[30 min BGM] The truth of spirited away / Sharou [Official]
Vložit
- čas přidán 11. 09. 2020
- JP title - 神隠しの真相(Kamikakushi no shinso)
music - Sharou
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A little Japanese-style, sad BGM with piano as the main instrument.
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#freebgm - Hudba
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僭越ながらコメントをすることをお許しください。この曲を聴いて思いついた物語があります。寝る間も惜しんで構成を考え、プロットを作り上げて、ひとつの物語が出来ました。題名は神隠しの真相にしようと考えていたものの、物語の全容としては皆さんの想像とはかけ離れたものになっている事が容易に察せられました。その為、違う題名を付けて世に送り出させて頂きました。しゃろう様含め、皆様のご不興を買うことは覚悟しています。大切な曲を穢されたと、お怒りになるのはごもっともです。こういったことをしてもいいのかどうかすら若輩の私には分からず、このコメントをする前に物語をとあるサイトに載せてしまいました。長々と書き込んでしまい申し訳ありませんが、助言等頂ければ幸いです。
大丈夫🎉ですよ!!
@@myu-taしゃろう様がどう思われるかは分かりませんが、とっても素敵なものだと思います!応援します!!
是非読んでみたいです…!
物語かーすげー
てか不興かってねえよ安心しろや
「会ったことないけど会うべき人がいて、行ったことのない場所だけど行くべき場所がある、でもそれが誰なのかどこなのかは分からない」この言葉が世界で1番好き
まさに君の名は。みたいな感じ?
あのもしかして君の名は。とか千と千尋の神隠しの曲だと思ってたりする?
@@Onsdesu みたいなって書いてあるじゃんw
@@user-gl5ey3jc2e この音楽ってしゃろうさんが作ったからこの言葉は関係ないんじゃねって思ったっていうだけのやつ
@@Onsdesu なおさらわからんな
『あぁ…これで終わったんだ…さあ帰ろう』っていう安堵感と
『さようなら…でもまたいつか会えるよね』っていう別れの物悲しさが同居してる神曲
そしてよく見ると自分たちも鳥居の下にいる事がわかる画像
そして鳥居の周りに生えている美しい草
そして神曲と秀逸コメを見ながらベッドの上でゴロ寝してる俺
最近のコメを見つけて嬉しくなりながら上に同じくにやにやする俺…
千尋とハクやん…
第1章「誰もいない神社」
終章 「君がいる神社」
「いた」じゃなくて「いる」だからまだ君がそこにずっといるんだなと想像ができるいいタイトルやな
最高に素敵
@@basurao635
これ見て「君のいた神社」でもエモいなって思いました。
「たしかにそこに居た、でももう居ないんだ…」 って感じで切なさが込み上げてくる。
@@user-iq5vc7pn6i
姿は見えないけれど、どこかで見守ってくれている。そんな「いる」も好き
@@fkft2425 秀逸極まるわ…
真相はわかったけど犠牲者は戻ってこない、そんな感じ
ついでに言うとこれからも増え続ける犠牲者を止められない
一番しっくりきた天才
表せないこの気持ち。強いて言うなら
さよなら、、、ありがとう、、、
てきなテキーラ?
この圧倒的「TRUE END」感すこ。
やっと外の世界に出れた感
なんか長い旅もやっと終わりました感?がありますよね
なんかわかる
朝日とか見えそう
例えが逸材
「このストーリーにこの音楽合いそう」じゃなくて「この音楽に合うストーリーを書きたい」と思える。
歌詞があるわけじゃないのにこんなに心にくるの初めて
優しさと一抹の寂しさとどこか懐しさが感じられる神曲だと思う。
特にコメント
それがもうこのコメント欄に現れてるよね.....!
書いてどうぞ
コメ欄の小説はだいたい悲しい寂しいものなのに、それを「良いなぁ」と思える日本人の感性すこ
まだ、解っていないことがあるのに、 「もうこの先は来ちゃいけないよ」
って優しく、でも確実に止められているような雰囲気…泣きたくなる
優しく、でも確実にってとこ良すぎるな
しぬほどわかる
それでも………………
それでも、その先に行ってみたいわ……………
浮世だとか、社会でいやというほど理不尽に耐えているのだから、
それくらいのわがままは、いっても罰は当たらないわよね
@@user-iu1ig7gs2x
その先にいった結果、
周りのしがらみも悲しいことも
飢餓も渇きもなくなって
世界からも忘れられて、
人が探すこともなくて、
でも過ごす時間は永遠で、
久遠の虚無の中で、
何をするでもなく期待するでもなく、
精神が擦りきれるまでそこにあることはきっと、
怒鳴られて、仕事を押し付けられて、
その中でも少し笑えることがあって、
久々に、
そこにいる、
笑顔のまま部屋の片隅に佇む家族に、
愚痴って
何とか折り合いつけて
“あぁ、明日も頑張らなきゃな”
って終わる日々より
ひどく退屈で虚無的で結果として辛いと思うんだよ…
神隠しの真相は美しかった
そして儚かった
そして切なくて
暖かかった
それから心地の良い
でも心の穴が完全に埋まることはなくて
「さよなら」ではなく『またいつか』
そう言って現実に帰るシナリオだと良いな
君がいる場所。君といた場所。
懐かしさ、一抹の寂しさを感じる場所。温もりと優しさに包まれて再び歩き出す勇気をくれる場所。
終わって良いのかな?終わろう
見たいな感情
「あの鳥居をくぐれば元のお祭りに戻れる。」
少年に手を引かれ、歩く。神社の石畳に二人の下駄の音が揃う。祭囃子が遠くで響く。
この音はあちらのものだろうか。それともこちらのものだろうか。
彼の無地の浴衣の背中を見つめ、ぼんやりとした思考のまま進んでいく。
彼のどこか温度を感じない手には微かに私のぬくもりが移り、私達の輪郭を曖昧にしていた。
「さぁ、行って。もうこちら側にきてはいけないよ。」
そんなことを考えていると、鳥居の前で立ち止まった狐面の少年が、結んでいた手をおもむろにほどいた。
入り込んだ夏の夕の空気はとてもぬるかったが、溶け合った輪郭を明らかにするには十分だった。
促され、足を進める。鳥居に向かう下駄の音は一人分に減っている。
振り向くと、立ち止まった彼の黒い目が狐面越しに見えた。
「・・・あなたは、こないの」
違う。こんなことを言いたいんじゃない。
「僕はいけない。」
知っている。あなたがこちらに戻れないことは。
わかっている。わかっているのだ。あなたが、彼岸の人間であることは。
「一緒に、来てくれないの?」
それでも望んでしまう。あなたと共に歩む未来を。あなたが居なくならなかった世界を。
切なさを孕んだ目が少し細まる。困った時に少しだけ微笑む癖がお母さんによく似ている、と思った。
彼は質問には答えずに、
「・・・お祭りもそろそろお仕舞いだ。境が緩くなるのはお祭りの間だけだからね。早く行かないと帰れなくなってしまう。」
そう言った。その諭すような穏やかな声はお父さんに似ている。
そして帯にだけ描かれた風車。
いつか母は兄は風車が好きだったと口にしていた。今も仏壇には風車が立てられている。
・・・お兄ちゃん。私が物心つく前に居なくなってしまったお兄ちゃん。
一緒に暮らしたかった。お菓子だって分け合いたかった。喧嘩だってしたかった。おんぶしてほしかった。・・・頭をなでてほしかった。
「ねえ、お兄ちゃん。」
お兄ちゃんは驚いたように目を開いてから、
「そっか、気づいたんだね。」
そう言って笑った。
言わなくちゃ。一番言いたかったこと。伝えないといけないこと。
ぬるい空気を少しだけ肺に入れる。
「お兄ちゃん、ありがとう。助けてくれてありがとう。帰れるように導いてくれてありがとう。私に、会ってくれて、ありがとう。」
そう言って涙ぐむ私を、お兄ちゃんは近づいてきてそっとなでてくれた。
「母さんと父さんを、頼んだぞ。そして、俺の分まで精いっぱい生きてくれ。」
「…わかった。」
最後に私を抱きしめてお兄ちゃんは
「もう行かないといけない時間だ。振り返らないで鳥居をくぐるんだ。」
そう言って私の背中を押した。
気づけば随分と小さくなっていた祭囃子が遠ざかるのを聞いて、あの囃子は彼岸の祭りのものだったことを知った。
おめでとうございます。
END6 ~少年の心想~ クリアです。
END1 ~神隠しの真相~
END2 ~祭夜の神葬~
END3 ~神儀の深層~
END4 ~祈りの信奏~
END5 ~?????~
END6 ~少年の心想~
@@user-dx9ue9cv7t 全エンドやったら隠しエンド出る奴か
縁日の日からの脱出思い出しましたww(後、四ツ目神も)
終わらない夕暮れに消えた君を思い出した😭
この小説で泣きそうになったのは私だけじゃないはず……
この動画の楽しみ方
① 純粋に音楽を楽しむ
② 有能なコメ主が描いた物語を曲と共に楽しむ
③ 寝る前のちょっとした癒しにする
I recommend number two
トラウマ掘り返して聞いてる()
好きな実況者がァッウッアァ(トラウマスイッチ発動)
全てコンプしてる僕つおいσ(-ω-僕))
間違いない
④リピートで作業BGMにする
この曲ってなんか現実に片足を突っ込んだ幻想って感じがする
完璧それだわ
センスの塊ですか??
