朗読 「学問のすすめ」 前半01編~10編 (約3時間)
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- čas přidán 7. 12. 2022
- 福沢諭吉著 「学問のすすめ」前半第1篇から第10編までの朗読です。約3時間になります。
中学校の歴史にも登場する学問のすすめですが、「人間の平等主義を分かりやすい表現で説いた福沢諭吉の「学問のすゝめ」」(※東書新しい社会 歴史 平成28年)という風に「天は人の上に云々」の1フレーズだけが教えられて、人権平等を説いた書としてのみ知られ、受験生も「学問のすゝめ=福沢諭吉=人権平等」と丸暗記しておしまいです。
本当に人権平等を説きたくて福沢はこの書を書いたのか?それならなぜ題名が「平等のすゝめ」でなく「学問のすゝめ」なのか、それはこの本全体を読めばわかる話です。
人権平等の例に出すのも良い。中学生に暗記させるのもよい。ですが少なくとも授業にあたる側の人間がそれでは困ると思います。せめて中学の歴史の先生には学問のすゝめ(に限らないのですが)歴史の教科書に出てくる書物は現代語訳にせよ一読しておく必要があると思うのですが・・・
朗読に関して、
福沢のシニカルな冗談半分の語り口を再現したいと思ってはじめたのですが・・・なかなかそのようには読めませんでした。文体に流されて文語調になってしまって。他日時間と意欲があれば、再度挑戦したいものです。
目次
初書 ( 00:00~)端書
2編 ( 19:30~)人は同等なること
3編 ( 36:55~)国は同等なること
一身独立して一国独立すること
4編 ( 53:25~)学者の職分を論ず
5編 (1:16:50~)明治7年1月1日の詞
6篇 (1:33:40~)国法の尊きを論ず
7編 (1:52:50~)国民の職分を論ず
8編 (2:14:20~)わが心をもって他人の身を制すべからず
9編 (2:34:50~)学問の旨を二様に記して
中津の旧友に贈る文
10篇 (2:51:30)前編のつづき、中津の旧友に贈る - Zábava
ありがとうございます。
こちらこそ、聞いていただいてありがとうございます。
大学一年生です。
古本屋で「学問のすゝめ」を買ったはいいものの、読めない文字が多く朗読を聴きながら目で文字を追いました。
優しく、熱量のある朗読を聴くと、まるで当時にタイムスリップしたような感じがして楽しく読むことができました。十編の最後では「自分の身分や職に関係なく文学に励むべきだ」という言葉があり、時代を超えて自分に語りかけている様な気分になりました。
まだ内容を全て理解することはできませんでしたが、とても意味のある時間だったと思います。
素敵な動画ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
中学校の歴史教科書に「福沢諭吉は学問のすゝめを書いて人間の平等を訴えた」と書いてあるのが、どうしても受け入れられず・・・とにかく丸暗記でなく現物を読んでみろと思ってUPしました。
あちこち読み間違いやつっかえるところがありますが、それでも聞いていただける方がいらっしゃって光栄です。
現代訳ではなく、当時の言葉遣いの朗読は漢字の読み方を通し勉強になりますしこの時代の言葉遣い会話がこんな語調だったのだろうと何か嬉しい発見でした。
コメント本当にうれしいです。
僕は今66歳なんですが、Jacob Nikiさんはもっとお若いのでしょうか・・・
文語文というのは朗読していて楽しいものです。説くに「演説のすすめ」を書いている福沢らしい
読みやすい文語文ですね。
こんにちは、返信をありがとう御座います、そうですか、私の方が二つ年長ですよ、私は若い世代に勉強不足と思い引退後に日本の書物を読むようになりました、私たちの世代は英語は必須と日本の書物は余り読まなかったので現在よく読むようになったのですが、片目を悪くし本が読みにくくなりました、こうして耳で読みたい本が聴け学べる事は有り難い事です、感謝いたします。
ありがとうございます!
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