【書籍代3500万円】まとめ買いする理由を解説します――「買い取らないと、その本は出なかったかも?」出版のしくみの基本
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- čas přidán 3. 07. 2024
- 自民党の二階元幹事長が代表を務める政治団体が、3年間でおよそ3500万円を書籍代として支出していたニュースを見て、出版ってどういうビジネスモデルなの、と興味を持った方もいるのではないかと思い、その部分を解説しようと思いました。
また、そもそも、この仕組みがないと、出ない本もあるんですよね。「買い取らないと、その本は出なかったかも?」という仕組みについて話しています。
このチャンネルは、いまのところ、著者や編集者を招いて新刊を紹介する #今日発売の気になる新刊 という番組を中心にやっているチャンネルなんですが、本や出版業界のこと、その未来のことについて、いろいろ発信していきたいというのは、以前から予告してきました。
そもそも、こういう解説動画を録るのは初めてで、自分も、まさか最初がこういう解説動画になるとは思っても見なかったんですが、今回のニュースは、出版の仕組みについて話すにはある意味、よい機会かもしれない、と思って、急いで撮りました。
疑問点などあれば、コメント欄にお気軽にどうぞ。
0:00 動画の主旨――その本は出なかったかもしれない?
1:29 どんなニュースだったか――まとめて同じ本を買っていた
3:50 一般的な本の原価構成
6:28 出版社から見たときのお金の話
11:53 こういう出版は政治の世界以外にもたくさんある
13:28 誰かがまとめ買いをしていたとしても良書はたくさんある
#本チャンネル #内沼晋太郎 #二階幹事長 #二階俊博 #書籍大量購入 #政治資金収支報告書 #出版 #出版社 - Jak na to + styl
つまりこれはお金が儲かるみたいな話ではなく、実績をまとめて名誉を得たいという話なんですよね。本人関連以外の本以外は、お付き合いでしょう。あるいは講演などを主催して参加者に配布する、みたいなのもあると思います。
そう考えると、少なくとも二階氏だけではなく、いろんな政治家の支出の中に同様の項目があると考えるほうが自然で、いまここが話題になっているのは逆に、変なところをつついている感じがするな~というのもあります。
いずれにしても本に罪はないというのが自分の立場ですが、本って無料で配られると、なかなか読む気がしないものだよね、というのは思います。
普段何気なく購入している本の原価構成について知れて良かったです。
出版の仕組みのご説明、とてもわかりやすかったです。☺️
よかったです!何気なく購入していても、原価のことはわからなかったりしますよね。
とてもわかりやすい解説でした!「リスクを誰がとるか」というのは、特にわかりやすかったです。出版についての動画も、楽しみにしています!特に、個人でやられている出版社が増えてきたので、そんな人達についても知りたいです!
よかったです。出版社のお話もそのうち伺うことになると思いますので、ご期待ください!
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