Fauré : Masques et Bergamasques, Op.112 / Krivine 1989
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- čas přidán 5. 10. 2021
- Emmanuel Krivine / Orchestra National de Lyon 28 Oct.~2 Nov.1989
Fauré : Masques et Bergamasques, Op.112 Suite pour orchestre
1. Ouverture 3:34 (00:03)
2. Menuet 2:36 (03:38)
3. Gavotte 3:15 (06:15)
4. Pastorale 3:32 (09:31) - Hudba
むかしCDを買ってこの演奏を聴いたときは、なんてみずみずしい演奏だろうと思ったものでした。併せて録音されたレクイエムもよかった。あのときの新鮮な感動を思い出しました!
フォーレにこんな曲があるなんて!大変楽しく聴きました。Overture:流麗にして軽妙 Menuet:優雅にして堂々 Gavotte:快活に祝賀 Pastorale:好天にて平穏・・・
「マスクとベルガマスク」が気になって調べました。舞踏付き劇の原作になったベルレーヌの[艶なる宴]に「魅惑的な仮面(マスク)とベルガモ(あの有名なイタリア北部の町)風の奇抜な衣装(ベルガマスク)を纏い、リュートを弾き踏みながらあるいているが、その仮面の下には悲しげな表情が隠されている。・・・」とありました。この組曲には表と裏の人情については何ら感じさせる事はなかったですね。楽しく聴く事が出来るフォーレの秀作と思います。
洋阿相
ヴェルレーヌの詩「艶やかなる宴」(「華やかなる宴」の訳あり)に基づいた舞台劇の劇伴音楽として独唱や合唱曲を含んだ8曲の中から後年管弦楽組曲として編纂した作品で、劇の内容に捉われずに気軽に聴くことが出来る曲集です。録音の例も少ないので当チャンネルによってこの魅力的な作品にスポットが当たることを期待したいものです。