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あのオーディション会場で香織先輩の演奏に拍手をすることが、どれほど困難で、みっともない行為か想像できるだろうか。少なくとも周りの部員たちはできないことだった。麗奈に直接頭を下げた彼女の心中は察するに余りあるし、どれだけ頭で理解できても、どれだけ自分の愚かさをさらけ出すことになろうとも、彼女は最後の最後まで自分の意志を貫き通した。素晴らしいと思う。どちらかに拍手したのはたった４名。それ以外の部員は拍手していない。できなかったのだ。今の社会人の大多数が拍手をできなかった部員達と同じかと思う。デカリボンも含め、あそこで拍手をすることができたということ自体、良いことかと思う。
優子の中の人も吹奏楽部出身で優子に感情移入しまくってニコ生の番組であれは香織先輩が吹くべきだってめっちゃ力説してたの面白かった
デカリボントラブルメーカーに見えるけどそれは久美子視点で俺らが見てるからであって2年生で半分退部事件でも退部しなかった側からしたら最後は一緒に吹きたいってめっちゃ自然だよね
最近出た3年生編のPV見てると、そういう展開がもう一回起きそうやなぁあーどうなるんやろな
まさにトレースするような展開になりましたね
香織先輩もリアルのコンクールならなんだこのペット奏者はと称賛されるレベルなのに。よくぞここまで表現したよなほんと。
オーディション前に優子が麗奈を呼び出すシーン。劇場版では｢わざと負けろって言うんですか｣という麗奈のセリフの後驚いて顔をしかめるシーンが追加されます。頭を下げているのでその事に麗奈は気づいていません。 恐らく優子は辞退して欲しかったのでしょう。それを｢下手に吹け｣と解釈されたとしても非難を受ける覚悟で香織先輩にソロを吹いて欲しかった気持ちの強さが数秒の追加シーンで表現されてて素敵だと思います。
私と全く同じ解釈をしてくれる人と初めて会えた！！
中世古香織＝黄前久美子、吉川優子＝久石奏の構図になるとは、この時思いもしなかった。
ユーフォの3期が終わってこのコメントに本当にそうですよね！と思ったのですがこのコメントが４ヶ月前に出来るのって未来予知ですか！？
香織先輩の吹けないですがもう切なすぎる
この回いつ見ても泣ける自分も吹奏楽やってたから、後輩の思いも先輩の思いも両方分かって辛い
この演奏を聞いてもまだ「あなたがソロを吹きますか？」っていう残酷な質問をしてるんだよね滝先生
ここで拍手できた４人は本当に凄い人なんだと思った。特に葉月は音楽に対して本当に真摯。
劇場版の優子が号泣するとこで隣の席のおねえちゃん泣いてた
これ3期12話を見てからもう一度見ると感想変わりますね。
2年生組が大好き…。過去と未来の板挟み、そこに翻弄され、戸惑いながらも前に進まなければならない。その中で、デカリボン先輩こと吉川優子が、とにかく義理人情で動き、そしてとにかく不器用。ニコニコのコメ欄の攻撃を観て、「なんでや。全部彼女は分かってるねん。しかも、誰が傷つくかも、優勝できないことも。でも、この最高の部の雰囲気、活力の中で、先輩の花道を。って考えんのは、普通やろ。」優子が男の子なら、視聴者はどんな反応になるんやろか…。
1期11話 初見では こんな風に決めたんだなって思ったけど3期12話 見た後だと 凄い演出だったんだなって 改めて思う
ちなみに麗奈役の上田じんさんは、プロのしかも日本トップクラスのトランペット奏者。
みんなにオーディションの審査をさせる・・・はずだったのだが、事実上そうはならず、2人に「納得させる」ことで決着。初めて見た時は違和感あったが、これで良かった、これしか無かったんだろうな。
この動画見て、また泣いてしまった。デカリボンは本当にいい子。
3期始まったから見返したけど優子先輩香織先輩への愛と行動が一貫しててマジエンジェル
3期12話見てこの話に戻ってくると後半10分ぐらいずっとやばい
出番少ないけどダブルリードの二人がいい演技してた…
当時ここまで敵役でヘイト集めてた優子パイセンが、ここから引退するまで人気爆上げ
全国目指すか目指さないかの時はどっちにも手を挙げなかった久美子が、立ち上がり拍手をするほんとこういう細かい描写が...
