尾高尚忠: フルート協奏曲イ長調Op.30b／Hisatada Otaka: Flute Concerto A-Major Op.30b Fl. 羽鳥美紗紀 Pf. 渋川ナタリ (デュオ・フェアデ)

[@marcelproust57]

2021年は早いもので尾高尚忠の歿後70年にあたります。私は音楽は門外漢ですが、この作品は「遺作」といわれますが、調性が明確でロマンティックで素敵な作品で大好きです。ランパル、吉田雅夫など伝統的演奏もありますが、この系譜の中で羽鳥さんのフルートと渋川さんのピアノが奏でる調べは新しく一層素晴らしく、双方が調和していて（一種の緊張感にも）感動しました。通常はオーケストラの伴奏だと思いますが、未だ39歳の若さで早世した作曲家の滾るような横溢する情念が、フルートとピアノの奏でるもどかしいような旋律を通して全曲に感じ取れました。何回聞いても第2楽章レントが秀逸です。フルートの奏でる瞑想的な調べには日本の田園美を彷彿させる東洋の神髄そのものの旋律を感じます。尾高尚忠のチェロ協奏曲と並んで愛聴している逸品を有難うございました。

[@dur.]

この曲はこれまでに２回しか聴いたことがありませんでしたが、フルート吹きとしてはチャレンジする意欲を掻き立てられる曲だと思います。

[@maxiriev179]

尾高尚忠氏のこの作品、もっとレパートリーに定着すべきと思ってます。
作曲当初、森・吉田の両氏よりイベールのと似ていると指摘されたようですが、
小生も拙い思考ながらそのように感じておりました。
それが作曲者も手記で伝えられているように、第一楽章のサイズ感・第二楽章のエキゾチックさ・第三楽章の舞曲的要素といった一致よりももっと精神的なフルートのための美麗なるものの創造に対するエナジーだと理解するのに多くの奏者の演奏をくり返し必要がありました。
ここでこの曲のすばらしい演奏に出会えたことに喜びを感じます。
氏のご子息でありピアノ伴奏編曲者である惇忠も鬼籍に入られたとのこと。
尾高氏の作品を益々伝えられることを願っております。

[@thegreatestst-onkomatsujyoko]

コロナ禍から立ち上がり脱コロナストレスとして発散として素敵なお二人により赤字市民ホール寄与としてこの曲入れて優美にこの衣装で全国ツアーで及び来ぬ人を待つ老人福祉施設慰問演奏を年末年始と通年いかがでしょうか。
記載しても私と輪の関係者は全く支払い無しなのであしからずご理解ください。2022/11/22

[@Satox_-wb3rd]

再生速度あげてしまったのかと思ったら通常速度だった。1楽章、せっかちだな...。