【ITパスポート】 #14 経営環境の分析手法(ストラテジ分野)
Vložit
- čas přidán 30. 06. 2024
- ▼Udemyで「著者が教える最短絶対合格のコース」公開中!以下のリンクからのアクセスすることで84%オフのセール価格になります。Udemyの割引セールを待つ必要がありません。
link.it-pass.jp/udemy
▼無料の問題集アプリもあるよ!
app.it-pass.jp/
この動画では、経営環境の分析手法について解説します。
▼目次
0:00 自己紹介
0:12 経営戦略
0:47 内部環境と外部環境
1:33 SWOT分析
2:23 3C分析
3:26 PPM分析
5:23 試験ではこう出る!(まとめ)
6:00 令和2年秋期 問21 過去問題
▼内容
今回の動画では、「経営環境の分析手法」について解説するよ。
経営戦略
以前の動画で学習した「経営理念」を覚えているかな。
経営理念とは、企業の存在意義を示したものだったね。
経営理念を実現するために、会社が目指す将来の姿をビジョンという。
そして、ビジョンを実現するための具体的な計画が、経営戦略だ。
経営戦略を定めるためには、経営を取り巻く環境を分析する必要がある。
そこで、まずは経営環境について確認しよう。
内部環境と外部環境
経営を取り巻く環境のことを、経営環境という。
経営環境は、「内部環境」と「外部環境」に分類されるんだ。
内部環境とは、自社でコントロールできる社内の環境。
例えば、特許の取得など、ライバル会社と戦うために、自社の努力で変えることのできることだ。
外部環境とは、自社でコントロールできない社外の環境。
例えば、景気の変動など、経営に影響があるけれど、自社の努力だけではどうすることもできないことだ。
企業がどのような経営環境にあるのかを知るための手法として、「SWOT分析」と「3C分析」を解説するよ。
SWOT分析
SWOT分析とは、経営環境を「強み」「弱み」「機会」「脅威」の4つに分類する手法。
SWOTは、それぞれの英語の頭文字だ。
・Strengths … 強み
・Weaknesses … 弱み
・Opportunities … 機会
・Threats … 脅威
先ほど解説した内部環境・外部環境について、それぞれ経営への影響が「良い」か「悪い」かで分類する。
例えば、特許は自社でコントロールできる要因であり、会社にいい影響を与えるので、「強み」に分類される。また、競合会社の増加は自社でコントロールできない要因であり、会社に悪い影響を与えるので、「脅威」に分類される、といった具合だ。
3C分析
3C分析とは、経営環境を「顧客」「競合」「自社」の三者の視点から分析する手法。
英語にしたときの頭文字が、3つともCになるから「3C」というんだ。
・Customer … 顧客
・Competitor … 競合
・Company … 自社
顧客と競合は外部環境、自社は内部環境だね。
顧客とは、顧客のニーズなどだけでなく、市場の動向なども含む。
競合とは、ライバル会社の製品や動向など。
自社とは、自社製品の強みや弱み、経営資源などだ。
SWOT分析や3C分析を行うことで、経営戦略の方向性を見つけやすくなるんだ。
経営環境を分析できたら、続いて、自社の事業や製品についてさらに分析を進める。
次は、その手法である「PPM分析」を解説しよう。
PPM分析
PPM分析とは、自社の製品やサービスを「花形」「問題児」「金のなる木」「負け犬」の4つに分類して分析する手法。
PPMとは、プロダクトポートフォリオマネジメントの頭文字だ。
PPM分析では、横軸を「相対市場シェア」、縦軸を「市場成長率」とした座標を、4つに区分けする。
相対市場シェアとは、市場において自社製品が占める割合のことで、市場占有率ともいう。
市場成長率とは、市場全体の売上の伸び率。その製品が含まれる市場の規模の変化を表す。
PPM分析の4つの区分について、詳しく見ていこう。
「花形」とは、相対市場シェアが高く、市場成長率も高い製品。
シェアが高いということは利益が出るけれど、市場の規模が大きくなっているときなので、投資も必要という製品だ。
「金のなる木」とは、相対市場シェアが高く、市場成長率が低い製品。
シェアが高いため利益の出る製品だが、市場の規模が拡大しているときではないので追加の投資は必要ない。
会社にとって、自社製品になってほしいのが「金のなる木」だ。
「問題児」とは、相対市場シェアが低く、市場成長率が高い製品。
現状では高い利益は見込めないが、競合に勝つためには投資が必要な製品だ。
競合に勝ってシェアを上げることができれば「金のなる木」になる可能性がある。
「負け犬」とは、相対市場シェアが低く、市場成長率も低い製品。
負け犬に分類された製品は、撤退を考える必要がある。
PPM分析は、特に試験で出題されることが多いため、よく理解しておこう。
試験ではこう出る!
