立ち上る炎「シャー!!」海上自衛隊《防火演習》に潜入

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  • čas přidán 4. 07. 2024
  • まさに猛炎。猛々しく立ち上る炎に向かって息を合わせながら放水作業を行う自衛官候補生たち。”特殊な消火の技量”を身につけることと”炎を恐れない勇気”を養成する目的も持つ、海上自衛隊佐世保教育隊「防火演習」に潜入した。艦艇にとって最も恐ろしいのは「火災」海上自衛隊佐世保教育隊。入隊した自衛官候補生が基礎教育を受ける自衛隊の学校だ。様々なカリキュラムが組まれる中ここでは独特ともいえるある訓練が行われていました。それが「防火演習」。弾薬も積んでいる海上自衛隊の艦艇にとって「火災」は最も恐ろしい災害といえる。一刻も早く火を消す技術をつけるため、海上自衛隊では入隊したすべての自衛官が「防火演習」を受けることになっている。独特の緊張感が漂う 海上自衛隊佐世保教育隊「防火演習場」我々が通されたのは佐世保教育隊の中にある防火演習場。「海上自衛隊の防火演習」それは我々が日常生活では見ることのない巨大な火炎に立ち向かう訓練だった。屋内にある演習場に入ってまず感じたのは独特の緊張感。おそらくそれは炎の恐ろしさを知り尽くした教官たちが醸し出す厳格さと、炎に向かっていく訓練生の緊張感から生まれてくるものだったのかもしれない。恐怖を感じるほどの巨大な炎「第〇〇回配置に着け」号令のあと「防火演習」がはじまった。教官が種火の火を「丸タンク」と呼ばれる火が立ち上る巨大な鋼鉄製の水槽に着火。中には水が張ってありその上に灯油が浮いている状態になっている。炎のもととなる灯油は遠隔操作で水槽に注入される構造で、その量に応じて炎は勢いよく立ち上る。着火して間もなく10メートルほど離れた場所にいた我々が恐怖を感じるほどの勢いで炎は「シャーー」という音を立てて燃え上がった。水の壁で炎を押し返す消火に当たるのは防炎服に身を固めた自衛官候補生。2人一組で2本のホースを持ち霧状に水を噴射しながら炎へと近づいていく。
    横から見ているとウォータースクリーンを作り水の膜で炎を押し返しているように見えたが、実際にそういう要素もあるようで炎に向かって前進するため自らを守る「水の壁」を作っているのだそうだ。艦艇火災想定 特殊な消火活動訓練で徹底されるのは消火に当たる2人が同じ方向を向くこと。2人の自衛官候補生は「右、左、右、左」の掛け声に合わせて左右にホースをふる。左右振りのあとタンクのふちに沿って火炎をタンクの奥へと追い詰め、最後はウォータースクリーンによる空気遮断での窒息消火と水のそのものの冷却効果で炎を消し去る。海上自衛隊佐世保地方隊では課程としてこの「防火演習」を7時間受けることが定められている。取材を終えて取材中、一気に熱を発し塊となって立ち上る炎に恐怖を感じた。演習場の外に出て自分が着ていた服からアイロンをかけた直後の布からでるあの独特のにおいがしたのが今も忘れられない。(取材 佐世保報道部 長征爾)
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