もう誰も来やしない。
もう誰も拝みやしない。
もう誰も参りやしないから。
寂しかったんだ。
嬉しかったんだ。
独りは嫌なんだ。
答えは既に持っている。
言葉は既に意味を成さない。
ここは神域。
神の住まう場なればこそ。
好き
すこ
痛いコメかと思ってたら最後の四文でやられた。すき
好き
👍数きりがよかったから押すのためらったけどあまりにエモかったので押してしまったよ、、、。
冷静に『神隠しの真相』ってタイトルオシャレすぎない???
それなすぎる
まじでそれなんよ
うおおおおおお❤❤❤❤❤😃😇😇😇🤩🥳😎
それな
エモい
わかる
覚えてないけど、すごく忘れちゃいけない体験をした気分になる。
思い出せないけど…確かに「あった」そんな感じ
「もう来ては行けないよ」
何処かから声が聞こえた気がした
もう二度と聞こえはしないけど
めちゃくちゃ雰囲気にあってて好きすぎる…
歌詞みたいですこ
不思議と千と千尋を思い出した
@@tanoshi7107同士がいた
こういう神曲聴いたら
「なんで!!!」「どうして!!!」って叫びたくなるような、辛さに似たような感情が湧いてくる
わかります!なんかこみあげてくるっていうかなんというか…
不思議な感情になるんですよね。
ノスタルジーってやつでしょうね。もう届かない日本の原風景や何かへの憧れがそうさせるんだと思います
わかりみがマリアナ海溝
藤原竜也かな?
@@user-dx9em3ic6g なんでだよお゛お゛お゛お゛お
「キミがその生を終えたら、また来ると良い。──私はずっと、この鳥居の先で待っているとも」
狐の面を被った着物の少女にこんな感じで送り出される一コマが思い浮かんだ
少し前、15年間共に過ごしてきた猫が死にました。眠るような、穏やかな死でした。
その日の朝に泣きながら埋葬して、線香を立てて手を合わせた直後、ポケットに入れていたスマホから目覚ましにセットしていたこの曲が流れ出しました。
大好きな猫の姿が見えなくなって流れたから、猫が神隠しにあったかのように忽然と消えた感覚がして、心にぽっかり穴があくとはこのことか…と思いました。
本当にこの曲がよく似合う日でした。澄んだ青空と少し強い風が吹く、秋の終わりでした。一生忘れられない景色です。
どこかで自由気ままに幸せに過ごしていてほしいです。そしてまたいつか、会いたいです。
ありがとう、大好きだよ。
返信がない😂
@@pray_waterside言葉じゃ表せない、複雑な感情になるんだよ。
何て言おうか分からないでも共感は、出来る。
悲しい。寂しい。違うんだよな
ありがとう
なんだろう……絶対全員が救われるENDじゃない雰囲気。主人公を逃がすために今まで手伝ってくれた狐面の子が仮面を取って涙を流しながら儚い笑みで境界となる鳥居のところから送り出してくれそう。
やべえ描きたい。だれか描いてくれません?
解釈一致です・・・誰かの犠牲の上でなりたつハピエン(?)感すき
上に同じく解釈一致
この曲、真相に辿り着くと「別れ」が出てくるこの感じ
あぁ『キラークイーン』という同人ゲームがあったが、雰囲気がA面のエンドだ。これ。
言い出しっぺの法則って…知ってる?
@@user-bs3rw8ot3e
なんですか?それ。
教えてくださいぃ
気づくと目の前には一本の鳥居。
その鳥居をくぐればそこは
先程まではなかったはずの
鳥居の道が奥まで続くどこかの山道。
不安に駆られながらもその道の
奥底を見たくて一歩一歩
歩みを進めるたびに
鳥の囀り、木々のざわめきが
やけに耳に響く。
見たこともない景色に心は
不安でいっぱいのはずなのに
どこか懐かしさを感じて
妙に心が落ち着くのは何故か…
人通りのない京都に行きたい。
近所に伏見稲荷があるんですが、朝早くに散歩に行くと本当に神秘的です。猫とかふらっとあらわれたり、、、
@@user-hg1rc1qx5u いいなぁ(´・ω・`)
@@user-hg1rc1qx5u ご近所なのですね!羨ましい…
数年前の夏にちらりとお邪魔したのですが
この曲を聴いているとまさに
あの山道に延々と続く鳥居を思い出します。
次は早起きして是非とも朝に足を運んでみます!
