動画で少しだけ触れられていた北越南線案が消えた原因となった松之山の地滑りですが、豪雨の時に起こるような「ものすごい速度で山が崩れる」というような土砂崩れと違い「広い範囲の斜面が非常にゆっくりと下にずれていく」というような地滑りで、斜面に立っていた家が100メートル以上移動したと言われています。
ほくほく線は地域の路線としてもしっかりと機能していて、尚且つ雪にも強いのが特徴的ですよね。先代社長さんがおっしゃってましたが、『雪に強い路線を作るためには、電車をよく走らせること』とのことで、そのおかげで北陸新幹線開通後も、地域の足として機能してるのが素晴らしいですよね。
本来なら北陸新幹線開業と同時にはくたか分を貨物列車増発にシフトさせ、今回の能登半島沖地震でも金沢や富山まで物資を大量高速輸送したり、通常から首都圏と北陸の輸送時間短縮を行うべきですが、トヨタのヒモに成り下がった全政治家がそんな3歳児レベルの提言さえ無視してますからね。
高校生の頃毎日鍋立山トンネルを通って通学していて、親の仕事の関係もあり開通記念列車にも乗ることができましたが、開通当時は小学生だったので難工事だったことを知ったのは大人になってからでした。トンネル開通にたずさった皆様、北越急行の皆様、そして投稿者様ありがとうございました。
自然の力もすごいし、残り600メートルの工区の難航さを理解してコンコルド効果に陥らずに凍結を決意したこともすごいし、再開してやり遂げたのもすごい。
このトンネルが22年の時を経て完成しても、ほくほく線がドル箱路線として機能したのは僅か18年…。
北越急行はドル箱時代に100億円もの内部留保をため込んだが、これにより赤字でも30年間は運用できるとのことですね。
「豆腐につまようじで穴を開けるような」みたいな譬えをどこかで見ましたが、
ともあれ始めから期間限定とわかっていたとは言え、東京-金沢間の最速最短ルートに
指定されたことが、この超絶難工事から撤退しない大きな理由になりましたね。
国鉄再建法で放棄されたあまりに勿体無い例はあちこちにありますから。
トンネル工法の博覧会とも呼ばれるほどの様々な工法が使われたんだよな...
月進-100mとかよく断念しなかったな
掘進して押し戻されて 薬液注入などして再掘進して押し戻されて…でも断念しなかったというより断念できなかった 何せ地域住民の足として重要な役割担ってたし 作業員一同それを知ってたから
北陸新幹線金沢開業前に於ける鉄道の復権を支えたトンネル。火山地質の日本の地形は勾配とカーブに弱い鉄道にとっては大敵。上越新幹線中山トンネル掘削の困難から20年経ってもこれだけの困苦を伴ったことに驚くとともに、その困苦に立ち向かった日本の技術陣を誇りに思う。
確か、巨大掘削機が土砂で押し戻される映像が当時テレビで流れましたよね?
凄まじい難工事で、この工事によって日本のトンネル掘削技術が大きく進歩していく事となり、日本のトンネル掘削技術は世界一とまで言われるようになったんですよね。
当時、子供心にこの工事に携わった方々に感動と尊敬の念を持ったのを覚えてる。
工事関係者は辛かったろうなあ
まさに偉業
イギリスで「日本企業にドーバー海峡トンネルの工事を頼むから、青函トンネルより、
短くさせられたんだよ。」と言う駄洒落が有る。
これは日本のトンネル技術がすばらしいという意味だと思います。
先人たちの苦労があるからこそだと思います。
鉄道ジャーナルの北越急行の特集記事にも記されているが一言でいえば”ババロアにトンネル
を掘った”とのこと。
地元キター!!解説ありがとうございます
これが無かったら在来線日本最速160km/hなんて実現出来なかったしこのトンネルは日本の土木技術の結晶
石油が出ちゃう新潟。北海道新幹線のトンネル工事でも資源にぶち当たる様で、鉱物が勿体ないとか思えるけど現実は採算に合わない量で廃棄処理が結構大変みたい。CZcamsの関係動画で視たけど。
過去に鉄道トンネルが山体変位で崩壊して廃棄されている所があるけど、今のトンネル技術は凄いですよね。
某毒舌ボイスロイドから辿り着きました
この北越急行がとん挫しなかったのは新幹線全区間開業までのパイプ役を担ってもらうためあらゆる方面から手厚い支援を受けられたから開業できたようです
新幹線ルートと関係なければ大部分が完成しているのに開業しなかった未成線になる可能性もあったのですね
こんなに難工事だったトンネルを自分は超快速であっという間に通過してたんか
ほくほく線は新幹線開通後も40年は経営を維持できるほど黒字化してますからね
苦労して鍋立山トンネルを掘った甲斐ありですよ
単線のローカル線でここまでやるのは凄い
掘っても掘っても押し戻される。こんな匙投げたくなる工事を完遂した人達すごい!
