた気持ちで、初っ端からニヤニヤが止まりません。
大好きなシリーズだ!
長距離ドライブの時の最高のエンタメになるんだよこれ
27:50 ここで水野さんが堀元さんの「水野さんってボケたい欲ありますよね」に真顔で素早く肯定してたのが一番面白かった
音階の話を聞いて思い出したのですが、
化物語というアニメに出てくる千石撫子(せんごくなでこ)というキャラクターの名前は撫子(なでしこ)という言葉の本来の読み方から「し」が抜けているため、キャラクターソングが「シ」の音を一切使わずに作曲されているそうです。
それ意図せずたまたまそうなってただけですよ。ので怪異の仕業とか言われてますね
@@nashi.2279 裏取りせずにコメントしてしまい浅はかでした。怪異ですね多分
ヴァイオリンの弦は羊の腸を使います。馬のしっぽは弓ですね。
クラリネットやオーボエを炎天下で吹くと壊れる原因となります。
バッハの平均律クラヴィーア曲集は平均律とは訳されてますが、現在日本で普通に使われる平均律とは違うんです。
バッハの曲の原題はDas Wohltemperierte Klavier
平均律はWqual temmperament
同じ言葉を使う日本人にはピンとこないけど実は違う言葉し、違う律です。
馬頭琴は弦も馬の尻尾の毛ですね。
バッハの「平均律」は本当は「良く調律された」位の意味で本質的には「転調可能な調律方による」と理解すべきですね。
音楽系エウレーカありがとうございます!
弦の素材は羊腸弦(ガット弦)、真鍮、軟鉄が用いられてきました。
三味線などの邦楽器は絹弦を使いますね。
現代では、上記の素材はチューニングが安定しないのでナイロン、鋼鉄、テトロン(プラスチックに放射線照射を行ったやーつ)に取って代わられてることが多いです。
武藤さんが言っていた"馬の毛"はあながち間違いではなくてモリンホール(馬頭琴)では実際に馬の毛が弦になってます。
楽器分類法については弦楽器というくくりでも
撥弦楽器(弦を弾く楽器)擦弦楽器(弦を擦る楽器)と細分化できます。
スーホの白い馬という童話に馬頭琴が出てきます。数年前にモンゴル居酒屋で馬頭琴の現物を触らせてもらいました。バイオリンの弓に張られている量の半分ぐらいの白馬の尻尾の毛が弦になっていて、同じぐらいの量の毛が張られた弓に松脂をぬり付けてこすって音を出しました。音程調節は、弦を指板に押し当てるのではなく、左手の指の爪を弦の下側から押し上げて調節するというのが独特で、驚きました。
15:27 おそらくジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風、ブローノブチャラティによる名シーン「この味は嘘を吐いている味だぜ」のパロディ風に言ったのであろうが誰にも拾ってもらえなかった堀元氏
オスカー・シンドラーの方は、ドイツ人実業家で工場に必要な労働力ということでユダヤ人を約1000人雇って、収容所送りを阻止した人ですね
杉原千畝が「東洋のシンドラー」と呼ばれてますが、ユダヤ人を救ったという側面くらいしか被っておらず、ビザ発行を強行した杉原千畝と違って、シンドラーは結構賢くユダヤ人を救ったという意味ではあまり並べるのは...と個人的には思ってます
一方で杉原千畝にも花を持たせると、シンドラーの6倍くらいはユダヤ人を救ってます
時間には限りがあると思うので
「広く浅く」が文化人の絶対とは思わないですけどね
とはいえ好奇心が続くのは凄く大事だと思います
コメ欄の音楽蘊蓄が凄いですね。楽器やってる人でも普段は言わないような話ばかりでとても楽しいです。
16:13
この分け方はこれはこれで気持ち悪いなぁ。
例えば鳴る部分で分けるならオルガン(リード)もピアノ(弦)もシンセサイザー(電子音)も全部違う楽器になってしまって楽器同士の互換性が分かりにくくなるとか、オーケストラとかの配列でバラバラのジャンルの楽器が密集することになって区別が大変そうとか弊害は結構ありそう。
なんていうか、現場の考え方に即してない感が否めない。
リードとマウスピースを勘違いしてます、リードとは楽器の中にある振動する幕や薄い板で、マウスピースは金管楽器の口にくわえる部分。
例外はありますが、ざっくり分けると大部分のラッパは金管、大部分の笛が木管です、古来多くの笛は木製、多くのラッパは金属性だったためにこのように命名されたようです。
楽器を音の発生で分類しないのはおかしいと考える堀本さんは、まったく楽器を演奏しない人で、インクで文字を紙に写すので万年筆とインクジェットプリンタを同類に、固体のカーボンを紙に付着させるのでタイプライターと鉛筆を括る様な分類をする人なんですよ、普通は万年筆と鉛筆の方、棒状の道具を手に持って書くという括りで分類しますよね?
