【密着】熱中症から命を守る──119番の“最前線” 室内から「助けて…」緊迫の場面も “災害級の暑さ”でひっ迫『every.気になる』

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  • čas přidán 9. 09. 2024
  • “災害級の暑さ”が続く東京で、熱中症の増加が救急現場をひっ迫させています。東京消防庁の総合指令室では、熱中症を訴える119番通報が続々と入電。新宿などを拠点とする救急隊は、患者の手当てや搬送に追われています。命をつなぐ最前線に密着しました。
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    ■24時間鳴りやまない119番通報
    密着したのは、東京消防庁の総合指令室。「消防庁、火事ですか? 救急車ですか?」。指令員たちが、24時間鳴りやまない119番通報に対応しています。
    「夫なんですけど、腹痛…急激な腹痛で」という切迫した電話を受けたり、「救急車到着までの間、みなさんで協力して心臓マッサージを続けてください」と呼びかけたり。命を守る仕事は日夜続きます。中でもいま急増しているのが、熱中症を訴える通報です。
    通報者
    「おばあちゃんがすごく体調悪くて、熱中症かもしれなくて」
    指令員
    「急病人! 小学生が熱中症のもよう。倒れているもの」
    出動要請が増えることで、救急の現場はひっ迫していました。
    ■「母がエレベーターで倒れて…」
    「熱中症ということで“ろれつ”が回らない。12歳の女の子になりまして」。こんな通報が入ると、指令員は「はい、わかりました。救急車向かいます」と応じました。
    猛暑が続く東京。7月中旬、救急車などを出動させる指令室では、熱中症の通報が相次いでいました。
    通報者
    「母が自宅のエレベーターの中で熱中症がひどくなり、2回ぐらい倒れてしまって。意識はある状態なんですけども、立ち上がることができない」
    指令員
    「今はお部屋の中にいるんですか? それとも、いまもまだエレベーターの中にいるんですか?」
    通報者
    「いったんエレベーターから廊下の方に出たという感じです」
    ■過去3年、7月は熱中症の搬送が最多
    2021年~23年の東京消防庁管内では、熱中症の救急搬送が最も多いのが7月です。さらに今年は、“災害級の暑さ”に例年より早く見舞われています。
    熱中症の増加は救急車のひっ迫につながり、現場への到着に時間がかかる現状もあります。
    「到着何分ぐらいですか?」と尋ねられ、指令員が「お待ちください…。いまですね、救急車の要請非常に多くなってまして、10分~15分ぐらい待つことになります」と答えます。
    「救急の要請多くなってまして、到着、お時間いただくかもしれませんので…」と伝えることもありました。
    ■新宿など拠点の「救急機動部隊」に密着
    1日に3000件超えの通報がある指令室から出動要請を受ける1つが、新宿などを拠点とする「救急機動部隊」です。助けを求める声に1秒でも早くと、現場へ向かいます。
    東京都心の最高気温が36.6℃だった7月22日。密着中に入った要請は、高齢の女性が熱中症の疑いで路上に倒れたというものでした。すぐに現場へと急行します。
    取材班が10分後に到着すると、女性がストレッチャーに乗せられていました。救急隊が「救急車の中入りますから」と声をかけます。89歳の女性はスーパーから帰る途中、突然路上で倒れたといいます。
    ■女性と救急隊、救急車内でのやり取り
    女性
    「いま何時何分?」
    救急隊
    「いまはですね、(午後)1時45分」
    意識はあるようです。駆けつけた娘(60代)も救急車に乗り込みました。
    救急隊
    「前に転んだ?」
    女性
    「うつぶせで」
    救急隊
    「頭は打ってらっしゃらない?」
    女性
    「頭は打ってない」
    救急隊
    「熱中症かもしれないですね。汗いっぱいかいて」
    ■女性の娘は「涙でそう」と感謝
    転んでケガをした手首などの処置をしつつ、救急隊は「ちょっと冷やしましょうか、体をね。脇の下とかに冷たい感じありますかね」と言うと、女性は「はい」と答えました。
    救急隊
    「自分で起き上がれなくなった?」
    女性
    「暑くてね」
    救急隊
    「良かったですね。近くの方が通りかかって助けてくれて」
    そして、救急車は近くの病院へ向かいました。救急隊が「もうすぐ病院ですからね」と声をかけます。その後、熱中症と診断された女性。点滴を受け、ケガがあったことなどから入院したといいます。
    女性の娘は「(母は)落ち着いて、意気消沈していますけど、(隊員が)絶対に不安にならないように落ち着いて接してくれるので、涙でそうでした」と感謝していました。
    ■1日以上家の中で倒れていた93歳
    この日は東京消防庁管内で142人(速報値)が熱中症で搬送されました。緊迫の場面もあり、家の中から「助けて」という声が聞こえたということで、救急隊が現場に向かいました。
    宅配スタッフが「助けて」という声を聞いたのは、93歳の女性が1人で暮らす家でした。救急機動部隊の小暮拓也消防士長は「エアコンは作動しておりませんでした。なので室内が高温環境下でした」と明かします。
    熱中症の症状で1日以上、家の中で倒れていたというのです。
    「大丈夫ですからね。病院行きましょう」と、救急隊が女性を運び出します。女性は受け答えはできるものの、脱水症状などがあり、入院したということです。
    ■異例の暑さ…人員と救急車の増強で対応
    8月上旬まで、10年に1度レベルの暑さが予想されています。
    東京消防庁警防部総合指令室の寺山勇樹消防司令補
    「(指令室の)人員を増強して対応したり、救急車の方も増強して対応しております」
    (2024年7月26日放送「news every.」より)
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    #熱中症 #119番通報 #東京消防庁 #日テレ #newsevery #ニュース

Komentáře • 8

  • @mayday1811
    @mayday1811 Před měsícem +15

    老人達はいくら言っても冷房つけてくれないんですよね。。。

  • @user-ji6mb6fb1y
    @user-ji6mb6fb1y Před měsícem +14

    我々も不要不急の電話を控え、本当に🚑️を必要としてる人に、廻さなければと思う。

  • @user-po5hh8cp1l
    @user-po5hh8cp1l Před měsícem +3

    暑さが異常過ぎる。外出禁止命令を出して欲しい。

  • @ttu4661
    @ttu4661 Před měsícem +2

    老人はマジでクーラー使いたがらないの、アレなに?

  • @user-xz5jg9wk5q
    @user-xz5jg9wk5q Před 21 hodinou

    熱中症になったら自分で調整することができるのだから救急車、病院など必要ないです。

  • @user-ji3vj2tk7n
    @user-ji3vj2tk7n Před měsícem +1

    塩分取らないとね

  • @user-cl1mo3bj5z
    @user-cl1mo3bj5z Před měsícem

    職場であの人熱中症だったと言われて怒られてハラスメントされたら
    誰か熱中症でも報告しなくなるよ

  • @kitiku_robot
    @kitiku_robot Před měsícem +9

    俺なら助けない。
    前科持ちになりたくないからね。
    マンさんの見殺しはなんの罪にも問われない。