【ゴルフ日本勢“初の快挙”】二人三脚で…笹生優花 影響を受けたのは? 高校時代のコーチに聞く強さの秘密【

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  • čas přidán 11. 09. 2024
  • 女子ゴルフの笹生優花選手(22)が、その世界一を決める5大会で最古の歴史を持つ全米女子オープンで、最年少で2度目の優勝を果たしました。なぜ強いのか、この大会での優勝はどれほどすごいのか。高校時代のコーチを務めた井上透さんに聞きました。
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    そこで今回の#みんなのギモンでは、「笹生優花(22)日本勢初の快挙」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。
    ●影響受けたのは? 二人三脚の努力
    ●どれほどすごい? “最高峰”全米女子OP
    ■全米女子OPの「史上最年少」塗り替え
    菅原薫・日本テレビ解説委員
    「女子ゴルフ界の歴史が塗り替えられました。まず、何が快挙なのか。笹生選手はアメリカで開催された全米女子オープンで日本時間の3日朝、優勝しました。女子ゴルフの世界一を決める大会は5つありますが、全米女子オープンはこの中で最も歴史が古い大会です」
    「賞金が高額なことでも知られ、今回の優勝賞金は日本円で約3億7700万円(240万ドル)。この大会で優勝するだけでもすごいことですが、笹生選手は2021年の大会以来、2度目の優勝です。海外メジャーで2度優勝するのは、日本選手としては男女通じて初の快挙です」
    「しかも22歳11か月13日で大会2勝目というのは、史上最年少記録となります。斎藤さんはゴルフをされるそうですが、いかがですか?」
    斎藤佑樹キャスター
    「僕のゴルフと一緒にしてほしくないんですけど、1回だけじゃなく2回というところが、さらにすごいですよね」
    ■影響を受け、目標とする「お父さん」
    菅原解説委員
    「気になる人物像から見ていきます。2001年6月20日生まれ、22歳のB型。お父さんが日本人、お母さんがフィリピン人で、以前は2つの国籍を持っていました。3年前の東京オリンピックはフィリピン代表で出場し、2021年11月に日本国籍を選択したと表明しました」
    「本格的にゴルフを始めたのは8歳。始めたのはお父さんの影響だったそうです。さらに、目標とする人もお父さんです」
    森圭介アナウンサー
    「お父さんはプロゴルファーなんですか?」
    菅原解説委員
    「ではないようなんですけれども、二人三脚でずっとやってきたということです」
    ■2020年の取材でバットの素振りも
    菅原解説委員
    「笹生選手が2020年、お父さんと一緒に日本テレビの取材に応じてくれた時の映像があります」
    笹生選手
    「自分から『(ゴルフ)やりたい』とお父さんに言いました」
    お父さん
    「最初は反対しました。随分反対しました。プロになるにはすべての夢を、ゴルフ以外のものを諦めなきゃいけないよと」
    笹生選手
    「トレーニングは厳しかったので、1人の時はズルしてました」
    お父さん
    「250グラムの重りを足首につけて歩く、走る、ゴルフ場に行く。朝起きてつけて、夜寝る前にシャワー浴びる時に外す」
    ──きつくなかったですか?
    笹生選手
    「ずっとつけてたら慣れます」
    菅原解説委員
    「この時披露していただいたのが、野球のバットの素振りです。お父さんとの二人三脚のトレーニングでは、野球やボクシングなどゴルフ以外のさまざまな競技を取り入れているそうです。野球とゴルフ、通じるものがあるんでしょうか?」
    斎藤キャスター
    「僕も自主トレで、プロゴルファーの方とやったことがあったんですけど、まさに野球のバットを振ってましたね。シャフトとバットは重さが全然違うので、いい筋力トレーニングになるんですかね?」
    ■優勝後「今回は父に捧げる勝利」
    菅原解説委員
    「そんな笹生選手は今回、全米女子オープンで優勝を果たし、『21年の大会は母がとても喜んでくれたけど、今回は父に捧げる勝利です。両親や家族へ恩返しができました』と話しています」
    鈴江奈々アナウンサー
    「こうやってご家族に感謝されているというのは、プロではないお父様もきっとトレーニングの内容を試行錯誤されながら二人三脚でやってきたでしょうし、家族みんなで努力した結果がここに結びついたんでしょうね」