安っぽい言葉かもしれないけど、”神アニメ”って存在するよなあとこのアニメみるとつくづく思う
ちなみに、麗奈の中の方は国内でも活躍されてる一線のプロの方だったと記憶しております。かおり先輩の中の方（当時の洗足のペットエースさん？）が吹くソロを聞いて、「普通にうまいじゃん…俺で大丈夫かな？」って思ったそうです（笑）
麗奈と対照的で謙虚な人なんですねｗ
ありがとうございます😊とても良かったです！（ソロパート対決の視聴者の反応、キャラクターそれぞれの心の機微など）あと、以前から思っていましたがBGMのピアノが（今回では優子と夏紀の所とか）素晴らしいです😊
CZcamsオーディオライブラリの中のBeneath the MoonlightってBGM借りてます☺ユーフォの劇伴使えたら最高なんですけどね…。
久美子たちの1年視点で見るのと、2年生編でデカリボンパイセンの優しさに気がついて、デカリボン目線(ヒール)で見るのとで全くオーディションシーンの印象変わるのも2度美味しい。😮
号泣とはこういうことを言うのだ……
待ってました！！！！
いやぁ神回すぎた。いろんな人の思惑が入り乱れてどうなるの？って展開から素晴らしい決着。みんないい子で熱心だから観てて辛い展開でしたね。
オーディションは素晴らしいのに久美麗の百合演出が恥ずくて人に勧められない
中川夏紀は吉川優子が好き♫吉川優子は中世古香織が好き♫中世古香織は田中あすかが好き♫高坂麗奈は黄前久美子が好き♫黄前久美子は田中あすかが好き♫結局、愛は田中あすか先輩に集中する。
いやあ、このアニメはいうところの「百合」カップルが何組あるのか数え切れませんが（ライトなものからディープなものまで）、いいですよねえ（何が？）
サファイアは拍手しなかったのか。まあ演出上かな
もしかして、「なかよし川」と「デカリボン先輩」って当時はほとんど出てなくて最近主流になった表現？この動画だとリボンちゃんとか、デカリボンさんとかしか無いのは偶然？あるいは先輩と呼ぶようになったのは、久美子二年生編からとか？
気になって軽く調べてみましたが、Xだと「デカリボン先輩」はわりと初期の頃から呼ばれていたようです。たまたま拾えてなかったのかもしれません。「なかよし川」は一期のあがた祭り以降に一部でささやかれ始めたのを見かけました。二期が始まる頃にはすでに浸透している感じでしたよ。
@@anijin_anime わざわざすみません！ありがとうございます！話数を重ねるにつれて愛称が浸透していくことは、作品が愛されている証拠だと思います。また、作品と一緒に視聴者の反応も変化していく、ナマモノの良さ(？)というのか、小説と違った、放送作品ならではの良さがあるのでとても面白かったです。調べてくださり、ありがとうございました。
百合とかカップリングとかうるさい…😢
麗奈の「私には関係ないことですよね。」って言い回しが、香織先輩と優子先輩の想いを知った上で否定してない感じがして、凄く好きです。原作未読なので、もしかしたら、滝先生と音楽の事しか頭になくて、興味なかっただけかも知れませんが…。
あのシーンってアニオリなんですよね。あそこの優子の言動で、麗奈も特別になることの難しさを考えるきっかけになった気がします…。
悪者になった正妻が1で特別であり続けた嫁が3か完走お疲れ様でした
文字通り、久美子のトドメをさしたのは麗奈なんだよなぁ。美しくもツラい。
なける
百合カップルが何組もいて萌える、ええなあこの感じリアルにもありそうな、切なくていい❤
ネタバレ久美子:噓でしょ...
