福山雅治さんも使った”龍馬が生まれた家”希望者に譲渡へ そのワケは?【高知】 (22/07/07

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  • čas přidán 6. 07. 2022
  • 高知駅前の人気スポットが引き取り先を探しています。その理由は幕末のヒーローから世界的な植物学者へのバトンタッチです。
    澤実生記者「ドラマの撮影のため再現された龍馬の生まれた家のセットです。精巧に作られていて、昔の家の雰囲気がよく分かります。10年前はドラマ効果で大人気でしたが、今は訪れる人の数は少なくなっているといいます」
    JR高知駅前にあるこうち旅広場の「幕末志士社中」。これまで延べ180万人以上が訪れたこの人気施設は、来年春に始まる牧野富太郎博士をモデルにしたテレビドラマに合わせリニューアルが決定。龍馬の生家のセットが今年9月にも撤去されます。
    そこで希望者に譲渡することになりました。このセットは元々、2010年龍馬を主人公にした大河ドラマの撮影で使用されました。
    兵庫からの女性「ドラマで見てたんで、ここを福山雅治が通ったんかなと思ってちょっと触ってみたりとか(笑)どっかで移築してまた見れるようやったらいいですけど、潰してしまうんだったら勿体ないなと」
    2011年、ドラマ翌年に行われた「志国高知 龍馬ふるさと博」。その拠点施設として整備された「幕末志士社中」の目玉として、県がドラマのセットを買い取りました。幕末のヒーローが生まれ育った家の雰囲気を感じられるとあって、9カ月間で13万7000人が訪れました。
    13年間、ボランティアでガイドを続けている中内啓二さんはオープン当時をこう語ります。
    中内さん「龍馬さんが、福山さんがここへ座っておったんですよ、そういうシーンがあったんですよと説明したら、若い女の子がキャーっと言ってここへ座るということが度々最初のときはありました」
    幕末志士社中の転機は2017年。「志国高知 幕末維新博」にあわせ入場が無料になり17年度は34万4000人、18年度は43万5000人が訪れるなど再び脚光を浴びました。しかしコロナ禍で来客数が半分ほどに減少したことなどでリニューアルが決まり、生家のセットを撤去することになりました。
    中内さん「(生家セットは)我が家というか、龍馬さんと一緒におるような気がします。今度またドラマが始まるようですので、またお客さんが高知へ来ていただければ幸い」
    セットの譲渡は県内で観光のために使用することを条件にしています。1000万円以上かかる解体と移設の費用は譲渡先の負担です。募集は今月25日まで。申し込み用紙は、県庁にある観光コンベンション協会で受け取れるほか、ホームページからもダウンロードできます。
    現在のセットの場所は牧野博士のドラマ関連のコーナーになる予定です。
    県観光コンベンション協会・石元造之進総務物産課長「(リニューアル後は)JRの駅も近いので最初に立ち寄って頂いて、高知の色んな旅の中で必要な情報を得て頂ける場所になればと思っています」

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