スラムに希望のともしびを求めた40年 プラティープ・ウンソンタム・秦先生 講演会

Sdílet
Vložit
  • čas přidán 13. 12. 2022
  • シャンティ国際ボランティア会は、2022年12月10日の設立記念日に、44年にわたってタイでスラムの子どもたちの教育支援をしてきたプラティープ・ウンソンタム・秦先生をお招きしたオンラインイベントを開催しました。
    プラティープ先生は、1952年にタイ最大のスラム、クロントイに生まれ、6歳の頃から路上で物売りとして働き始めました。「教育こそが生活を大きく変える原動力」と確信し、スラムで、親が働きに出ている間に子どもたちを預かって文字の読み書きなどを教え始めました。文房具などの費用として、親に1バーツを出してもらったため、住民たちは「1日1バーツ学校」と呼ぶようになりました。
    こうした活動が評価され、プラティープ先生は1978年にアジアで社会貢献などで傑出した功績を果たした人に贈られるマグサイサイ賞(社会福祉部門)を受賞し、ドゥアン・プラティープ財団を設立。スラムの子どもたちの教育支援に取り組んでいます。ドゥアン・プラティープは、「希望のともしび」を意味します。
    シャンティが、1984年以降タイ・バンコクのスラムで、人形劇などを通した移動図書館活動を始めるきっかけをつくったのが、プラティープ先生です。
    講演会では、タイのスラムでの活動で得た経験や、多様化する今日のタイ社会が直面する課題を共有いただくとともに、NGOが果たすべき役割についてお話いただました。シャンティ常務理事でありプラティープ先生のパートナーでもある秦辰也氏(近畿大学教授)が通訳を行いました。
    【イベント概要】
    第1部 講演会「タイ格差社会の今とNGOの役割について」
    登壇者 プラティープ・ウンソンタム・秦 氏
    通訳 秦 辰也 氏
    第2部 トークセッション
    登壇者 プラティープ・ウンソンタム・秦 氏
    秦 辰也氏(登壇者兼通訳)
    山本 英里

Komentáře •