【全曲】SEIKO Puppet RE515B

バブル崩壊直前の1991年に登場したセイコーのからくり時計です。
この時計は大型からくり時計「ファンタジア RE501」よりも定価が高く、開発者たちは売れるかどうか心配に思ったそうです。しかし、一定数は売れたようで発売から30年近く経った今でもオークションに時々出てくる人気者です。
メロディーICには当時最先端のFM音源のものを搭載、従来の電子音よりもリアルで迫力のある音が味わえます。スピーカーにも非常に高品質のものが使われており、当時のセイコーの心意気が伺えます。
また、音楽は時間制となっており、毎時間違った音楽が楽しめる設計となっています。
このモデルは非常に故障しやすく、動画の個体のように何一つ問題なく動作するものはとても貴重です。
この個体も元々はからくり・音楽機能が故障していたのですが、時計の修理が得意なある友人に修理していただき完全復活を果たしました。
見ていて惚れぼれするような素晴らしい時計だと思いますが、どうも私のコレクションの方向性と合わなかったため別の友人の元へと旅立つこととなりました。
これはこの時計とお別れする前の最後のパフォーマンスを撮影した動画となります。先述の通り、RE515Bの完動品は非常に貴重であるため「こんな時計が自分のコレクションにいたんだ」というような記録としての役割もこの動画にはあります。
0:00 オープニング
0:15 アマリリス(1時)
0:45 春の声(2時)
1:16 葦笛の踊り(3時)
1:45 白鳥(4時)
2:30 ユーモレスク(5時)
3:06 カノン(6時)
3:36 花のワルツ(7時)
4:09 ノクターン(8時)
4:35 ソナタ(9時)
4:57 春(10時)
5:18 メヌエット(11時)
5:38 春の歌(12時)
6:03 数取り×7
6:28 エンディング