Bravo pour le clownan ブラボー・クラウン 越路吹雪

1968年、11日間に伸びたリサイタルで創唱。
以後、ロングリサイタル で何度もとりあげられた。
翌1969年（昭和44）からは空前絶後の約1ヶ月におよぶロングリサイタルとなった。
最もチケットの入手が困難なライブ・ステージのひとつともいわれ、ダフ屋まで出た。
作詞は岩谷時子、音楽構成は越路の夫である内藤法美が務め、舞台装置は金森馨、照明は吉井澄雄、また演奏にはジョージ川口らが加わり、最高のスタッフ陣がロングリサイタルを支えた。
越路の歌唱は年々進化・深化していったが、その最大の功績者の一人はロングリサイタルの演出家であった浅利慶太と言って過言ではない。
この曲の完成度はまさにそのリサイタルがなければ実現しなかったでしょう。