楽器も鍵盤楽器は鍵盤を押して音を出す、弦楽器は弦を弾いて音を出す、打楽器は物を叩いて音を出す、金管は唇を震わせ音を出す、木管は口で空気を送り込んで音を出す、という奏者がどうやって演奏するかその奏法に由来した奏者には当たり前な分類で、音の発生メカニズムで分類しても実際使う人には何の役にも立たないんです。
「我々はストラディバリウスになれない」はまさにピッタリ!
ゆる理科マウントラジオのパートでいつも笑ってしまうw
音階で表現と言えば、12星座を五線譜にそのまま表現したアルバム 「stella concerto(ステラコンチェルト)12星座のメロディー」というのがあったな。夜空の星座の形をそのまま5線にあてて楽譜にしたらどうなるだろうと考えて、そのままの順に弾いてみたら美しいメロディーができたというやつ。
音楽編またみたいな〜😂
萩本欽一の持ち馬にパパゲーノがいました。彼の所有馬はすべてオペラ由来だそうです。ロドルフォもいましたね。確か、最初の持ち馬はパリアッチで、ダービーに出走し種牡馬にもなりました。
去年中学生だった頃地球温暖化に関心というか疑念を抱いて色々調べまくったなかで、17世紀の終わりから18世紀の初めあたりだったかに太陽の黒点活動が数十年間で50回ほどしか観測されなかったマウンダー極小期があった、つまり簡単に言えば太陽の活動が減少して地球が小氷期に入ったという知識を得たのだが、1600年代から1700年代という言葉だけでその知識と結びつけられなくて、アクティブナレッジからの喪失を感じて悔しい (訳:一問目、わからなかったぁ)
エアプで吹かしてるからこの回は管楽器
しかもエアリードで、木管楽器?
知識が無さすぎる人の妄言を聞くのも面白いなぁ・・・
木管楽器を真夏の外で吹いたら割れる〜
「普通に考えると木管は木製、金管は金属製。フルートやサックスは金属製だけど木管。なぜ?」あたりがスタートになる蘊蓄なのに、そこにすらたどりつかなかったw
金管は、リップロールのブブブブをメガホンで共振・増幅する感じ。トランペットとか。長い管がぐるぐるしてたらだいたいそう。
木管は二種。
草笛、ストロー笛のように、一枚か二枚のペラペラしたやつを鳴らすやつ。先っぽに薄い板(リード)がついてる。オーボエとかクラリネットとかサックスとか。
口笛指笛、瓶ボーボー、ホイッスルのように息を「端」に当てて鳴らすやつ。フルートとか。
元吹奏楽部です。サックスって金属製だけど木管楽器に分類されるんだぜ〜は吹奏楽部が言いたがるウンチクあるあるです。ちなみにフルートも金属製ですが木管楽器です。
オーボエの例で鎧塚みぞれが出てこない堀元さん、さては響けユーフォ途中までしか履修していませんね?
フルートやオーボエが木管楽器と言われるのは昔(バロック期より前)は実際に木製だったからです。今日私たちが目にするフルートは金属製ですが、昔の分類を今でも使っています。ちなみにホルンは金管楽器ですが、木管楽器とよく一緒に演奏するので木管楽器の仲間と考えられています(もちろん正確には金管楽器、ですが)クラシックは伝統重視なのでそういう非合理的なことがよくあるのです。
木管楽器、リードを使わないものもありまして。
フルートは、口を当てる部分の穴(歌口)のフチ辺りに息を当てることで空気の振動を作って音を出す楽器です。
(エアリードと呼ばれたりします。)
唇自体を振動させるわけではないので木管楽器に含まれます。
リコーダーも口にくわえる部分の下にある窓のような所に板が取り付けられていて、吹き込んだ息がその板に当たって振動を作り音になります。
(特定の音が鳴るのは理科でやる定常波とか弦・気柱の振動とかの話ですね!)