香織が何故に負けると分かっている再オーディションに自ら臨むのか？それを理解するには、第2期の のぞみぞ の登場を待つ必要が有ります。否、その前に、あすかの血筋の秘密を知る必要がありますね。で、そこら辺を前提としてお話しますと、香織は久美子の音楽の才能なんです。麗奈に敗れる久美子の音楽の才能です。そして久美子は麗奈の血筋による音楽の才能に嫉妬するんです。そして麗奈と同じような音楽の才能の有る血筋・有り得ない父を希求するんです。この久美子の心の闇を形にしたのがあすかです。久美子の希求する有り得ない父（実現不可能な夢）が、あすかの会えない音楽家の父です。そして音楽を嫌う束縛の強いあすかの母が、久美子の実際の血筋を意味します。一方、みぞれのオーボエの才能は原作者が御友人から見出して貰った作家としての才能です。そして御友人・希美は、実はその中身がそっくりそのまま久美子なんです。つまりみぞれの才能に対する希美の嫉妬は、実は久美子の麗奈の才能に対する嫉妬なんです！みぞれ（=原作者）が大切な御友人・希美を向く時、みぞれは否が応にも希美の中身=自身の嫉妬と向き合うこととなるんです。つまり、みぞれは自身の『罪』と向き合う久美子なんです！みぞれのオーボエの才能は、原作者の作家としての才能であると同時に、久美子が自身の『罪』と向き合う為に敢えて架空の自分みぞれに持たせた麗奈の音楽の才能でもあるんです。これでやっと香織の意味が解ります。天が久美子に与えた音楽の才能たる聖女が、久美子の『罪』を背負い刑場の丘を登る姿、それが公開処刑たる再オーディションに臨む香織です！つまり香織は久美子（原作者）の『内なるキリスト』なんです。そう、この物語は原作者のキリスト教の価値観に基づいた原作者と御友人の物語です。久美子が自身の『罪』と向き合い麗奈の『愛』を知る奇跡のような物語が隠されています。
![A collection of viewer reactions to the Japanese anime [Sound! Euphonium - Episode 12]](http://i.ytimg.com/vi/V2KJcFqV9Pc/mqdefault.jpg)
![A collection of viewer reactions to the Japanese anime [Sound! Euphonium - Episode 12]](/img/tr.png)
あのオーディション会場で香織先輩の演奏に拍手をすることが、どれほど困難で、みっともない行為か想像できるだろうか。
少なくとも周りの部員たちはできないことだった。
麗奈に直接頭を下げた彼女の心中は察するに余りあるし、どれだけ頭で理解できても、どれだけ自分の愚かさをさらけ出すことになろうとも、彼女は最後の最後まで自分の意志を貫き通した。
素晴らしいと思う。
どちらかに拍手したのはたった４名。
それ以外の部員は拍手していない。できなかったのだ。
今の社会人の大多数が拍手をできなかった部員達と同じかと思う。
デカリボンも含め、あそこで拍手をすることができたということ自体、良いことかと思う。
優子の中の人も吹奏楽部出身で優子に感情移入しまくってニコ生の番組であれは香織先輩が吹くべきだってめっちゃ力説してたの面白かった
デカリボントラブルメーカーに見えるけどそれは久美子視点で俺らが見てるからであって2年生で半分退部事件でも退部しなかった側からしたら最後は一緒に吹きたいってめっちゃ自然だよね
最近出た3年生編のPV見てると、そういう展開がもう一回起きそうやなぁ
あーどうなるんやろな
まさにトレースするような展開になりましたね
香織先輩もリアルのコンクールならなんだこのペット奏者はと称賛されるレベルなのに。
よくぞここまで表現したよなほんと。
オーディション前に優子が麗奈を呼び出すシーン。劇場版では｢わざと負けろって言うんですか｣という麗奈のセリフの後驚いて顔をしかめるシーンが追加されます。頭を下げているのでその事に麗奈は気づいていません。
