【宮城野の萩茂りあひて】♪♪♪

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  • čas přidán 20. 08. 2024
  • 秋の代表的な花と言えば、やはり「萩」でしょう。
    「萩」の字は "草(草かんむり)"に "秋" と書きます。
    まさに秋の花です。
                       
    宮城野萩はマメ科の植物の一つで、宮城県の県花です。
    花言葉は「柔軟な精神」と言われています。
    宮城野に萩が生えている風景から、歌枕として、
    多くの詩人・文人に詠まれています。
    ○宮城野の萩茂りあひて、秋の景色思ひやらるる  
     松尾芭蕉
    ○白露を こぼさぬ萩の うねりかな    
     松尾芭蕉
    ○宮城野の露吹きむすぶ風の音に、小萩がもとを
     思ひこそやれ               
     源氏物語 桐壷
    ○宮城野の元あらの小萩、露重み風を待つごと
     君をこそ待て               
     古今集
    ○秋風は 涼しくなりぬ 馬並(な)めて 、
     いざ野に行かな  萩の花見に                 万葉集
    ○わけている 庭しもやがて 野辺なれば 、
     萩の盛りを  わがものに見る             
     西行法師
    ○宮城野の萩食ひさかる軍馬かな   
      高浜虚子

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