若き親鸞聖人の悩みから、浄土真宗の原点を学ぶ

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  • čas přidán 11. 09. 2024
  • 親鸞聖人は9歳で仏門に入られ、比叡山でご修行に励まれました。
    その比叡山での20年間は、逆巻く煩悩との格闘でした。
    『歎徳文』という古書は、その生々しい苦闘の様子を今に伝えています。
    「定水(じょうすい)を凝(こら)すと雖も、識浪(しきろう)頻(しきり)に動き、心月(しんげつ)を観(かん)ずと雖も、妄雲(もううん)猶(なお)覆う」
    比叡山から東を眺めれば眼下には琵琶湖が広がっています。
    親鸞聖人もご修行中、幾たびもこの琵琶の湖水を眺められたことでしょう。
    「定水を凝すと雖も」
    琵琶湖の水面は風がないときには波一つなく、鏡のように映えている。
    「あの湖水のように親鸞の心はなぜ静まらないのか」と悩まれた様子が伝わってまいります。
    「識浪頻に動き」
    【識】とは、煩悩です。
    「思ってはならぬことが思えてくる。考えてはならぬことが浮かんでくる。恐ろしい心が噴き上がる。どうしてこんなに欲や怒りが逆巻くのか。この心、なんとかせねば」
    平静な湖水に比べて渦巻く煩悩に泣く聖人が、涙に曇る眼を天上に移されると、満月がこうこうと冴えている。
    【心月を観ずと雖も妄雲猶覆う】
    「あの月を見るように、なぜさとりの月が見れぬのか。みだらな雲がわき上がり、心の天を覆い隠す。いったいどうすれば」
    「この山に私の助かる道があるのだろうか・・」
    「どこかに私を導きたもう高僧ましまさぬか・・」
    こうして親鸞聖人は、天台・法華の教えに絶望なされ、ついに、下山を決意されたのです。
    9歳で出家されてから、20年目のことでした。
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    (自己紹介)
    1988年早稲田大学を中退し、仏教講師の道を目指す。
    浄土真宗親鸞会で仏教講師の資格を取得、全国各地で公開講座を始める。
    2010年からメールマガジンをはじめ、読者12000人の仏教最大級のメルマガ執筆
    2014年からは全国をつなぐオンライン講座の動画レクチャーでも活動中。
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Komentáře • 17

  • @user-jg2be7wr9k
    @user-jg2be7wr9k Před rokem

    ありがとうございます✨

  • @pon42930
    @pon42930 Před rokem +1

    かけ離れすぎて、見上げるのみです。
    🙇‍♂️

  • @user-dk9px6pw4z
    @user-dk9px6pw4z Před rokem +9

    いつも有難うございます。
    これだけのクオリティの動画を毎日投稿されてとても大変なことと存じます。
    これからもよろしくお願い致します。

  • @user-yn3mc5ki2k
    @user-yn3mc5ki2k Před rokem

    いつも有難うございます。青年時代の親鸞聖人は、煩悩を吹き消そうと懸命に修行に打ち込まれたにも関わらず、吹き消すどころか、煩悩いっぱいの自らの心に絶望されたのだと感じました。そしてそれが浄土真宗の原点であることを教えて頂きました。有難うございました。

  • @大樹小山-w9p
    @大樹小山-w9p Před rokem

    人の不幸をおもしろおかしく思う気持ち、成功者を妬む気持ち、才能を妬む気持ち、汚いこころがあとをたちません。
    仏教の話を聞いて、いつか救いとられる日を望んでます。今回も誠にありがとうございました。

  • @user-io7ws1et9c
    @user-io7ws1et9c Před rokem +6

    本当にそう思います。様々な仏教において自力の慢心に浸るいわゆる高僧を見るにつけ、失望しておりました。その慢心を真っ向から捉えて素直に認め、阿弥陀様に救いを求めた親鸞さまは、素直で愛される存在だったのだろうなと思います。

  • @user-dt3gt2bb5q
    @user-dt3gt2bb5q Před rokem +3

    よい動画をいつもありがとうございます。ネガティブな感情にとらわれていましたが、落ち着きました。ありがとうございます。
    📱😌🌟🐶❕❤️

  • @user-om3rw4sh3k
    @user-om3rw4sh3k Před rokem +2

    とても、大変、わかりやすく勉強に、なりました。尊い、ご説法、誠に、ありがとうございました。

  • @tsutomuo6756
    @tsutomuo6756 Před rokem

    社会にいると煩悩を思い起こさせる事が多いと思っていましたが修行僧でも。むしろ修行しているからこそなのか。色々考えさせてせられました。

  • @sugamasayoshi65
    @sugamasayoshi65 Před rokem +3

    煩悩は誰もが持つ欲望ですがそれによってはとても恐ろしく醜い心です、良いことなしです。
    いつもありがとうございます。

  • @user-gu8ft4tg3c
    @user-gu8ft4tg3c Před rokem +3

    こんばんは。🌃🤱🌆🤱🌇🤱今日も、ありがとうございます。🍺🤱🍻🤱🍷🤱🍶🤱

  • @hsasakiak
    @hsasakiak Před rokem

    天台宗も大乗仏教で浄土系の経典も唱えているそうなのですが、親鸞聖人が比叡山で無碍の境地に至らなかったのかが、また法然上人と出会われてその境地に至ったのかが不思議に思います。

  • @ryuichironakamura1807
    @ryuichironakamura1807 Před rokem +2

    先生 いつもありがとうございます。
    お忙しい先生にご質問してすみません。
    いま考えても答えが出せない問題がありまして先生のたくさんの動画の中から
    探してみましたがわたしの悩みに直結する動画を探し出すことができずにいます。
    悩みというのは、今後もどうにかしていっしょに仕事をしていけるように努めたいと思ってる知人のことなのですがいろいろと仕事で してはいけない失敗をするんです。
    本人もセリフは「向上します」「頑張ります」「勉強します」等の言葉をいうのですが
    言葉はそうでも態度や改善はみられず仕事を教えてもかんぱついれずに言い訳が返ってきます。
    正しいかわかりませんが他因自果?という感じでございます。
    しかしいつもまだ頑張れますや治しますを連発するのでお付き合いしていくのがただしいのか
    もう3年たつので離れたほうがいいのか迷っています。
    見捨てるのは簡単だと思い彼女と一緒に勉強していくつもりで過ごしてきましたが
    もうこころの限界です。同じことでもはじめは許せてきましたがいまはそれさえもきついです。
    どうしたらよいでしょうか?また先生の動画に教えの動画がありましたら題名を教えていただけないでしょうか?
    よろしくお願いします。

  • @hiroshifactory6751
    @hiroshifactory6751 Před rokem +2

    欲はある程度人の繁殖や生活に必要なものです 度が過ぎなければ仕方のないものでしょう 大衆に於いて目にくらむのが煩悩かも知れません 自分の自負や落ち着きとして欲がある時は問題は少ないです 比較によって欲は汚れます 悩み多き若き日々 ここも通過しないと何が大切なのかに気づけないのでしょう ありがとうございました