Vol.1 見るだけで設計が上手くなる!?飯塚豊の設計5つの手順

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  • čas přidán 9. 09. 2020
  • 2020年8月5日に開催された、i+i設計事務所の飯塚豊氏による設計セミナー
    「飯塚豊のカタチが決まるまで間取りを描くな 基本編」のアーカイブ動画です。
    美しい佇まいの家をつくりたい方は必聴です!
    動画の最新情報は、下記のサイトでお知らせします。
    そのほか実用的な記事を更新しています。
    これからの住宅・建築Maps
    korekara-maps.jp/
    #住宅 #間取り #飯塚豊 #BLIVE

Komentáře • 22

  • @iizkytk
    @iizkytk Před 3 lety +15

    not hoshiさん、飯塚です。コメントありがとうございます。他コメントを見ましても、私が書いたんじゃないかと思うくらい完全に理解されているようなので安心です。でも就職すると「間取り病」が蔓延しており、「利便性」という名のダークサイドに引きずり込まれますから気を付けてください。
    大学生の作品、本当に完成度が高いですよね。毎年大変驚きます。参考資料は渡しますが、まあ、学生さんが自力ででこんな詳細を考えられる訳はなく、エスキースの際に原寸図書いて説明したりしているのですが、それを図面の形にできるだけでもすごいなと思っています。
    どうも大学のデザイン教育は学年に一人とかしか出ない建築家のための教育に特化しすぎており、コンセプト→平面ダイアグラム→リアリティのないポンチ絵、みたいな流れで、教えてることがほとんどですよね。そこで問われるのはオリジナリティです。本当に馬鹿馬鹿しいと思います。
    一方、この法政大学の授業は、オリジナリティは問われません。その代わり「どうやって作るか」、ということは問われます。だから間取りの前に、いきなり軸組み模型を作るんです。仮の話ですが、もし無人島に漂流してしまったら、間取りなんかの前に、そこで最も簡単に入手できる材料を使って、生きるためのシェルターをつくることを考えますよね。どういう材料をどうやったら屋根が架けられるかを、まず考えるわけです。いきなり軸組み模型を作るっていうのは、その感覚に近いんですね。不思議なもので間取りが全くつくれない学生も、軸組み模型は作れるんですよ。それが作品の完成度が高い理由の一つだと思っています。
    あと、このセミナーの時に語らなかったこととして、「建築は断面から考える」というのがあります。拙著「新米建築士の教科書」でトコロテン式のやり方ということで紹介している方法ですが、学生には必ず最初の方の授業でそのやり方を教えています。一般的に建築の作り方は、「平面を立ち上げる」という方法で平面を立体にしますね。でも、平面図は「機能」「動線」などを表現するのには向いていますが「形態」「空間」「架構」を表現するのに向いていません。したがって、「形態」「空間」「架構」を考えるときは、「平面を立ち上げる」よりも「断面を押し出す」という動作の方が可能性があるのです。ぜひ試してみてください。

    • @nothoshi3522
      @nothoshi3522 Před 3 lety +4

      コメントありがとうございます。動画の内容を自分なりに理解してまとめてみただけですが、それが全くの的外れでなかったことを建築家ご本人から聞けてホッと一安心しているところです。ただ、それに対して早速「間取り病」らしきところから魔の手が伸びてきているような気がしないでもないですが・・、引きずり込まれないように注意いたします。
      「学年に一人しか出ない建築家のための教育に特化しすぎている」というのは学生の感覚からも感じます。元から優秀な学生はそれでも良いでしょうか、私みたいな平凡な学生からしたら、どのように設計を考えて進めていけば良い建物を設計ができるのか、ということこそ教わりたいと日々感じていたので、とても興味深く動画を拝見させて頂いた次第です。コンセプトやアイデア次第ではないところがとても健全だと思いますし、かと言って無味乾燥でかっこ悪い建物ではなく、ちゃんとプロポーションや内部空間といった建築的な質も考えられているまっとうな設計のあり方だと思います。
      間取りの前に架構から考えるというのも目から鱗でした。堀部安嗣さんの本で「良い平面計画では構造が無理なく一体化している」とありましたが、架構から考えることでそれらをうまく解決できるのだなと、聞いてて勉強になりました。設計課題でプランニングよりも前に構造を考えることはあまりないと思いますし、そもそも構造自体、案の最後の方におまけ的に考えることも少なくないと思います。なので架構から先に考えるというのはとても新鮮な考え方でした。でも確かによく考えてみたら、おっしゃる通り、間取りよりも前にどうやって建てるのかを考えますよね。
      ご紹介されている方法も、ご著書を読んで勉強させていただきます。見ず知らずの一学生に対して懇切丁寧に教えていただきありがとうございました。