恐らく優子は辞退して欲しかったのでしょう。それを｢下手に吹け｣と解釈されたとしても非難を受ける覚悟で香織先輩にソロを吹いて欲しかった気持ちの強さが数秒の追加シーンで表現されてて素敵だと思います。
私と全く同じ解釈をしてくれる人と初めて会えた！！
中世古香織＝黄前久美子、吉川優子＝久石奏の構図になるとは、この時思いもしなかった。
ユーフォの3期が終わってこのコメントに本当にそうですよね！と思ったのですがこのコメントが４ヶ月前に出来るのって未来予知ですか！？
香織先輩の吹けないですがもう切なすぎる
この回いつ見ても泣ける
自分も吹奏楽やってたから、後輩の思いも先輩の思いも両方分かって辛い
この演奏を聞いてもまだ「あなたがソロを吹きますか？」っていう残酷な質問をしてるんだよね滝先生
ここで拍手できた４人は本当に凄い人なんだと思った。特に葉月は音楽に対して本当に真摯。
劇場版の優子が号泣するとこで隣の席のおねえちゃん泣いてた
これ3期12話を見てからもう一度見ると感想変わりますね。
2年生組が大好き…。
過去と未来の板挟み、そこに翻弄され、戸惑いながらも前に進まなければならない。
その中で、デカリボン先輩こと吉川優子が、とにかく義理人情で動き、そしてとにかく不器用。
ニコニコのコメ欄の攻撃を観て、「なんでや。全部彼女は分かってるねん。しかも、誰が傷つくかも、優勝できないことも。でも、この最高の部の雰囲気、活力の中で、先輩の花道を。って考えんのは、普通やろ。」
優子が男の子なら、視聴者はどんな反応になるんやろか…。
1期11話 初見では こんな風に決めたんだなって思ったけど
3期12話 見た後だと 凄い演出だったんだなって 改めて思う
ちなみに麗奈役の上田じんさんは、プロのしかも日本トップクラスのトランペット奏者。
みんなにオーディションの審査をさせる・・・
はずだったのだが、事実上そうはならず、2人に「納得させる」ことで決着。
初めて見た時は違和感あったが、これで良かった、これしか無かったんだろうな。
この動画見て、また泣いてしまった。
デカリボンは本当にいい子。
3期始まったから見返したけど優子先輩香織先輩への愛と行動が一貫しててマジエンジェル
3期12話見てこの話に戻ってくると後半10分ぐらいずっとやばい
出番少ないけどダブルリードの二人がいい演技してた…
当時ここまで敵役でヘイト集めてた優子パイセンが、ここから引退するまで
人気爆上げ
全国目指すか目指さないかの時はどっちにも手を挙げなかった久美子が、立ち上がり拍手をする
ほんとこういう細かい描写が...
安っぽい言葉かもしれないけど、”神アニメ”って存在するよなあとこのアニメみるとつくづく思う
ちなみに、麗奈の中の方は国内でも活躍されてる一線のプロの方だったと記憶しております。
かおり先輩の中の方（当時の洗足のペットエースさん？）が吹くソロを聞いて、「普通にうまいじゃん…俺で大丈夫かな？」って思ったそうです（笑）
麗奈と対照的で謙虚な人なんですねｗ
ありがとうございます😊
とても良かったです！（ソロパート対決の視聴者の反応、キャラクターそれぞれの心の機微など）
あと、以前から思っていましたがBGMのピアノが（今回では優子と夏紀の所とか）素晴らしいです😊
CZcamsオーディオライブラリの中のBeneath the MoonlightってBGM借りてます☺
ユーフォの劇伴使えたら最高なんですけどね…。
久美子たちの1年視点で見るのと、2年生編でデカリボンパイセンの優しさに気がついて、デカリボン目線(ヒール)で見るのとで全くオーディションシーンの印象変わるのも2度美味しい。😮
号泣とはこういうことを言うのだ……
待ってました！！！！
いやぁ神回すぎた。いろんな人の思惑が入り乱れてどうなるの？って展開から
素晴らしい決着。みんないい子で熱心だから観てて辛い展開でしたね。
オーディションは素晴らしいのに久美麗の百合演出が恥ずくて人に勧められない
