昭和歌謡 オリジナル曲 「千年の恋」

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【千年の恋】
１５年ほど前の春先、軽井沢を散策している際に「千年の恋ともしも言ったらあなたは笑ってしまうでしょうか」という言葉とメロディーが同時に浮びました。
その後何度かかたちにしようと試み「源氏物語」宇治十帖の世界観に仕上げることができました。
角川文庫『源氏物語』第十巻の「浮舟」にある
「心をば嘆かざらまし命のみ定めなき世と思はましかば」
「涙をも程なき袖にせきかねていかに別れをとゞむべき身ぞ」
「つれゞと身を知る雨の小やまねば袖さへいとゞみかさまさりて」
を歌詞に取り入れています。
今年のＮＨＫ大河ドラマは「光る君へ」ですね。
次回（昭和歌謡をうたう・其の１７）は昭和１０年・有島通男さん歌唱の「酒の中から」を４月３０日頃に投稿する予定です。