    • @hiroecolo
      @hiroecolo Před rokem

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  • @user-od8zq2gr9k
    @user-od8zq2gr9k Před 2 lety +1

    2階の眺望と採光と抜け感がとても素敵だと思いました。どうしても一施主の立場から考えてしまうのですが、主寝室が4.5畳しかないことは受け入れるとして、服はどこにしまうのでしょうか。洗濯機はどこにおくのでしょうか。玄関土間は何か活用方法があって、この広さなのでしょうか。あえて土間に机を置く意図はありますか。

  • @jirosakaisha2089
    @jirosakaisha2089 Před 2 lety +4

    大手ハウスメーカーに資料請求すると、大判の豪華な良質紙のカタログが送られてくることが多いが、その内容は人物モデルを置いて生活シーンを描き、空間を切り取っただけの(しかもアオリを効かせて実際よりかなり誇張された)写真集である場合が多く、それがどういう立体なのか全くわからない。ユーザーを雰囲気だけで酔わせてしまおうという戦略なのだろうが、そうしたメーカーの姿勢は日本人の住宅への考え方を全く進歩させていない。

  • @user-lv6bm8ed4n
    @user-lv6bm8ed4n Před 3 lety +7

    間取りは作れても立体に起こすと格好悪い、という現象が私の設計で散見していたので早速実践してみようと思います!

  • @ikedakazuya
    @ikedakazuya Před 3 lety

    ステンレスのブレース材とは窓ガラスに筋交いが入るような感じなのでしょうか?

    • @xknowledge0620
      @xknowledge0620  Před 3 lety +1

      ご質問ありがとうございます。よろしければ、#4の中間領域の動画をご覧いただければと思います。9:00~10:00あたりにステンレスのブレース材が入った窓の写真がご覧になれます。

    • @ikedakazuya
      @ikedakazuya Před 3 lety +1

      @@xknowledge0620
      理解できました。素人ですが、祖父が大工なので面白いのか、新築予定にとても参考になっています。明日屋根から考えたプランを提案に行ってきます!
      これからもカッコいい建築を普及していって下さい😊

    • @xknowledge0620
      @xknowledge0620  Před 3 lety +1

      @@ikedakazuya  新築されるのですね!少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。屋根から考えたプラン、楽しみですね。よい家の完成を心からお祈りいたします!!!

  • @hiromori4400
    @hiromori4400 Před 6 měsíci

    一見して飯塚さんの設計は壁で仕切らない、家の中が繋がった空間の家だと感じます。その場合お客さんを選びますよね。
    間仕切り壁を設けてスキップフロアにもしない旧来の間取りを求めるお客さんだと向かないですね。全館空調が前提ですし。特注のサッシを使ってるのでデザイン性は出しやすいでしょうがその分だけでもかなりお金がかかる。中間領域は土地の環境次第ですね。借景が取れない普通の住宅街で道路側や北側に中間領域を設けるのは高い塀などいろいろ考えないといけない。収納は後付けでタンスを置く考えのプランが多いですが、今時タンスはどうなんですかね?
    多くのプランでリビングインのオープン階段にされてますが階段下にテレビというのはテレビの大きさが限られる。
    いろいろダメ出しをしてみましたが、飯塚さんのプライドが前面に出ていて本当にお客さんに寄り添っているんですか?
    これは多くの建築家にいえる事ですが。因みに大手ハウスメーカーでも建築家のようなプランは可能ですが、結局お客さんを選ぶので同じなんですよね。

  • @nothoshi3522
    @nothoshi3522 Před 3 lety +11

    建築学生ですが、とても興味深く拝見させて頂きました。
    屋根や中間領域から建物の形や空間を考え、間取りは最後に考えるというのは、設計の進め方として大変理に適っていると話を聞いてて思いました。
    また学生の立場からしても、設計の手順・プロセスを明確化して課題に取り組ませるのは、とても良い教え方だと思います。というのも、敷地や設計条件を与えられても、そこから実際にどうやって、どこから、どういった手順で設計を進めていけば良いのか、それが分からないのが普通の学生の感覚だと思うからです。その設計の手順を、その合理性をしっかりと説明した上で、明確化し限定化させて設計に当たらせることは、学生としてはすごく助かりますし、設計の良い練習になるだろうと思います。実際、動画に上がっていた学生の作例を見ても、ご指摘の通り、完成度の高い仕上がりになっていると感じました。