・SWOT分析とは、経営環境を「強み」「弱み」「機会」「脅威」の4つに分類する手法。
・3C分析とは、経営環境を「顧客」「競合」「自社」の三者の視点から分析する手法。
・PPM分析とは、横軸を「相対市場シェア」、縦軸を「市場成長率」とする座標を使って、自社製品を「花形」「問題児」「金のなる木」「負け犬」の4つに分類して分析する手法。
過去問題
横軸に相対マーケットシェア、縦軸に市場成長率を用いて自社の製品や事業の戦略的位置付けを分析する手法はどれか。
ア.ABC分析
イ.PPM分析
ウ.SWOT分析
エ.バリューチェーン分析
正解は、イ。
「横軸に相対マーケットシェア」、「縦軸に市場成長率」というキーワードから、PPM分析だと分かる。
PPM分析は、この2つの軸を使って、「花形」「問題児」「金のなる木」「負け犬」の4つに製品を分類する手法だね。
アのABC分析とは、データをパレート図で表し、データの「重要度」に応じて、データを3つのグループにランク分けする分析手法。
ウのSWOT分析とは、経営環境を「強み」「弱み」「機会」「脅威」の4つに分類する手法。
エのバリューチェーン分析とは、製品やサービスの付加価値が事業活動のどの部分で生み出されているかを分析する手法。
企業の活動を、製造、販売などの「主活動」と、人事管理などの「支援活動」に分けて分析する。
以上が「経営環境の分析」の解説だよ。お疲れ様でした!
▼著者紹介
・高橋 京介
・米サンノゼ州立大学卒業
・元メルカリiOSエンジニア
・Udemy:link.it-pass.jp/udemy
・問題集アプリ:app.it-pass.jp/
・著書
- ITパスポート絶対合格の教科書:amzn.to/3uTyxbg
- 基本情報技術者 絶対合格の教科書:amzn.to/3Gyz8lA
- iPhoneアプリ開発「超」入門:amzn.to/3pIm046
Udemyと先生の著書とこのCZcamsのおかげで試験合格出来ました!ありがとうございましたっっっ
合格おめでとうございます!!お疲れ様でした!!Udemyと書籍をご購入いただきありがとうございました‼️
QRコードとバーコードの違いがとてもわかりやすかったです!
コメントありがとうございます!
わかりやすいと言っていただき嬉しいです!!
Udemy購入しました!とてもわかりやすくみていて楽しいです!
ですが、その後問題集をやったらわからないところが多く、勉強範囲が狭いようです、、今月末に試験なので動画追加して下さるととても嬉しいです!
コメントありがとうございます!Udemyも今後内容を充実させていきます!
とてもわかりやすいし、それはもう声が良い!!
広い範囲の内容を数分にまとめることも、それを動画編集することも手間がかかり大変だろうに、少しの更新の為にわざわざ再編集してあげなおしてくださったりしてますよね。いろんな人からいろんな要望があって難しいとは思いますが、無料で学ばせていただいてる身からすると何よりも高橋先生の無理のない範囲でこれからもよろしくお願いします!!と思っています。
先生の教科書と併せて+αの学習ができて嬉しいです。
制作のすごく細かいところまでお気づきいただき、驚きです!そこまで見ていただいているとは…!とても嬉しいです!ありがとうございます!
学習、大変かと思いますが頑張ってください!応援しております!
以前見れたはずのストラテジ以外の動画が見れなくなってる
貧乏学生にとっては死活問題、、、
コメントありがとうございます。Udemyの方に移行しております。CZcamsでずっと見ていただいていた方にはご不便をおかけしており申し訳ありません。概要欄にUdemyのクーポンコードがありますので、よかったらご活用ください。
Udemy購入しました。
CZcamsにはあってUdemyにはない動画もありますが今後Udemyにも追加される予定はありますか。
Udemyのご購入ありがとうございます。また、ご質問ありがとうございます。Udemyにも動画を追加する予定です!よろしくお願いします!
3c分析は、令和5年度版の教科書には掲載されていませんが、試験的には大丈夫ですか?
コメントありがとうございます。3C分析はp.101に記載がありますので、ご参照ください!
申し訳ございません。確認不足でした。
PPM分析 product portfolio management
市場シェア、市場成長率
【メモ】
SWOT 3C PPM
p101 3C分析
見た