リクエストなのですが自分の祖父母の地域に黒川堰というものがあります。小学生のときに学ぶ機会があったのですが古くから渇水に悩まされた人々たちの戦いがあるので取り上げていただけると幸いです。
火山に直接トンネルを掘ったといえば、安房峠道路のトンネルを思い出します。
こちらも大変な難工事で、途中ガス爆発からトンネルのルートを変更して掘り直したというのがあります。
こちらも是非取り上げてください。
宜しくお願いします。
理由をつけて撤退も出来たであろう、西松建設の不屈の精神は見習いたい。
今では株主重視で儲けにならないと目先のことを重視するが、以前は技術者魂が日本の企業にはあり、
不可能を可能にしてくれていたんだよね。そのことが後々、国に利益をもたらしてくれてたんだよね。
@@tsuka5116 失敗も経験のうちって考え方がムダなコストだと蔑ろにされている今の風潮がとても虚しく思えます。
AIには出来ない大切な蓄積を忘れてはいけませんよね。
地元でびっくりw
「あったらいいな」と思っていたが、電車を利用する年には出来ず、乗るのが結局クルマになってしまったw
そのクルマでの移動も冬は大変で、松代から旧大島村を通り上越まで行くのが地元民でも怖い道w
だから、ほくほく線は本当に助かっている人達がいます。
三セクって失敗して莫大な借金を税金で補うってイメージですが、色々ガンバっているんだね。
まだ工事中の1993年にNHKスペシャルで最新の建築・土木技術を紹介する「テクノパワー」て番組があったのですが、鍋立山も取り上げられていました。
TBMが押し戻され破壊されてゴロンと転がる映像を見たとき、「山がTBMを吐き出してるよ・・・」とショックを受け「これ(完成)無理じゃね?」と思ったものです。
完成のニュースが届いたときは感動しました。
その番組内の工事関係者のインタビューで
「色んな工法を試したけど、全滅です」という言葉が凄すぎました。その後ドーバー海峡トンネルのNATM成功談になったのですが、そのNATMでさえ鍋立山は簡単に吹っ飛ばしたんだけど。。
リクエストしたやつだ…ありがてぇ!
油の出る所は縦にゃ掘ってもいいが横に掘るなってよく言われてるよね。。。。
国道の儀明トンネルが毎年の様に改修工事してるのが不思議でしたが、その辺りはとても難しい地盤なんですね。
確かに未だに天然ガスを生活に利用している家があったり、過去には石油採掘計画があったみたいだし。
大変な労力の結果、雪に強い鉄道路線が出来上がったと思うと感慨深いです。
新潟は今でも石油が湧き続ける日本でも数少ない土地だし長岡にはINPEX所有の日本最大級のガス田があるし、糸魚川沖ではシェールガスの試験採掘も数年前にやっていた
湧出量は少ないとは言え貴重な鉱物資源を自給自足出来るのが新潟県という自治体
この主様の動画は文系に優しいってコメをどこかで見ましたが、理系をかじってる自分からしても本当に分かりやすいと思います。
中々触れる機会のないような、自分では気がつかないようなコトを分かりやすく伝えてもらえるのは本当に嬉しいです。今後観光等で訪れた時の楽しみが何倍にもなると思いますし、過去に訪れた所を思い返すことでも楽しませてもらっています。
毎回本当に面白くて興味深いです。山の神様を説得するのも一苦労ですねー。
毎回知らないことを教えてくれる、このチャンネル大好き。
毎日お願いします。
素晴らしい。鉄道建設に若干関わり、北陸新幹線が開通するまで何度もほくほく線を使ったことがある人間として実にためになる動画でした。
ほくほく線の道行きはいかにも旅情たっぷりで、越後湯沢での乗り換えダッシュは今でも思い出深いものです。
内部留保でほくほく線が元気で継続できることを知って嬉しさ倍増です。動画ありがとうございました。
青函トンネルなどは有名だから知ってたけど、まさかたった(?)10kmのトンネルでここまで困難な工事があったなんて!
