☘291 ： 【Q&A】花菖蒲（ハナショウブ）の育て方｜管理する場所や注意点は？水やりや肥料などの管理方法もご紹介

植物の疑問をQ&A形式で回答していく｢プランティアQ&A｣
今回は「花菖蒲（ハナショウブ）」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます
▼チャプターリスト
00:17 花菖蒲の植物図鑑
00:43 花菖蒲の土づくりや、植えつけについて
01:30 花菖蒲の水やり、肥料について
02:33 花菖蒲の管理について
03:25 花菖蒲の育て方 基本情報
花菖蒲（ハナショウブ）は、初夏や梅雨に豪華な花が咲く多年草です。品種が豊富で、好みに合うものを探す楽しみもあります。花菖蒲は日本の気候に合った植物で、園芸初心者でも育てやすい植物です。
それではよくある質問の一つめです。
「土づくりや、植えつけに関して教えて下さい」
花菖蒲は基本的に土質を選ばずに育ちます。地植えの場合は、庭の土を耕して植え付けます。水はけが良すぎる場合は、ピートモスや完熟たい肥などを混ぜ込みましょう。鉢植えの場合、「ハイポネックス培養土　鉢・プランター用」がおすすめです。
ポット苗を購入した場合は、春～初夏、花が咲いた後の秋などに植えつけましょう。ポットから苗を取り出したら、根鉢を崩さないように植えつけ、水をたっぷりと与えましょう。
続いて二つ目のよくある質問です。
「日々の管理や、水やりや肥料の与え方に関して教えてください。」
苗を植えつけた後、根づくまでは水切れしないように管理します。藁（わら）や腐葉土などを敷いて乾燥を防ぐのもおすすめです。
苗が根づいた後も、極端に乾燥しないように注意します。特に、3月頃の発芽から開花するまでは、土を乾かさないように水やりしましょう。花が終わり、冬になったら水を控えめにします。
花菖蒲は、元肥を少なめにしたほうがよく育つといわれています。最初のうちは施肥を控え、追肥で栄養を補いましょう。特に、9月から10月の間に施肥しておくことで、翌シーズンに元気よく花を咲かせてくれます。また、発芽前や花後に肥料を少し与えるのもおすすめです。
続いて三つ目のよくある質問です。
「花菖蒲の管理で気を付ける点は？」
花菖蒲は、一株あたり2～3輪の花を咲かせます。一度咲いた花は2～3日で枯れていくため、咲き終わった花は摘み取りましょう。花茎ごと切り取ってもかまいません。
花菖蒲は耐寒性は強いですが、休眠中でも極端に乾かさないように管理することが大切です。
花が咲いた後しばらくは葉が青々としていますが、徐々に枯れていきます。地上部が完全に枯れたら刈り取っておきましょう。そのままにしておくと害虫が発生することがあります。
最後に、花菖蒲の育て方の基本情報です。
置き場所は、半日以上、日光の当たる場所で管理しましょう。
水やりは、土の表面が乾燥したら、たっぷり与えましょう。
病害虫は、ヨトウムシが発生する場合があります。発生したら早めの対策を。
いかがでした か？
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