元航空幕僚長の田母神氏が都知事選への出馬を表明/Tamogami announces his candidacy for Tokyo gubernatorial election.

元航空幕僚長の田母神俊雄さん（75）が会見を開き、7月に行われる東京都知事選への立候補を正式に表明しました。
元航空幕僚長の田母神さんは退官後の2014年に立候補した都知事選では61万票余りを獲得しましたが落選しました。5月31日に行われた出馬会見では今回の立候補の理由について「自民党が独自候補の擁立を見送ったことなどで、保守系の候補者が不足しているため」だと話しました。また公約として、都知事の立場から外交や教育に関わることで「国家の自立」を目指すことを掲げました。田母神さんは会見で「普通の保守系の都民がこれでは投票する人がいなくなるのではないか、という思いで、よし私が出てやろうと（思った）。（都知事は）外国の要人と話をする機会も多い。その場でいろいろ行動することができるのでは」と話しました。また、その他の公約として、予備消防団の設立などによる「災害に強い街づくり」や、大麻の栽培を都知事の権限で承認するなどといった政策も示しました。現時点では政党に支援の働きかけはしておらず、無所属での出馬を検討しているということです。
＜6月20日告示　立候補の状況は？＞
6月20日に告示され7月7日に投開票が行われる予定の都知事選を巡っては、これまでに25人以上が出馬を表明しています。現在2期目となる小池知事は態度を明らかにしていません。