いつもためになる動画で助かります!!
トンネルと言えば釜トンネルなども、ゆっくり土建図鑑さんの動画として見てみたいですね~。
ここと丹那隧道はガチ
トンネル工事で進歩がマイナスっていうのが存在するっていうのが一番の衝撃
鍋立山トンネルは初めて聞きましたが、知れてよかったです!
問題の中工区に当たってしまったのは西松建設か。
中工区だけで1クールのドキュメンタリー番組ができる
土木学会では、Mt.Mabetachiとして超有名になったと聞きます。
泥火山って地質が本州で初めて発見されたのが確かこの時なんだよなあ…
北陸新幹線の開通のための試験に行くためにほくほく線乗りました。
こんな難工事だったトンネルとは知りませんでした。
海峡、黒部の太陽、のような映画に出来るな。
どっかで作らないかな。
「地盤の押し出し速度」
なんという概念だろうか
トンネル工法耐久試験みたいなルート。
(*´・ω・`)b
自分は建設コンサルタントでトンネルをやってたことがあって(今は別業界に転職)、投稿主さんの動画もトンネルのことはだいたい知ってることなんだけど、投稿主さんは他にも橋梁は建築のことも詳しくてすごいですね
ここら辺の家は庭にガス井戸があって
天然ガスが使い放題ですね
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魚沼丘陵の一部の家はそうですね。テレビで観た記憶ですが、暖房はもちろん、24時間お風呂に入れる家もあるみたいですよ。驚くことに昔は新潟市中心部の住宅街でもガス井戸があったと聞きます。
テラ地元過ぎるww
解説ありがとうございます!!!
国内だけでなく日本のODA案件についても是非紹介してください。
この鍋立山の経験は北陸新幹線で飯山ー上越間の建設にも大きな影響を残してる。
入念な調査の上、難しい地層を全力で避けた線形になってる
私たちは、歴史の上に立っているって本当なんだな
と思わせてくれる動画でした。
沢山の人の苦労があったから今がある、僕たちも頑張った先には何があるんでしょうか?
あ〜来たか鍋立山
ひっそりと待ってた
地質・建築素人には、こんな糞地質で完成したトンネルが今も崩落もせずに維持できていることが不思議。
メインルートとして活用された期間が工期よりも短い
っていうのが鉄道ファンからするとなんか虚しいです、、、
4:44
一瞬、ロックボルトが集中線の演出に見えてしまった
北アルプスにある安房トンネルの解説も機会があればよろしくお願いします。
あのトンネルも色々と難工事だったみたいなので是非
開幕早々の『魔理沙ッツ!』がなんか可笑しくてツボった
鉄道用トンネルではありませんが、現在工事が進められている「横浜環状南線」についても解説を希望します。
こちらもガスによる影響で工期が伸びているなど難しい工事との話です。
プロジェクトxでやってそう!
はくたかの美佐島通過見てみたかったなぁ
第三セクターで運営が上手い例って他にあるのかなぁ?ってくらいに開業までの苦労が報われてるって凄いなぁ…
中山トンネルも是非
まぁこの鍋立山トンネルや中山トンネル(上越新幹線)の難工事で学んだことがその後の飯山トンネルなどで活かされているし、決して無駄ではないですね(^_^;)
参考・引用元に Techno Treasure が入っていないのはちょっと意外
ですよねえ。鍋立山や上越新幹線中山トンネル等難工事を広く知らしめた超優良サイトですからねえ。俺もTechno Tresureを教えてもらって知りました。
ほくほく線すこ!!!!!また乗ろう
次は東九州自動車道の難工事三兄弟、猪八重トンネル・丸目トンネル・芳ノ元トンネルをやってほしい。
リニア中央新幹線の水問題お願いします。
西松建設には頭が下がるな
全通したら青崩峠トンネルと三遠南信自動車道の解説お願いしたいです
難工事といえば丹那トンネルネタもよろしくおねがいします
地盤が1つの生物みたい
1/10にも満たない区間に1/2の費用とかヤバすぎじゃろ。
ちょっと泣いた
この地獄の鍋立山トンネルを施工した西松建設は空前絶後超絶軟弱地山に阻まれ開通不可能と言われた難工事を社運を賭して開通させ世に名を馳せて持ち出し以上の見返りを得たそうで😅不可能を可能とするトンネル屋さんの意地と根性恐るべし😱
関門トンネルお願いします!!!