中川夏紀は吉川優子が好き♫吉川優子は中世古香織が好き♫中世古香織は田中あすかが好き♫高坂麗奈は黄前久美子が好き♫黄前久美子は田中あすかが好き♫結局、愛は田中あすか先輩に集中する。
いやあ、このアニメはいうところの「百合」カップルが何組あるのか数え切れませんが（ライトなものからディープなものまで）、
いいですよねえ（何が？）
サファイアは拍手しなかったのか。まあ演出上かな
もしかして、「なかよし川」と「デカリボン先輩」って当時はほとんど出てなくて最近主流になった表現？この動画だとリボンちゃんとか、デカリボンさんとかしか無いのは偶然？
あるいは先輩と呼ぶようになったのは、久美子二年生編からとか？
気になって軽く調べてみましたが、
Xだと「デカリボン先輩」はわりと初期の頃から呼ばれていたようです。たまたま拾えてなかったのかもしれません。
「なかよし川」は一期のあがた祭り以降に一部でささやかれ始めたのを見かけました。二期が始まる頃にはすでに浸透している感じでしたよ。
@@anijin_anime わざわざすみません！ありがとうございます！
話数を重ねるにつれて愛称が浸透していくことは、作品が愛されている証拠だと思います。また、作品と一緒に視聴者の反応も変化していく、ナマモノの良さ(？)というのか、小説と違った、放送作品ならではの良さがあるのでとても面白かったです。調べてくださり、ありがとうございました。
百合とかカップリングとかうるさい…😢
麗奈の「私には関係ないことですよね。」って言い回しが、香織先輩と優子先輩の想いを知った上で否定してない感じがして、凄く好きです。
原作未読なので、もしかしたら、滝先生と音楽の事しか頭になくて、興味なかっただけかも知れませんが…。
あのシーンってアニオリなんですよね。
あそこの優子の言動で、麗奈も特別になることの難しさを考えるきっかけになった気がします…。
悪者になった正妻が1で特別であり続けた嫁が3か完走お疲れ様でした
文字通り、久美子のトドメをさしたのは麗奈なんだよなぁ。美しくもツラい。
なける
百合カップルが何組もいて萌える、ええなあこの感じ
リアルにもありそうな、切なくていい❤
ネタバレ
久美子:噓でしょ...
香織が何故に負けると分かっている再オーディションに自ら臨むのか？
それを理解するには、第2期の のぞみぞ の登場を待つ必要が有ります。
否、その前に、あすかの血筋の秘密を知る必要がありますね。
で、そこら辺を前提としてお話しますと、
香織は久美子の音楽の才能なんです。麗奈に敗れる久美子の音楽の才能です。
そして久美子は麗奈の血筋による音楽の才能に嫉妬するんです。
そして麗奈と同じような音楽の才能の有る血筋・有り得ない父を希求するんです。
この久美子の心の闇を形にしたのがあすかです。
久美子の希求する有り得ない父（実現不可能な夢）が、あすかの会えない音楽家の父です。そして音楽を嫌う束縛の強いあすかの母が、久美子の実際の血筋を意味します。
一方、みぞれのオーボエの才能は原作者が御友人から見出して貰った作家としての才能です。そして御友人・希美は、実はその中身がそっくりそのまま久美子なんです。つまりみぞれの才能に対する希美の嫉妬は、実は久美子の麗奈の才能に対する嫉妬なんです！
みぞれ（=原作者）が大切な御友人・希美を向く時、みぞれは否が応にも希美の中身=自身の嫉妬と向き合うこととなるんです。
つまり、みぞれは自身の『罪』と向き合う久美子なんです！
みぞれのオーボエの才能は、原作者の作家としての才能であると同時に、久美子が自身の『罪』と向き合う為に敢えて架空の自分みぞれに持たせた麗奈の音楽の才能でもあるんです。
これでやっと香織の意味が解ります。
天が久美子に与えた音楽の才能たる聖女が、久美子の『罪』を背負い刑場の丘を登る姿、それが公開処刑たる再オーディションに臨む香織です！
つまり香織は久美子（原作者）の『内なるキリスト』なんです。
そう、この物語は原作者のキリスト教の価値観に基づいた原作者と御友人の物語です。
久美子が自身の『罪』と向き合い麗奈の『愛』を知る奇跡のような物語が隠されています。