GLOBE LIVE「クジラ博士に聞く 海の哺乳類が教えてくれるもの」(2023年10月2日まで配信)

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  • čas přidán 13. 08. 2023
  • クジラの研究者として全国を飛び回る国立科学博物館の田島木綿子さんをお招きし、海の哺乳類の生態や地球環境などについてお話を伺います。
    田島さんは今年1月、大阪市の淀川河口付近でマッコウクジラの「淀ちゃん」が見つかった時には、学術調査のリーダーもつとめ、最近はさまざまなメディアに多く登場されています。
    日本では、クジラやイルカなどが海岸に打ち上がる「ストランディング」が年間約300件も報告されているそうです。ストランディングは、海の動物を間近で知る貴重な機会。田島さんは、一報が入ると、各地の研究者たちと連絡をとり、すぐに飛び出します。巨大な生物が相手の調査は、時間との戦い、そしてすさまじい臭いとの戦いでもあるそうです。でも、調査を重ねることで、海の生き物の生態や、地球環境の変化まで見えてきます。
    今回は、こんなクジラ研究者のおもしろい日常や、海の環境まで、幅広くお話をしてもらいます。会場参加の方は、打ち上がったクジラやアザラシの標本などの実物に触れることもできます。内容は、おもに小学校高学年以上向きです。夏休みの自由研究のヒントとしてもご活用いただけます。
    【全編の視聴受付と配信は終了しました】
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    《出演者》
    ・田島木綿子さん(たじま・ゆうこ)
    国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹。筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授。博士(獣医学)。1971年生まれ。日本獣医生命科学大学(旧日本獣医畜産大学)獣医学科卒業。学部時代にカナダのバンクーバーでシャチに魅了され、海の哺乳類の研究者を志す。東京大学大学院農学生命科学研究科で博士号を取得。アメリカの政府機関、Marine Mammal Commission(海洋哺乳類委員会)の招聘研究員としてテキサス大学医学部とThe Marine Mammal Center(海洋哺乳類センター)にも在籍していた。著書に『海獣学者、クジラを解剖する。』『クジラの歌を聴け』(いずれも山と渓谷社)など。
    ・宮地ゆう(みやじ・ゆう)GLOBE副編集長

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