そうだ、京都へ行こう
京都でまさかの伏線回収
聴き終わったタイミングで
「…っはい、お疲れ様でしたー」
と円卓を囲い伸びをするKPとPLの達成感に満ちた表情が見えます(アイデア成功)
そう考えると自然と涙出ちゃうなあ
つい昨日、とあるPCKPCペアクローズドシナリオでそれやったKPです。どこかに居たはずでどこにも居ない、そんな何かを懐かしむ様な音楽がドンピシャで回しててちょっと涙出た。
最後にKPがロールして成功するやつじゃん
好き
この曲って、ネットに存在する怖い話とか、感動する話とかとは毛色が全く違うし、そうかと思えばどんなジャンルの小説にも絶対に合わない、変な言い方かもだけど、「神秘的で、他を寄せ付けない位神々しい曲」だと個人的にずっと思ってる。コメ欄でも散々言われてるけど「何か大切なことを忘れていてそれを思い出した時にはその大切なことは自分の手元からずっと遠いところに行ってしまった悲しみ。」を体現した真の名曲だと思う。
透明感半端ない
これフリーってまじかよ
神隠しの真相が明かされたのならば、それは事件あるいは事故。明かされずにあるならば怪として残り続ける。
分かりませんよ。本当に神様が隠したのかも。
何もかもを明かそうとするのは無粋というものですね
@@user-oq3mi3ry3q
主人公は真実を紐解いた上で、この真実を世に出すのは不粋と考え、真相を闇に葬りそう。
うわぁこのコメント良いな
主人公がとある神隠しに巻き込まれて、謎を解き明かしていくうちに
神ではなく人による悲しい事件だと知った。
けれど主人公は神隠しの真相を世に伝えず、事件は神隠しのままにする選択をしたエンディング想像した
@@user-rs4td9xj8d
主人公「そんな、人間の手によってこうなったのか? これはこの真相を表に出すのは些か気が引けるな…家主には真実を告げ、世間には神隠しとして扱って貰おうか………」
わかったこと…しゃろうさんの曲には文豪が湧く。
これが噂の文豪ストレイキャッツ…
@なんとなく登録者数81億人 なんか論文書けそう…
@スコッチ安藤 迷い猫かよw
@@wifiwLTE 犬じゃなくて、まさかの猫w
@@wifiwLTE迷い猫死ぬʬʬʬʬʬʬ
やってもいないゲームをやり切った時の達成感のある余韻、見てもいない物語のその後を憂うような気持ち、語るも悍ましい惨劇、悲劇の裏にあった優しい愛情を見つけたような、そんな気持ちになる曲。つまりはすき
全作品に共通して作名が秀逸過ぎる
それなを少々
わかりみを大さじ1
たし蟹を小さじ1
それなを5g
面白かったのでここに5円おいときますね
永遠に残っていて欲しい名曲
がちそれ
まじそれ
また来年もコメントがありますように
こめんと!!
この音楽聴きながら美術の部展の作品の色ってた!ちなみに絵はこの曲にぴったりな妖怪と巫女のイラスト😊
最近神隠しの真相を壊れかけてるイヤホンで聞いてる。
(ザーザー音がいい感じになって、記憶が曖昧で思い出したいけど思い出せない事がある主人公が聞いてる感じがして良い)
うわぁ…めっちゃエモいね…
エモいじゃない
終わろう
そういう感情ですした。
「このまま、、逃げちゃおっか?、、、、、2人で、、、」
寂しそうな顔でつぶやく彼女の横顔は綺麗で、少し濡れた睫毛も祭りの電飾の光で輝いていた
「ははっ、信じちゃった?うっそだよ〜」
そう言っておどけてみせた彼女の声は少し震えていたような気がした。
なれない下駄で石段を駆け下りて行く君。
しゃらしゃらと音を立てる髪飾り
じっとりと汗ばんだ僕の右手、
もう戻らない、戻れない
あの時、なんて返したら今年も君は僕の隣にいただろうか、、
「〇〇〜!はやく〜!急がないと焼きそば売り切れちゃうよ〜、もう!」
毎年、この日が来るとやってくるあの夏の夕暮れ、もう戻れないとわかっていても、、、
僕は、拗ねた彼女の元に走り出した。
『TRUEEND:夏の欠片』
「ほんとに、もう会えないんだよね。」
分かってる。もう、いつものように冗談を言ってなんてくれないこと。
「…帰るんだ。」
分かってたよ。どんなに我儘をいったって、掟は破れない。それでも、分かっていても、貴方のおどけた声がまた聞けるんじゃないかって…縋るような思いだった。
「…ねぇ。最後にいつものゲームしよ。」
「げえむ?」
「なんで貴方が私を隠したか当てるゲーム。」
「…あぁ。」
当てようが当てまいが、どうせ私は帰らなければならないけれど。どうしても伝えたかった。
繰り返される家庭での日々の暴力。頼れる大人なんて一人もいなかった。友達に相談なんてしても意味が無いと、諦めることしか出来ず毎日この神社に寄っては、いなくなってしまいたいだなんて考えていた。人気のないこの場所だけは、私の居場所でいてくれる気がして。
「守ってくれたんだよね…。」
そう。きっと、誰もいないはずの神社でいつも感じていた優しい視線の主は貴方。
「…。」
知っていた。全部知っていて、言わなかった。帰りたくなくて。貴方の傍を離れたくなくて。神隠しにあった時、やっと会えたと思ったのに。決して姿を見せてくれなかった貴方が…やっと……。
「これが、神隠しの真相。」
貴方は真っ直ぐ私を見つめる。
「…ただの気まぐれだ。」
…分かりやすい嘘をつくのね。
「最後くらい、その邪魔なお面とったら?」
冗談めかして言う。弱い心を見透かされないように。私は、あなたのおかげで強くなれたから。
「…そうだな。」
紫色の紐が解かれ、触れたら溶けてしまいそうなほど白い肌が現れる。真っ黒な細い髪が揺れ、その隙間から綺麗な琥珀色の目がこちらを覗く。言葉では表せないほど美しい青年だった。
「…綺麗。」
頬に伝うものを感じる。もう、ほんとに最後なんだ。
「…お前の方が、綺麗だよ。」
貴方はふっと笑って、苦しそうな顔をした。それから…
そっと、唇を重ねてきた。
一気に押し込めていた気持ちが込み上げてくる。でも、だめ。彼の困った顔は、もう見たくない。
「神様でも、たった1人を愛せるのね」
強がった私に、
「たった1人って、だれがいったよ」
なんて、いつもの冗談口調で返してくる。良かった。また聞けた。
「…最後に…お願いがあるの。」
声を…絞り出す。もう、決めたんだ。
「…いいさ。言ってみな。」
これが、私の、最後の…
〖 最後の選択〗
▶貴方との記憶を消して。
▷ 私を忘れないで。
ぃだぁぁぁっぐっしすう。うう、好き、好きすぎる……。じあわぜになっで!!
自分なら下を選ぶな
二人の絆が消えないように…ね…
よく居るけど唯一の文豪
最後の選択最高すぎませんか
あーーーーーーーーーあああああああ
無理
泣く
素敵な物語をありがとう
泣いた
落ち着いているのに静かすぎない…
タイトルが神隠しではなく神隠しの真相だってことに納得しかない
こんな神曲がフリーで自由に使えるなんていい時代だな
それな
色んな意味で
ありがとう
まじでストーリーの伏線やこれまで分からなかったものがあるときに一気に繋がって全てわかるみたいな曲してる(語彙力皆無)
わかる、はっっ!!みたいな(?)
大丈夫よ私よりめっちゃ語彙力あるで
ストーリーが始まってたくさんの謎やトリック一つずつ解き明かして、進んで進んでさらに進んだ先にある所にたどり着くとこれまでの軌跡を回顧するように頭に浮かんできてそこでようやくこの光景が見れる的な(文章ヘッタクソですんません)
気がつくとあなたは元の鳥居の前に戻っていました。一体今までの出来事は何だったのだろうか。事件の真相を知るのは貴方だけでしょう。どこかでクスリ、あの狐の面の子が笑ったような気がしました。
おめでとうございます。シナリオクリアです。
トゥルーエンド 「神隠しの真相」
コメ主センスある
確かにTRPGに似合う音楽よね。
シナリオ作者かな?