    • @ch-tv6vn
      @ch-tv6vn Před 3 lety +1

      ある程度余裕のある家の大きさじゃないと、外観から考えると使いにくい間取りになるから注意
      住宅は使いやすさ重視で良い

    • @nothoshi3522
      @nothoshi3522 Před 3 lety +7

      @@ch-tv6vn  動画にもありますが、屋根や中間領域から考えることは、ただ「外観から考える」ということではありません。それは、周囲の環境との関係性、日射の取得や遮蔽、眺望なども同時に考えることであり、それはそのまま内部空間の快適性や質を考えることであります。例えば日射の遮蔽や取得を考えることで省エネルギーにつながり、それは結果として「使いやすい」住宅になりますよね。また架構から考えることで、合理的に構造的安定さを確保でき、結果としてより多くの空間を住居スペースとして使えるようになり機能性も上がります。開口部(窓)から考えることで、通風、採光といった快適性も得ることができます。と同時に、屋根や窓から考えることは、周囲の街並みや景観を考えることでもあります(窓のプロポーションや建物のシルエットへの配慮)。このように、屋根や中間領域から考えることで外観のおさまり、内部空間の快適性や質、構造的堅牢さ等を同時に考えることができる。だから私はこの設計の手順を「理に適っている」と形容したのです。
      また、ある程度規模の大きい家じゃないと、この設計プロセスは上手くいかないとのことでしたが、後半で紹介されている逗子の家なんかを見ても、5人家族という至って標準的な構成と規模の住居だと思いますし、これが家族4人や3人の規模に変わったところで、決定的な違いはないように思います。一体どのような規模(小ささ)の住宅を想定されているのでしょうか?また、どうして規模が小さくなると上記の設計手法では上手くいかなくなるとお考えでしょうか?説明した通り、動画の設計手法でも内部空間の機能性や快適性はちゃんと考えられていますよ。と言うよりはむしろ、内部を考えるために、逆説的にカタチから考えているんです。

    • @xknowledge0620
      @xknowledge0620  Před 3 lety +2

      コメントありがとうございます。学生さんの素直な感想、とても参考になります。業界にいてnot hoshiさんのような建築学生を迎える立場として、分かりやすい情報発信ができるように精進します。(建築知識ビルダーズ)

    • @xknowledge0620
      @xknowledge0620  Před 3 lety +2

      @@ch-tv6vn コメントありがとうございます。住宅は使いやすさ重視、賛同します。が、その使いやすさを重視する場合も、カタチから考えるというのは理にかなっていると思います。建物の大きさの違いというよりは、設計者のゴールまでのアプローチの違いだと考えます。(建築知識ビルダーズ)

    • @ch-tv6vn
      @ch-tv6vn Před 3 lety +1

      周囲との環境、構造は平面書きながらでも想像できるのでは?住宅レベルの規模の外観なんて屋根の形と窓の形でだいたい決まるよ。
      働き出したら施主がいることを忘れずに。大残業だらけでプライベート犠牲にしたいなら、外から考えな。

  • @fucos21
    @fucos21 Před 3 lety +2

    not hoshiさんほんとに学生さんですか!私も設計者ですが違うと言ってください!的確過ぎて怖いです。

  • @user-tw4kw7yz7n
    @user-tw4kw7yz7n Před 3 lety +3

    すごくおもしろかったです。
    ただ、後半の伊豆の家のバルコニーは雨漏りとか大丈夫なんですか?

    • @iizkytk
      @iizkytk Před 3 lety +9

      逗子の家の屋上バルコニーのことですかね?ハウスメーカーのFRP防水のバルコニーでも、瑕疵保険会社の仕様通り、きちんと立ち上がりの高さを守り、オーバーフロー用の管を入れておけばまず漏りません。が、防水の保証は通常10年と短いので、私はFRP防水は使いません。バルコニー下には必ず「ガルバリウム鋼板の屋根」を施工しています。なので全く問題ありません。(飯塚)