浜松の中心市街地が商業集積地だった頃(1960〜90年代)

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  • čas přidán 6. 09. 2024
  • 浜松市の中心市街地には、1960年代から70年代にかけて大型商業施設の出店が相次いだ。現在は、遠鉄百貨店や浜松駅ビルのメイワン、アクトシティ浜松、ザザシティ浜松、かじ町プラザなどが営業しているが、昔はさらに多くの大型店が存在していた。
    これらの大型店は閉店してしまったが、決して浜松の商環境が悪化したというわけではなく、2000年以降は店舗面積50,000㎡を超える二つのイオンモールと、40,000㎡代のプレ葉ウォーク、20,000㎡のサンストリート浜北などの大型商業施設が出店し、買い物の場が中心部から郊外へとシフトしてきた。このような状況であるがため、充実した郊外型商業施設のほか、中心市街地に行けば遠鉄百貨店もあり、不便することもなく多くの浜松市民に不満があるというわけではない。しかし、郊外の大型商業施設ばかりではダメなのだ。駅やバスターミナルがある中心市街地こそが都市の顔であり、一度地方を離れた若者を引き戻す動機になるのは間違いないと思う。
    【遠鉄名店ビル】
    店舗面積:4,408㎡寄合百貨店
    営業期間:昭和42年(1967年)10月〜平成6年(1994年)12月
    現在:野村証券浜松支店などが入るオフィスビル「遠鉄田町ビル」
    【丸井浜松店】
    店舗面積:8,111㎡商業施設
    営業期間:昭和49年(1974年)8月〜平成6年(1994年7月)
    現在:立体駐車場と結婚式場が営業する「新棒屋会館」
    【ジャスコ浜松店】
    店舗面積:1,419㎡商業施設
    営業期間:昭和36年(1961年12月)〜昭和50年代
    現在:地上8階建てオフィスビル「浜松シティビル」
    【西武百貨店浜松店】
    店舗面積:22,585㎡百貨店
    営業期間:昭和46年(1971年)10月〜平成9年(1997年)12月
    現在:ザザシティ浜松西館
    【松菱】
    店舗面積:22,585㎡百貨店
    営業期間:昭和12年(1937年)6月〜平成13年(2001年)11月
    現在:328億円の負債を抱えて経営破綻により閉店。その後、大丸の出店やオフィスビルの建設も検討されたが実現に至らず、更地の状態が続く。
    【長崎屋浜松店】
    店舗面積:3,846㎡商業施設
    営業期間:昭和44年(1969年)3月〜平成4年(1992年)1月
    現在:B-2ビル
    【浜松モールプラザサゴー】
    店舗面積:2,781㎡寄合百貨店
    営業期間:昭和49年(1974年)5月〜平成24年(2012年)2月29日
    現在:時間貸し立体駐車場
    【ニチイ浜松店】
    店舗面積:8,389㎡商業施設
    営業期間:昭和44年(1969年)9月〜平成3年(1991年)2月
    現在:浜松まちなかにぎわい協議会などが入る「遠鉄モール街ビル」
    【イトーヨーカドー浜松駅前店】
    店舗面積:16,700㎡商業施設
    営業期間:昭和62年(1987年)7月〜平成19年(2007年)1月
    現在:飲食店やホテル、場外馬券場などが入る商業施設「かじ町プラザ」

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