@@user-vh1lv4qb6l
、
ららら
@@user-vh1lv4qb6l たしかに
四季の風、巡り
桜の香り漂う
緑の葉は蝶になり
紅葉は天になる
冷たき雪はやがて桜の温もりに呑まれてく
ひらりと1枚、1粒
それが涙か葉か雪か
いつの日か手の届かぬ貴方が収めてた
約束
ですって。
では、
左様ならば、これでお別れしませう
いつか
鳥居の下で
TRUEEND
『神隠しの真相』
好きです
なんだろう…世界を救ったのに一緒にいた仲間達はもうこの世に居なくて、自分しか残ってないみたいな妄想をこの音楽を聞きながらしてたらなんか泣いてしまった…
いろんな人が物語を書き込んでるけれど、大まかな話の構成が同じなのこの曲のすごいところだと思う。
そして僕は日常に帰ってきた。
父さんも、母さんも、妹も。
近所のおばさんもおじさんも。
学校のアイツらも。
みんな帰ってきた…いや、元に戻った。
だけど
君だけが居ない。
もちろん僕たちも警察も探し回った。
だけど僕はどこかで分かってた。
君はもう帰ってこない。
あの日あの時あの三毛猫の導きによって、
どこか、僕の手の届かない場所に言ってしまった。
もう
子供の頃の約束を叶えることも、
あの時の返事も、
この気持ちを伝えることも、
出来ない。
ーーーーーーーーーーーーーーー
あれから数年たった
両親のシワや白髪も増えた(言ったら怒るけど)
妹とは彼氏ができたらしい。「お兄ちゃんも恋人作れば?」と言ってくる。ウザい。
おばさんやおじさんはまだ雑貨屋をやってる。「あの子がいつでも帰って来れるように」…少し辛い。
学校のアイツらは色んなことしてる。父親の会社継いだヤツもいるし、東京で働いてるヤツもいる。
僕はちょっと離れた街の会社で働いてる。出世はまだまだ先かもしれないけど、そこそこ幸せだ。
今日はお祭りの日、
そして
『あの日』だ。
みんなが屋台なんかを見ている隙に僕らの秘密の場所に行った。
神社の裏、大人たちもみんなも知らなくて、僕と君しか知らない秘密の場所。
そこはあまりにも何も変わらなくて、
当たり前のように誰もいない。
そりゃそうか、こんなとこ誰もこない。ましてや今日はお祭りだ、神社に来る人はいてもわざわざ奥まっていて狭い道を通って裏になんて来ない。
分かってた。
でも、少しだけ、期待してしまったんだ。
ダメだ
涙を
堪えられそうにない
地面にポタポタ雫が落ちる
どうして?
どうして君が犠牲にならなきゃいけなかった?
どうして君が生贄に選ばれた?
どうして君だけが選ばれた?
どうして?
どうして?
どうして!?
嗚咽が漏れる。
堪えようとすると、逆に大きな声が出る。
まるで子供の頃みたいだ。
そう、あの時も君がこうやって背を撫でてくれて…
今のは、誰?
顔をあげる。
そこには
「…久しぶり」
いるはずのない
「ちょ、なんで泣いてるの?」
けれど確かにそこにいる
「待って、今ハンカチ…あ、持ってない」
君がいた
「なん、で…?」
「えーと、なんか『あっち』の人たちの粋な計らい?で
ごめんねいきなり来ちゃって」
「…そんな簡単に来れるんだ」
「うん、びっくりした」
「…いつまで?」
「うーん、分かんない」
「ええ」
「だって『あっち』の人たち勝手だもん!今までも行きたい行きたいって何度もおねだりしたのにずーっと渋ってやっとだよもー!」
彼女はプクッと膨れた。
その仕草が昔とあんまりにも変わらないから思わず笑ってしまった。
彼女もキョトンとして、そして僕につられて笑った。
2人の笑い声が響く。
ひとしきり笑った後、彼女は僕の傍に座った。
「あの…さ」
「うん?」
少し照れた様子で彼女は言った。
「返事、欲しい」
「…え?」
「は、早く!恥ずかしいじゃん!」
少し呆れた後、
僕は
「□□□□」
その4文字を口にした
TRUE END『君と共に』
今まで見てきたコメントの中で一番!!心に刺さりました…!!
これ元にしてフリーゲーム作って欲しい
@@user-pv5ek3ej7t
よし、誰か作ってくれ(他力本願)
あらすじ
ここは日本のとある田舎の村
のどかと言えば聞こえはいいが、過疎化が進む日本のよくある村である
そんな村の唯一の学校に通うヒロインと主人公たち
2人は幼馴染
今は廃れているがヒロインは昔から村に伝わる巫女の一族だった
今日は、そんな村が1年で唯一活気づく祭りの1週間
ヒロインや学校の仲間達と共に祭りを楽しむ主人公だったが、そこで起こる小さな事件を呼び水にして、遠い過去の謎と因縁が湧き上がる…
果たして主人公たちは謎を解き明かし、『日常』に戻れるのか
※複数ENDあり
@@user-ol8mm4iw6j 誰か作って下しあ(懇願)
神様が寂しいから拐ったのかな
それとも守るため…?
優しいようにも、寂しいようにも聴こえる
優しく吹く風が、頬を撫ぜる。
あの日、貴方が拭ってくれた涙が、零れて溢れて、止まらない。
あの時、この感情を包んでくれたあの手のひらはもうない。
あの暖かさも、今では思い出せないほど記憶の奥底に眠ってしまった。
ああ、貴方の声、いったいどんなだったかしら。
あなたの瞳の色、髪の色、性格、優しさ、なんだって覚えてるのに。
私を褒めてくれた、慰めてくれた、叱ってくれた、私の大好きなあの声は、もう思い出せない。
「人って、最初は声から忘れていくらしいですよ。」
あなたとの思い出を探さないと、あなたの声を思い出せなるくらい、遠い昔のお話。
「今日は、そんな話をしてあげる。」
僕この話のコメを見て、涙出た
ふと思い出す
あれは夢だったのか、現実だったのか
幼い頃、少年と2人。人気のない神社で遊んだ。
遊び疲れ寝てしまいそうになった時、少年は言ったんだ
楽しかった。けど、
次がないように願っているよ
目を覚ますとお母さん達が泣いている
どうやら1週間も行方不明だったらしい
月日が経ち、色んな人と関わっていくと
あの日は夢だったんじゃないか。でも手を繋いで歩いていた気がする。
でも日を追うごとにそれも朧気になってきている
でも1つだけ。
1つだけずっと心にあるんだ
会いたい。
たった4文字。その4文字にどれだけの感情が、想いが篭っているのか
君は知らないでしょう。
薄れゆく記憶の中確かに君はいる
最後に見た君は笑っているようで、泣いているようで、
でもいつかきっと逢いに行くから
待っていて欲しい。
君は誰なんだろう。
でもね。
君になら隠されてもいい気がするんだよ。
みたいな妄想が膨らみましたこの曲最高
一つの鳥居をくぐると懐かしい景色
また一つの鳥居をくぐると自分の思い描く理想の景色…
変わりゆく美しい景色に惑わされず
道を引き返すことができるかできないか…
それが神隠しから脱け出せる唯一の
方法だ。
学生のころ、そんな懐かしい景色を見に行っては、
「わたくしなど、神隠しにあってしまえばよいのです」
そう想っていました。
@@user-iu1ig7gs2x 天才的な続き
人通りの無い路地。今まで何気なく通っていたその道にいきなり鳥居が現れた。その瞬間まで、この鳥居に気付く事が無かったのかと不思議に思ったが、なぜだかその鳥居を見た瞬間、胸の奥から懐かしさが込み上げてきた。
理由は分からないが…私は昔この鳥居をくぐった事がある。そして…あの場所に着いたんだ。
そう思うと私の足はゆっくりと鳥居に向かって動き出していた。一歩…また一歩と鳥居に近づいていく度、日常が砕けていく音がする。胸の奥から湧き上がる懐かしさと早まる鼓動。好奇心に似たその名の知らない感情は私の足を進ませる。
鳥居をくぐったその先は…
「現世の通り道」
BGMという言葉であらわす曲じゃないよな
オリキャラでお話を一つ…
「兄さん…」
大切な弟がこちらを見ている
でも俺は戻れない。
禁忌を犯してしまったから
「帰れ、お前には幸せになる権利が有る。
俺は禁忌を犯したんだ、戻れるはずがない。」
涙をうっすら目に浮かべ
差し出した手を俺の方に向けている弟に優しく声をかける
「兄さん僕はもう昔の僕じゃないんだ。
力も強くなったし、皆も守れる。
けど…そこに兄さんが居ないと意味がないんだ…
僕の守りたい人の中に兄さんも入ってるんだ!!」
…前まで俺の側を離れないでずっと後ろを付いてきた弟は
俺が知らない間にこんなにも立派に育っていたのか…
「帰れってw
…あの人のためにここまでやってしまったんだ。
あの人は俺を許さないだろうし、俺も自分を許さない。
それが俺の人生なんだ。
お前はまだ、幸せになる権利があるんだ!!