Well, I have no clue of what's going on here.
リクエストさせてください!
こないだ座礁でわだいになってたスエズ運河もやってください。
土木専門家の大学教授が「ここはトンネルを掘ってはいけない地質」と言い切ったとか…。
9kmを22年て凄いな。今から着工したら俺もう生きてないぜ・・・
日本海側という山が多い時点で気付く難工事
これって今も支保工が変形するぐらいのすごい圧力かかってるんですよね?こわ。
現場の人も後半笑ってそう
フォッサマグナと言う怪物が潜んでいる地盤に、トンネルを掘る勇気に乾杯🍺
技術×革新の蓄積と努力で完遂させた鍋立山トンネルの工事。
こんだけ苦労してできた路線なんだから、ドンドン利用しようぜ!
たしか、このトンネルの工事においては、TBMが押し戻された後、シールド工法の中でもかなり特殊と思われる『注入併用手掘シールド工法』という工法で先進導坑を掘りぬいたと思われますが、これ、いったいどういう工法でしょうか?
注入併用だからセメントミルクを地山に注入して岩盤を固くしてから掘ったのだろうことは想像がつくのですが、『手掘』のシールド工法って・・・。
調べてみたら下水道用なんかの小径で手掘りのシールドマシンがあるようですね。カッターヘッドの無いシールドマシン.....先進導坑だから径は小さいかもしれないけど人力でシールド工法ってのが面白いですね
シールドマシーンですね、名前わすれたけど、でかい缶にウレタン注入ですね
進行進まない切りは金にならなかったかな?
これはトンネルボーリングマシンです。シールドマシンとTBMは異なります。シールドマシンは最初からトンネル断面を掘削し、同時に内壁を作るもの、TBMは断面よりも小さい先進導坑を掘るだけです。
酷道158安房もやパス
これだけカネと時間かけても地元の利用者はずっと少ないままなわけで、結局国鉄の中止判断が正しかったなって思う。
中工区を受注した会社は不運すぎるなぁ
本当ですよね。その会社まだ存在されてるんでしょうか? されてたらエールを送りたいですね。
地元で50mほどのトンネル掘削を両側から行なって失敗した会社、夜逃げした様です。
ついでに中津川線の昼神温泉界隈で恵那山トンネルルートもナ✋
すごいなぁ!感動押し付け番組より、よっぽど感動したよ!はくたか、なくなったけど、スノーラビットで走りたいです。コロナ落ち着いたら行きたいなぁ
執念が凄い
このトンネル工区の真上は、ボーリングマシン櫓が林立し、夜でも煌々とした異様な光景だったらしいがなw
今なら、山の上から左右と上面あたりにモルタル注入で内圧を止める方法がある
最終的には注入工法で何とか突破したんですよね。TBMも注入範囲は順調だったのですが、それを超えた後が問題で。急所を突かれた山が反撃に出たのです。。
数年経つと、中央リニアの各トンネルが難工事ランキングにランクインして来るんだろうねぇ
あ、なんかドライブで行ったこと有る!
そんなトンネルだとは露知らず・・・・
かっこいい動画はCZcams
東工区側の地元民ですが、子供の頃は「ずっと穴空いてるけどなんだろ?」と思っていました。
それが高校時代にほくほく線開業で電車の路線であったことを知り、冬は通学に利用させていただきました。
そして数十年経てそんな難工事だったことを知り、今はほくほく線に携わった方への感謝と、ほくほく線が少しでも長く続いてくれることを切に願います。