この要領でちくわを吹いている演奏者さんがいらっしゃいます。完全に笛の音が出ていておもしろいのでぜひ動画を検索してみてください👍
この番組聞くようになってから初めてですね。お二人の会話にツッコミ入れまくったの、、、
如何に音楽が苦手か分かりました😆
ま、人間それくらいないとですね。ありとあらゆる分野に精通しているなんてないんですから。
うんちくが出過ぎて次の出題を潰しちゃったところめちゃ笑いました。
恐らくですが、外で練習させられるのが金管楽器で、中で練習するのが木管楽器です。クラリネットやオーボエなどは直射日光が当たると急激な温度変化で木材部分が割れてしまいます。昔顧問から聞いた話なので詳しくは覚えてませんが
うちの末っ子の部活ではクラやオーボエは体育大会の時、外で吹くのに楽器をタオルで覆ってましたよ。
水野さんの認識では金属の熱膨張と融解が同じなの面白い
太田胃”酸”の誤字に少し笑ってしまった
ふたりに楽器とか音楽のこと教えたすぎる
黒木君が付き合ったピアニストはベッキー演じるロシア人です。
のだめのおかげでクラシックを聴くようになったし、
欧州に住んでいた時にチェコに行ったりパリのポンヌフに行ったりしました。
杉原千畝記念館も行きました~。
多くのユダヤ人を救出できたのも、杉原単独の力ではなく在ロシアだった外交官の助力も大きかったんです。
7音なのにhが出てくるドイツ音階ならではの事象ですね。
理科ができない水野さん面白すぎるwきっとまた台本クラッシャーしちゃうのに
ストラディバリウス持ってくるのタイムリーですね~
ゆる金管楽器吹きラジオ楽しみにしています
サビとサワリは寂び触りでサビは曲の静かな部分、触りは心に触る盛り上がる部分ってのもありますよね
「誰とも話すな」指令は、魔笛の別の登場人物「タミーノ」にも課され、タミーノはクリアできて、パパゲーノはクリアできなかった、そんな箇所があったと記憶します。
これは我々が唯一おふたりにマウント取れる回
普段堀元さんがうろ覚え知識をどれだけ雰囲気で喋ってるのかよくわかったwww
コメント欄も大荒れだから、この回の振り返り雑談だけで1回分動画撮って欲しいwww
ちなみにバッハの「平均律クラヴィーア」は誤訳で、実際は「よりよく調律された鍵盤楽器のための曲集」みたいな意味です。
実際バッハの時代には平均律より中全音律などの「和音が美しく響く(=周波数の整数比を基準にしたもの)」が主流でしたが、当時新しく出てきたキルンベルガーなどの不均等律(純正律やピタゴラス律、中全音律などで生じる矛盾を12音に不均等に散らした音律)が流行の最先端で、それを指して「よりよく調律された」と言っています。
また平均律がメジャーになったのはロマン派ごろ(バッハの死後2,300年後)からです。
どの調でも同じ響きで(=どの音程も均等に濁る)自由自在に移調・転調出来るからという理由での流行りであり、芸術的・美学的観点からは妥協の産物だったのですが、その圧倒的利便性が商業主義と噛み合い、発展を遂げて今日のポップスではほとんど全てが12平均律で構成されています。
(簡素化のため正確でない表現を含みます)
ザックスホルンボステル分類を堀元さんが知ってたのは意外でした!
アコースティック楽器は弦鳴や膜鳴とちゃんと発音構造から分けてるのに電気楽器・電子楽器からあまつさえエレキギターすら「電鳴楽器」と謎のまとめ方をするザックスホルンボステル分類さん‥‥
ちなみに管楽器は金管・木管ともに「気鳴楽器」です
(追加うんちく:実は教会のパイプオルガンも気鳴楽器です。あのパイプ一本一本がひとつの笛になっていて、手元のスイッチで空気の流れを変えて音色を変えます)
これだから音楽やるやつはめんどくさいって言われるんだよ