あの人の元で幸せになれ!!
陽だまりの中で笑って、好きなことして…
俺に出来ないことをいっっっっぱい、して楽しめ!!」
自分の目に溜まった涙に気付かれないよう
鳥居へ足を向ける
あいつには幸せになって欲しい
そのために手を離した
後もう少しで鳥居を潜るその時
トンッ
背中に衝撃が来た
「…離さない!!
兄さんが消えるなら僕も消える!
何時も一緒に居たのに急に別れ告げないでよ!
僕達兄弟いつまでも一緒、でしょ?」
弟の口から出たのは昔俺がこいつに言った言葉
…もう忘れたと思っていた
けどこいつは覚えて居るとは…
「本当に、良いんだな?
その判断で?」
最後に確認を取る
「いいに決まってるでしょ?
僕は判断を間違えて後悔はしたくないから!!」
弟は綺麗な真珠と黄金の目を光らせ俺に笑う
「じゃぁ行こうか。
俺達の本当の場所へ」
俺達の周りを桜の花弁が舞う
花弁が消えた頃にはもう人間とはかけ離れた姿になり本当の姿となる
「兄さんずっと手を離さないでね」
「何を当り前の事言ってんだよ」
俺達は手を繋ぎ鳥居を潜る
このあの人との美しき思い出のある世界を捨て、俺達は元の世界へと帰った…
【TRUE END 】
【同じ罪を背負う神の兄弟】
この曲聞いてるだけでストーリーが
頭の中で勝手に作られる…
ちなみに私は最後、
山奥進んで行くと崖があって
そこを覗くと綺麗な花畑があり
よく見ると白骨化した遺体が何体か
あるのが見えた…
@@user-lk9jn6lj9s 戦死した方でしょうか...昔の情景がはっきりわかりますね!
私は神様が自分にこの世の真実をそっと耳打ちしてくれている情景を思い描きました!
俺の場合は鳥居の前に一人の狐のお面を着けた少年が立っていて、その少年が自分を見つけるなり走って鳥居をくぐって行ってしまい、自分も追い掛ける様に少年の後を追って鳥居をくぐるとそこには見たことも無い別の世界が広がってる。
所まで想像した
もうすぐ、A様はバリアを破り、私たちをこの地下から解放してくださる。
永く永く誰もいない誰も来ない神社に暮らしていた。
だけど、今日くらいは…
大人になったあの子のために神社を離れてみても良いのかもしれない。
鳥居をくぐると外はすっかり冬を迎えたようで、階段の端に残る雪を見ると童心に帰る様に心が震えた。
一度大きく息を吸い込み白い煙が澄んだ真っ青な空へ列をつくる。
あの子はどこにいるのだろう。今を幸せに生きているのだろうか。
澄んだ空気にカランと下駄の音が鳴り響く
【ノーマルエンド:70年後の君へ】
なんか、こう、綺麗だけど納得したくないエンディングって感じの曲調で好き。何回聴いても懐かしいあの日を思い出す感じ。
和風TRPGのエンディング
夏、誰もいない神社と夕焼けと共に聞きたい。
TRUEEND。決してそれが最善かも分からないけれど、BADではない。しかしHappyでもない。
そんな、普通の幸せを感じます。
好きな人がいなくなってしまった自分にとても染みます。
本当に、素敵な曲。
何故か前世が存在すると信じれるくらい幸せだったときの大昔の日本の風景を感じて目瞑ってたのに凄い涙でた。
フリーとは思えないくらいbgmが良すぎる
こういう曲を聴いてどうしようもなく辛く切なくなる人へ
その原因、日本の美しき原風景への郷愁を満たす方法、お教え致します。
1 まず、和を感じる場所に行きましょう。恐らく最も手軽なのは、お近くの田園です。それを仕切るべく走っている道へと行きましょう。朝方や黄昏時が望ましい筈です。
2 ただ、風景をゆっくりと噛み締めて、そこを歩くだけです。風を感じ虫の音を聞き、五感をフルに用いて下さい。
3 オプションがございます。お手元のスマートフォンでこの曲をかけ、イヤフォンで耳へと繋ぎましょう。そこは最早、古き良き日本の國へと変貌を遂げることでしょう。
いっそ思い切って、和服を着てみるのも素敵です。普段着としての和服は、存外に安価かつ容易に購入できます。貴方自身もまた、古き良き日本の世界の住人となることでしょう。
如何でしたか?騒がしい生活をお送りの貴方が、片時の安らぎを得ることのお手伝いが出来たなら、それは望外の喜びです。和を愛する者が、一人でも増えますように
( *´ω`* )
すごい なんか優しい心の取説みたい
なんだこの優しさ溢れるコメントは…
コメ欄のセラピストだ(T ^ T)
とても素敵
どこまでも続き、終わりのない一本道。歩いても歩いても終着点などない一本道。そんな道に気づいたら迷い込んでいた1人の人間。鳥居には不思議な力を感じ、鳥居を一つ通過するたびに人間は思考した。そんなことを繰り返すうちに終わりがないと錯覚していた一本道に終わりがきた。何故か、人間はやけに清々しい表情して出口に足を運ぶのだった。
そんなストーリーをイメージして聴いています♪
人間は何を思考し、鳥居と鳥居のその隙間、いったいどこに行っていたんでしょうか。
その清々しい表情の真相は神のみぞ知る…
end1 神隠しの真相
@@user-ox1en8wk4z 神の味噌汁…
@@game-yq2rx
人間は何を思考し、鳥居と鳥居のその隙間、いったいどこに行っていたんでしょうか。
「ん…?あれ…?記憶がある!