    ■海外メジャー、日本勢の活躍の歴史
    菅原解説委員
    「22歳で海外メジャーを制することがいかにすごいのか、歴史を振り返ります。女子ゴルフで日本の選手が初めて海外メジャーで優勝したのは1977年。樋口久子さんが全米女子プロ選手権で優勝しました」
    森アナウンサー
    「樋口さんは今もゴルフ解説をされてますもんね」
    菅原解説委員
    「その後、42年の時を経て2019年、渋野日向子選手が全英女子オープンで優勝しました。“渋野フィーバー”がありました。その次が2021年、全米女子オープンの笹生選手です。男子では2021年、マスターズ・トーナメントで優勝した松山英樹選手がいます」
    「海外メジャーで優勝した日本人はこの4人だけなんです。そんな中で、2021年に続いて再び優勝した笹生選手。まさに快挙と言えそうです」
    森アナウンサー
    「近年のゴルフ界の活躍の目覚ましさももちろん分かりますし、いかに松山選手が稀有な存在だったかも分かりますし、笹生選手の2回という偉大さがより分かりますよね」
    菅原解説委員
    「ちなみに、過去に世界ランク1位になった宮里藍選手もメジャー制覇はできませんでした。世界1位のランクでも、なかなか優勝するのは難しいということです」
    ■全米女子オープン「別格」のワケ
    河出奈都美アナウンサー
    「いかにすごいかが分かりますし、それだけ難しいということなんですよね?」
    菅原解説委員
    「そうなんです。ではどんなふうに難しいのか、専門家にうかがいました。多くのツアープロのコーチを務める井上透さんによると、女子ゴルフの海外メジャーの中でも、全米女子オープンは別格で、コースは世界最高難度に設定されています」
    「かなりリスクの高いコースだそうです。具体的には、池が絡んでいて1ホールで大きく崩してしまうリスクをはらんでいます。さらにグリーンの傾斜がきつく、スピードも速い。普段からアメリカでプレーしている選手にとっても特別難しいコースだといいます」
    斎藤キャスター
    「見ていたらワクワクはしますけど、やったら相当難しいんでしょうね」
    ■身体能力の高さとメンタルの強さ
    森アナウンサー
    「こういうホールで笹生選手が勝てる理由はあるんですか?」
    菅原解説委員
    「井上さんは、笹生選手の高校時代にコーチを務めていて、よく知っているそうです。まず身体的な能力、コントロール能力の高さは『見たことがないレベル』。車で例えるなら、高性能エンジンを積んだF1カーだそうです」
    「メンタル面の強みとしては思い切りの良さがあり、ゴルフを楽しんでいて必死さがない。生活の一部だけれども人生のすべてというわけじゃない。難しいトレーニングで悲壮感が漂う子もいますが、ものすごく穏やかな性格でゴルフを楽しんでいるとのことです」
    「同じアスリートとしてこのメンタル面、いかがですか?」
    斎藤キャスター
    「多くのアスリートが、ここで悩むんですよね。(野球だと)勝てなかったり、ミスをしたりすると、萎縮してしまってちゃんとしたスイングができなかったり、投げられなかったりします。まさに笹生選手はそれができるという、本当に素晴らしい持ち味ですよね」
    ■笹生選手「エンジョイしてほしい」
    菅原解説委員
    「実際、笹生選手本人も2021年に『結果を求めすぎると、ゴルフというゲームが楽しめなくなる。これからゴルフをやっていく子たちにも楽しんで急ぎすぎないでゴルフをエンジョイしてほしい』と話していました」
    鈴江アナウンサー
    「楽しむって大事なんですよね?」
    斎藤キャスター
    「楽しむことはもちろん大事なんですが、なかなかできないんですよね。ミスを怖がっちゃうと。でもそれができるって、素晴らしいなと思いました」
    鈴江アナウンサー
    「今、習い事でもゴルフを始める子どもたちを見かけます。ぜひ子どもたちにも楽しんでのびのびとやってほしいですし、笹生選手にもこれからも思い切り楽しんでもらいたいですね」
    菅原解説委員
    「井上さんによると、笹生選手は今回の優勝を受けて、パリオリンピックの代表に選ばれる可能性がかなり高くなったということです。今後の活躍もぜひ期待したいところです」
    (2024年6月3日放送「news every.」より)
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Komentáře • 16

