大東亜戦争 第二年(遂げよ聖戦)昭和17年 正月新春

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  • čas přidán 8. 09. 2024
  • 悠久二千六百二年
    偉いなるかな昭和十七年
    上に聖天子ましまして、下一億の総力を統べさせ給し、
    天地の神佑ありて、戦捷の新春を恵ませ給う。
    マニラ陥落に明けたこの年は、目まぐるしくも輝かしき、連戦連勝の新春であった。
    大東亜戦争 思えば、その規模の雄大なる、未だかつてその世界にその比を見ざる一大作戦であった。
    盟邦、独伊両軍のマジノ戦線六千キロに比するに、わが太平洋作戦はすでに一万二千キロ、しかも広大無辺なる大建設戦は、アジア十億の解放を祝福する黎明のそれであった。
    宜なるかな、聖戦と呼ぶ。
    先に十二月十一日、わが先遣部隊フィリピン、ルソン島に奇襲上陸を決行してより、精鋭を誇る敵機械化兵団の抵抗を排して、快速又快速、一路マニラへ殺到して、一月二日午後には紅蓮の焔を突いて、市内に突入、続く主力部隊、また堂々と入城、茲にマニラは完全に占領、故国にひびけととどろく万歳の歓声は電波となってわが大本営に飛んだのであった。
    【大本営発表】
    大本営陸軍部発表(一月三日午後四時四十五分)
    帝国陸軍比島攻略部隊は二日午後首都マニラを完全に占領し、更にコレヒドール島要塞及びバタアン半島の要害に拠る敵に対し攻撃を続行中なり
    戦闘に元旦なし、偲ぶ祖国の正月も一とき、更に突撃に次ぐ突撃の皇軍は、已にバタアン半島の敵を吞む。
    一月八日、一億国民が恐怖感激して宣戦の大詔を拝してより一か月、新春初めての大詔奉戴日を迎えて、一億の決意はいよいよかたく、勝って兜の緒を締めて、征こう、貫こう、断じて勝とう、大東亜戦争

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