…ふふっ、あの味噌汁は絶品だったな。」
その清々しい表情の真相は…神の味噌汁…
end0 鳥居食堂
@@user-ox1en8wk4z www
「本当に行っちゃうの?」
ナツは目から涙を零しながら俺に問いかけた。
「あぁ、みんなも心配してるからな。」
本当はここに残りたい。ナツともっと一緒にいたい。そんな感情が俺の体を引き戻そうとしてくる。
「私、やっぱり君と別れたくないよ!」
やめてくれ、そんなこと言われたら戻りたくなくなる。だけど、
「それでも、行かなきゃ。俺たちは変わらなきゃいけないから。」
止まない雨がないように、出口のないトンネルがないように、
「終わらない夏はないから。」
俺のその言葉に、ナツは掴んでいた手をそっと開いた。
儚く、切ない感情が二人を包んだ。
「夏は秋にならなきゃ、だもんね?」
涙を拭いながらナツは微笑んだ。
その表情を見た俺は安心と共に意識が薄れていくのを感じた。
あぁ終わる。夏が、この物語が。
「ねぇ、最後に聞かせて。あの時言おうとしたこと。」
ナツはいつもの太陽のような声で問いかけた。
俺はフッとナツの顔を見上げて、
「あぁ、そうだな」
これで終わるんだ。出会いが生んだ奇跡の物語。多くの思い出が鮮明に蘇る。
そして俺は言った。
「 」
全てを終わらせる、あの言葉を...
気がつくと俺はあの場所にいた。
ナツと出会ったあの場所に。
全てが始まった場所に。
ナツの最後の眩しい笑顔が、瞼を閉じても見えてくる。
夏の蒸し暑さはとっくになく、秋の虚しい涼しさ、儚さを運ぶ風が俺の服を揺らす。
「もう夏も終わりだなぁ。」
俺はそう呟いて、日常に帰って行った。
TRUE END
「ナツの終わり」
鳥肌えぐい
最高かよ
うわあああすごい、、鳥肌、、
もしわたしが夏だったなら
それが永遠に交わることのない
春と秋を繫ぎ留めるように
君の心を繫ぎ留めることができただろうか
あぁ...なんか凄いしっくりくる...
らせんの宿のあの子の絵柄で誰か製作してくれたら嬉しいな...なんて。
たくさん聴きたいのにあまりにも綺麗で胸が苦しくなって再生に勇気がいる…
なんだろうなこの、全員が助かったわけではない感…
元の世界に戻る前のクライマックスで最初からずっと一緒にいた妖が自分を庇って犠牲になるシーンが頭に浮かぶ…
「ごめん、僕には君をここに閉じ込めて守る術しか持っていなかったんだ」
彼が再び顔を上げるといつの間にか狐の面は外れていた
ずっと見たいとせがんでいた顔は意外とあっけなく見ることができた
「…今から君には二つの選択肢が与えられる。この山を離れて再び現代に戻るか、こっちはあまりお勧めしないけど……僕と一緒にこの山に残ることもできる」
神隠しは終わりだ、と彼は優しく微笑んだ
「………私は、」
ゆっくりと決意を胸に口を開いた
良いですね
お結びっぽくて好き…!
最後なんて言うのか想像に任せるスタイルすき
お前も現代に来い...俺はお前と一緒が良いんだ...!一緒じゃなきゃ嫌なんだ!
いつまでも俺の横で笑っていて欲しいんだ!
と言う第三の選択肢が欲しいと思うのは俺だけだろうか
@@user-qs4kb9jq4z
狐人を現代に連れていくシーンを描こうと思ってたら既に書かれていた件について
0:00 元の現実パート
0:35 神隠し後の異世界パート
って感じかな
0:51 で異世界と現実が混濁して、1:08 でハッと現実世界に引き戻されるようなイメージ。
好きすぎる…
現実世界に戻った時には異世界に居た時の記憶がぼんやりとしてて
何かのきっかけ毎に鈴の音と共に断片的に思い出すんですね分かります
@@Fuuka_salmon_run981 なんとかその驚きに打ち勝てました
@@user-mg9yh6jf4s ウッココロガ…
なるほど。あなた天才なんですね分かります
一年前のコメントですが…
0:18くらいから手拍子、チリンとした鈴の音から神隠しされかけで、異世界に誘われる直前、或いは途中の感じがしますね。
「きっとまた会える」って感じがする
やっぱり和風の曲は心に落ち着く
日本人だからかな
とりあえずCD出して欲しい…お金払って手元に残したいくらい好きが詰まってる
10℃も大好き。てかまだ2曲しか聞いてない。それでもCD買いたい。そのくらい好き
そもそも曲名にエモいが詰まってる…こんな題名だったらホラー小説でもファンタジー漫画でもイラスト集でも手でちゃうよ
何でしょうね。この安心感は。それが良いのでしょうね。
野良猫は宇宙をめざしたもいいですよ
@@user-dx8jn7ri3b 聞きました…!!どこか懐かしいような曲調でぽかぽかしました!題名もしっかりエモです!ありがとうございます
@@Kitcats_28 全てが終わる夜に
という曲の始まりの部分がめっちゃエモいんですよ。他の部分ももちろんいいけど
映画のエンドロールこれだったら無条件に泣く自信ある
どんな小説読んでもどんな話聞いてもどんな映画見ても神隠しの真相で感傷に浸る
key作品とかみたいな泣きゲーの佳境あたりで流れてるとすごく心にくるBGM
何故か懐かしくて切なくて
子供の頃の
夏の終わりのように
お祭りの後のように
最後の花火のように
胸が締めつけられる…
分かる…
まじで共感しかない
それや
ああああ例えが的確すぎる
こんな落ち着いた曲聴きながらコメ欄の短編小説読めるとか良すぎる
それな
それな
それな
それな
それな
主人公が何か大切なことを忘れてしまって、
解決しきれない真相を持ち続けている神社
ってなんか想像したけど曲が天才すぎてぼける、
ちょっとあなたは小説家になったほうがいいじゃないですか?あなたの物語?がなんか本当にありそうな小説みたいで気に入りました!❤
──視界が真っ白になったと思ったらあの時の鳥居に来ていた。蝉時雨。雨は嫌いだけど、ひぐらしと木漏れ日が包むこの時は好きだと思った。
「何だったんだ...。」
さっき迄のあの場所が嘘だったように思う。暗かった様な、恐ろしかった様な。......悲しかった様な。良く思い出せない。
「とにかく家に帰ろう。」
立ち上がっても、何となく力が入らない気がしていた。ふわふわとして、何かがすっぽり無くなってしまった様な。来た時は夕暮時だったけど、昼間になっている。1日も間があったのだろうか。どうやって入ったのか分からないこの場所、何となく帰り道がわかる。鮮やかな赤い彼岸花と、錆びた赤い鳥居に囲まれながら、正体の掴めぬ焦燥感に手を引かれて、早足で帰路を目指す。
─ チリン。
何処かで鈴の音がなった。初めて聞いた筈が、どこかで聞き覚えがあった。
TURE END 「生還 静観」
──────気付けば、貴方は元の鳥居の前に立っていました。
狐面の彼から貰った紅葉の髪飾りを、確かに手に握り締めて。
光に包まれる瞬間、彼が言っていた言葉を貴方は思い出します。
「まだ、こっちには来ちゃ駄目だよ。
─────姉ちゃん」
嗚呼、嗚呼、何故忘れていたのでしょう。
小学生の頃、確かに大切な弟がいたのに。
その子は病気がちで、いつも寝たきりでした。
けれど、貴方はいつも遊びに行ってました。
闘病により体調が優れないその子を、少しでも元気づけようと。
髪飾りは、かつて一緒に折り紙で作った拙いモノと全く同じだったのです。
「───ぅあ」
どうして、忘れていたのでしょう。
「ぁ"」
あの時、確かに小指を絡めて約束したというのに。
「ゔ」
死ぬ間際まで、明るい笑顔を浮かべていたあの子の事を。
「──────────」
貴方は、髪飾りを握り締めて泣きました。
子供のように、わんわん泣きました。
貰った髪飾りは、まるで人肌に触れたように暖かいです。
もしかしたら、ドジばかりしている貴方を心配して化けて出てきたのかもしれません。
彼が確かに焦がれていた、大人の姿を取って。
「……ありがとう、□□□」
─────どこかで、子供の笑い声が響いた気がしました。
True End【神隠しの真相】
駆け抜けた毎日 追いつけない夏が来て
夏が終わって 手を振って別れる
「来年もきっと遊ぼうね」 叫ぶ一瞬に
笑顔に涙浮かべていた
こういう音楽聴くと怒りや悲しみとか濁った色じゃない無色の涙が出てくるのわかる?