  • @mrmichi1206
    @mrmichi1206 Před 3 měsíci +9

    意外に思われるかも知れませんが、フィリピンではジュニアのゴルファー育成が盛んでトーナメントも多く、またフィリピン人だけでなく色んな人種の子たちが和気あいあいと競い合っています。更にアセアン内をはじめ国際トーナメントにも積極的に参加します。笹生選手も以前アメリカのジュニアトーナメントに参加して活躍しました。英語が問題なく使えるという事も手伝ってか、そう言った環境で競技ゴルフをやっていることがどこへ行っても物怖じせず自分のペースでリラックスしてやれる要因の1つではないでしょうか。

  • @BOHBOBBY
    @BOHBOBBY Před 3 měsíci +5

    最終日は小祝さくらプロとまわったのもよかったと思う。

  • @electriclion0107
    @electriclion0107 Před 3 měsíci +5

    コルダが10を叩いたのを見ても、相当難しかったんだな〜って。
    でも、その中でボードに5人(マス目の関係で小祝は抜けちゃってるけど)載る時代が来るなんて、全然思わなかった…。
    皆んな、よく頑張った!!
    そして、笹生選手おめでとう!!🎉🎉🎉

  • @user-wu2xh9tw8m
    @user-wu2xh9tw8m Před 3 měsíci +8

    全米シニアのドッキーを忘れないで~

  • @gontantan
    @gontantan Před 3 měsíci +1

    笹生選手2度のメジャー制覇は快挙なんだけど、それ以外で優勝出来ないのなんでだろうね。まだ若いからこれから勝つとは思うけど。

  • @shochan7693
    @shochan7693 Před 3 měsíci +1

    US OPEN でしか優勝できないって女神かよ。

  • @user-js6vn9nm7c
    @user-js6vn9nm7c Před 3 měsíci +3

    失礼な!全米シニア優勝の偉大な、俺六本木で有名な井戸木プロを忘れてますよ!!

  • @tomobeer
    @tomobeer Před 3 měsíci

    1度目はフィリピン人として優勝、2度目は日本人として優勝。という感じだね。

  • @user-dn4tn9ui7w
    @user-dn4tn9ui7w Před 3 měsíci +3

    テレビって薄っぺらいなと思う。
    えぇ〜!ほんとにすごいですね!
    ってニコニコ喋ってりゃ良いんだから。
    斉藤もこんなところで小遣い稼ぎしてるのか!?

  • @aquarius4712
    @aquarius4712 Před 3 měsíci

    大坂なおみ親子と同じパターンだね。父親はテニスプレーヤーではないけど娘のトレーニングを指導してプロ選手に育て上げた。

  • @user-zg4vc9pf6x
    @user-zg4vc9pf6x Před 3 měsíci +9

    日本人2度目の優勝って、1度目はフィリピン国籍だったじゃないの?

    • @gontantan
      @gontantan Před 3 měsíci +1

      同じ年に日本国籍を選択したけど優勝した時はフィリピンの選手として出ていましたね

    • @寺内正人-s3r
      @寺内正人-s3r Před 3 měsíci +1

      フィリピン国籍というより二重国籍、だから日本人として2度目というのも間違いじゃない。