人の心しかないんか?
スタート画面で流れて、かつエンドロールでも流れる曲って感じ。好き。
ハッピーエンドというよりはもう二度と会えない人との別れの曲のような寂しい雰囲気を感じる………聞くだけでなんとなく涙が出そうになるいい曲だ……
BGM巡りしてたら行き着いた神曲。
なんかあそびごころさんの脱出ゲーム感ある。てか使われてた?
なんか神社で行動してたヒロインが実は霊で最後に「ありがとう」とか笑顔で言われながらフワーって光に包まれて現実に戻されて現実に戻れた嬉しさとヒロインの子が居なくなった悲しさでなんとも言えなくなってエンドを迎えた時の気分。
あぁ…いい曲や……また脱出ゲームやりたくなってきた
どうしようもなくて、けど諦めたわけじゃなくて。「それ」を受け入れた後の悲しげな、でも決してマイナスの感情じゃない、複雑な気持ちから出る笑みを浮かべてる
みたい。
近所のお寿司屋さんの店内BGMで何故か定期的にこの曲が流れるので、その度にすごく穏やかな気持ちで杯を傾けています
こういう曲聴くと何処か懐かしい感じがして、郷愁で胸がキュッってなる
なんか、わかる。
そして、同じ時間帯に同じ曲聴いてたことに謎の親近感湧いてるww
わかりみのかまたり
ノスタルジックな感じだね
@@user-sy6gl9ps9c ぴよたそ って調べると出てきますよ!
わかりみが深海少女
ハッピーエンドとベターエンドを足し合わせたトゥルーエンド感がよき。
明るすぎず悲しすぎず、寂しさもあるけどこれから生きていく上で暗さは感じさせない、そんな素敵な曲ですね。
何よりもやばいのはこんなにクオリティーの高い曲を無料で提供してくれるしゃろうさん。
うちの子達のノベルゲーム作ったときに、この曲をリビングのBGMにしてたこと思い出した。結局完成することはなかったんだけど、あの子達はいつまでも私の中で生き続けるんだなって…
久々に絵でも描こうかな。
曲聴きながらコメ欄の皆さんのお話読むの最高すぎ
わかる
同じく
すごくわかります!
同じことしてた
曲とマッチングしすぎてやばいですよね
多くの鳥居が立ち並ぶ神社に住み着く一人の少女。退屈を紛らすために同年代の少年を神隠しにしてしまう。少年は意識に霧がかかったように少女とひたすら遊んでいる。ある日少年のことが好きな少女が神社にやってくる。「神様どうか男の子を返してください」その言葉を聞いた神社の少女に、恋という感情が芽生え始める。何故私はこの少年を選んだのか。度々やって来てはいじめの悩み事を呟いていた事に同情したから?誰もいやしないのに語りかけるようにつまらない話をして笑う少年の笑顔に引かれたから?いくら考えても分からない。これが恋なのだろうか。ただ1つ分かるのはやってきた少女もこの少年に恋という感情を抱いてるということ。意識を薄れさせて引き止め続ける私には叶わないほどの恋という感情。少女は少年を返してやることにした。少年は神社の存在すらも忘れ以前から受けていたいじめも何故か無くなり平穏な毎日を過ごす。ただふと思うことがある。時より脳裏によぎる悲しく笑う少女は一体誰なのだろうかと。
良いですねえ
少年お前ハーレムじゃねえかよ爆ぜろ
アペンドdisc
失くした記憶
再会
別離
@@user-be4go5gm8rルサンチマン乙
「どうしようもない残酷な現実も後悔ももう後戻りできないという感情も、懐かしさも愛おしさも全部受け止めて、自分の信じる方向に決意して前に踏み出す時」と「全て終わって本当によかったのか一抹の不安と寂しさを感じるけど、もうすでに記憶は朧げで、得体の知れない安心と暖かさに包まれて日常に戻る時」に流したい大好き
フリーbgmってフリーゲームによく使われたりするからこういうの聴くと自分もフリーゲーム作ってみたくなる 数年後とかに作れてたらいいなあ
「バイバイ…」って切ない感じだけじゃなくて「もう来ちゃダメだよ」って鳥居の上で狐のお面を被った男の子が笑ってるような、神様のいたずらのような感じもする気がする(語彙力)
「ああ、やっと笑ってくれた」
霧が晴れて、そこには見覚えのある鳥居
「僕はもう大丈夫だよ」
優しい言葉が響いて
「君が笑ってくれるなら、大丈夫」
涙がこぼれ落ちた時には、全てが終わっていた。
もうあの少年に会うことは無いのだろうと、何故か分かった。
さよなら、鳥居の向こうに呟いてから、踵を返して歩き出す。
ーーー1年後…
あれから私は変わった。
仕事も、恋人・家族・友達との関係も、趣味も、前向きに進められるようになった。
狐の仮面の少年に手を引かれて、霧に覆われた森を彷徨い歩いた時間は夢か幻だったのでは無いかと思う時もあった。
けれど、勇気を持って一歩踏み出せば、今を変えることが出来る、そう思えたのは、あの出会いがあったからだ。
そして何より、笑顔でいることを忘れないようにしている。
あの森で、私は少年を救いたかったのに、救ったようで、いつのまにか私が救われていた。
私の笑顔を望んでくれた少年がいたから。
いつか、どこかで会えたなら、
いつか、ーーーーーーーーーーーーー
True end『神隠しの真相』
ケータイ小説脳が出ちゃうよね
@@user-dm1nl8ee2d
それな!これ聴いてると無性~に神隠し物のセリフ描きたくなっちゃうのよ。致し方ない
……ちょっと忘れたくなるような
とても思い出したくなるような
赤とも青ともとれない花が咲くような
花畑が一瞬で枯れるような
澄み切った空のような
汚れた地面のような
初めましてのような
また会えたかのような
儚いような
永遠のような
号泣するような
微笑むような
光であり影であり
善であり悪であり
私であり貴方であり
世界であり一人であるような
そんな曲ですね。
深いなぁ、、、
めっちゃ好き
残らなかった切ない記憶の感じがすごい、
曲関係ねぇけど、たまにある、忘れられて、ボロボロになって廃れかけた小さな神社とかお社、神社の横のボロボロになった小さなお社がいくつも置いてあるところとかを見つけて、探して、お参りすることが好き
万人から忘れられ、昔のような沢山の信仰を甦らせることはできないけど、そこにそれが在るなら、一人でいいから覚えていたい
隠された神を探し見つける事、それが神隠しの真相を見つける事だったんですね。
「また・・・会えるよね?」
「君が望むなら、いつだって。」
二人の間に優しげな風が吹いていきます。
頬をすべるような風の感触に、あなたはくすぐったそうに目を細めました。
「さぁ、そろそろ時間だよ。僕はいつでも君の傍にいるさ。 それを忘れないで。 」
遠くの方で鈴の音が聞こえます。それと共に風の音も大きくなっていきます。
次の瞬間、ざぁっと風が舞い上がり、あなたは目を瞑りました。
次に目をあけると、あなたは鳥居の前に戻ってきていました。
そう、全てが始まった、あの、鳥居へ。
もうあの少年の姿はありません。
あなたは一度ゆっくりと瞬きをして、鳥居に背をくるりと向け、歩き出しました。
ありがとう。
あの少年の柔らかい声が、聞こえたような気がしました。
TRUE END 「神隠しの真相」
久しぶりの地元、せっかくだから昔よく遊んだ神社に寄った。街にはいろいろと店が増えていたけど、ここは変わっていないみたいで安心する。
歩きながら子どもの頃を思い出す。虫取り、缶けり、鬼ごっこ…そういえば、隠れんぼもよくやったような。懐かしいな。確か、絶対に見つからない秘密の隠れ場所があったんだ。おかげで隠れんぼで負けたことはなかった。どこだったか、もっと奥かもしれない。そう思って目を遠くへ向ける。
その時、鳥居の奥から風が吹いた気がした。
首に冷や汗が流れる。
何かを思い出しそうな気がする。
▶︎奥へ進む
戻る
今の私に記憶がないだけで、どこかで明かされるはずだった、確かにあった何かがあるのかもしれない。
って聴きながら考えると楽しい。
やっとたどり着いた安息の地。開放感にその身を委ね、貴方は遂に成し遂げたのでした。
トゥルーエンド「トイレ間に合った」
ふざけたフリーゲームとかにありそうで結構好きですww
トイレエンドだねwwww
こういう音楽作れる方ってすごいよなぁ…
音ってたかが空気の振動なのにそれを使ってここまで人の心を動かすものを作ることができるなんて…
尊敬しかないです。
その褒め方はなんちげ。んなこと言ったら綺麗な景色もただの光の情報に過ぎんし、思考もただの電気信号に過ぎんぞ
@@aiueo700-IwamaYoshikazu
なんちげって何
@@kawahonoなんか違ぇじゃないすか?
音楽は世界共通の言語って言われるからね
上のやつは音の起源の話してたらどうにもならんぞって言いたいんでしょ
まあしゃろうさんの曲は作曲ができる状態の上での名曲だからね
幻想郷に行きたいとずっと思ってたから
これを聞くと悲しい気持ちになってしまう
「はあ。色々あったよなぁ。この4年間」
地球から異世界に送還された俺は、魔王を倒した帰り道に独り言のような台詞を呟いた。
「そっか。もう4年前になるのか。俺たちが出会ったのは。そう考えると、感慨深いものがあるなあ」
横を歩くカイが、笑みを浮かべながら呟き返す。
後ろを歩くユウカ、マヤもそれを肯定するように頷いている。
俺たち4人は、4年前に、それぞれ違う世界から、この場所へと送還された。
そして、そこで俺たちを招集した存在--自分で自分のことを神と言っていた--に魔王討伐を依頼され、4年の歳月をかけてそれを達成した、という次第だ。
「あっという間だったな、、、」
俺の寂しさを孕んだ声は風にさらわれ、仲間の元へ届くことは叶わなかった。
その筈なのに。全員がこの先に待つ結末を予期して、口数を減らしていた。
「ねえ、やっぱり私達ってさ、、、」
「、、、ああ」
多くは語らず、しかし確信をついた質問を、ユウカがカイに問いかける。
カイが答えると同時に、別の存在の声が辺りに響いた。
「みなさん!お疲れ様でした!」
「お前は、、、神?」
4年前、俺たちを此処へ召集した張本人かつ、俺たちの行く末を決めるキーパーソン。
「なあ、やっぱ帰らなきゃいけないのか?」
「そうだね。労いの言葉はかけてあげたいけど、もうすぐ君たちは元居た世界に戻るようになってる」
やっぱりか、という感想しか出てこなかった。
こうして悲しみを抱けるほどに、俺はこいつらと絆を深めていたんだな。
「ははっ。やだな〜。別れたくないなぁ」
後ろでずっと静かにしていたマヤが頬に涙を伝わせながら、叶わぬ願いを口にする。
「何泣いてんだよマヤ。そん、、、っなに俺、らが恋しいか、、、?」
カイが泣き出したマヤをいじるも、彼の目も同様に潤んでいる。ユウカも目を拭い、その様を見守っている。
ぽたり、と地面に自分の顎から水滴が垂れる。
ああ、そうか。俺も泣いてんだな。こいつらの前ではカッコつけていたかったのにな。
全員でくしゃくしゃになった顔を見合わせて、破顔する。心からの笑いを、俺らは共有した。
「ねえ、みんな。これ、、、」
ユウカが自分のポケットから何かを取り出して、俺らに渡す。
それは、魔王討伐の道中で撮影した、一枚の写真だった。俺はそれを受け取ると、少し眺めて、ポケットにしまう。
「ありがとう。みんな。本当に楽しかった。もう会えなくても、お前らのことは絶対忘れない。絶対に」
そう言って、強がりの笑顔を見せる。ちゃんと笑えているだろうか。
「俺だって!」
「私だって!」
「私も!忘れないから!」
そんな感動のシーンに声が投げかけられる。
「君たち、そろそろ時間だよ」
神様の声と共に、俺らの足元に魔法陣が描かれる。幾多もの光の粒子が舞い、俺らは半透明になって、いよいよ本当の最後の時を迎える。
「じゃあな!みんな!」
俺の叫びは届いただろうか。いや、届いていなくてもいい。きっと、思いは伝わっている。
気づいた時には、見慣れた神社の敷地内で倒れていた。4年前に最後に訪れていた場所で、再び俺は目を覚ましたのだ。
ああ、帰ってきたんだな、と感じた。試しに異世界で覚えた魔法を唱えるも、当然発動はしなかった。
「帰るか」
呟いた後で、俺はポケットに手を入れて、それを取り出した。
それを一頻り眺めると、伸びをして、俺は前を向いた。
「帰ろ!」
静寂を崩すように叫んで、夕日と雲が作りだす幻想的な空を背に、俺は走り出した。
--これは、4人しか知らない、神隠しの真相。
大体の人がちょっとしたホラーとか狐の仮面の少女とかの話を書いている中、この曲から異世界転生物の話を連想して上手く物語に出来るのが純粋に凄いし素敵だ……
自分の身近で大切な誰かしらが、ある時自分の前から突然いなくなって、複雑でモヤモヤしていたけど、色々探っていくうちに、それは本当は自分のためだったんだ。自分のことを想ってくれるからこそ、何も告げずに、あの日あの人はいなくなったんだ。
って気づいた瞬間に流れるBGMや。
なにこれ。
やさしい神様に出会えそうな曲
一人一人この曲に対して思い浮かべるストーリーが違うからコメ欄見てておもろい